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八章

夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる④⓪

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「あぁぁ・・・アァ・・・ッ晃介様が・・・ッ私をこんな姿にしてくださるなんて・・・ッ」



「そんなに喜ぶな。お前に与えるのは『仕置き』なのだから。」



「ア”ァッ」



ノラの男には、決して声を出さず、全てが明かされた時咲藤が羞恥と絶望にまみれるようなプレイをするよう指示をしてあるが、俺が自分にシているのだと信じ切っている咲藤は、ノラが身体に触れただけでみっともない声をあげてソレを勃起させ悦ぶ始末だ。



「なんだ?お前はタチなのではないか?拘束されて俺に・・弄られ、そんなに嬉しいのか」



「は、ァァ・・・ぁ、ァ・・・嬉しいです、この機会をずっと望んでおりました・・・」



「はっ・・・馬鹿な男だ。俺に懸想なぞしおって。」



「この世で一番敬愛し、俺の命よりも尊い晃介様に触れて頂けるのなら私は・・・」



「ふん・・・俺に懸想なぞするな。俺が愛しているのは美比呂ただ1人だ。それにしても・・・だらしないなお前のちん〇は。カウパーを垂れ流してヒクつかせ、有能な秘書が聞いて呆れるわ。そうだ・・・みっともないお前のちん〇を躾けてやろう。」



「ヒぎッ・・・!あぁっな、にをっ」



俺の言葉に反応したノラが、テーブルに用意していたアタッシュケースから取り出したモノを先走りを零してライトに照らされ、ヌラヌラと光る咲藤のちん〇にちょんと触れた。



「なぁに、栓をしてやろうと思ってな。」



「っあ”グッ、まっ、それ、は・・・っ」



ノラが手にしたのは、ブジーだったり、コックプラグとも呼ばれる尿道プレイ用のプラグだ。



「はっ、ア、ァッんぎッ、ひ、っは、あ”、あ”ァ”ッ」



消毒した、先端が小さなスプーンのようになっている細長い器具を咲藤の尿道口にチュクチュクと浅く沈ませては引き抜き、それだけで咲藤は声を上げて身を捩らせる。



「はぁ・・・咲藤、動くな。」



「!ア、ぁ・・・もうしわけ、ありません・・・」



「・・・・・・動いたら突き挿すからな。」



「は、い・・・晃介、様・・・」



身体を強張らせるのが、恐怖と不安なのか、期待によるものなのか、咲藤は拘束椅子の背もたれに背を沈め、浅く息を吐いた。



にゅ・・・ちゅ・・・



「!!ッあッぅ・・・ゥ」



ず・・・ズ・・・ぶ・・・



「んん”ッ・・・は、っく、ぅぅ・・・」



くぷ・・・



「ひ、ぃん・・・」



「は・・・なんだ、随分良さそうじゃないか」



「あぁ・・・アァ・・・ッ・・・晃介さまァッ・・・私のちん〇を・・・こう、ッ・・・すけさま、がっ・・・」



「俺に男の機能を封じられて悦んでいるのか」



「ァ、ァぁっ、嬉しぃ・・・っ嬉しい、です・・・っ」



「・・・ほら、もっと奥までくれてやろう。」



ズグ・・・っ



「ーーーっッ!!あッ、ぐ、ぅッ、は、はッ・・・は、・・・」



「おぉ、結構入ったな。お前のはデカいし長いから挿し甲斐があるわ。だが・・・もっとイケるのではないか?」



ノラの男は頷き、少しずつ加減をしながらプラグを挿し込んでいく。



「ッっぐ、んぐ、ふ、ぅ、ぁぅッ、は、はっ・・・」



「ほぉ・・・がんばったじゃないか咲藤。」



最深部まで突き刺さったプラグは、ちん〇から生えているような奇妙な姿を晒す。



ヒクついて揺れる度にキラ、きらっとライトを反射し、まともな言葉も吐けなくなった咲藤は反射的に身体が震える度に尿道の中でプラグが刺激を与えて尿管を擦り、涎を垂らしながら喘ぎを漏らしている。



カツン



「!うぐっぁ、はァッ」



カツンッ



「ふ、ぅぅッァッあッァッ」



ノラがちん〇から外部に露出したプラグをデコピンをするように指先で弾くと度に叫び声のような声がホールに響き、その痴態にあちこちのテーブルから愉快そうな笑い声が起きた。



「ンぅ、ぐ、ぅ・・・ふ、ぅ・・・ぅ・・・こ、ぅ、すけ・・・さま・・・こう、すけ・・・さ、まァ・・・」



「なんだ。もう堪えられないのか?」



「あぁ・・・アァ・・・ッ・・・もう、し・・・わけ・・・ッ・・・あ”ァッ・・・!?な、ん・・・で・・・ッなんで・・・ッ・・・?!あ”ッ、あァッいや、だ・・・ッ出し、たぃッ、出したぃぃッ!」



「・・・・・・ふはは、イケないだろう?苦しいだろう、簡単に快楽を与えたら仕置きにならんからな。せいぜい耐えろよ、咲藤・・・なぁに、出来るさ、有能なお前ならな・・・」



痙攣させるように身体をガクガク揺らす咲藤だが、尿道を塞ぐプラグのせいで射精は出来ず、解放されない不快感にわかりやすく動揺し取り乱してくれる。



ユウキは最初こそ驚いていたが、腹に一物を抱えてここにいるのだろうこの青年は、今は涼しい顔をして俺にシャンパンを注ぎ、果物を頬張りながらステージを冷ややかな目で見つめていた。






・・・本当に愉快だ。






だが、俺を不快にさせた咲藤への罰はまだ始まったばかりだった。




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