140 / 280
5章 コトナとコトノ編
勇者の旅 その23
しおりを挟む
ダンジョンマスターの男はヤスダという名前で、軽く遊び程度にダンジョンに潜ってくれと頼んで来たです。
少し迷ったですが、ステラとトージが同じ転生者のよしみって事で入る事にしたです。
ダンジョンは洞窟型で1階層しか無く、本当に最近出来たという感じです。
魔物も最弱のコロコロしか居ないですね。
「正直、ダンジョン運営舐めてたわ!もう2年運営してるんだけど、コロコロと転ばせる罠だけだと虫も殺せないから全然ポイント貰えないんだ。」
何故かダンジョンマスターも一緒にダンジョンへ入ったです。
どうやらダンジョンマスターになって2年間誰とも会わなくて寂しかったようです。
そのままマスタールームへ着くと、六畳一間にちゃぶ台というレトロな部屋だったです。
「白湯しか出せなくてすまないな。」
ヤスダは人数分の白湯を出してくれたです。
ちなみにコトノ達は、コトノ、ステラ、トージだけで、残りのメンバーは馬車で待機です。
「見た感じだと何も防衛出来そうに無いダンジョンだったけど大丈夫なのか?」
トージがみんなが思っていた事を聞いてくれたです。
「一応、初期ポイントがまぁまぁ有ったんだが、マスターが死んだら終わりだと思って、自分を強化してたらダンジョンを強化するポイントが足りなくなってたんだ。」
「アホだね。」
ステラが率直な意見を言ったです。
「うっ、俺も失敗したと思ってるよ。今は偶々ダンジョンに侵入してきた小動物や虫を俺自身が倒して食料が得られる分のポイントは稼げているが、正直ジリ貧だ。お前達に手伝いを頼みたいんだが良いだろうか?上手くいったらダンジョンポイントでしか入手出来無いからアイテムをあげるって事で。」
「俺は良いぜ、急ぐ旅でもないしな。」
「私も手伝うほうに賛成。ダンジョン運営に少し興味あるし。」
「わかったです。じゃあさっさと始めるですよ!ダンジョンポイントが得られる条件は、ダンジョンに侵入者が入った時、ダンジョン側が侵入者を撃退した時、ダンジョン内部で侵入者が生き絶えた時ですね。」
「あぁ、そうだ。」
「なので、コトノ達がダンジョン内で魔物を倒しまくれば問題解決です!」
「なるほど、それだけで良いのか。」
トージは納得してるようですが、トージが倒すとテイムしてしまい、多分ダンジョン側にポイント入らないかもです。
なので今回トージは見学です。
「しかしこの辺りは魔物が少ない地域だから、探してここまで連れてくるのは大変じゃないか?」
ヤスダは魔物を連れてくる事の大変さを危惧しているですが、コトノはそんな事関係ないのです。収納にはたっぷりと魔物が生きたまま入っているですからね!
「コトノ、収納に魔物どのくらい入っているの?」
「5000兆匹です!」
「はっ?!」
「嘘です、約300万匹です。」
コトナがちょくちょくスタンピードの起こりそうな所から間引いてるので結構いるですよ!
ゴブリンやオークなどが多いです、繁殖力が凄くて、まるで雑草なのです。
「なんで嘘ついた?いやコトノだと5000兆でもありそうだと思っている私もおかしいのか。」
ステラは毒されてるなーと呟いているです。
いくらコトノでも5000兆匹の魔物は創造しないと無理です。
少し迷ったですが、ステラとトージが同じ転生者のよしみって事で入る事にしたです。
ダンジョンは洞窟型で1階層しか無く、本当に最近出来たという感じです。
魔物も最弱のコロコロしか居ないですね。
「正直、ダンジョン運営舐めてたわ!もう2年運営してるんだけど、コロコロと転ばせる罠だけだと虫も殺せないから全然ポイント貰えないんだ。」
何故かダンジョンマスターも一緒にダンジョンへ入ったです。
どうやらダンジョンマスターになって2年間誰とも会わなくて寂しかったようです。
そのままマスタールームへ着くと、六畳一間にちゃぶ台というレトロな部屋だったです。
「白湯しか出せなくてすまないな。」
ヤスダは人数分の白湯を出してくれたです。
ちなみにコトノ達は、コトノ、ステラ、トージだけで、残りのメンバーは馬車で待機です。
「見た感じだと何も防衛出来そうに無いダンジョンだったけど大丈夫なのか?」
トージがみんなが思っていた事を聞いてくれたです。
「一応、初期ポイントがまぁまぁ有ったんだが、マスターが死んだら終わりだと思って、自分を強化してたらダンジョンを強化するポイントが足りなくなってたんだ。」
「アホだね。」
ステラが率直な意見を言ったです。
「うっ、俺も失敗したと思ってるよ。今は偶々ダンジョンに侵入してきた小動物や虫を俺自身が倒して食料が得られる分のポイントは稼げているが、正直ジリ貧だ。お前達に手伝いを頼みたいんだが良いだろうか?上手くいったらダンジョンポイントでしか入手出来無いからアイテムをあげるって事で。」
「俺は良いぜ、急ぐ旅でもないしな。」
「私も手伝うほうに賛成。ダンジョン運営に少し興味あるし。」
「わかったです。じゃあさっさと始めるですよ!ダンジョンポイントが得られる条件は、ダンジョンに侵入者が入った時、ダンジョン側が侵入者を撃退した時、ダンジョン内部で侵入者が生き絶えた時ですね。」
「あぁ、そうだ。」
「なので、コトノ達がダンジョン内で魔物を倒しまくれば問題解決です!」
「なるほど、それだけで良いのか。」
トージは納得してるようですが、トージが倒すとテイムしてしまい、多分ダンジョン側にポイント入らないかもです。
なので今回トージは見学です。
「しかしこの辺りは魔物が少ない地域だから、探してここまで連れてくるのは大変じゃないか?」
ヤスダは魔物を連れてくる事の大変さを危惧しているですが、コトノはそんな事関係ないのです。収納にはたっぷりと魔物が生きたまま入っているですからね!
「コトノ、収納に魔物どのくらい入っているの?」
「5000兆匹です!」
「はっ?!」
「嘘です、約300万匹です。」
コトナがちょくちょくスタンピードの起こりそうな所から間引いてるので結構いるですよ!
ゴブリンやオークなどが多いです、繁殖力が凄くて、まるで雑草なのです。
「なんで嘘ついた?いやコトノだと5000兆でもありそうだと思っている私もおかしいのか。」
ステラは毒されてるなーと呟いているです。
いくらコトノでも5000兆匹の魔物は創造しないと無理です。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
188
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる