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第5章 意外なスキル
20話 ヒロトシの忠告
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サンライトでは、お客様からドラゴン焼きのリクエストが多く、日々訴えかのように、ヒロトシに報告として上がってきていた。
「ご主人様どういたしましょう……」
「どういたしましょうと言われてもなあ……原材料が無ければどうにもならんだろ?」
「ですよね……」
「まあ、とりあえず店頭に張り紙をしておくしかないだろうな」
「分かりました」
ヒロトシは、シュガー村に出張している護衛メンバーに、魔の森に入った時、赤豆が自生していないか注意してくれと言っておいたが、やはり赤豆は自生してはいなかった。赤豆の生産は、ミトンの町より遥か南でもっと暖かい地域の産物だったからだ。
「こんな事なら、全部使わず種豆を取っておいても良かったのかもな。失敗した……」
「赤豆を育てるつもりですか?」
「まあ、やってみても良かったという話だ。まずこの地域じゃ育たないかもしれないけどな」
それから、2ヶ月が過ぎた頃、又ベックと護衛を務める冒険者達が㋪美研を訪ねた。この冒険者は、パルランを拠点にしている冒険者で往復の護衛を務めているのだろうと思った。
「ヒロトシ様ご無沙汰してます。前来た時は本当にありがとうございました。おかげで家族一同路頭に迷うことがありませんでした」
「いやいや。俺もいい思いをしたし、困った時はお互い様だ」
「いい思い?」
「ああ!この間ベックさんから購入した赤豆本当に人気があってな」
「はっ?赤豆が人気?」
「ああ。ベックさんがいつ来るのか?町の人間は首を長くして待っていたんだぞ?」
「本当に赤豆をミトンの町で流行らせたのですか?」
「そう約束したじゃないか?それで今回はどれほど持ってきたんだ?」
「はい……まさか本当に流行らせると思っていなかったので前回と同じぐらいで……」
「ああ。構わないよ。全部購入しよう」
「ありがとうございます!」
ベックは、ヒロトシが神のように見えた。
「それで次は、いつミトンの町に行商しに来るんだ?」
「多分、次は休憩を入れると思います。だから、4か月先になるかと思いますね」
「そ、そうか……」
「そんなに赤豆が流行っているのですか?」
「まあ、そうなんだが。無理はしなくていいよ。旅は危険なものだから、ベックさんの予定通りにしてくれて構わないよ」
「わ、わかりました。その……良かったらその赤豆を使った料理を味わさせて頂けませんか?」
「時間がかかるがよろしいですか?」
「ええ!構いません。そんな人気のある料理なら一度味わいたいものです」
「それじゃちょっとお待ちください。セバス!アヤに言って全員分この赤豆で3種類作ってきてくれ」
「はい。承知いたしました」
ヒロトシは、ドラゴン焼きが出来るまでベックとの雑談を楽しんだのだった。そして、ドラゴン焼きが運ばれてきて、ベック達はドラゴン焼きを口に入れた瞬間目を見開いて驚いた。
「なんで赤豆がこんなに柔らかくなっているんだ?それにこんな食感、今までに感じたことが無い!」
ベックは、こんなスイーツ見た事も無かった。確かにこれなら町で流行るはずだと納得し、冒険者達も納得しているようだった。
「お気に召したようで嬉しいです」
「これなら、もっとたくさんの赤豆を仕入れてくるべきでした。私も商人としてまだまだと痛感いたしました……」
「そんなこと思わなくて大丈夫ですよ」
「いえいえ……ヒロトシ様に脱帽しました。これなら休憩などしている訳には!」
「駄目です!」
「えっ?」
ヒロトシは、ベックが無理をして行商をしようとするのを、大きな声を出して忠告した。
「大きな声を出してすいません。しかし、貴方は4か月は休憩すると言ったはずです。今回もすぐに折り返して行商をしたのでしょ?休憩はちゃんと取ってください!」
「しかし、こんな売り上げを出す商品……」
「ベックさん、欲張っては駄目です。今回、赤豆を同じ量を持ってきたと言っても損したわけじゃありません。ちゃんと利益が出るはずです」
「ですが……」
「いいですか?今回貴方の判断でその量を行商したのです。これは、貴方の今までの経験でそうしたはずです。しかし、前回全く売れなかったとしたら、今回その量はもってきていませんよね?」
「そりゃ確かに売れなければ、持ってきてもしょうがないですからね」
「厳しい事を言いますが、それが今のあなたの実力なんです。これ以上欲を出しては手痛いしっぺ返しを食らう事になります」
「だけど儲かると分かっていて、行動を起こさないと言うのは商人としてどうかと思うのでが……」
「そうですか?俺の言う事が理解できないと?」
「こればかりは何と言われても、うちにも生活があるし儲けれるときに儲けないと、その波に乗れなくなってしまいます」
ベックの言う事はなにもおかしいものではなかった。そのことを聞きヒロトシはベックの行動を制する事などできなかった。
「俺が、貴方の行動にどうこう言える訳がありませんでしたね……」
「そんなに心配しなくても大丈夫です。私はミトンの町に何回も往復している行商人です。すぐに引き返してまいります」
「忠告はしましたよ?絶対に無理はしないでください」
そう言ってベックは笑顔でパルランの町へと帰っていった。その後ろ姿を最後に、ヒロトシとベックは最後の別れとなる。これほどまでに、この世界の旅は危険なものだった。長い旅路を終え、ベックは早速ゴダの村で赤豆を仕入れていた。
「やあ、ベックさんじゃないか」
「村長。お久しぶりです。又、赤豆を仕入れに来ました」
「そんなに仕入れて大丈夫なのか?ワシ等、ゴダの村としてはありがたいのだが、そんなにこの赤豆を気に入ったところがあるのかのう?」
「ああ!この赤豆を美味しくしてくれる所があってな」
「ほううう!それはどこかのう?」
「それは内緒だ。俺が、この赤豆でこの村を裕福にしてやるから任せな」
「まあ、ベックさんには専属契約しておるからの。しかし、そんなに町との往復大丈夫かの?」
「ああ!こんだけ大量に仕入れたんだ。死ぬわけにはいかねえよ」
ベックは、ヒロトシの忠告を無視して、400kgの赤豆を仕入れていた。これは借金をしてまで、この取引にかけていたのだ。
「おい旦那……馬車にこんなに積み込んで大丈夫なのか?」
護衛を務める冒険者達は不安にかられていた。マジックバックに3つにそれぞれ100kg詰め込み、馬車に100kg積んでいたのだ。
こうなるといざというとき、馬車のスピードが出ないからだ。冒険者達はそこのところが物凄く嫌な予感がしていた。
冒険者達もプロだが、やはり行商人の方もいざというときの為に、それなりの逃げの手段は残しておいてほしいのである。もし、馬車のスピードが出なければ、最悪依頼主が死亡し依頼が失敗に終わると、冒険者の方も痛い目を見る事になる。
「大丈夫だ!この行商が成功すれば、ボーナスをはずんでもいいと考えているからな」
「「「「「ほんとうか?」」」」」」
「なら、より気合入れて頑張らないとな」
冒険者達は雇われているので、そんなにきつく否定も出来なかった。しかし、このボーナスという魅惑の言葉が冒険者達の判断も狂わせた。
「ねえ、本当に大丈夫なの?」
「たしかにあの量は普通じゃねえよ」
「そんな事を言っても決めるのはベックの旦那であって、俺達がどうこう言えるもんじゃねえぜ?」
「だけど、守るのはあたし達でしょ?もし、今まで違う魔物が出てきたらどうすんのよ?」
「だけど、この行商が成功すれば何も問題はないんだろ?」
「お前は、ボーナスという言葉だけで判断しているんじゃないのか?」
「何だよそれが何が悪いんだ?お前達だってボーナスが欲しくねえのか?」
「そりゃそうだが……」
「だったら、ボーナスを貰える様に頑張ったらいいだけの事だろ?」
「でも……」
「お前妹がいただろ?治療費を稼がないといけないんじゃないのか?そのせいで貧乏暮らしじゃねえか?」
「妹の事は言わないでよ」
