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引きされnext
箱の正体
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「リヴァデを入れた新生パッチワーカーズを始動する」
「おお、いいねぇ、こういうの」
色々言いたいことはあるが、言わないでおこう。リヴァデさんもだいぶ反省してるみたいだし。
「色々言いたげですね」
「そりゃ、色々言いたいですとも……」
「ですが、今はここを出るのが最優先です」
それもそうだ。僕達は今、ここから出なきゃいけないもの達。継ぎ接ぎだらけのチーム。パッチワーカーズなんだから。
「さて、どうするか」
「どうもこうもねぇよ。きまってんだろ?」
「そうだな」
ん? なんだ、なんだ……?
「最初にして最後の任務。みんな、気を張って行くぞ」
「もちろん!」
1人ござるが付いてるが、言うまでもない。
「さて拙者は消えるでござるよ」
「え?」
「忍びたるもの、忍ぶべし。でござろう?」
急に丸くなったなぁ、こいつも。
箱を求めて1週間が経とうとしていた。未だにーー見つからない。それどころか、逆に無いかもしれない可能性のがでかくなっていた。
「ねぇ、あるとすればバンドラ、ハデス。どっちなの?」
「あー……そのへんもよく分からねぇんだ」
ええ……それじゃあ、本当に情報なしかぁ
でも、そんなもんだろうなぁ。みんな。
「伊勢谷殿!!」
そう言って、半蔵が飛び込んでくる。
「箱の正体、分かったでござる!」
「ほ、本当か!?」
それは、僕達の勝ちを意味しているのか。負けを意味しているのか。僕にはわからない。
「さて、どうする?」
「決まってるじゃんーー」
そうだ。見つけ出すしかない!
「そ、それがーーパンドラでもハデスでも無いんでござる」
「え……?」
その場で、僕達は沈黙した。第3の、存在しないはずの箱の存在に。
ハデスでもパンドラでもないその箱の正体は。
「レオナルドの遺産……?」
「それが、この世界での箱らしいでござる」
また偉人が……
「で、そいつはどこにある?」
「そこまでは……」
「そうか。だが、いい報告をありがとうな。半蔵」
「ぎょい」
そう言って半蔵は、また情報を集めに行った。
その、レオナルドの遺産とやらを。
「こいつはおもしれえな」
「な、何言ってんだよ、ケビン……」
「ま、俺は俺で色々探ってみるからよ」
そう言って、ケビンもどこかへ行った。
「ふむ……伊勢谷」
「は、はい!」
「ここは任せるぞ。女一人でってわけにはいかん」
「わ、わかりましたっ!」
突然の出来事で、声が泳いでしまう。
「なぜ慌てているかしらんが……死ぬなよ」
「わかってます」
僕だって色々見てきたんだ。シリアスとギャグの切り返し食らいつく。
物語はーーまた、一つの終局へーー
「おお、いいねぇ、こういうの」
色々言いたいことはあるが、言わないでおこう。リヴァデさんもだいぶ反省してるみたいだし。
「色々言いたげですね」
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「さて、どうするか」
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「そうだな」
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1人ござるが付いてるが、言うまでもない。
「さて拙者は消えるでござるよ」
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急に丸くなったなぁ、こいつも。
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「ねぇ、あるとすればバンドラ、ハデス。どっちなの?」
「あー……そのへんもよく分からねぇんだ」
ええ……それじゃあ、本当に情報なしかぁ
でも、そんなもんだろうなぁ。みんな。
「伊勢谷殿!!」
そう言って、半蔵が飛び込んでくる。
「箱の正体、分かったでござる!」
「ほ、本当か!?」
それは、僕達の勝ちを意味しているのか。負けを意味しているのか。僕にはわからない。
「さて、どうする?」
「決まってるじゃんーー」
そうだ。見つけ出すしかない!
「そ、それがーーパンドラでもハデスでも無いんでござる」
「え……?」
その場で、僕達は沈黙した。第3の、存在しないはずの箱の存在に。
ハデスでもパンドラでもないその箱の正体は。
「レオナルドの遺産……?」
「それが、この世界での箱らしいでござる」
また偉人が……
「で、そいつはどこにある?」
「そこまでは……」
「そうか。だが、いい報告をありがとうな。半蔵」
「ぎょい」
そう言って半蔵は、また情報を集めに行った。
その、レオナルドの遺産とやらを。
「こいつはおもしれえな」
「な、何言ってんだよ、ケビン……」
「ま、俺は俺で色々探ってみるからよ」
そう言って、ケビンもどこかへ行った。
「ふむ……伊勢谷」
「は、はい!」
「ここは任せるぞ。女一人でってわけにはいかん」
「わ、わかりましたっ!」
突然の出来事で、声が泳いでしまう。
「なぜ慌てているかしらんが……死ぬなよ」
「わかってます」
僕だって色々見てきたんだ。シリアスとギャグの切り返し食らいつく。
物語はーーまた、一つの終局へーー
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