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見られながらのセックス【凌】01
しおりを挟む「や、ぁ……いま、イって……んぁッ」
白濁は吐き出し終わっていたが、身体はまだその余韻に支配されていた。
腹筋をひくひくと揺らしながら脱力していた僕は、再び身体を襲った刺激にいやいやと首を横に振る。後孔に颯斗の指が触れていた。
僕の白濁を絡めた指が、くちゅくちゅと入り口を弄っている。
「あ、……だ、め。待って、って……」
僕の制止の声に、颯斗は何も答えてくれなかった。もちろん、その指の動きも止まらない。
すでに準備を済ませてあるそこは、ぬぷぬぷと押される感覚に素直に答え、堪らない快感を僕の身体に伝えてきた。敏感になった僕の身体はそんな刺激さえ、びくびくと身体を大きく震わせるほどに感じてしまう。
「あ、ぁあッ……はや、と……や、ぁ」
「早く、ここに入りたい」
「ん、ァあ……ッ」
低い声でそう告げたかと思えば、颯斗の指がつぷんと後孔に差し込まれた。ぐぐっと一気にナカに押し込まれていく。
さっきの言葉といい、颯斗はいつもよりも余裕がないみたいだ。いつもは丁寧に優しくほぐしてくれるのに、今日の動きは少しだけ乱暴だ。
「あ、あ……」
でも、その指は僕のいい場所をよく知っている。多少強引でも的確に僕の弱い場所を刺激してきた。ナカでぐにぐにと動かされれば気持ちよくてたまらない。声が我慢できない。
いつの間にか押さえこまれているわけでもないのに、脚は大きく開いたままになっていた。
正面の二人のことすら忘れて、僕は颯斗の指の感触を堪能する。僕の白濁だけでは滑りが不十分だと感じたのか、すぐにローションが足された。
ぬるぬるを纏った指が今度は二本、僕のナカへと滑り込んでくる。ローションを塗り込むように前後に動かされると、ぬちゅっと卑猥な濡れた音が僕の耳にも届いた。
反対の手が双珠に触れる。そちらもローションを纏っていた。ぬるぬると優しく転がすように揉まれる。会陰もなぞるように刺激され、その気持ちよさに身体から力が抜けていった。
脱力したタイミングを見計らって、ぐちっとそこを拡げるように指が動かされる。その刺激すら、気持ちがいい。
「―――凌、気持ちいい?」
「ん、ぁ……すごく、いい」
「そう。よかった」
更に指が追加された。これで三本だ。圧迫感はあったが痛みは感じない。むしろ、ぎっちりと咥えさせられる感覚は満足感すらある。
脚をM字に大きく開き、その指を奥まで受け入れる。
「……ほら、あっちはもう三本入ってるよ」
「うそ……っ、ぁン」
向こうからそんな声が聞こえたが、それすらもう気にならなくなっていた。
僕には、颯斗から与えられる感覚だけがすべてだ。早く、颯斗の熱いのがここに欲しい。
さっきからずっと、颯斗の熱が背中に触れているのには気づいていた。硬く張り詰めたそれは、すぐにでも僕のナカに入りたそうにしている。どくどくと脈打つ感覚が伝わってくるみたいだ。
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