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round❶(ディオネ視点)
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「ディオネ、いるかい?一緒にお茶にしよう。」
そう、王宮にある自室で私を呼ぶのは、私の婚約者で、この国、ミトラス王国の唯一の王太子であるラーツ様。今年で2人とも17歳で、成人として認められる。
私とラーツ様は、婚約した9歳の時から仲睦まじいと有名で、王宮ではいつも一緒にいる。
「えぇ、おりますわラーツ様。今お茶の準備をさせます。もう少しお待ちくださいませ。ベラ。」
お茶の準備をしようと、侍女のベラをよんだ。
「あぁ、お茶の準備は、もうしてあるよ。ディオネ、今日は庭園でお茶にしよう。おいで。」
そう言って、ラーツ様は私の手をとり、甘く微笑んで庭園へと足を進めた。
「………すごいわ…、ラーツ様…これは、、。」
「あぁ、成人のお祝いとして、陛下達からの贈り物だよ。この青薔薇は、私からの贈り物。」
「綺麗……、青薔薇なんてあったのね。初めて見たわ。」
私は驚きを隠せなかった。今まで何度も庭園には、訪れたことがあるのに、薔薇は、白と赤しかみたことがなかったからだ。
「それは、私が前から研究して、やっと咲いたんだ。ディオネのような青く澄んだ目のような青薔薇を送りたくてね。」
とても嬉しそうな顔をしているラーツ様は、カッコよくて思わず見惚れていた。
そして、自分はラーツ様に何も用意してなかったことに気づき青ざめた。
「ラーツ様…申し訳ありません…。こんなにも綺麗で美しいプレゼントを頂いたのに、まだ私は用意出来ておらず…。」
一輪の青薔薇を手に私は俯いた。
「気にする事はない。サプライズだったから、用意出来ていないのは当たり前だよ。」
と私の頭を撫でて言った。
「ですが…!」
「シッ…私がいいと言っているのだから。悲しい顔よりも笑顔を見せてくれ。それが1番のプレゼントだよ。」
私の唇に指を当てて、甘く私に囁いた。
「それに…もうすぐ君は私だけのものになるのだから…。」
囁かれたことに照れて、その後の言葉を私はきいていなかった。それが私の自由を奪うことになるとは知らずに…。
「で、では、お茶にしましょう?」
恥ずかしくて、話をそらそうとラーツ様に話しかけた。
「ふふ。そうだね。」
なにやら、楽しそうに笑って私を席にエスコートした。
「失礼致します。こちらダージリンティーにございます。」
ベラがカップに注ぎながら言った。
「ありがとう。…やっぱりベラのお茶は最高ね。香りもたっているし。」
ホゥ…と息をはきながら言った。
「ありがとうございます。」
「美味しいね。ディオネの専属なだけあるね。」
ラーツ様も気に入った様子だった。
「少し2人きりにしてくれるかな?」
と、ラーツ様が微笑みながら頼んで、侍女と護衛達をさげさせた。
「ディオネ。今年で私たちは成人だ。これから私は王太子としての公務が忙しくなって、中々時間が合わなくなるかもしれない。だから、一緒に王宮に住まないか?」
真剣な表情をしているラーツ様が、懇願するような目をして私にきいた。
私は驚きに目を丸くしてラーツ様を見つめた。
「ディオネ?ダメかい?」
そう寂しそうな顔をしたラーツ様の頭に垂れた耳が見えた気がして目を瞬いた。
「い、いえ…。ですが私だけでは、なんとも…。お父様に聞いてみますわ。」
ラーツ様が可愛くて、撫でながら言った。
そう、王宮にある自室で私を呼ぶのは、私の婚約者で、この国、ミトラス王国の唯一の王太子であるラーツ様。今年で2人とも17歳で、成人として認められる。
私とラーツ様は、婚約した9歳の時から仲睦まじいと有名で、王宮ではいつも一緒にいる。
「えぇ、おりますわラーツ様。今お茶の準備をさせます。もう少しお待ちくださいませ。ベラ。」
お茶の準備をしようと、侍女のベラをよんだ。
「あぁ、お茶の準備は、もうしてあるよ。ディオネ、今日は庭園でお茶にしよう。おいで。」
そう言って、ラーツ様は私の手をとり、甘く微笑んで庭園へと足を進めた。
「………すごいわ…、ラーツ様…これは、、。」
「あぁ、成人のお祝いとして、陛下達からの贈り物だよ。この青薔薇は、私からの贈り物。」
「綺麗……、青薔薇なんてあったのね。初めて見たわ。」
私は驚きを隠せなかった。今まで何度も庭園には、訪れたことがあるのに、薔薇は、白と赤しかみたことがなかったからだ。
「それは、私が前から研究して、やっと咲いたんだ。ディオネのような青く澄んだ目のような青薔薇を送りたくてね。」
とても嬉しそうな顔をしているラーツ様は、カッコよくて思わず見惚れていた。
そして、自分はラーツ様に何も用意してなかったことに気づき青ざめた。
「ラーツ様…申し訳ありません…。こんなにも綺麗で美しいプレゼントを頂いたのに、まだ私は用意出来ておらず…。」
一輪の青薔薇を手に私は俯いた。
「気にする事はない。サプライズだったから、用意出来ていないのは当たり前だよ。」
と私の頭を撫でて言った。
「ですが…!」
「シッ…私がいいと言っているのだから。悲しい顔よりも笑顔を見せてくれ。それが1番のプレゼントだよ。」
私の唇に指を当てて、甘く私に囁いた。
「それに…もうすぐ君は私だけのものになるのだから…。」
囁かれたことに照れて、その後の言葉を私はきいていなかった。それが私の自由を奪うことになるとは知らずに…。
「で、では、お茶にしましょう?」
恥ずかしくて、話をそらそうとラーツ様に話しかけた。
「ふふ。そうだね。」
なにやら、楽しそうに笑って私を席にエスコートした。
「失礼致します。こちらダージリンティーにございます。」
ベラがカップに注ぎながら言った。
「ありがとう。…やっぱりベラのお茶は最高ね。香りもたっているし。」
ホゥ…と息をはきながら言った。
「ありがとうございます。」
「美味しいね。ディオネの専属なだけあるね。」
ラーツ様も気に入った様子だった。
「少し2人きりにしてくれるかな?」
と、ラーツ様が微笑みながら頼んで、侍女と護衛達をさげさせた。
「ディオネ。今年で私たちは成人だ。これから私は王太子としての公務が忙しくなって、中々時間が合わなくなるかもしれない。だから、一緒に王宮に住まないか?」
真剣な表情をしているラーツ様が、懇願するような目をして私にきいた。
私は驚きに目を丸くしてラーツ様を見つめた。
「ディオネ?ダメかい?」
そう寂しそうな顔をしたラーツ様の頭に垂れた耳が見えた気がして目を瞬いた。
「い、いえ…。ですが私だけでは、なんとも…。お父様に聞いてみますわ。」
ラーツ様が可愛くて、撫でながら言った。
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