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第3章 「狂ったネジは元には戻らない...。」
「風三谷と俺、それから恋。」
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「風三谷さんの応急処置は、何とか済みましたが......あの...失礼ですが、伏佐波さんは、風三谷さんの身に何があったのかご存じではありませんか??」
「えっと...それはどういう意味ですか???...俺が、何かしたって言いたいんですか???」
「いえ...そういうわけではないのですが...その......風三谷さんがこちらに運ばれてきた時の傷の具合から言って、恐らくですが......そのぉ、誰かに暴行されたと考えるのが妥当かと...。」
「いや、ちょっと待ってくださいよ!!!誰がそんなこと...まさか、俺を疑っているんですか!??」
壮馬は、医師の発言に、途端に自身が先程まで気が狂ったように、風三谷に行っていた事を思い出し、変に焦りを覚えた口調で医師に反論を述べ始めた。
そんな壮馬の様子に医師は、困り果てた顔で壮馬を宥めると、そのまま壮馬をある部屋へと案内し、しばらくそこで待つように指示を出したのだった。
壮馬は、医師が去ってから深いため息をひとつ零すと、椅子と机しかない殺風景な空間に嫌な感情を覚え、独りこう呟いた。
「はぁ...恐らく、今医師の奴らは俺が風三谷を暴行したと思って、警察を呼んでるに違いない。くそっ......いや、確かに俺は、風三谷に対して酷いことはしたけど、でも殴る蹴るの暴行は.........したのか...???(汗)...喧嘩って、暴行罪になるのか...??例え、お互いの同意の元で行っていても...???」
こんな事を永遠と考えていた壮馬の元に、暫く時間が経った後、壮馬の予想通り、警棒を腰に下げ、青い制服を着こなした青年が二人、壮馬の元へとやってきた。
壮馬は、妙に偉そうな警官二人の様子に、なんだか嫌な感じがしたが、下手なことは出来ないと、心の中にその気持ちをぐっと抑え込み、目の前の警官二人に何食わぬ表情を向けた。
そんな壮馬の様子に、表情を険しくした警官のひとりが、壮馬にこう声をかけたのだった。
「...あのぉ~、すみません。風三谷ぶん太さんの事で、少しお時間よろしいでしょうか??」
「...はい、構いませんが......どうして、警察の方が二人も???」
壮馬のこの言葉に、恐らく部下であろう警官の男が俺の顔を見つめると
「少し、気になることをお聞きしたもので...お話の方を聞かせていただければと思いまして。なに、そんなに難しいことではないですよ。ただ、我々が今から質問することに対して、正直に嘘偽りなく答えていただければ、それだけで宜しいので。」
と言って、気味の悪い笑みを浮かべた。
正直、俺はその警官の明らかな作り笑いに、不快感しか感じなかったが、今、少しでもおかしな行動を起こせば、確実に俺はこの二人にもれなく、警察署へとご招待されることになるだろう。
こう考えた俺は、小さく頷くと
「はい、分かりました。」
と普通の表情で答えた。
俺のこの様子に先程と変わらず、真剣な...だけど、何処かイラついた表情を俺に向けた、上司であろう警官が
「...ゴホンッ。では、これからいくつか質問させていただきます。会話記録の為に、ボイスレコーダーを回させて頂きますが、御了承頂ければと思います。」
と言うと、恐らく最初から出すつもりだったのだろう。
ポケットからものの数秒で、スイッチの入ったボイスレコーダーが出てきた。
警官のその行動に対して、またしても俺の心はイラつきを覚えたが、このままでは最後まで俺の身が持たない気がしたため、俺はそれ以上気にしないことにした。
そのあと警官に聞かれたのは、風三谷との関係と、風三谷が病院に緊急搬送される原因になったことなどを、誘導尋問の如く言葉巧みに、そして事細かに聞かれた。
俺が淡々と答えたからか、警官は少し不機嫌に話の詳細を聞き出してきた。
今思えば、俺をなんとしても犯人に仕立てたかったのだろうな...。
その証拠に最終的には
「お前が風三谷さんに恨みを持ってて、殴っちゃったんだろ???なぁ...正直に言えば、罪が軽くなるかもなぁ。(笑)」
とまで言われたのだから。
正直この瞬間、俺はこの国の警察への憧れを、完全に絶たれた気がした。
そうして最後まで、警官の望む面白い展開にはならず、質疑応答は終わりを告げ、警官はぶつくさ文句を吐きながら、不機嫌そうに部屋を出ていった。
警官が帰ったあと、何事も無かったかのように、5分もせず看護師が現れ、そのままぶん太のいる病室へと案内してくれた。
看護師に案内された俺は今、すぅすぅ寝息を立てて、だが何処か辛そうな表情を浮かべ、眠りについている風三谷の病室に辿り着いていた。