「だったら、もっと頑張らないといけねえよな?他の奴らも金は必要だろ?だったら、もっと気張るしかねえじゃねえのか?」
パーティーの中の一人は、みんなを説得し渋々ながらも賛同を得たのだった。冒険者達もこの旅で地獄の門が開いているのも知らずに。
「ご主人様どういたしましょう……」
「どういたしましょうと言われてもなあ……原材料が無ければどうにもならんだろ?」
「ですよね……」
「まあ、とりあえず店頭に張り紙をしておくしかないだろうな」
「分かりました」
ヒロトシは、シュガー村に出張している護衛メンバーに、魔の森に入った時、赤豆が自生していないか注意してくれと言っておいたが、やはり赤豆は自生してはいなかった。赤豆の生産は、ミトンの町より遥か南でもっと暖かい地域の産物だったからだ。
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それから、2ヶ月が過ぎた頃、又ベックと護衛を務める冒険者達が㋪美研を訪ねた。この冒険者は、パルランを拠点にしている冒険者で往復の護衛を務めているのだろうと思った。
「ヒロトシ様ご無沙汰してます。前来た時は本当にありがとうございました。おかげで家族一同路頭に迷うことがありませんでした」
「いやいや。俺もいい思いをしたし、困った時はお互い様だ」
「いい思い?」
「ああ!この間ベックさんから購入した赤豆本当に人気があってな」
「はっ?赤豆が人気?」
「ああ。ベックさんがいつ来るのか?町の人間は首を長くして待っていたんだぞ?」
「本当に赤豆をミトンの町で流行らせたのですか?」
「そう約束したじゃないか?それで今回はどれほど持ってきたんだ?」
「はい……まさか本当に流行らせると思っていなかったので前回と同じぐらいで……」
「ああ。構わないよ。全部購入しよう」
「ありがとうございます!」
ベックは、ヒロトシが神のように見えた。
「それで次は、いつミトンの町に行商しに来るんだ?」
「多分、次は休憩を入れると思います。だから、4か月先になるかと思いますね」
「そ、そうか……」
「そんなに赤豆が流行っているのですか?」
「まあ、そうなんだが。無理はしなくていいよ。旅は危険なものだから、ベックさんの予定通りにしてくれて構わないよ」
「わ、わかりました。その……良かったらその赤豆を使った料理を味わさせて頂けませんか?」
「時間がかかるがよろしいですか?」
「ええ!構いません。そんな人気のある料理なら一度味わいたいものです」
「それじゃちょっとお待ちください。セバス!アヤに言って全員分この赤豆で3種類作ってきてくれ」
「はい。承知いたしました」
ヒロトシは、ドラゴン焼きが出来るまでベックとの雑談を楽しんだのだった。そして、ドラゴン焼きが運ばれてきて、ベック達はドラゴン焼きを口に入れた瞬間目を見開いて驚いた。
「なんで赤豆がこんなに柔らかくなっているんだ?それにこんな食感、今までに感じたことが無い!」
ベックは、こんなスイーツ見た事も無かった。確かにこれなら町で流行るはずだと納得し、冒険者達も納得しているようだった。
「お気に召したようで嬉しいです」
「これなら、もっとたくさんの赤豆を仕入れてくるべきでした。私も商人としてまだまだと痛感いたしました……」
「そんなこと思わなくて大丈夫ですよ」
「いえいえ……ヒロトシ様に脱帽しました。これなら休憩などしている訳には!」
「駄目です!」
「えっ?」
ヒロトシは、ベックが無理をして行商をしようとするのを、大きな声を出して忠告した。
「大きな声を出してすいません。しかし、貴方は4か月は休憩すると言ったはずです。今回もすぐに折り返して行商をしたのでしょ?休憩はちゃんと取ってください!」
「しかし、こんな売り上げを出す商品……」
「ベックさん、欲張っては駄目です。今回、赤豆を同じ量を持ってきたと言っても損したわけじゃありません。ちゃんと利益が出るはずです」
「ですが……」
「いいですか?今回貴方の判断でその量を行商したのです。これは、貴方の今までの経験でそうしたはずです。しかし、前回全く売れなかったとしたら、今回その量はもってきていませんよね?」
