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終章 月と亜空落着編
最後の魔王
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グリトニア帝国軍の魔族領への侵攻。
この動き自体は魔族側も既に把握していたもので、奇襲でも何でもなかった。
しかし正確に読み切って迎撃できた訳でもない。
現状、つまりグリトニア帝国軍に魔族の現在の首都、その位置が遂に把握されてしまった事などは完全に想定外の事態だった。
帝国軍の進軍はそれほどに迅く凶悪であった。
特殊な位置にある旧都はまだ帝国軍も存在を知らないが、グリトニア帝国軍を主に構成されたヒューマン軍は魔族たちの都を見つけた。
この意義は大きい。
ここを落とせば終わる。
あそこに魔王がいる。
目標がはっきりと定まったのだ。
魔族とて都を補足された意味は十分に理解している。
今、魔族はこの戦争で初めてヒューマンに押されていた。
そればかりか……。
「ロナは」
「……未だ消息不明です。ロナ様ご自身が設定された帰還リミットまで、もう時がありません」
「……そうか」
ゼフは玉座に座して、変わらぬ内容しか返ってこない報告に嘆息する。
魔将にはそれぞれ役割というものがある。
イオは軍の運用、レフトは軍の鍛錬、モクレンは兵器研究、ロナは諜報。
厳密にはもっと詳細に役割分担が為されているが、一言でまとめるならこんなところだ。
この中で最もヒューマンと接する機会が多いのはロナ。
故に今回も彼女は最も忙しく動き回っていた。
そして、十日ほど前に消息を絶った。
部下どころか、ゼフでさえ連絡が一切取れない状態は明らかに異常だ。
「万が一の時はクズノハ商会を頼る、とは聞いているが……ロナほど周到に警戒してなお帝国の勇者の魅了からは逃れられんか。余の想定より遥かに危険な能力に成長しているようだな」
今の状況を考えればロナが何らかの手段で魅了の影響下に落ちたのはまず間違いない。
ゼフはその前提で考えているし、動いている。
不幸中の幸いだったのは、ロナは個人として極めて優秀な諜報員であり組織の長としてもワンマンではなかった事だろう。
彼女が消えても組織はきちんと回り、魔族は未だ目も耳も失ってはいなかった。
「……ですが、陛下の危惧もまた正しかった。リミアの勇者響は今や国政にも強い影響力を持ち、かの国の勢いは帝国とは別の意味で恐るべき成長を遂げました。あの娘も、十分脅威と言えるでしょう」
四椀の巨人イオが意見を述べる。
何度となく響と見え、それでも仕留めきれなかった相手だけに幾らかの感情も含まれているようだ。
女神の采配か響個人の英雄としての天運か。
ライドウと彼女との微妙な距離も魔族側であるイオからすれば気になって仕方ない。
逃す毎に強くなる響、恐らく次は互角より少し悪くなるだろうと覚悟しているイオ。
一方のライドウは最初から手も足も出ない。
まともに相手をしてくれない男だが、そちらは恐らく自分の武人としての運ではなかろうかとイオは考える。
ただの一度でもその時が来れば、勝てぬと彼は理解している。
どこで戦おうと助かりはしない、きっと自分の最後なのだろうとも。
(俺も、次に奴らのどちらかに遭った時が死に時なのかもしれんな……)
何度もライドウと接触しながら未だ命をつないでいるロナの事を少しだけ羨ましく思うイオ。
何故ならあれほどに出会い方で毒にも薬にもなる存在は他にいないからだ。
死者すら呼び戻す奇跡の薬であり、国すら殺す悍ましい毒でもある。
魔族領でも彼らのおかげで飢えや疫病から救われた地方はそこそこ存在する。
だがクズノハ商会と言う名を頭に思い浮かべると、イオはどうしても暗澹たる気分になるのだった。
「……結局、勇者は勇者であった、か。告白する、余はこの生涯で幾度か女神とは神を称する馬鹿力の大馬鹿の類かと疑った事がある。いやはや、こうしてきちんと打った手が機能しているのだからアレは、余がどれほど疑おうとやはり神と呼ばれるだけの存在なのだな」
忌々しそうに冗談めいた口調で毒づくゼフ。
実のところゼフは帝国の勇者の魅了が通常の状態異常対策どころか対女神用状態異常対策すら貫通してくる悪夢の様な現実に、打ちのめされている。
治療にも以前よりかなり時間がかかっている。
そうでなければ「時間は十分に稼げた」というのに。
本当に口惜しい状況だった。
世界唯一の神と人との間に知恵比べなど元より成立しないというのか、と。
「陛下……」
半人半蛇のナーガにして魔将であるレフトがかけるべき言葉を見つけられずにいた。
ロナが戻らない異常事態が報告された時、彼は密かにロナが逃げ出したのではないかと疑った。
魔王の子であるサリがクズノハ商会の主であるライドウに連れて行かれた事で、ロナは次代の魔族国家において明らかに影響力を減衰させたからだ。
計算高いロナならば逃亡も視野に入れるべきだとレフトはイオに報告したところ、相当に痛い拳骨を食らった挙句久しぶりに強烈な説教と折檻を受ける事になった。
ロナがゼフを裏切る事は無いと。
例え魔族が滅びる選択をゼフが選んだとしてもロナは彼と共に在ると。
もっと他人を観察しろとイオから滔々と諭されたレフトだった。
「悉く王手を許してくれん。運命どころか神を相手にしているのだから当然、とは思いたくないな。モクレン、状況は?」
「ロナのプランを応用して、最も上手く推移したとして、九割」
「……糞が」
『……』
ゼフが微かに漏らし小声の一言を、皆が黙して聞き流した。
王に相応しくない言葉だが、諫めるには余りにも運命の悪戯が過ぎる。
勝負は時の運とは言っても、現在の魔族の窮状はあまりにも酷すぎる。
ほんの一つだけでも結果が好転していれば、勝てたのだ。
いや好転どころか、最低限達成すべき目標を満たせていたらと言い換えるべき時だってあった。
女神の十年の眠り。
何故十一年寝ていてくれなかったのか。
勇者召喚。
何故二人だけでなく余計なモノまで連れてきたのか。
荒野に捨てるならそもそも連れてこないでくれれば良かった。
ステラ砦のリサイクルを兼ねてのヒューマン軍撃退とカウンター。
勇者を仕留められないのは最悪許容できた。
伏せていた竜殺しという貴重な駒まで動員して、どうしてリミア王国の王都くらいは破壊できなかったのだ。
学園都市を餌にしてヒューマンの二大大国であるリミア王国とグリトニア帝国の治世を徹底的に混乱させ、その後ロッツガルドは再起不能に、更に王国と帝国は混乱から立ち直る前に背後から溢れて迫る元同族たちの暴走と鎮圧にきりきり舞いにさせる変異体計画。
ヒューマンからの侵攻を年単位で遅らせる、魔族にとって今回の戦争における大きな楔になる筈の切り札だった。
何年もかけて、全く悟られる事なく慎重に慎重に仕込みを続けようやく実ったはずだった。
あれが学園都市の数割の人口程度しか目立った損害がないなんて、あり得ないのだ。
王都も帝都も、まだ再建中でなくてはいけないのだ。
勇者も、一人は死んでいてくれなくては困る。
そして、グリトニア帝国からの大規模侵攻だ。
全く対応できない訳ではない。
事前情報は確かにあった。
だが、絶妙に嫌らしい。
無理に無理を重ねれば、まだ戦えるのだから。
もう少し早ければ詰んでいた。
もう少し遅ければ詰ませていた。
なのに、ここから最善を尽くしても泥沼の大混戦になるのが目に見えている、そんな時に。
グリトニアは動いたのだ。
王として生きる覚悟を受け入れ、私としての人生を捨てたゼフでさえ思わず怒りの一言を呟きたくなるというものだ。
あと少しの時間が足りない。
どれだけの犠牲を費やしても、足りない。
魔族が、亜人が抱いた女神への憎悪が、彼女に届くかがわからない。
その上ロナが戻らない。
魔族にとってあまりにも辛い時であった。
「……大丈夫間に合わせる、とは言えません。この身は技術者であり研究者ですから」
「いや、モクレンはそうでなくてはならん。レフト、子らを集めてくれ。任せたい仕事がある」
「はっ」
「……もはや余が、最後の魔王にならねばな」
魔王ゼフから意味深な言葉が零れ落ちる。
