秘密~箱庭で濡れる~改訂版

焔 はる

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三章

狂い咲き四つ巴の雌雄~side by 久希③~

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「あ~ぁ~・・・こんッなにしのぶのナカに出しやがって・・・、あ、しかもキスマも・・・」


イキすぎて再び意識を飛ばしたしのぶのナカから役目を終えたソレを引き抜き、弛緩した雌穴からは栓を失い体液がドロドロと流れ出ていた。


智樹の腕にはしのぶが、俺の腕の中にはミナミが戻ってきて、俺たちはそれぞれ本命の女を抱き、しばしの小休憩・・・。


明日は休みで宿泊でチェックインしている、しかも部屋に入ってまだ3時間ほどしか経っていない。


さすがにしのぶとミナミは少し休ませ、4人で広い風呂に入って一度身体を清めるのもいい。


「ミナミ、智樹にめちゃくちゃにされてキモチよさそうだったね・・・妬けたよ。」


「・・・知らない・・・」


智樹を睨みつけたあと、拗ねたようにぷいっと顔を背けてしまうミナミ。


「?み~なみ?どうした・・・?」


腕の中で身体を丸くして、見下ろす俺からは華奢な肩と細い首筋しか見えない。


「はは、そいつ、ぐっちゃぐちゃにされんの好きなくせに、久希がしのぶの事は優しく抱くから妬いてんだよ」


え・・・まじ・・・?


智樹からの思いがけない言葉に、しのぶの事も大好きなミナミが嫉妬なんてするはずもないと思っていた俺はトキメいた。


「ミナミ・・・?ね、こっち見て・・・?」


「・・・やだ・・・」


ふは・・・可愛い・・・なんだよ、ヤキモチなんて今まで妬いた事ないのに。


「・・・・・・ミナミ、俺の事見て。」


「っ・・・・・・」


「ミナミ。」


少しずつ語気を強めると、ミナミは『どうしたらいいかわからない』そんな表情の中に強く攻められると逆らえない本能が顔を出して、恐る恐る俺を見上げた。


「・・・・・・?・・・っ・・・??」


前髪を上げて、ちゅ、と額にキスをしてやり、ギュっと抱き締めた。


「・・・俺は、智樹にめちゃくちゃに抱かれて壊されそうな位ヨガってるミナミに、どうしようもなく興奮したよ。可愛くて・・・可愛くて・・・最後は俺が壊してやりたくて、でも、救えるのも俺だけがいいんだ。大好きだよ、ミナミ。」


言葉にすれば、それがどんなにイカれてる事か、ありありと身に染みてわかる。


好きだから俺以外の男に抱かれているのを見たくて、孕んだら・・・なんて考えて、勃起するし、腹立たしい程の快感を呼び起こすのは、ミナミを物のように扱い、精を送り込む智樹をもっともっとと欲しがる姿を見た時だ。


俺以外の男に堕ちて、貪られて快楽にまみれて、助けてと俺に手を伸ばす、その手を払い、悲しそうに揺れる瞳に更に腹の奥が熱く滾り、俺の目の前で欲望に飲まれていくミナミを見るのが・・・たまらないんだ。


「・・・・・・ほんと、歪んでるよなぁ・・・久希。」


小さい子供をあやすように、ようやく自分の腕に戻ってきたしのぶを満足げに抱き締めて身体を揺らしている智樹が心底呆れたように言うが、俺たち4人は同じ穴のムジナじゃないか・・・誰1人放したりしない。


それにしても今日は、智樹が途中で乱入もせずによく俺がしのぶを何度もイカせて、ナカに注ぎ込むのを我慢していたな、と気になっていた事を俺はぶつけた。


「どうしたんだよ、いつものお前らしくない。おかげでミナミはこんなに幸せそうだよ。」


「ん・・・」


「ほら、まだ溢れてくる・・・」


下腹を押して、散々智樹を咥え込み痛ぶられたソコを指で割り開いてみると、まだ胎内に残る智樹の精液がたっぷりと流れ出て来た。


「・・・しのぶのナカも、お前のでいっぱいだろうが・・・」


「ん・・・そうだね、孕めばいいと思って出したからね。」


「久希・・・」


「智樹に抱かれるミナミも、智樹を思いながら俺に抱かれるしのぶも、それを見て嫉妬心剥き出しの智樹も、俺は愛しいんだよ・・・。お前ら以外考えられないし、ここに他の人間が混ざる事なんて考えたら怖気が走る・・・。」