「そりゃ確かに売れなければ、持ってきてもしょうがないですからね」
「厳しい事を言いますが、それが今のあなたの実力なんです。これ以上欲を出しては手痛いしっぺ返しを食らう事になります」
「だけど儲かると分かっていて、行動を起こさないと言うのは商人としてどうかと思うのでが……」
「そうですか?俺の言う事が理解できないと?」
「こればかりは何と言われても、うちにも生活があるし儲けれるときに儲けないと、その波に乗れなくなってしまいます」
ベックの言う事はなにもおかしいものではなかった。そのことを聞きヒロトシはベックの行動を制する事などできなかった。
「俺が、貴方の行動にどうこう言える訳がありませんでしたね……」
「そんなに心配しなくても大丈夫です。私はミトンの町に何回も往復している行商人です。すぐに引き返してまいります」
「忠告はしましたよ?絶対に無理はしないでください」
そう言ってベックは笑顔でパルランの町へと帰っていった。その後ろ姿を最後に、ヒロトシとベックは最後の別れとなる。これほどまでに、この世界の旅は危険なものだった。長い旅路を終え、ベックは早速ゴダの村で赤豆を仕入れていた。
「やあ、ベックさんじゃないか」
「村長。お久しぶりです。又、赤豆を仕入れに来ました」
「そんなに仕入れて大丈夫なのか?ワシ等、ゴダの村としてはありがたいのだが、そんなにこの赤豆を気に入ったところがあるのかのう?」
「ああ!この赤豆を美味しくしてくれる所があってな」
「ほううう!それはどこかのう?」
「それは内緒だ。俺が、この赤豆でこの村を裕福にしてやるから任せな」
「まあ、ベックさんには専属契約しておるからの。しかし、そんなに町との往復大丈夫かの?」
「ああ!こんだけ大量に仕入れたんだ。死ぬわけにはいかねえよ」
ベックは、ヒロトシの忠告を無視して、400kgの赤豆を仕入れていた。これは借金をしてまで、この取引にかけていたのだ。
「おい旦那……馬車にこんなに積み込んで大丈夫なのか?」
護衛を務める冒険者達は不安にかられていた。マジックバックに3つにそれぞれ100kg詰め込み、馬車に100kg積んでいたのだ。
こうなるといざというとき、馬車のスピードが出ないからだ。冒険者達はそこのところが物凄く嫌な予感がしていた。
冒険者達もプロだが、やはり行商人の方もいざというときの為に、それなりの逃げの手段は残しておいてほしいのである。もし、馬車のスピードが出なければ、最悪依頼主が死亡し依頼が失敗に終わると、冒険者の方も痛い目を見る事になる。
「大丈夫だ!この行商が成功すれば、ボーナスをはずんでもいいと考えているからな」
「「「「「ほんとうか?」」」」」」
「なら、より気合入れて頑張らないとな」
冒険者達は雇われているので、そんなにきつく否定も出来なかった。しかし、このボーナスという魅惑の言葉が冒険者達の判断も狂わせた。
「ねえ、本当に大丈夫なの?」
「たしかにあの量は普通じゃねえよ」
「そんな事を言っても決めるのはベックの旦那であって、俺達がどうこう言えるもんじゃねえぜ?」
「だけど、守るのはあたし達でしょ?もし、今まで違う魔物が出てきたらどうすんのよ?」
「だけど、この行商が成功すれば何も問題はないんだろ?」
「お前は、ボーナスという言葉だけで判断しているんじゃないのか?」
「何だよそれが何が悪いんだ?お前達だってボーナスが欲しくねえのか?」
「そりゃそうだが……」
「だったら、ボーナスを貰える様に頑張ったらいいだけの事だろ?」
「でも……」
「お前妹がいただろ?治療費を稼がないといけないんじゃないのか?そのせいで貧乏暮らしじゃねえか?」
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「だったら、もっと頑張らないといけねえよな?他の奴らも金は必要だろ?だったら、もっと気張るしかねえじゃねえのか?」
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