40 / 60
7:secret lesson
7-2
しおりを挟む
「っ・・・」
「平気・・・?」
「ぃ、ゃ・・・っ・・・なんか・・・」
「・・・声、出してもいいわよ。」
「ッ!!ぅ・・・は、すみ、さん・・・」
肘の内側から二の腕をスルスルと撫で上がる小さな手は、肩の骨のカタチをなぞり、鎖骨に達していた。
「・・・きれいね・・・綺麗な鎖骨って好き・・・」
生殺しよりも生殺し。
検体をするように身体に触れて確かめる蓮見さんの指はゆっくりと体中を滑り、時折・・・うっとりとした声で感想を漏らす。
「ぅ、ぁ・・・」
「・・・身体、鍛えてるの?」
喉からお臍まで、一直線にスッーー・・・と降りた指先を支点に、蓮見さんの手のひらがお腹を覆う。
もちろん、小さな手のひらじゃお腹に当てている程度だけど、じんわりと温かい手のひらが気持ちよくて、身体の力がふっと抜けた。
「・・・特に鍛えたりは・・・たまに筋トレはしてますけど・・・」
「・・・ふぅん・・・・・・忽那くん、雷落ちる準備してるの?」
「してないです、これは・・・仕方ないじゃないですか・・・好きな人にこんなに触られて・・・俺は触れないから、我慢してるんですよ・・・」
「・・・・・・手、つなぐ・・・?」
「え・・・?」
「・・・はい」
目を閉じたままの俺の左手に蓮見さんの手が重なる。
同時に蓮見さんが移動して、俺の頭の上に座ったのがわかった。
「ふふ・・・真面目ね、目、開けないのね・・・」
「・・・開けません・・・視覚効果で落雷しちゃうかもしれないので・・・」
左手と左手・・・
重なった手に恐る恐る指を絡めてみる。
怖い・・・調子に乗ってるって怒られるかな・・・
指と指の隙間を埋めるように指を絡めていった。
「・・・嫌じゃないですか・・・?」
「・・・・・・あなたじゃなかったらきっと嫌ね・・・・・・」
「・・・ずりぃ・・・」
「ふふ・・・」
「ずりぃのに、嬉しい・・・ッ!?」
「あ、ごめんなさい・・・突然・・・」
「ぃ、え・・・びっくりした・・・」
蓮見さんの右手が触れたのは俺の右側の鎖骨や右胸。
少し前かがみになっているのだろう、バスローブの感触が頭や額に掠め、時折柔らかい感触が当たる。
・・・気づいてんのかな・・・蓮見さん・・・
気づいてるよな、自分の身体なんだし・・・
鎖骨や胸に満足したのか、離れた指が首筋を撫で、耳に触れた。
耳たぶから耳のフチをなぞり、耳全体を揉むように指先で挟んだり、包み込んでいる。
「・・・蓮見さん・・・」
「・・・・・・なぁに?痛かった・・・?」
「・・・ちがくて・・・きもちよくて・・・寝そうです・・・」
「・・・ふふふ・・・」
つないだ左手は温かくて、絶対つなぐことはできないと思っていたのに、握ればぎゅっと握り返してくれる蓮見さんの手が心地よくて・・・
「・・・綺麗な顔よね・・・お肌も・・・・・・ムカつく・・・」
「え・・・」
「まだハタチでしょう・・・?私と出会わなければ、もっと・・・」
「俺は今の会社に入って、蓮見さんと出会えてよかった。俺が好きなのは、蓮見さんです。」
「・・・弄ばれるのかもしれないのに?」
「・・・・・・え・・・・・・そうなんですか・・・・・・?最高ですね・・・」
「あなたやっぱり変わってるわ」
「・・・そうかもしれないです・・・だって・・・今、すごく幸せなのに、興奮してる。」
「でも、我慢してくれてる」
「・・・蓮見さんといたいから、蓮見さんの側にいたいから・・・」
「・・・・・・ごめんね・・・、ありがとう・・・」
頬を包み、唇に触れた指先。
それは唇と唇が触れるキスとは違うものだけど、泣きそうなくらい胸が痛くて、苦しくて、嬉しかった。
「平気・・・?」
「ぃ、ゃ・・・っ・・・なんか・・・」
「・・・声、出してもいいわよ。」
「ッ!!ぅ・・・は、すみ、さん・・・」
肘の内側から二の腕をスルスルと撫で上がる小さな手は、肩の骨のカタチをなぞり、鎖骨に達していた。
「・・・きれいね・・・綺麗な鎖骨って好き・・・」
生殺しよりも生殺し。
検体をするように身体に触れて確かめる蓮見さんの指はゆっくりと体中を滑り、時折・・・うっとりとした声で感想を漏らす。
「ぅ、ぁ・・・」
「・・・身体、鍛えてるの?」
喉からお臍まで、一直線にスッーー・・・と降りた指先を支点に、蓮見さんの手のひらがお腹を覆う。
もちろん、小さな手のひらじゃお腹に当てている程度だけど、じんわりと温かい手のひらが気持ちよくて、身体の力がふっと抜けた。
「・・・特に鍛えたりは・・・たまに筋トレはしてますけど・・・」
「・・・ふぅん・・・・・・忽那くん、雷落ちる準備してるの?」
「してないです、これは・・・仕方ないじゃないですか・・・好きな人にこんなに触られて・・・俺は触れないから、我慢してるんですよ・・・」
「・・・・・・手、つなぐ・・・?」
「え・・・?」
「・・・はい」
目を閉じたままの俺の左手に蓮見さんの手が重なる。
同時に蓮見さんが移動して、俺の頭の上に座ったのがわかった。
「ふふ・・・真面目ね、目、開けないのね・・・」
「・・・開けません・・・視覚効果で落雷しちゃうかもしれないので・・・」
左手と左手・・・
重なった手に恐る恐る指を絡めてみる。
怖い・・・調子に乗ってるって怒られるかな・・・
指と指の隙間を埋めるように指を絡めていった。
「・・・嫌じゃないですか・・・?」
「・・・・・・あなたじゃなかったらきっと嫌ね・・・・・・」
「・・・ずりぃ・・・」
「ふふ・・・」
「ずりぃのに、嬉しい・・・ッ!?」
「あ、ごめんなさい・・・突然・・・」
「ぃ、え・・・びっくりした・・・」
蓮見さんの右手が触れたのは俺の右側の鎖骨や右胸。
少し前かがみになっているのだろう、バスローブの感触が頭や額に掠め、時折柔らかい感触が当たる。
・・・気づいてんのかな・・・蓮見さん・・・
気づいてるよな、自分の身体なんだし・・・
鎖骨や胸に満足したのか、離れた指が首筋を撫で、耳に触れた。
耳たぶから耳のフチをなぞり、耳全体を揉むように指先で挟んだり、包み込んでいる。
「・・・蓮見さん・・・」
「・・・・・・なぁに?痛かった・・・?」
「・・・ちがくて・・・きもちよくて・・・寝そうです・・・」
「・・・ふふふ・・・」
つないだ左手は温かくて、絶対つなぐことはできないと思っていたのに、握ればぎゅっと握り返してくれる蓮見さんの手が心地よくて・・・
「・・・綺麗な顔よね・・・お肌も・・・・・・ムカつく・・・」
「え・・・」
「まだハタチでしょう・・・?私と出会わなければ、もっと・・・」
「俺は今の会社に入って、蓮見さんと出会えてよかった。俺が好きなのは、蓮見さんです。」
「・・・弄ばれるのかもしれないのに?」
「・・・・・・え・・・・・・そうなんですか・・・・・・?最高ですね・・・」
「あなたやっぱり変わってるわ」
「・・・そうかもしれないです・・・だって・・・今、すごく幸せなのに、興奮してる。」
「でも、我慢してくれてる」
「・・・蓮見さんといたいから、蓮見さんの側にいたいから・・・」
「・・・・・・ごめんね・・・、ありがとう・・・」
頬を包み、唇に触れた指先。
それは唇と唇が触れるキスとは違うものだけど、泣きそうなくらい胸が痛くて、苦しくて、嬉しかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる