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お母様より綺麗な人
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ああ、幸せだわ・・・。
お母様より綺麗な人と和気藹々とお茶会をしている私はきっと悪くない。
謝るために来たからって・・・何よ、文句でもある?
文句は受け付けるわ、ステフがね!
「美味しい?エルちゃん」
「はい!美味しいです、ステンランドのお菓子!」
凄いのよこのお菓子、バターをたっぷり使ってるのがよくわかるわ・・・。
私クッキーとかマフィンって大好き。
焼き菓子が好きなのかもしれないわ。
ちなみにステフの好物はお母様に貰ったものならなんでも、よ。
「いや流石に俺にもちゃんとした好物くらいありますからね?」
「え、わわわ・・・ステフが壊れたわ、ステフ、無理しないでいいのよ?私との約束なんて忘れてお母様とお茶会してなさいよ」
「まだ怒ってます!?」
当たり前でしょ根に持ち続けるわよ。
「ふふっ・・・仲がいいのねぇ」
「「いえ、別に良くないです」」
・・・ハモったわ。
でも本当のことよ、私はステフが好きだけど、ステフは私じゃなくてお母様が好きなのよ・・・あれ?でもお母様へのあれは異性に対する愛では無いのかしら?
なんだかお父様に嫌われてるから混同していたけど・・・。
チラッと見上げたら鮮やかな紫と目が合った。
あら?そういえば・・・。
「ステフと妃殿下の目は同じ色ですのね、好きな色ですわ」
「そう、従者くんも紫・・・え?」
「え?」
「え?」
あら?みんな固まったわ?
全員で「え?」となったわ?
まじまじとステフと見つめ合う。
うん、綺麗な紫。
青も赤も混じらない綺麗な色だわ。
髪も珍しいからついそっちに行っちゃうことが多いけど、ステフって目がいちばん綺麗なのよね。
「・・・エルちゃん」
「はい?」
妃殿下に向き直る。
ああ、こっちも綺麗。
私の好きな色よ。
「エルちゃんには、従者くんの目が・・・紫に見えるのね?」
「?はい」
そう言ったら今度は妃殿下がステフの目を見つめ始めた。
え?なんですか・・・ステフはあげませんが!?
最近優しいステフに調子に乗って彼女面し始めていた煩悩がそんなことを叫び出し急に恥ずかしくなった。
やめてちょうだい。
「・・・エルちゃん、私には彼の瞳は灰色に見えるのだけれど」
「・・・?」
えっと・・・?
あ、ふりですの?
「うーん・・・まさか、ね・・・サメナ、魔装解除の魔道具を持ってきてちょうだい」
魔装ってあれだ、体の表面にかける魔法の総称だ。
変装魔法とか防御魔法とか。
そういうの。
意味がわからないまま、固まったステフの目をもう一度見つめる。
やっぱり鮮やかなその紫は、どこからどう見ても灰色ではなかった。
お母様より綺麗な人と和気藹々とお茶会をしている私はきっと悪くない。
謝るために来たからって・・・何よ、文句でもある?
文句は受け付けるわ、ステフがね!
「美味しい?エルちゃん」
「はい!美味しいです、ステンランドのお菓子!」
凄いのよこのお菓子、バターをたっぷり使ってるのがよくわかるわ・・・。
私クッキーとかマフィンって大好き。
焼き菓子が好きなのかもしれないわ。
ちなみにステフの好物はお母様に貰ったものならなんでも、よ。
「いや流石に俺にもちゃんとした好物くらいありますからね?」
「え、わわわ・・・ステフが壊れたわ、ステフ、無理しないでいいのよ?私との約束なんて忘れてお母様とお茶会してなさいよ」
「まだ怒ってます!?」
当たり前でしょ根に持ち続けるわよ。
「ふふっ・・・仲がいいのねぇ」
「「いえ、別に良くないです」」
・・・ハモったわ。
でも本当のことよ、私はステフが好きだけど、ステフは私じゃなくてお母様が好きなのよ・・・あれ?でもお母様へのあれは異性に対する愛では無いのかしら?
なんだかお父様に嫌われてるから混同していたけど・・・。
チラッと見上げたら鮮やかな紫と目が合った。
あら?そういえば・・・。
「ステフと妃殿下の目は同じ色ですのね、好きな色ですわ」
「そう、従者くんも紫・・・え?」
「え?」
「え?」
あら?みんな固まったわ?
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うん、綺麗な紫。
青も赤も混じらない綺麗な色だわ。
髪も珍しいからついそっちに行っちゃうことが多いけど、ステフって目がいちばん綺麗なのよね。
「・・・エルちゃん」
「はい?」
妃殿下に向き直る。
ああ、こっちも綺麗。
私の好きな色よ。
「エルちゃんには、従者くんの目が・・・紫に見えるのね?」
「?はい」
そう言ったら今度は妃殿下がステフの目を見つめ始めた。
え?なんですか・・・ステフはあげませんが!?
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やめてちょうだい。
「・・・エルちゃん、私には彼の瞳は灰色に見えるのだけれど」
「・・・?」
えっと・・・?
あ、ふりですの?
「うーん・・・まさか、ね・・・サメナ、魔装解除の魔道具を持ってきてちょうだい」
魔装ってあれだ、体の表面にかける魔法の総称だ。
変装魔法とか防御魔法とか。
そういうの。
意味がわからないまま、固まったステフの目をもう一度見つめる。
やっぱり鮮やかなその紫は、どこからどう見ても灰色ではなかった。
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