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「活動開始!!...サークルの謹慎も解禁だー!」
「勘違いからの真相発覚。」
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「よし、じゃあ今日は、AメロからBメロ入る手前まで、とりあえず合わせてみるか。」
『はい!!......アイアイサー!!!』
「...うん......いい加減にしようね??...もうこれで何日目だよ!!!いい加減、エセ船乗り卒業しろよ!!!」
「もう!!!だ~れ~???リーダー怒らせたのぉ~????」
「どう考えても...呑気そうにしてる奏也だろ???」
「はぁ!?...そんなこと言ってる七緒かもしれないぞ??」
「ちょっと...どうして翔真さんは、毎回毎回、俺の事を怖がらせようとしてくるんですか???虐めすぎると...俺...泣いちゃいますよ???」
「あ~ぁ!翔真さんが、七緒を泣かせた~!!」
「...っだぁー!!!!ギャーギャー騒いでる、お前ら全員だよゴラァ!!!!!(怒)」
ある日の練習途中に俺は、メンバーにぶちギレてしまった。
だって仕方ないだろ??
1ヶ月以上前から、俺の言葉にメンバーはアイアイサーとことごとく返すようになって......。
今日は、はい!!で割と長い間があったから、やっと変なブームも終わったかと思って、せいせいしていたら、まさかまさかのそんな中でのアイアイサー......さすがに...キレるわ!!
俺のキレた様子を見ていたメンバーは、目を丸くしてじっと俺の事を見つめていた。
俺は、仕方なく練習を再開するために、軽く咳払いをすると、メンバーの方を見て、こう言ったのだった。
「......あー、その...大声出して悪かった......。でもな、流石に謎のブームにも限度があるだろ???...今は練習中だ。せめて練習中だけでも、ふざける頻度を控えて欲しいんだが......『...その...虎雅さん......すみません...が、それは無理そうです!!』...いや...はぁっ!!!?...なんで無理なんだよ!!!」
有り得ないだろ!!!
なんで、練習中にふざけることを控えられないんだよ!!
そんな勝手が、一体どこで許されるかって言うんだよ!!
俺が、内心盛大にツッコミを入れていると、俺の方を見ていた奏也が、目をうるうるさせて、こんなお願いをしてきた。
「......だって、虎雅さん面白いんだもん!!!それでも...ダメ???」
「...うっ......そんな目で見つめるのはズルいだろ......奏也...。...はぁ、分かったよ...ただ、少しでいいから控えてくれよ??」
「うん!分かってるよ!!虎雅さーーん!!アイアイ(※猿の事)サーん!!!」
「あははっ!!!奏也上手い!!!(笑)...虎雅さんとお猿さん!!...ヤバい...これドツボったわ!!!」
くそっ、してやられた!!
こいつら全く分かってないな......。
お前らのが、学習能力のない猿だろうが!!!
こんなことを頭で考えるが早いか俺は、目の前でケラケラ笑っている翔真に、拳を一発、頭をおみましてやった。
「この阿呆っ!!!!先輩のお前が、一緒にケラケラしてて良いと思ってるのか!???(怒)」
「いっでぇー!!!!痛いよ!!!!...何すんだよ、虎雅!!!...いいじゃん、別に。先輩と後輩が仲良いサークルってステキだろ????違うのかよ????」
「俺が言いたいのはそういう事じゃねぇんだよ!!!...せめて、後輩の見本になりやがれって意味で言ったんだよ!!!」
「はぁ!?これも立派な見本だろ??笑いをとる先輩の!!」
俺たちの言い争いに、痺れを切らした優が、背後からこう声をかけたことで、俺達の喧嘩は終止符を打つこととなった。
「...虎雅さん。...あなたが吠えてどうするんですか...。それから、奏也も七緒も翔真さんも!!...リーダーである虎雅さんの話をしっかり聞かなくて、どうするんですか???...このままじゃ虎雅さん、壊れちゃいますよ???」
『...っ。』
優の言葉に、誰も言葉を返すことが出来なくなり、困ったメンバーは俺に目線を向けると、何とかしてくれと言わんばかりの瞳で見つめてきた。
俺は、どうしようも無くなり、ため息をひとつつくと、優にこう声をかけたのだった。
「...ごめん、優。...確かにそうだ。俺が、ちゃんとしないといけないのに...メンバーに吠えてたらダメだよな...。...ありがとう。」
「いや......俺はそういうつもりじゃなくて......その...。」
「えっ...じゃあ...どういうつもりだったの!???」
「いや...どういうつもりも何も...ただ...『あー!!!分かった!!!優は、やっぱり男の娘だったんだね!!!...俺の予想は的中...一等賞だ!!』......えっ!?...いや!!!待って!!!それはそれで、なんか違っ...!」
俺は、正直びっくりしてしまった。
だって...目の前の優は、顔を真っ赤にして、俺の事をチラチラと見ているのだから。
まさかとは思ったよ??でも......嘘だろ???
なぁ、優が......男の娘?だと!???
確かに、メンバーとしては頼りになるし大好きだ。
いや...でもな。
俺は......ノーマルなんだろ???
