13 / 17
13.さぁ次の国へ!
しおりを挟む
「証拠は隠滅しておきました・・・」
「え?!何処行った?!」
「完全に痕跡を消しましたわね?」
「凄いですぅ!」
「えっ怖っ!」
「・・・うん、カナタに任せるよ⭐︎」
バイオレットは顔が引き攣り、リーフェは素直に関心した様子、ハァトは完全犯罪を見て戦慄している。
そして勇者アキフミはもう諦めたのか爽やか勇者のフリして考えるのをやめた。
ちなみに証拠隠滅方法は証拠を全て異空間収納に仕舞っただけのお手軽方法!
異空間収納って目の前で見せても一瞬で何かが消えるだけにしか見えないんだよね。
ここからは見えない俺達が乗っていた馬車と馬、バカ勇者が乗って来たボロ馬車と貧相な馬、それとバイオレットがやった爆発魔法の跡、バカ共の死体と電撃の罠。
つまり俺達とバカ共がここにいた痕跡全てまるっと収納したのさ!
「やっと崖の上に戻って来れましたね。」
「ああ、でもどうしようか?これからは徒歩で旅をする事になりそうだよ。」
勇者アキフミの言葉にみんな顔を顰めます。そうだよねぇ歩きたくないよねぇ。
「ここでもう一つ私の切り札を暴露しましょう!」
「カナタは色んな物が出てくるから飽きないよね⭐︎」
勇者アキフミは遠い目で爽やかキャラを演じた。しかしカナタには効果が無かった!
「まず木材を用意します。」
収納していた丸太を取り出す。
「次に良い感じに組み立てます。」
生産能力を使って材料を触媒に完成形を生み出す。
「最後に自走する為の機能を付与して完成です!」
付与魔法で車のような自動で走る魔道具にすれば完成!
前の馬車より少し大きめの大型バスの完成!
用意した材料は丸太なのに出来上がるのが鉄の塊ってどうなってるんだろうね?
エンジンやガソリンが用意出来ないから形だけ似せて動力は魔力なんだけどね。
「な、なんですの?!」
「凄いですぅ!流石カナタちゃん!さすカナ!」
「色々世界の法則無視しませんでした?!ねぇ?!」
「わぁいバスだぁ!僕バス大好き!」
流石にあちらのデザインまんまは前世がバレるので異世界っぽいデザインに落とし込んでいる。
いや、異世界と言うよりスチームパンクかな?
もし現代でも蒸気機関が廃れなかったら、みたいなイメージ。
「さぁ乗り込んでください。あ、操縦は魔力を使うのでサポーターの皆さんは交代で操縦してくださいね。」
タイヤをゴム製にイメージしたので前の馬車より快適だな!
動力も高効率にしているからサポーター達の魔力量でも長距離走ることが出来ている。良い出来だ!
「あ、次の国への国境が見えて来ました」
「本当かい?早いなぁ!」
「なんでこの馬なし馬車こんなに早く動くのに揺れませんの?」
「ぐうぐう・・・すやぁ」
「もしかしてカナタちゃんは神なのでは?」
さぁ次の国へ行くよ!
「え?!何処行った?!」
「完全に痕跡を消しましたわね?」
「凄いですぅ!」
「えっ怖っ!」
「・・・うん、カナタに任せるよ⭐︎」
バイオレットは顔が引き攣り、リーフェは素直に関心した様子、ハァトは完全犯罪を見て戦慄している。
そして勇者アキフミはもう諦めたのか爽やか勇者のフリして考えるのをやめた。
ちなみに証拠隠滅方法は証拠を全て異空間収納に仕舞っただけのお手軽方法!
異空間収納って目の前で見せても一瞬で何かが消えるだけにしか見えないんだよね。
ここからは見えない俺達が乗っていた馬車と馬、バカ勇者が乗って来たボロ馬車と貧相な馬、それとバイオレットがやった爆発魔法の跡、バカ共の死体と電撃の罠。
つまり俺達とバカ共がここにいた痕跡全てまるっと収納したのさ!
「やっと崖の上に戻って来れましたね。」
「ああ、でもどうしようか?これからは徒歩で旅をする事になりそうだよ。」
勇者アキフミの言葉にみんな顔を顰めます。そうだよねぇ歩きたくないよねぇ。
「ここでもう一つ私の切り札を暴露しましょう!」
「カナタは色んな物が出てくるから飽きないよね⭐︎」
勇者アキフミは遠い目で爽やかキャラを演じた。しかしカナタには効果が無かった!
「まず木材を用意します。」
収納していた丸太を取り出す。
「次に良い感じに組み立てます。」
生産能力を使って材料を触媒に完成形を生み出す。
「最後に自走する為の機能を付与して完成です!」
付与魔法で車のような自動で走る魔道具にすれば完成!
前の馬車より少し大きめの大型バスの完成!
用意した材料は丸太なのに出来上がるのが鉄の塊ってどうなってるんだろうね?
エンジンやガソリンが用意出来ないから形だけ似せて動力は魔力なんだけどね。
「な、なんですの?!」
「凄いですぅ!流石カナタちゃん!さすカナ!」
「色々世界の法則無視しませんでした?!ねぇ?!」
「わぁいバスだぁ!僕バス大好き!」
流石にあちらのデザインまんまは前世がバレるので異世界っぽいデザインに落とし込んでいる。
いや、異世界と言うよりスチームパンクかな?
もし現代でも蒸気機関が廃れなかったら、みたいなイメージ。
「さぁ乗り込んでください。あ、操縦は魔力を使うのでサポーターの皆さんは交代で操縦してくださいね。」
タイヤをゴム製にイメージしたので前の馬車より快適だな!
動力も高効率にしているからサポーター達の魔力量でも長距離走ることが出来ている。良い出来だ!
「あ、次の国への国境が見えて来ました」
「本当かい?早いなぁ!」
「なんでこの馬なし馬車こんなに早く動くのに揺れませんの?」
「ぐうぐう・・・すやぁ」
「もしかしてカナタちゃんは神なのでは?」
さぁ次の国へ行くよ!
13
あなたにおすすめの小説
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる