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第1号 「俺と変態カメラマンの出会い。」
雑誌コーナーの男。
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琉架は、いつものように暗い夜道を歩きながら帰り道にあるコンビニを目指していた。
コンビニにつくと琉架は、一直線にスイーツコーナーとパックジュースのコーナーに行く。
だが、入店してすぐに顔を歪めた。
「...また、来てるよ...。あいつ今日もあの雑誌買ってくのかな...??まぁ、俺的には、買ってもらえるとそれだけ需要あるんだなってやる気にも繋がるしいいんだけどな。(笑)」
と言って、お店に入って右側にある雑誌コーナーにいる長身の男を横目に捉えながら、目的のコーナーに向かった琉架。
琉架が、最近ハマっている紙パックのミルクティーを手にレジに向かおうと足を進めた時...レジで会計をしている雑誌コーナーの男が...。
「うわー、結局クロジカルの人気雑誌で俺が、お世話なってる『SUGAR GIRL』買ってるし...。(笑)あれ...男の人とか載ってないし...比較的20歳以下の子しか載ってないのに...はっ!!もしかして...奴は...ロリコンか...。(汗)」
と言って一人でブツブツ言ってる琉架に気が付いたのか、会計を済ませた男が琉架の方に近づいてきた。
琉架をまじまじとみつめた男は
「ちょっと...いいですか??」
と言って声をかけてきた。
琉架は、焦った顔して頷いたが、内心
「うわー、絶対...俺がロリコンって言ったの聞こえてて...怒ってるよ...。(汗)あー、めんどくさいな...。どーしよ...。(汗)」
と思ってこの状況をどうやって切り抜けるかを考えるために、思考をフル回転させていた。
会計を済ませ、コンビニの外に出た琉架を待っていたのは、雑誌コーナーの男だった。
男は、琉架を見つめると
「...あの...その...姫崎 るかさんですよね?...なぜ、女性であるアナタが、男装を...??」
と言って琉架を固まらせた。
琉架は、焦った様子で必死に思考を巡らせて
「えっと...その...ちょっと、ボーイッシュな格好をしてみようかなと...気分転換の一貫ですよ!(笑)」
と言って咄嗟に笑顔を作り、取り繕った。
目の前の男は、ニコッと微笑むと
「へぇー!なるほど!!それはいいですね!!」
と言って琉架を見つめた。
琉架は、咄嗟に
「あの...私は、明日も仕事がありますので...失礼しますね...。」
と言ってその場をあとにしようとしたが...男に腕を掴まれて動きを制されてしまった。
「...って、納得するわけないよね...??だって、どう見ても髪の毛...短髪だし??男の子でしょ...??...君...女性って偽って...女性雑誌に出てるの??...はははっ、面白いな...。ねぇ??なんで...『...どうか...どうかお願いします。...事務所には、内緒にしてるんです...。俺が、男ってこと...。女の子として、写真とってもらってて...もうかれこれ5年経ってるんです...。今更、こんなこと言えない...。だから、お願いします...!ほかの人には、口外しないでください!!(汗)』...。」
と言って、琉架は、小刻みに震えながらニヤニヤしている男に頭を下げた。
そんな琉架の様子に目の前の男は
「...ふーん、そうなんだね...。まぁ、なんにせよ、口外するつもりはないよ??...でも、その代わりと言っちゃなんだけど...俺に...撮らせて。君の写真。『...えっ...でも、俺はクロジカル事務所と契約してるので...撮影は...』...はははっ、大丈夫。俺が撮りたいのは、君自身。つまり、男の子の君ってわけ。...写真撮らせてくれたら...絶対に口外は...しない。」
と言って、真剣な眼差しを琉架に向けるのだった。
コンビニにつくと琉架は、一直線にスイーツコーナーとパックジュースのコーナーに行く。
だが、入店してすぐに顔を歪めた。
「...また、来てるよ...。あいつ今日もあの雑誌買ってくのかな...??まぁ、俺的には、買ってもらえるとそれだけ需要あるんだなってやる気にも繋がるしいいんだけどな。(笑)」
と言って、お店に入って右側にある雑誌コーナーにいる長身の男を横目に捉えながら、目的のコーナーに向かった琉架。
琉架が、最近ハマっている紙パックのミルクティーを手にレジに向かおうと足を進めた時...レジで会計をしている雑誌コーナーの男が...。
「うわー、結局クロジカルの人気雑誌で俺が、お世話なってる『SUGAR GIRL』買ってるし...。(笑)あれ...男の人とか載ってないし...比較的20歳以下の子しか載ってないのに...はっ!!もしかして...奴は...ロリコンか...。(汗)」
と言って一人でブツブツ言ってる琉架に気が付いたのか、会計を済ませた男が琉架の方に近づいてきた。
琉架をまじまじとみつめた男は
「ちょっと...いいですか??」
と言って声をかけてきた。
琉架は、焦った顔して頷いたが、内心
「うわー、絶対...俺がロリコンって言ったの聞こえてて...怒ってるよ...。(汗)あー、めんどくさいな...。どーしよ...。(汗)」
と思ってこの状況をどうやって切り抜けるかを考えるために、思考をフル回転させていた。
会計を済ませ、コンビニの外に出た琉架を待っていたのは、雑誌コーナーの男だった。
男は、琉架を見つめると
「...あの...その...姫崎 るかさんですよね?...なぜ、女性であるアナタが、男装を...??」
と言って琉架を固まらせた。
琉架は、焦った様子で必死に思考を巡らせて
「えっと...その...ちょっと、ボーイッシュな格好をしてみようかなと...気分転換の一貫ですよ!(笑)」
と言って咄嗟に笑顔を作り、取り繕った。
目の前の男は、ニコッと微笑むと
「へぇー!なるほど!!それはいいですね!!」
と言って琉架を見つめた。
琉架は、咄嗟に
「あの...私は、明日も仕事がありますので...失礼しますね...。」
と言ってその場をあとにしようとしたが...男に腕を掴まれて動きを制されてしまった。
「...って、納得するわけないよね...??だって、どう見ても髪の毛...短髪だし??男の子でしょ...??...君...女性って偽って...女性雑誌に出てるの??...はははっ、面白いな...。ねぇ??なんで...『...どうか...どうかお願いします。...事務所には、内緒にしてるんです...。俺が、男ってこと...。女の子として、写真とってもらってて...もうかれこれ5年経ってるんです...。今更、こんなこと言えない...。だから、お願いします...!ほかの人には、口外しないでください!!(汗)』...。」
と言って、琉架は、小刻みに震えながらニヤニヤしている男に頭を下げた。
そんな琉架の様子に目の前の男は
「...ふーん、そうなんだね...。まぁ、なんにせよ、口外するつもりはないよ??...でも、その代わりと言っちゃなんだけど...俺に...撮らせて。君の写真。『...えっ...でも、俺はクロジカル事務所と契約してるので...撮影は...』...はははっ、大丈夫。俺が撮りたいのは、君自身。つまり、男の子の君ってわけ。...写真撮らせてくれたら...絶対に口外は...しない。」
と言って、真剣な眼差しを琉架に向けるのだった。
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