月が導く異世界道中

あずみ 圭

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五章 ローレル迷宮編

符術の祖

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 狙えた。
 緋綱さんのセイフティゾーンの謎を解き、破壊。
 正確には本来一時間の効果時間を外部からの攻撃で短縮、消滅させた。
 直後、とりま僕は目の前の強力な魔術師に攻撃の照準を合わせてみた。
 狙えたんだ。
 
「容赦、ないのね……!」

 事実の確認と攻撃の間には自分でも驚く程に何も無かった。
 ノータイムでブリッドを二発。
 そして一発目と二発目の間を縫う様にアズサで放った一矢が紛れる。
 無意識に近い初撃は、おっとりとした様子からは想像もつかない速度で杖ではなく魔導書らしき本を開きかけた緋綱さんの両手と本を射ち抜いた。
 やっぱり威力が低い。
 界の精度とか攻撃禁止は回復したっぽいけど、このフロア全体が侵入者の、つまり僕らの力を抑え込んでる。
 マカドタカネって人の力。
 こっちは正直解除方法とか全然わからん。
 まずは緋綱さんを制圧して、近場の澪、巴と合流してからベレン達のとこへ行こう。
 の、前にっと。

楽園守護者ガーディアン決意鋭刃ディーレター不退転ホワイトカード

「何でもない事みたいに儀式魔術クラスを無詠唱かー! あーもう!! 源頁術式ノートスペル!!」

 少し弱まっていた皆への支援魔術をかけ直しておく。
 僕の術を見て目を見開いた緋綱さんが、先ほどと同じ所作で魔導書を開く。
 手、もう治した?
 この人には、僕と巴と澪が苦心して仕掛けた“策”が……完全には通じてない。
 無意識か?
 それとも。
 魔術への抵抗力がナチュラルに滅茶苦茶高いのか。
 けど映像を見ていた時の彼女に気付いた様子はなかった。
 あまり考えてもらわない方が良い女性なのは確実、か。
 少し寝ててもらうか。

「っとと。なんだ、そちらだって結構な魔術を無詠唱で撃てるんじゃないですか」

 床を蹴って横に跳ぶ。
 さっきまで僕がいた空間が大きく“抉られた”。
 それだけじゃない。
 まだ緋綱さんの目が僕を正確に捉えている。

大緋冷クリムゾンアイス

 周囲の空気が変わる。
 これは……。
 無数の氷の礫を含む極低温の冷気が凄まじい速さで渦を形成し嵐を作った。
 覚えがある。
 これは魔将の、確かモクレンって人の……そう、符術だ。
 詠唱からの発動という順序を踏まない特殊な術形態。
 あれによく似た感じだ。緋綱さんのは頁を使ったやり方みたいだけど。
 ……ん?
 逆、か?
 そもそも彼女がローレルの初代巫女であれば、符術自体が緋綱さんの術式を真似て形成されていった可能性が高いんじゃ?
 この国の巫女の立場を考えればおかしな事じゃない。

「威力はあの人よりも強い。面白いやり方だし、いつもなら眺めてるのも悪くないけど今日は皆と早く合流したいからすみません!」

 魔力体に継続的な攻撃を加える氷嵐の核を界で把握して矢で射抜く。
 術が消えて視界が復活した。後は……っ。
 目で再び捉えた緋綱さんは魔導書を手にし、彼女の周囲には輝く頁が十枚近く浮遊していた。
 ……さっきのは準備を整える為の、目くらまし。