この場にロナがいなかった事が幸運か不運か。
まだわからない。
「旧都」での会議はこうして幕を閉じた。
この動き自体は魔族側も既に把握していたもので、奇襲でも何でもなかった。
しかし正確に読み切って迎撃できた訳でもない。
現状、つまりグリトニア帝国軍に魔族の現在の首都、その位置が遂に把握されてしまった事などは完全に想定外の事態だった。
帝国軍の進軍はそれほどに迅く凶悪であった。
特殊な位置にある旧都はまだ帝国軍も存在を知らないが、グリトニア帝国軍を主に構成されたヒューマン軍は魔族たちの都を見つけた。
この意義は大きい。
ここを落とせば終わる。
あそこに魔王がいる。
目標がはっきりと定まったのだ。
魔族とて都を補足された意味は十分に理解している。
今、魔族はこの戦争で初めてヒューマンに押されていた。
そればかりか……。
「ロナは」
「……未だ消息不明です。ロナ様ご自身が設定された帰還リミットまで、もう時がありません」
「……そうか」
ゼフは玉座に座して、変わらぬ内容しか返ってこない報告に嘆息する。
魔将にはそれぞれ役割というものがある。
イオは軍の運用、レフトは軍の鍛錬、モクレンは兵器研究、ロナは諜報。
厳密にはもっと詳細に役割分担が為されているが、一言でまとめるならこんなところだ。
この中で最もヒューマンと接する機会が多いのはロナ。
故に今回も彼女は最も忙しく動き回っていた。
そして、十日ほど前に消息を絶った。
部下どころか、ゼフでさえ連絡が一切取れない状態は明らかに異常だ。
「万が一の時はクズノハ商会を頼る、とは聞いているが……ロナほど周到に警戒してなお帝国の勇者の魅了からは逃れられんか。余の想定より遥かに危険な能力に成長しているようだな」
今の状況を考えればロナが何らかの手段で魅了の影響下に落ちたのはまず間違いない。
ゼフはその前提で考えているし、動いている。
不幸中の幸いだったのは、ロナは個人として極めて優秀な諜報員であり組織の長としてもワンマンではなかった事だろう。
彼女が消えても組織はきちんと回り、魔族は未だ目も耳も失ってはいなかった。
「……ですが、陛下の危惧もまた正しかった。リミアの勇者響は今や国政にも強い影響力を持ち、かの国の勢いは帝国とは別の意味で恐るべき成長を遂げました。あの娘も、十分脅威と言えるでしょう」
四椀の巨人イオが意見を述べる。
何度となく響と見え、それでも仕留めきれなかった相手だけに幾らかの感情も含まれているようだ。
女神の采配か響個人の英雄としての天運か。
ライドウと彼女との微妙な距離も魔族側であるイオからすれば気になって仕方ない。
逃す毎に強くなる響、恐らく次は互角より少し悪くなるだろうと覚悟しているイオ。
一方のライドウは最初から手も足も出ない。
まともに相手をしてくれない男だが、そちらは恐らく自分の武人としての運ではなかろうかとイオは考える。
ただの一度でもその時が来れば、勝てぬと彼は理解している。
どこで戦おうと助かりはしない、きっと自分の最後なのだろうとも。
(俺も、次に奴らのどちらかに遭った時が死に時なのかもしれんな……)
何度もライドウと接触しながら未だ命をつないでいるロナの事を少しだけ羨ましく思うイオ。
何故ならあれほどに出会い方で毒にも薬にもなる存在は他にいないからだ。
死者すら呼び戻す奇跡の薬であり、国すら殺す悍ましい毒でもある。
魔族領でも彼らのおかげで飢えや疫病から救われた地方はそこそこ存在する。
だがクズノハ商会と言う名を頭に思い浮かべると、イオはどうしても暗澹たる気分になるのだった。
「……結局、勇者は勇者であった、か。告白する、余はこの生涯で幾度か女神とは神を称する馬鹿力の大馬鹿の類かと疑った事がある。いやはや、こうしてきちんと打った手が機能しているのだからアレは、余がどれほど疑おうとやはり神と呼ばれるだけの存在なのだな」
忌々しそうに冗談めいた口調で毒づくゼフ。
実のところゼフは帝国の勇者の魅了が通常の状態異常対策どころか対女神用状態異常対策すら貫通してくる悪夢の様な現実に、打ちのめされている。