智樹としのぶが2人で遊んだり泊まったりしている事も知っているし、ミナミと俺も同じような関係だ。


けれど、そこに他の人間が入り込む事はない。


2人ならその組み合わせ、でなれば4人しかあり得ないと思っている。




俺は、しのぶとミナミの乳首に着けた痛みを伴う証ともう1つ、叶えたい事を言葉にした。


それの決心は、しのぶの言葉に背中を押されたものでもある。



「・・・ん、ん・・・」


「しのぶ・・・大丈夫か?」


丁度タイミングよく目を覚ましたしのぶが、まだ眠たそうに眼を擦り、智樹の胸にグリグリと顔を擦りつけたり、猫がするように身体を伸ばして伸びをする。


「・・・?へへへ・・・」


「なんだよ(笑)」


3人を順番に見ていくしのぶが笑い出して、釣られた智樹も笑ってしのぶの頬をムニュムニュと摘まむ。


「え~・・・智樹も、久希も、ミーちゃんも・・・・・・みんな好きだなぁって・・・」



嬉しそうに言葉にするのは素直すぎる思い・・・これにきゅんとしない奴はここにはいない。






「・・・あのさ、俺、4人で家族になりたいんだ・・・。」


「4人で・・・?それなら・・・全然・・・」


「ううん、しのぶ、そうじゃなくて・・・」


しのぶが思っている『家族』というものとはきっと違う、俺が思い描く『家族』は・・・



「4人で家族・・・しのぶとミナミは俺と智樹2人・・の子の母親になってほしい。わかってくれる・・・?」


もう一度説明しても、いまいちピンと来ていないしのぶと、なんとなく意味が通じたミナミが、いそいそと俺の腕から這い出し、白濁にまみれているソコに触れた。


「ぁ、んっ、な、に?ミーちゃ、ん・・・」


「しのちゃん、久希が言いたいのはね・・・避妊をしないでしのちゃんのココに、智樹と久希の精子を出されたら・・・ってこと・・・ふふ・・・」


「・・・・・・・・・あっ・・・え、あ・・・・・・」


気付いたしのぶがなぜか顔を真っ赤にして、3人の顔を見比べる。


「そういうこと。だから、俺は・・・4人で、家族になりたいんだよ。」


今日のように、これがいつもの俺たちの行為で日常で、それをこれからもずっと変わらずに俺は継続させい。


結婚という縛りの話になるなら、俺とミナミ、智樹としのぶに勿論なるだろうけど、子供だって1人目は同じ年がいいし、しのぶとミナミがどちらの子を宿しても構わない。



どちらの子かわからなくて構わないんだ。




・・・・・・だって・・・・・・それって物凄く興奮するだろ・・・?



「・・・お前、ほんとイカレてんな(笑)でも・・・最高だよ・・・」


「は、さんきゅ。智樹しかいないからな、俺の相棒は・・・。」


もう想像したのか無意識か、智樹の手がしのぶの腹を撫でていた。


しのぶはミナミが遊び始めたため、グチャグチャになった秘肉に指を捻じ込まれ、否応なしに反応する身体を智樹に預けて可愛らしい啼き声をあげはじめている。


「ねぇ、ちょっと3人とも、俺の提案は?」


「あん?そんなのイチイチ確認しなくても答えなんて決まってんだろ。」


ピアスをしていないしのぶの右の乳首を弄りながら、「当たり前の事を聞くな」と智樹は笑う。


「私もいいよぉ~、ずっと4人でキモチいい事しよぉよ・・・ね?し~のちゃん?」


「ぁん、っ、ん、ぁ、あぁっ」


「ほら、しのちゃんも、い~よ、だって。」


都合よく捉えられたしのぶだが、俺を視線を交わして、ふっと微笑んだ。


「それに・・・今更無理だろ?別々になんてのも、他のヤツと、なんてのも。・・・だめなんだよ、俺らじゃねぇと。」


智樹の言葉にしのぶとミナミも頷き、ミナミは俺の手を引いた。




「・・・ペアなんて・・・私たちには在って無いようなもの。4人で1つなのよ、私たちは・・・。」



俺に向かい、滑らかな肌を撫でて両足を自らの手で開き、露わにした中心を指で押し開いて俺を導く。



「・・・・・・キて・・・?久希・・・・・・抱いて・・・何度でも・・・」



俺がミナミにキスをして、膣口に宛がったソレでぬかるんだ雌肉を貫いていった時、横ではしのぶを押し倒して四つん這いにし、のしかかるように交尾を始めた智樹がいた。






俺たちはずっと変わらない。


これから新しい命が宿っても愛しい存在は、俺たちで慈しみ、愛を教えていくのだから・・・







狂い咲き四つ巴の雌雄~side by 久希③END



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狂い咲き四つ巴の雌雄、完結です。
愛し合う4人のお話でしたが、そこは禁断シリーズ・・・
続編も考えております。
楽しみにお待ち頂けたら嬉しいです。
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