鎖術一斉解放フルチェインリリース四元の円卓<攻>ラウンドアードベッグ無比凶連サブロー……根源攻撃式<弾>ブリッド!!」

 っ!?
 ブリッド!?
 あまりに予想外な術の名前と使い慣れた術と酷似した魔力の構成を感知して、浮いてる頁をまとめて射抜こうとした判断が一瞬遅れた。
 
「……っ、これ」

 火属性の正確無比な狙撃が魔力体に突き刺さった。
 次いで水、土、風の同じ術。
 四属性の狙撃が僕を囲んで全方位から立て続けに放たれ“続ける”。
 魔力体が少しずつ抉られる。
 抉られ続けていく。
 これは、強い。
 シンプルで、止まない。
 複数属性ブリッドの超高速連射。
 間隙の見当たらない弾幕。
 反撃の隙が、今のところ見当たらない。
 完璧な時間稼ぎの策。
 しかも下手をすればかなりのダメージを負う羽目になる。
 参ったな。
 下手に動けんっす。

根源攻撃式<光>レイザーピート偽頁・鳴弦式千絹レク・シルキージン偽頁・魂屠る牙レク・ソウルスローター!」

 !!
 一際太く強い光の塊で魔力体が撃たれた。
 魔力体が三分の一ほど削られて、更に消えずに続く攻撃でそれは僕まで届こうとしているのがわかる。
 あれだ、ゲロビってやつ。
 懐かしいゲーム画面、ロボット格闘ジャンルのそれが一瞬頭に浮かんだ。
 野太く、効果時間が長いビームとかレーザーな感じの浪漫攻撃。
 かと思えば、魔力体自体に何かされたのか全体の強度が大きく減衰した。
 そのせいで一気にブリッドとゲロビによる魔力体の破壊が進んでしまう。
 で、とうとう。
 
「斬撃!?」

 トドメと言わんばかりに僕の胸辺りに横薙ぎの斬撃に似た衝撃が届いた。
 思わず口をついて出たけれど、これは斬撃だ。
 斬られた。
 限界を超えた一撃で魔力体が消し飛び、ドワーフが作ってくれた服に余剰分の攻撃が襲い掛かってきたってとこだろう。
 それはともかくとして、反射的に魔力体を再構成してまだ続く四色のブリッドに備える。
 生身で浴びるのは遠慮したい威力なんで。
 斬撃を受けた辺りから魔力を食らい、精神を蝕もうとする追撃の気配がしたけどこっちは苦になる程度じゃないから放置。
 緋綱さんを界で丁寧に探る。
 まだ幾つも術を放つつもりみたいだ。
 まったく、容赦ないのはどっちだって話で。
 僕以外でブリッドを、僕と同じような威力で扱うってのにも驚きだけど。
 人は見かけによらないよ、本当。
 この超連射ブリッドを止める方法はまだちょっと見当たらない。
 ただ、これは僕を狙ってるというよりも、この座標、点を狙っている術みたいだ。
 なら。
 魔術師相手の超王道を実践してみるか。
 すなわち、接近戦。
 弾幕が邪魔でまともに射抜けないなら、その弾幕を超えて殴ってみる。
 このまま術を食らい続けているのはあまりにも分が悪いもんな。
 それでいこう。速くみんなのとこに行きたい。
 服を赤に変える。
 緋綱さんの位置を界で再確認。
 よし。
 再構成も束の間、再度削られ始める魔力体に構わず緋綱さんがいる場所に向けて地を蹴る。

「なっ!?」

「……」

 抜けた。
 いた。
 
「まさかそれだけの魔力を持っていてビアと同じなんちゃって魔術師型!?」

「……」

 弾幕ブリッドの追尾、追撃はない。
 いける。
 拳に魔力をこめる。
 勢いのまま、更に踏み込んで彼女を突く。

「セイフティゾーン!」

「っ!?」

 紙一重で見えない壁に阻まれて、拳ごと体が大きく弾かれる。

「わ、私は貴方たちの肉体詠唱には付き合えないって」

 セイフティ……あれか!
 ……なるほどね。
 こっちが本来の使い方か。
 万が一接近された時の為の緊急措置的な能力。
 僕の界みたいに範囲を結構自在に展開できる力って訳か。
 しぶとい。
 自信なんてありませんって顔をして、戦いへの本質的な怯えも僅かながら表情に出す。
 けれど、逃げない、折れない。
 なんだかんだいっても果たすべき役割を正面から受け止めている。
 思わず彼女に対して尊敬の念が湧く。
 でもクールタイムがあるのはわかってる。
 次は防がせない。
 輝く頁の数枚が塵になって消え、新たに何枚もの頁が彼女を守る様に出現した。
 ……なるほど、符術の祖。
 あながち間違っちゃいない推測だったかな。
 さっさと制圧して、なんてのは失礼だった。
 この人もまた、かつて伝説に語られた冒険者の始祖が一人。