俺は、風三谷の眠るベットに近づくと、その付近にあるパイプ椅子を引き出し、力なくその椅子に腰をかけると、風三谷が起きるのをじっと待つことにした。
「えっと...それはどういう意味ですか???...俺が、何かしたって言いたいんですか???」
「いえ...そういうわけではないのですが...その......風三谷さんがこちらに運ばれてきた時の傷の具合から言って、恐らくですが......そのぉ、誰かに暴行されたと考えるのが妥当かと...。」
「いや、ちょっと待ってくださいよ!!!誰がそんなこと...まさか、俺を疑っているんですか!??」
壮馬は、医師の発言に、途端に自身が先程まで気が狂ったように、風三谷に行っていた事を思い出し、変に焦りを覚えた口調で医師に反論を述べ始めた。
そんな壮馬の様子に医師は、困り果てた顔で壮馬を宥めると、そのまま壮馬をある部屋へと案内し、しばらくそこで待つように指示を出したのだった。
壮馬は、医師が去ってから深いため息をひとつ零すと、椅子と机しかない殺風景な空間に嫌な感情を覚え、独りこう呟いた。
「はぁ...恐らく、今医師の奴らは俺が風三谷を暴行したと思って、警察を呼んでるに違いない。くそっ......いや、確かに俺は、風三谷に対して酷いことはしたけど、でも殴る蹴るの暴行は.........したのか...???(汗)...喧嘩って、暴行罪になるのか...??例え、お互いの同意の元で行っていても...???」
こんな事を永遠と考えていた壮馬の元に、暫く時間が経った後、壮馬の予想通り、警棒を腰に下げ、青い制服を着こなした青年が二人、壮馬の元へとやってきた。
壮馬は、妙に偉そうな警官二人の様子に、なんだか嫌な感じがしたが、下手なことは出来ないと、心の中にその気持ちをぐっと抑え込み、目の前の警官二人に何食わぬ表情を向けた。
そんな壮馬の様子に、表情を険しくした警官のひとりが、壮馬にこう声をかけたのだった。
「...あのぉ~、すみません。風三谷ぶん太さんの事で、少しお時間よろしいでしょうか??」
「...はい、構いませんが......どうして、警察の方が二人も???」
壮馬のこの言葉に、恐らく部下であろう警官の男が俺の顔を見つめると
「少し、気になることをお聞きしたもので...お話の方を聞かせていただければと思いまして。なに、そんなに難しいことではないですよ。ただ、我々が今から質問することに対して、正直に嘘偽りなく答えていただければ、それだけで宜しいので。」
と言って、気味の悪い笑みを浮かべた。
正直、俺はその警官の明らかな作り笑いに、不快感しか感じなかったが、今、少しでもおかしな行動を起こせば、確実に俺はこの二人にもれなく、警察署へとご招待されることになるだろう。
こう考えた俺は、小さく頷くと
「はい、分かりました。」
と普通の表情で答えた。
俺のこの様子に先程と変わらず、真剣な...だけど、何処かイラついた表情を俺に向けた、上司であろう警官が
「...ゴホンッ。では、これからいくつか質問させていただきます。会話記録の為に、ボイスレコーダーを回させて頂きますが、御了承頂ければと思います。」
と言うと、恐らく最初から出すつもりだったのだろう。
ポケットからものの数秒で、スイッチの入ったボイスレコーダーが出てきた。
警官のその行動に対して、またしても俺の心はイラつきを覚えたが、このままでは最後まで俺の身が持たない気がしたため、俺はそれ以上気にしないことにした。
そのあと警官に聞かれたのは、風三谷との関係と、風三谷が病院に緊急搬送される原因になったことなどを、誘導尋問の如く言葉巧みに、そして事細かに聞かれた。
俺が淡々と答えたからか、警官は少し不機嫌に話の詳細を聞き出してきた。
今思えば、俺をなんとしても犯人に仕立てたかったのだろうな...。
その証拠に最終的には
「お前が風三谷さんに恨みを持ってて、殴っちゃったんだろ???なぁ...正直に言えば、罪が軽くなるかもなぁ。(笑)」
とまで言われたのだから。
正直この瞬間、俺はこの国の警察への憧れを、完全に絶たれた気がした。
そうして最後まで、警官の望む面白い展開にはならず、質疑応答は終わりを告げ、警官はぶつくさ文句を吐きながら、不機嫌そうに部屋を出ていった。
警官が帰ったあと、何事も無かったかのように、5分もせず看護師が現れ、そのままぶん太のいる病室へと案内してくれた。
看護師に案内された俺は今、すぅすぅ寝息を立てて、だが何処か辛そうな表情を浮かべ、眠りについている風三谷の病室に辿り着いていた。
俺は、風三谷の眠るベットに近づくと、その付近にあるパイプ椅子を引き出し、力なくその椅子に腰をかけると、風三谷が起きるのをじっと待つことにした。
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