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LEVELZEROafterSTORY~Venus Tune~
三重契約
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「あー、おい、話し終わったのか」
それまでに攻撃すればよかったのに、わざわざ待っていた御蔭がそう言う。さすがにこれ以上は待ってくれないだろう……そう思ったのだが、どうも彼女の探求心が優先されたようで、三度目の契約をするというと、「おもしれえ、見せてみろよ」と、待ってくれるという。……本当は優しいはずなのに……
「じゃあ、行くよ?」
そう言うと、私と芽衣を途中でつなぐ千佳が言う。さすがにこんな状態で芽衣は契約できないから芽衣の代わりに間に一人入れる必要がある。というものだ。もっとも、その情報を提供してきたのは御蔭だが。
「うん、お願い」
そう言うと、千佳が少し手に力を入れるのが分かった。千佳の体を通して、私と芽衣との間で情報を交換する。
契約――それは、お互いのデータを組み合わせることで、戦闘力を上げていく。というものだ。普通なら、一個体では一度が限度だろう。だが、私の場合はすでに一回二重で契約をしている。だからこそ、三度目を試す。という意味で御蔭は見ているだけなのだろう。
敵を褒める気はないが、今回は御蔭に助けられた……良くも悪くも、御蔭がいなければこんなことにはなっていなかっただろう。
「そうだ、それで、千佳と芽衣は今一つになっている。だからってデータが欠損することはねえ。後は従来のように契約するだけだ」
まあ、従来と言っても、受け取る側がイメージする時点ですでに違うのが……とはいえ、契約できると作った本人が言っている。信用している情報というわけではないが。
「……一つに……」
データの受信中に、それ以外を考えると、携帯でいうバックアップ取っている途中でコード外したからデータ吹っ飛んだ。みたいなことになる……とはいえ、それを間で中継している千佳も、芽衣とイメージを重ねる必要があるので、私以上に難しいだろう。
「……女神たちの旋律……か……」
そう口走ったのは、御蔭だった。今更、私たちに何の未練があるの……?
駄目だ、今は、データの受信に集中しないと……
私は、その時に見てしまった御蔭の寂しそうな顔だけは忘れることはないだろう。
それまでに攻撃すればよかったのに、わざわざ待っていた御蔭がそう言う。さすがにこれ以上は待ってくれないだろう……そう思ったのだが、どうも彼女の探求心が優先されたようで、三度目の契約をするというと、「おもしれえ、見せてみろよ」と、待ってくれるという。……本当は優しいはずなのに……
「じゃあ、行くよ?」
そう言うと、私と芽衣を途中でつなぐ千佳が言う。さすがにこんな状態で芽衣は契約できないから芽衣の代わりに間に一人入れる必要がある。というものだ。もっとも、その情報を提供してきたのは御蔭だが。
「うん、お願い」
そう言うと、千佳が少し手に力を入れるのが分かった。千佳の体を通して、私と芽衣との間で情報を交換する。
契約――それは、お互いのデータを組み合わせることで、戦闘力を上げていく。というものだ。普通なら、一個体では一度が限度だろう。だが、私の場合はすでに一回二重で契約をしている。だからこそ、三度目を試す。という意味で御蔭は見ているだけなのだろう。
敵を褒める気はないが、今回は御蔭に助けられた……良くも悪くも、御蔭がいなければこんなことにはなっていなかっただろう。
「そうだ、それで、千佳と芽衣は今一つになっている。だからってデータが欠損することはねえ。後は従来のように契約するだけだ」
まあ、従来と言っても、受け取る側がイメージする時点ですでに違うのが……とはいえ、契約できると作った本人が言っている。信用している情報というわけではないが。
「……一つに……」
データの受信中に、それ以外を考えると、携帯でいうバックアップ取っている途中でコード外したからデータ吹っ飛んだ。みたいなことになる……とはいえ、それを間で中継している千佳も、芽衣とイメージを重ねる必要があるので、私以上に難しいだろう。
「……女神たちの旋律……か……」
そう口走ったのは、御蔭だった。今更、私たちに何の未練があるの……?
駄目だ、今は、データの受信に集中しないと……
私は、その時に見てしまった御蔭の寂しそうな顔だけは忘れることはないだろう。
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