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はあはあと肩で息をして、俯いたままやり過ごす。
暫く待って、少し落ち着いた頃、またジルの指が動き出した。
一度スイッチの入った躰は、ちょっとしたことでびくびく震えてしまう。
触れられるとこがどこもかしこも気持ちいい。
我慢するように、爪先に力が入る。
「ユキ……」
「……っ、も、いいよっ……」
熱を含んだ視線に頷く。元よりおれは早く早くと急かしていたのだ。
「……ッ、」
指が抜かれて、ジルのものが宛てがわれる。
おれが首から腕を離さないものだから、少しやりにくそうだったけど、それでもその腕を振り払うことはなかった。
時間を掛けて、ゆっくりゆっくりナカに挿入っていって、全部挿入ったのかな、というところで馴染むのを待つかのように動かない。
あつくて、もどかしくて、少し腰が揺れる。耳元でくす、と笑う声がした。
そこでみっともないことをしたことが恥ずかしくなって、顔が熱くなってしまう。
ぼそりと呟いたごめんなさいに、謝ることはないよと優しい声が降る。
「……だって、あ、あつく、て、いっぱいで、その……」
「いいよ、もどかしかったよね、ごめんね、今日だけ我慢して」
言い訳するおれの額にキスをして微笑む。
余裕のないおれと違って、そんな風に優しく出来るジルが少し恨めしくて、悔しくて、でも心の中ではもうすきすきすき、かっこいい、だいすきって煩い。
どんどん制御出来なくなってる気がする。
「……っあ、ん!」
「もうそろそろ大丈夫そうかな」
最初は遠慮がちにゆるゆると動いて、気がついたらベッドが軋む程になっていた。
指だって充分過ぎるほど気持ちいいけど、でもそれとはまた違う、ナカがいっぱいになる感覚に躰が震える。
ジルが動く度にあっと声が押し出されてしまう。
「んっ、あ、ッん、ふ、うぅ……」
「ユキ、大丈夫?気持ちいい?」
「あっ、う、きもち、いっ……じぅ、はっ……?」
「ん、俺も気持ちいいよ」
「ふあ、ぅ……は、あたま、とくち、してっ……」
頭も舌も回らなくて、上手く話せない子供のようになってしまっている。
それでもジルわかってくれたようで、髪を撫で、キスをしてくれる。
満たされるような、あたたかい気持ち。
「あっ……や、ぁ、そこっ……」
「ここ?」
「や、あっ……!あ、あッ……う、」
奥の方にぎゅう、とされた瞬間、目の前がちかちかした。
躰がびくびくとして、気持ちいい、気持ちいいのに、イったと思ったのに達してなくて、頭が混乱する。
待って、まだ気持ちいい、動かないでほしい、でもそう口に出来ないでいると、ジルが察したのか動きを緩めてくれた。
なにこれ、なに……
呆然としてると、大丈夫だよ、と宥めるように声を掛けられた。ユキの躰が慣れてきたってことだよ、と。
「……お、おかしくない?」
「ないよ、寧ろいいことじゃないかな」
「いい、こと?」
「ユキは気持ちいいし、俺はユキの色んなところが見れて嬉しいよ」
かわいいし、と頬を撫でる。
ね、いいことでしょ、と微笑むジルに呆れちゃうけど、でも内心心臓はばくばくして、もう、どこまで甘やかす気だろう。
でもこれ、本当に大丈夫なのかな、不安になるし、ネットがあればきっと検索している。そういうとこ不便だと、改めて思った。
……やっぱり、当然だけど、前の生活に慣れちゃってるんだよな。
「……おれだって、ジルの色んなとこ、見たい」
「いいよ」
「へ」
「ユキになら全部」
「ー……っ」
真っ直ぐな視線を逸らすことが出来なかった。
疚しいことなんかなにもないような、真っ直ぐな瞳。
自分だけが迷って、おかしいことをして、間違うような、そんな気がして、慌ててジルの肩にぐり、と頭を押し付けた。
もう動いていいよ、と消えるような声で言うと、押し付けた頭毎抱えられて、痛かったり無理だったら教えて、と同じくらい小さな、囁くような優しい声で返された。
「……っ、ん」
抱えられてるから、ちゃんと頷くことは出来なかった、ほんの少し、ジルの肩口に擦り寄せたくらいの動きにしかなからなかった。
額に当たる布の感触がもどかしくて、頬に触れた首の体温に安心する。
「っあ、は……ッう、」
再度始まった抽挿に、奥の方がきゅうきゅうなってる気がする。
心做しか、ジルも気持ちよさそうな気がする。
まだ数回しかしたことないのに、おれの躰がどんどんかわってくようで、こわくて、でもそれで少しでもジルが気持ちよくなってくれてるなら嬉しい。
嬉しい。
さみしいのに。
「あっ、あ、う、あッ、ん……ぅ」
後何回出来るだろう、後何回抱き締めて貰えて、何回キスして貰えて、何回嬉しい言葉を貰えて、何回気持ちを伝えることが出来るだろう。
短い、一週間なんて短過ぎる。
もっともっともっと、一緒にいたい、やりたいこともしてほしいことも、たくさんあるっていうのに。
「……ジル、ぅあ、っす、き、う、」
「ユキ?」
「あ、あぅ、ん、すきっ……あ、もっ、とお……!」
どうやったらちゃんと伝えられるだろう。
自分の経験値の低さが恨めしい。
ジルが忘れられないくらい、おれに夢中になってほしいのに、やり方がわからない。