「まさかブリッドとは、驚きました」

「それはこっちの台詞でもあるけどね」

「じゃあ続きといきましょうか」

「うわ、あっさりー。高嶺くーん、これ後数分が限界かもだよー。見てるよね、聞いてるよね? 何とかしなさいよー!」

 他人に頼る泣きが入り、なのに魔導書は未だ力強く輝く。
 初めて対峙するタイプだけど、嫌いじゃない。
 
「巫女さん、お待たせ!」

 ……。
 え?
 僕と緋綱さんの間に突如出現したのは、マリコサン。
 拉致された時以来だけど毎度唐突な。
 
「攻撃、当たり前だけど僕にか!」

「目標確認、り潰せーーーーっ!!」

 僕を指さし、不敵な笑みを浮かべたマリコサンが大声で叫んだ。
 それを合図に前方に攻撃反応が多数。
 今度はマリコサンの弾幕!?
 相手にしてられるか!
 全部撃ち落とす。
 数は多いけど自動砲台を設置できるのは緋綱さんだけじゃない。
 光の槍の数を把握、そして捕捉。
 情報を転写して魔術を構成、今度はお返しにこっちのブリッド砲台を見せようじゃないか。

「またとんでもないモノを! 再設置リキャスト!!」

 嘘だろ。
 あの魔導書の魔術、ずるいって!!
 後方で意味のなくなった連射を繰り返していた四色のブリッド達が……こっちを狙ってきた。
 一度発動させた術なのに、消える前に修正か補正も出来るのかい。
 マシンガンの銃口を向けられた気分です!
 された事ないけどね!!
 でもとりあえず先にマリコサンの攻撃を……。

「はぁーーっ!!」

「なんですと!?」

 レイピアらしき細剣を構えて突っ込んでくるマリコサン。
 ここに砲撃を向けておいて自ら特攻してくるとか、マジか!?
 魔力体に加えられる刺突。
 流石に一撃でぶち破られる、みたいなミラクルは無しと。

「読めた!」

 今度は緋綱さん。
 でもこっちももう迎撃準備は出来てる。
 何が読めてたって発動妨害が割り込む余地はない。

巨賢の魔斧ロード・スリサズ!」

 四枚の頁が輝きを強めながら消え、現れたのは闇で構成された大斧二つ。
 ああ、そう来たか。
 即座にそう切り換えるのか、この女性ひとは。
 確かに、一番されたくない事だ。
 出来るかどうかは別にして。
 ただこれは。
 読めた、といった緋綱さんの言葉。
 しまった、やられたな。
 間近にいるマリコサンの不敵さを濃くした笑みの意味も今ならわかる。
 彼女の特攻は仲間の砲撃を援護するものじゃなく緋綱さんがこの術を発動させる為のもの。
 漆黒の大斧が、発現したばかりのブリッドの砲台をぶった切った。
 上手い。
 悔しいけど称賛してしまう。
 力じゃなく魔術の構成と属性を読んで技で斬られた。
 身内だと識が得意なやり方だ。

「っ!?」

 ポンっと軽快な音を立てて目の前のマリコサンが消える。
 おおう。自分も生きる道がきっちり用意してあったのか。
 背後から緋綱さんの四色ブリッド。
 前方から多分マリコサンの光の槍。
 どっちも弾数が半端じゃない。
 亀になるしかない。
 視覚が光で、聴覚が轟音で封じられた。
 後数分、かー。
 それで抜けられるかな、これ。
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