治療にも以前よりかなり時間がかかっている。
そうでなければ「時間は十分に稼げた」というのに。
本当に口惜しい状況だった。
世界唯一の神と人との間に知恵比べなど元より成立しないというのか、と。
「陛下……」
半人半蛇のナーガにして魔将であるレフトがかけるべき言葉を見つけられずにいた。
ロナが戻らない異常事態が報告された時、彼は密かにロナが逃げ出したのではないかと疑った。
魔王の子であるサリがクズノハ商会の主であるライドウに連れて行かれた事で、ロナは次代の魔族国家において明らかに影響力を減衰させたからだ。
計算高いロナならば逃亡も視野に入れるべきだとレフトはイオに報告したところ、相当に痛い拳骨を食らった挙句久しぶりに強烈な説教と折檻を受ける事になった。
ロナがゼフを裏切る事は無いと。
例え魔族が滅びる選択をゼフが選んだとしてもロナは彼と共に在ると。
もっと他人を観察しろとイオから滔々と諭されたレフトだった。
「悉く王手を許してくれん。運命どころか神を相手にしているのだから当然、とは思いたくないな。モクレン、状況は?」
「ロナのプランを応用して、最も上手く推移したとして、九割」
「……糞が」
『……』
ゼフが微かに漏らし小声の一言を、皆が黙して聞き流した。
王に相応しくない言葉だが、諫めるには余りにも運命の悪戯が過ぎる。
勝負は時の運とは言っても、現在の魔族の窮状はあまりにも酷すぎる。
ほんの一つだけでも結果が好転していれば、勝てたのだ。
いや好転どころか、最低限達成すべき目標を満たせていたらと言い換えるべき時だってあった。
女神の十年の眠り。
何故十一年寝ていてくれなかったのか。
勇者召喚。
何故二人だけでなく余計なモノまで連れてきたのか。
荒野に捨てるならそもそも連れてこないでくれれば良かった。
ステラ砦のリサイクルを兼ねてのヒューマン軍撃退とカウンター。
勇者を仕留められないのは最悪許容できた。
伏せていた竜殺しという貴重な駒まで動員して、どうしてリミア王国の王都くらいは破壊できなかったのだ。
学園都市を餌にしてヒューマンの二大大国であるリミア王国とグリトニア帝国の治世を徹底的に混乱させ、その後ロッツガルドは再起不能に、更に王国と帝国は混乱から立ち直る前に背後から溢れて迫る元同族たちの暴走と鎮圧にきりきり舞いにさせる変異体計画。
ヒューマンからの侵攻を年単位で遅らせる、魔族にとって今回の戦争における大きな楔になる筈の切り札だった。
何年もかけて、全く悟られる事なく慎重に慎重に仕込みを続けようやく実ったはずだった。
あれが学園都市の数割の人口程度しか目立った損害がないなんて、あり得ないのだ。
王都も帝都も、まだ再建中でなくてはいけないのだ。
勇者も、一人は死んでいてくれなくては困る。
そして、グリトニア帝国からの大規模侵攻だ。
全く対応できない訳ではない。
事前情報は確かにあった。
だが、絶妙に嫌らしい。
無理に無理を重ねれば、まだ戦えるのだから。
もう少し早ければ詰んでいた。
もう少し遅ければ詰ませていた。
なのに、ここから最善を尽くしても泥沼の大混戦になるのが目に見えている、そんな時に。
グリトニアは動いたのだ。
王として生きる覚悟を受け入れ、私としての人生を捨てたゼフでさえ思わず怒りの一言を呟きたくなるというものだ。
あと少しの時間が足りない。
どれだけの犠牲を費やしても、足りない。
魔族が、亜人が抱いた女神への憎悪が、彼女に届くかがわからない。
その上ロナが戻らない。
魔族にとってあまりにも辛い時であった。
「……大丈夫間に合わせる、とは言えません。この身は技術者であり研究者ですから」
「いや、モクレンはそうでなくてはならん。レフト、子らを集めてくれ。任せたい仕事がある」
「はっ」
「……もはや余が、最後の魔王にならねばな」
魔王ゼフから意味深な言葉が零れ落ちる。
この場にロナがいなかった事が幸運か不運か。
まだわからない。
「旧都」での会議はこうして幕を閉じた。
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