暫く待って、少し落ち着いた頃、またジルの指が動き出した。
一度スイッチの入った躰は、ちょっとしたことでびくびく震えてしまう。
触れられるとこがどこもかしこも気持ちいい。
我慢するように、爪先に力が入る。
「ユキ……」
「……っ、も、いいよっ……」
熱を含んだ視線に頷く。元よりおれは早く早くと急かしていたのだ。
「……ッ、」
指が抜かれて、ジルのものが宛てがわれる。
おれが首から腕を離さないものだから、少しやりにくそうだったけど、それでもその腕を振り払うことはなかった。
時間を掛けて、ゆっくりゆっくりナカに挿入っていって、全部挿入ったのかな、というところで馴染むのを待つかのように動かない。
あつくて、もどかしくて、少し腰が揺れる。耳元でくす、と笑う声がした。
そこでみっともないことをしたことが恥ずかしくなって、顔が熱くなってしまう。
ぼそりと呟いたごめんなさいに、謝ることはないよと優しい声が降る。
「……だって、あ、あつく、て、いっぱいで、その……」
「いいよ、もどかしかったよね、ごめんね、今日だけ我慢して」
言い訳するおれの額にキスをして微笑む。
余裕のないおれと違って、そんな風に優しく出来るジルが少し恨めしくて、悔しくて、でも心の中ではもうすきすきすき、かっこいい、だいすきって煩い。
どんどん制御出来なくなってる気がする。
「……っあ、ん!」
「もうそろそろ大丈夫そうかな」
最初は遠慮がちにゆるゆると動いて、気がついたらベッドが軋む程になっていた。
指だって充分過ぎるほど気持ちいいけど、でもそれとはまた違う、ナカがいっぱいになる感覚に躰が震える。
ジルが動く度にあっと声が押し出されてしまう。
「んっ、あ、ッん、ふ、うぅ……」
「ユキ、大丈夫?気持ちいい?」
「あっ、う、きもち、いっ……じぅ、はっ……?」
「ん、俺も気持ちいいよ」
「ふあ、ぅ……は、あたま、とくち、してっ……」
頭も舌も回らなくて、上手く話せない子供のようになってしまっている。
それでもジルわかってくれたようで、髪を撫で、キスをしてくれる。
満たされるような、あたたかい気持ち。
「あっ……や、ぁ、そこっ……」
「ここ?」
「や、あっ……!あ、あッ……う、」
奥の方にぎゅう、とされた瞬間、目の前がちかちかした。
躰がびくびくとして、気持ちいい、気持ちいいのに、イったと思ったのに達してなくて、頭が混乱する。
待って、まだ気持ちいい、動かないでほしい、でもそう口に出来ないでいると、ジルが察したのか動きを緩めてくれた。
なにこれ、なに……
呆然としてると、大丈夫だよ、と宥めるように声を掛けられた。ユキの躰が慣れてきたってことだよ、と。
「……お、おかしくない?」
「ないよ、寧ろいいことじゃないかな」
「いい、こと?」
「ユキは気持ちいいし、俺はユキの色んなところが見れて嬉しいよ」
かわいいし、と頬を撫でる。
ね、いいことでしょ、と微笑むジルに呆れちゃうけど、でも内心心臓はばくばくして、もう、どこまで甘やかす気だろう。
でもこれ、本当に大丈夫なのかな、不安になるし、ネットがあればきっと検索している。そういうとこ不便だと、改めて思った。
……やっぱり、当然だけど、前の生活に慣れちゃってるんだよな。
「……おれだって、ジルの色んなとこ、見たい」
「いいよ」
「へ」
「ユキになら全部」
「ー……っ」
真っ直ぐな視線を逸らすことが出来なかった。
疚しいことなんかなにもないような、真っ直ぐな瞳。
自分だけが迷って、おかしいことをして、間違うような、そんな気がして、慌ててジルの肩にぐり、と頭を押し付けた。
もう動いていいよ、と消えるような声で言うと、押し付けた頭毎抱えられて、痛かったり無理だったら教えて、と同じくらい小さな、囁くような優しい声で返された。
「……っ、ん」
抱えられてるから、ちゃんと頷くことは出来なかった、ほんの少し、ジルの肩口に擦り寄せたくらいの動きにしかなからなかった。
額に当たる布の感触がもどかしくて、頬に触れた首の体温に安心する。
「っあ、は……ッう、」
再度始まった抽挿に、奥の方がきゅうきゅうなってる気がする。
心做しか、ジルも気持ちよさそうな気がする。
まだ数回しかしたことないのに、おれの躰がどんどんかわってくようで、こわくて、でもそれで少しでもジルが気持ちよくなってくれてるなら嬉しい。
嬉しい。
さみしいのに。
「あっ、あ、う、あッ、ん……ぅ」
後何回出来るだろう、後何回抱き締めて貰えて、何回キスして貰えて、何回嬉しい言葉を貰えて、何回気持ちを伝えることが出来るだろう。
短い、一週間なんて短過ぎる。
もっともっともっと、一緒にいたい、やりたいこともしてほしいことも、たくさんあるっていうのに。
「……ジル、ぅあ、っす、き、う、」
「ユキ?」
「あ、あぅ、ん、すきっ……あ、もっ、とお……!」
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自分の経験値の低さが恨めしい。
ジルが忘れられないくらい、おれに夢中になってほしいのに、やり方がわからない。
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