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2部 再起編
Project.30 再起の為に
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案内されたライブハウスは本来であれば今日は休みのはずなのだが、何故か電気が付いていた。休みであればお店でライブも無いはずだが。
だけどそれは扉を開けてすぐにどういう意図なのかを理解することが出来た。
「……あっ! 来ました!」
目の前に居たのは網谷君。彼は忙しくて最近はまともに遊んだりもしてない、と言っていたはずだがなぜこんな所に居るのだろうか? オマケについてきてください。と案内までされて。ついて行くべきなのか分からなかったけど私は網谷君に迷わずついて行く。きっとこの先になにか私が代われるものがある。そう確信して。
「おし、華枝も来たな」
「十六夜くん?」
「さあ、話してる時間は無いですよ! 華枝さんの分はもう用意してあります。着替えてください」
「えっ? えっ?」
わけも分からず着替えさせられる。私も見た事のない衣装だ。だけど何故だろう。懐かしい感じがしていた。
そして渡されたのは歌詞だった。衣装と歌詞。ここまで来れば理解できない方が難しい。
「……なるほどね。観客は?」
「一人しかいない」
「なるほどね……」
観客はきっと浅篠さんだろう。彼女の前で私たちがまたパフォーマンスをする。そういう意図なのだろう。そしてそれは彼女にとって今1番必要なこと。そういうことだろう。
薬の虜になった彼女をもう一度表の舞台で活躍させるために薬という魔の手をふっきれさせ、もう一度アイドルという彼女の夢を見させてあげたい。
これは私以外の全員含め浅篠さんの過去や真実に触れた時に最初から計画されていたことらしい。計画の発起人は十六夜くん。浅篠さんに直接過去の話を聞いた時にこの計画を立てていたと。
「真尋君ナイスだよほんと」
「網谷も悪ぃな。忙しかったろ?」
「ううん。僕にも浅篠さんには居て欲しいから。業界に」
あの時と絶対に違うことがひとつ。全員が浅篠さんのことを信頼し、そして助けようと思っている。だからこそあの時みたいな中途半端な覚悟にはならない。今度こそ本当の意味で私たちはひとつのグループになれた気がした。
だけどそれは扉を開けてすぐにどういう意図なのかを理解することが出来た。
「……あっ! 来ました!」
目の前に居たのは網谷君。彼は忙しくて最近はまともに遊んだりもしてない、と言っていたはずだがなぜこんな所に居るのだろうか? オマケについてきてください。と案内までされて。ついて行くべきなのか分からなかったけど私は網谷君に迷わずついて行く。きっとこの先になにか私が代われるものがある。そう確信して。
「おし、華枝も来たな」
「十六夜くん?」
「さあ、話してる時間は無いですよ! 華枝さんの分はもう用意してあります。着替えてください」
「えっ? えっ?」
わけも分からず着替えさせられる。私も見た事のない衣装だ。だけど何故だろう。懐かしい感じがしていた。
そして渡されたのは歌詞だった。衣装と歌詞。ここまで来れば理解できない方が難しい。
「……なるほどね。観客は?」
「一人しかいない」
「なるほどね……」
観客はきっと浅篠さんだろう。彼女の前で私たちがまたパフォーマンスをする。そういう意図なのだろう。そしてそれは彼女にとって今1番必要なこと。そういうことだろう。
薬の虜になった彼女をもう一度表の舞台で活躍させるために薬という魔の手をふっきれさせ、もう一度アイドルという彼女の夢を見させてあげたい。
これは私以外の全員含め浅篠さんの過去や真実に触れた時に最初から計画されていたことらしい。計画の発起人は十六夜くん。浅篠さんに直接過去の話を聞いた時にこの計画を立てていたと。
「真尋君ナイスだよほんと」
「網谷も悪ぃな。忙しかったろ?」
「ううん。僕にも浅篠さんには居て欲しいから。業界に」
あの時と絶対に違うことがひとつ。全員が浅篠さんのことを信頼し、そして助けようと思っている。だからこそあの時みたいな中途半端な覚悟にはならない。今度こそ本当の意味で私たちはひとつのグループになれた気がした。
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