引きこもりの僕がある日突然勇者になった理由。ファイナル

ジャンマル

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LEVELZEROafterSTORY~Venus Tune~

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 彼女は、口を開く。魔法少女システムのその概要について、話始めた。
「そもそも、魔法少女って言うのは、死者の魂を食らう捕食者よ」
 彼女が最初に言ったのはその一言だった。捕食者? それはビーストではないのか? そもそも、死者の魂を捕食する……? 何を言っているんだ?
「でも、それが本当だとしたら私たちって何なのよ」
「私たち魔法少女は、魂強制成仏システム。しかし、表向きはビーストと戦う存在とするために、魔法少女と名付けられた存在……」
 ま、待って、ついていけない。魂強制成仏システム? それはいったい何なんだろう? まず、整理してくれないとわからない。
「この世界には、魂がいる。でも、彼らは成仏できずにいる。だからこそ、オカルトを嫌った学者の一人がこのシステムを完成させた」
 それは、好きな学者なのでは? とも思ったが、オカルトを否定する。という点では嫌っているのだろう。
 でも、それだけの為だけに、私たちは作られた? でも、それだけじゃ成仏させようがない。一体、どうやって成仏させているんだろう。
「そもそもこのシステムは、『魔法の使用』と、『変身の度』に魂が強制的に成仏するようにできているの」
 それじゃあ、私たちがバンバン使うたびに、何人もの人の魂が地に帰って行っているの……?
「それをやらせる『ためだけに』作られたのが、奴ら。ビーストさ」
 それじゃあ、私たちは掃除道具って事なの? 命を危険にさらしてまで、どうして魂を地に返そうとするの?
「でも、それじゃあなんで契約すると記憶が消えるのよ!」
「決まってるだろ、そいつの魂が地に帰ったなんて知った魔法少女は戦えなくなる。それをさせないために力を渡した魔法少女はみんなに忘れられるんだよ」
 ありえない。そんなの、ありえない。それはもう科学ではない。魔術の領域だ。そんなことを科学者一人が出来るわけない。
「おっと、そこから先は私が話そう」
 そう言って、突然現れた仮面の男(?)がそう言うと、後は任せた。と、言わんばかりに芽衣は後ろに下がった。この人、いったい何なんだ?
「これから私が話すのは、独りの天才学者のお話でございます」
 そうして仮面の男(?)は、魔法少女の誕生秘話について話し始めた。
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