と言うより、なんで俺、俺自身に質問しててしかも疑問形なんだ!???
おかしいだろ!!!(汗)
違う...断じて違うぞ...。
俺は......ノーマルだ!!!
でも、優がその気なら...断るのは悪いのか...??
こう必死に頭をフル回転させていた俺は、もうパンク寸前だった。
そんな中、顔を真っ赤にした優が、メンバーに真っ向から否定しだしたのだった。
だが...。
「......あのほんとに違うんで...!!!!『優さん!!それいい!!!!...と言うより、返事を聞く前に行動に移してくれるなんて、優さんはやっぱり俺が見込んだだけありますよ!!!...という事で、優さんのその照れ顔と困り顔の虎雅さんをツーショットでいただきます!!!(笑)『へっ!!??』パシャッ...!!」
俺の横で真っ赤になった優は、目の前で興奮気味にスマホをこちらに向けている七緒に、拍子抜けした顔を向けていた。
それもそのはず...。
「...いやいやいやいや、無断で写真撮るなよ!!!...せめて、許可取れ!!!許可を!!!」
俺がこう言って、何となく状況を理解しながら七緒を止めに入ると、七緒は、嬉しそうな顔をしたまま、明るい声でこう言ってきたのだった。
「ん...???でも俺、ちゃんと許可取りましたよ??...優さんが『月並み』メンバーとのツーショット萌え写真撮らせてくれるって言ったから...それに甘えただけだよ???」
「はぁ!????...おい、優??どういうことだよ!!説明しろ!?」
「...えっ...あっ、考えておいてって...今度、答え聞くからって...そういう。......いや、誤解ですよっ!!!俺も、こんなことなんて知らなかったんだ!!!七緒...なんで、詳細を先に言ってくれなかったんだよ!!!」
「ん???...だって、言え!!って言われてないし...??...でも、約束は約束なんで~、はい笑って笑って!!!!...これをネットにあげて、俺たちのファン増やすのもありでしょ???」
七緒の言葉に、俺のさっき収まったばかりの、頭の熱が再沸騰を起こし、次の瞬間...七緒のスマホを取り上げると、思い切り床に叩きつけていた。
「有りなわけないだろうが!!!!!...お前の携帯は、俺がバキバキにしてやる!!!」
「あーーー!!!まって!待って!!!...分割払い...後一年以上も残ってるんだよ!!!(汗)...止めてくれ!!!!!虎雅さん...頼むから止めて!!!!俺、倒産しちゃうよ!!!!『問答無用!!!(怒)』...いやーーーーー!!!!(叫)自己破産~!!!!」
『はい!!......アイアイサー!!!』
「...うん......いい加減にしようね??...もうこれで何日目だよ!!!いい加減、エセ船乗り卒業しろよ!!!」
「もう!!!だ~れ~???リーダー怒らせたのぉ~????」
「どう考えても...呑気そうにしてる奏也だろ???」
「はぁ!?...そんなこと言ってる七緒かもしれないぞ??」
「ちょっと...どうして翔真さんは、毎回毎回、俺の事を怖がらせようとしてくるんですか???虐めすぎると...俺...泣いちゃいますよ???」
「あ~ぁ!翔真さんが、七緒を泣かせた~!!」
「...っだぁー!!!!ギャーギャー騒いでる、お前ら全員だよゴラァ!!!!!(怒)」
ある日の練習途中に俺は、メンバーにぶちギレてしまった。
だって仕方ないだろ??
1ヶ月以上前から、俺の言葉にメンバーはアイアイサーとことごとく返すようになって......。
今日は、はい!!で割と長い間があったから、やっと変なブームも終わったかと思って、せいせいしていたら、まさかまさかのそんな中でのアイアイサー......さすがに...キレるわ!!
俺のキレた様子を見ていたメンバーは、目を丸くしてじっと俺の事を見つめていた。
俺は、仕方なく練習を再開するために、軽く咳払いをすると、メンバーの方を見て、こう言ったのだった。
「......あー、その...大声出して悪かった......。でもな、流石に謎のブームにも限度があるだろ???...今は練習中だ。せめて練習中だけでも、ふざける頻度を控えて欲しいんだが......『...その...虎雅さん......すみません...が、それは無理そうです!!』...いや...はぁっ!!!?...なんで無理なんだよ!!!」
有り得ないだろ!!!
なんで、練習中にふざけることを控えられないんだよ!!
そんな勝手が、一体どこで許されるかって言うんだよ!!
俺が、内心盛大にツッコミを入れていると、俺の方を見ていた奏也が、目をうるうるさせて、こんなお願いをしてきた。
「......だって、虎雅さん面白いんだもん!!!それでも...ダメ???」
「...うっ......そんな目で見つめるのはズルいだろ......奏也...。...はぁ、分かったよ...ただ、少しでいいから控えてくれよ??」
「うん!分かってるよ!!虎雅さーーん!!アイアイ(※猿の事)サーん!!!」
「あははっ!!!奏也上手い!!!(笑)...虎雅さんとお猿さん!!...ヤバい...これドツボったわ!!!」
くそっ、してやられた!!
こいつら全く分かってないな......。
お前らのが、学習能力のない猿だろうが!!!
こんなことを頭で考えるが早いか俺は、目の前でケラケラ笑っている翔真に、拳を一発、頭をおみましてやった。
「この阿呆っ!!!!先輩のお前が、一緒にケラケラしてて良いと思ってるのか!???(怒)」
「いっでぇー!!!!痛いよ!!!!...何すんだよ、虎雅!!!...いいじゃん、別に。先輩と後輩が仲良いサークルってステキだろ????違うのかよ????」
「俺が言いたいのはそういう事じゃねぇんだよ!!!...せめて、後輩の見本になりやがれって意味で言ったんだよ!!!」
「はぁ!?これも立派な見本だろ??笑いをとる先輩の!!」
俺たちの言い争いに、痺れを切らした優が、背後からこう声をかけたことで、俺達の喧嘩は終止符を打つこととなった。
「...虎雅さん。...あなたが吠えてどうするんですか...。それから、奏也も七緒も翔真さんも!!...リーダーである虎雅さんの話をしっかり聞かなくて、どうするんですか???...このままじゃ虎雅さん、壊れちゃいますよ???」
『...っ。』
優の言葉に、誰も言葉を返すことが出来なくなり、困ったメンバーは俺に目線を向けると、何とかしてくれと言わんばかりの瞳で見つめてきた。
俺は、どうしようも無くなり、ため息をひとつつくと、優にこう声をかけたのだった。
「...ごめん、優。...確かにそうだ。俺が、ちゃんとしないといけないのに...メンバーに吠えてたらダメだよな...。...ありがとう。」
「いや......俺はそういうつもりじゃなくて......その...。」
「えっ...じゃあ...どういうつもりだったの!???」
「いや...どういうつもりも何も...ただ...『あー!!!分かった!!!優は、やっぱり男の娘だったんだね!!!...俺の予想は的中...一等賞だ!!』......えっ!?...いや!!!待って!!!それはそれで、なんか違っ...!」
俺は、正直びっくりしてしまった。
だって...目の前の優は、顔を真っ赤にして、俺の事をチラチラと見ているのだから。
まさかとは思ったよ??でも......嘘だろ???
なぁ、優が......男の娘?だと!???
確かに、メンバーとしては頼りになるし大好きだ。
いや...でもな。
俺は......ノーマルなんだろ???
と言うより、なんで俺、俺自身に質問しててしかも疑問形なんだ!???
おかしいだろ!!!(汗)
違う...断じて違うぞ...。
俺は......ノーマルだ!!!
でも、優がその気なら...断るのは悪いのか...??
こう必死に頭をフル回転させていた俺は、もうパンク寸前だった。
そんな中、顔を真っ赤にした優が、メンバーに真っ向から否定しだしたのだった。
だが...。
「......あのほんとに違うんで...!!!!『優さん!!それいい!!!!...と言うより、返事を聞く前に行動に移してくれるなんて、優さんはやっぱり俺が見込んだだけありますよ!!!...という事で、優さんのその照れ顔と困り顔の虎雅さんをツーショットでいただきます!!!(笑)『へっ!!??』パシャッ...!!」
俺の横で真っ赤になった優は、目の前で興奮気味にスマホをこちらに向けている七緒に、拍子抜けした顔を向けていた。
それもそのはず...。
「...いやいやいやいや、無断で写真撮るなよ!!!...せめて、許可取れ!!!許可を!!!」
俺がこう言って、何となく状況を理解しながら七緒を止めに入ると、七緒は、嬉しそうな顔をしたまま、明るい声でこう言ってきたのだった。
「ん...???でも俺、ちゃんと許可取りましたよ??...優さんが『月並み』メンバーとのツーショット萌え写真撮らせてくれるって言ったから...それに甘えただけだよ???」
「はぁ!????...おい、優??どういうことだよ!!説明しろ!?」
「...えっ...あっ、考えておいてって...今度、答え聞くからって...そういう。......いや、誤解ですよっ!!!俺も、こんなことなんて知らなかったんだ!!!七緒...なんで、詳細を先に言ってくれなかったんだよ!!!」
「ん???...だって、言え!!って言われてないし...??...でも、約束は約束なんで~、はい笑って笑って!!!!...これをネットにあげて、俺たちのファン増やすのもありでしょ???」
七緒の言葉に、俺のさっき収まったばかりの、頭の熱が再沸騰を起こし、次の瞬間...七緒のスマホを取り上げると、思い切り床に叩きつけていた。
「有りなわけないだろうが!!!!!...お前の携帯は、俺がバキバキにしてやる!!!」
「あーーー!!!まって!待って!!!...分割払い...後一年以上も残ってるんだよ!!!(汗)...止めてくれ!!!!!虎雅さん...頼むから止めて!!!!俺、倒産しちゃうよ!!!!『問答無用!!!(怒)』...いやーーーーー!!!!(叫)自己破産~!!!!」
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