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10 その後の話
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アカイア伯令嬢ユウナとイストリア公令息ラルフの間の婚約は、アカイア伯側から破棄されることにより終結した。
理由はイストリア公側の不貞であり、さらに魔女と言いふらし名誉を棄損したということから、その損害賠償は非常に高額になった。
アカイア伯令嬢ユウナは領地まで有するようになり、フリーになったのも合わさって求婚が殺到……
しなかった。
一件も来なかった。
あの婚約破棄と決闘に関しては、確かにイストリア公側が悪い、ということで決着がついた。
感覚的にも間違ってはいなかっただろう。
そういう意味でアカイア伯側の評価は上がることすれ下がることはなかった。
だが、ユウナ自身の評価は、というと別の評価がされた。
なんせ、令嬢が貴族子息をボコボコに殴ったのだ。
強すぎる、怖い、として貴族令息達に思いっきり引かれたのだ。
おしとやかな令嬢が受ける婚活戦線において財力や名誉はあれど、性格に大ペナルティがついた彼女は箸にも棒にもかからなくなってしまったのだ。
一方で女性たちには非常に受けていた。
かっこよく騎士服に着飾った女性が悪辣非道な者をぶちのめしたという部分が受けたようだ。
なのでユウナは茶会などには引っ張りだこになった。
騎士服を着てそこら中へ参加させられるようになり、非常に忙しくなった。
顔つなぎは広くできたが、求婚はやっぱり一切来なかった。
仲の良くなった奥様方が息子に提案してみたようだが、断られたような様子は言外に伝わってきた。
「結婚できない~」
「そうですね」
「そうですねじゃな~い!」
決闘後もミワは私の護衛をしてくれている。
なんだかんだで幼馴染で気心知れてるので、楽ではある。
ただ、なんというか、敬う感じがないのだ。ミナはお嬢様お嬢様言ってくれるのに。
「ううー、やっぱり筋肉がついた令嬢なんて可愛くないのかなぁ」
「お嬢はかわいいし綺麗ですよ」
ミワはそういうときだけお世辞を言うのだ。
可愛いとかきれいとかいう割には扱いがぞんざいなので、お世辞に違いない。
「そういうなら責任取ってよー」
「責任?」
「私と結婚してってことよ~ 嫁の貰い手が亡くなった責任取って、ミワが結婚してよ」
にやりとしながら起き上がり、そんなことを告げる。
予想外のことを言われて少し焦ればいいのだとユウナは思ったが、ミワは笑顔でこちらに近づいてきて、なんとキスをした。
予想外のことに驚いて焦ってしまったのはユウナだった。
「じゃあ責任取って結婚しよう、ユウナ」
「ぴ」
「ぴ?」
「ぴぎゃあああああ!!!!」
恥ずかしさと照れとよくわからない感情が噴き出して悲鳴を上げたユウナはそのまま脱兎のごとく逃亡するのだった。
ユウナがミワにつかまり、結婚するまで、そう長い時間は必要なかった。
理由はイストリア公側の不貞であり、さらに魔女と言いふらし名誉を棄損したということから、その損害賠償は非常に高額になった。
アカイア伯令嬢ユウナは領地まで有するようになり、フリーになったのも合わさって求婚が殺到……
しなかった。
一件も来なかった。
あの婚約破棄と決闘に関しては、確かにイストリア公側が悪い、ということで決着がついた。
感覚的にも間違ってはいなかっただろう。
そういう意味でアカイア伯側の評価は上がることすれ下がることはなかった。
だが、ユウナ自身の評価は、というと別の評価がされた。
なんせ、令嬢が貴族子息をボコボコに殴ったのだ。
強すぎる、怖い、として貴族令息達に思いっきり引かれたのだ。
おしとやかな令嬢が受ける婚活戦線において財力や名誉はあれど、性格に大ペナルティがついた彼女は箸にも棒にもかからなくなってしまったのだ。
一方で女性たちには非常に受けていた。
かっこよく騎士服に着飾った女性が悪辣非道な者をぶちのめしたという部分が受けたようだ。
なのでユウナは茶会などには引っ張りだこになった。
騎士服を着てそこら中へ参加させられるようになり、非常に忙しくなった。
顔つなぎは広くできたが、求婚はやっぱり一切来なかった。
仲の良くなった奥様方が息子に提案してみたようだが、断られたような様子は言外に伝わってきた。
「結婚できない~」
「そうですね」
「そうですねじゃな~い!」
決闘後もミワは私の護衛をしてくれている。
なんだかんだで幼馴染で気心知れてるので、楽ではある。
ただ、なんというか、敬う感じがないのだ。ミナはお嬢様お嬢様言ってくれるのに。
「ううー、やっぱり筋肉がついた令嬢なんて可愛くないのかなぁ」
「お嬢はかわいいし綺麗ですよ」
ミワはそういうときだけお世辞を言うのだ。
可愛いとかきれいとかいう割には扱いがぞんざいなので、お世辞に違いない。
「そういうなら責任取ってよー」
「責任?」
「私と結婚してってことよ~ 嫁の貰い手が亡くなった責任取って、ミワが結婚してよ」
にやりとしながら起き上がり、そんなことを告げる。
予想外のことを言われて少し焦ればいいのだとユウナは思ったが、ミワは笑顔でこちらに近づいてきて、なんとキスをした。
予想外のことに驚いて焦ってしまったのはユウナだった。
「じゃあ責任取って結婚しよう、ユウナ」
「ぴ」
「ぴ?」
「ぴぎゃあああああ!!!!」
恥ずかしさと照れとよくわからない感情が噴き出して悲鳴を上げたユウナはそのまま脱兎のごとく逃亡するのだった。
ユウナがミワにつかまり、結婚するまで、そう長い時間は必要なかった。
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スカッとして、楽しく読ませて頂きました。
( >д<)、=3;'.・(>)3<)
( >д<)、=3;'.・(>)3<)
パンチはすべてを解決する。
カッコイイ‼️
素敵なスッキリなお話でした(⌒‐⌒)
ありがとうございます。
すっきりしていただいたなら幸いです。
こういうの、すっごい好きです!!強くなったのに恋愛弱いとかわいいすぎて、もう、ありがとうございます!!!
感想ありがとうございます。
恋愛ものも好きなのですが、なかなかうまくかけず……
好きといってもらえるとうれしいです。