25 / 32
第5章 「動き出した...言の葉。」
「ぶん太は、俺のモノ。兄ちゃんは、私のモノ。」
しおりを挟む
「んっ...んんっ??...あれ??俺、寝ちゃってた???」
「あっ、起きた???...おはよう、ぶん太。寝顔も可愛かったよ。(笑)」
「って......あー!!!...俺たちって、やっちゃいました???...そんな...まさかですよね......やってなんて『やったよ???』...うぎゃ!!!!!...よりにもよって、恋さんと......ヤバい。...伏佐波先輩に、犯し殺される......。」
ぶん太の質問に何の悪気もなく、恋はこう答えた。
そんな恋の様子にぶん太は、伏佐波先輩に犯された何時ぞやの嫌な記憶思い出し、咄嗟に叫び声を上げた。
そんなぶん太の悲痛な声に恋は、
「何??...壮馬???...壮馬に何かされたの???」
と、ぶん太に顔をよせ、問いただした。
いつもよりも近くにある恋の顔が、恋の目があまりにも怖かったため、ぶん太は、観念したように伏佐波に犯された時の事を口にしたのだった。
そうして、数回ほど気持ち悪くなりながら、何とか説明を終えたぶん太の様子をみた恋の目からは光がなくなっていた。
恋の様子にぶん太は心配になり、咄嗟に声をかけようとしたが...
「はぁ!???壮馬、あいつマジで何やってるんだよ!!!!...大丈夫だからな???...ぶん太のことは、俺が守ってやる。というよりも、気持ちいことは俺以外の人と出来ないぐらい、俺でいっぱいに満たしてやるからな??安心しろ。(ニタァ)」
と言って、ぶん太に微笑みかけた。
そんな恋に対して内心...
いや、恋さん。
それ、絶対に安心できないやつだよ!!
何その不気味な笑顔...えっ...これって、フラグ???
あの有名な死亡フラグというやつなのか!???
つまりは、俺を殺す気か!???
なんて、盛大にツッコミを入れていることなど、ぶん太にスキスキアピールをしていた恋は、全く気づいてなかったのだった。
それどころか、無防備なぶん太にまたもや変なスイッチが入ってしまった恋は、ぶん太に近づきながら甘く囁き始めた。
「ん??どうした??ぶ~ん太!!『って、恋さん!!朝から盛るのやめてくださいよ!!!っ...て、わぁ!!!!』...かーわいっ!チュッ」
そうして恋に、朝から酷く愛されたぶん太なのであった。
その頃、伏佐波はと言うと......とあるひとつの病室へと足を運んでいた。
その理由は...
「おーい、さらちゃん???......??」
「っ...!!!おじさん誰!??...気持ち悪い!!!勝手に名前呼ばないでよ!!!」
「わっ...わー!!!!ちょっと待って!!!確かにいきなり話しかけたのは謝るけど、ナースコールに手をかけるのはやめて!!!!!」
壮馬は、風三谷の妹が入院している大きな都立病院を訪れていた。
なぜ彼が、ぶん太の妹であるサラの病室へ来ているのかというと...
「......おじさん......じゃなくて...もしかして、ぶん太兄ちゃん??」
「えっ......えぇっと...(うーん、もしかしなくても、さらちゃんは、俺のことをぶん太と勘違いしてるよな...まぁ、でも、勘違いされてる方が、これからの暮らしもスムーズにいけるし...よし!)...あー、バレちゃったかぁー!!...そうだよ!!サラのこと驚かそうと思ってさ!!(笑)」
壮馬は、サラの勘違いした様子に、内心いろいろ考えた結果、サラの事を騙し通すことに決めた。
そんな壮馬の様子にサラは、プクッと頬をふくらませて
「もう!!!お兄ちゃんたら!!今までどこに行っていたのよ!!なんで、すぐに私の所に来てくれなかったのよ!!!!私はお兄ちゃんをずっと待っていたのよ!?......ううん、こんなことが言いたかったんじゃないの...。お兄ちゃん、大好き。...お兄ちゃん......サラの気持ちわかってくれたんだよね??...お兄ちゃん......結婚しよ??」
と言うと、壮馬を本当にぶん太と思っているのか、なんの躊躇もなく、壮馬の腕をギュッと抱きしめたのだった。
壮馬は、困った顔をしていたが、サラの頭を優しく撫でると、サラのおでこにそっと口付けたのだった。
壮馬の行動にサラは、心底嬉しそうな顔で壮馬に笑顔を向けていた。
そんなサラの様子に壮馬は、
「...サラ??...分かった。サラが元気になったら、兄ちゃんと結婚しような!(笑)だからサラ??...早く良くなるように、手術頑張って受けよう???兄ちゃん、応援しているから。」
と言って、サラのことをぎゅっと抱きしめたのだった。
壮馬の優しい言葉にサラは、次第に不安そうな表情を浮かべて
「......お兄ちゃん...私怖いよ...。お兄ちゃんが、また消えちゃうんじゃないのかなって思って...。不安で不安で堪らないの!!」
と言って、壮馬に涙目で訴えかけた。
そんなサラの様子に壮馬は、サラの涙をそっと自身の親指で拭うと
「サラ。...兄ちゃんは、居なくならないよ。サラがどんなに俺のことを拒んだとしても、兄ちゃんは、ずっとずっとサラについていく。片時も離れたりしないよ。ずっと......永遠に一緒にいよう。約束するから。ね??」
とこう声を掛けると、サラに優しい微笑みを向けて、首を傾げてみせたのだった。
壮馬のフワッとした様子に、コクリと頷いたサラは、壮馬に感謝の言葉を告げると...
「兄ちゃん...約束だよ??......約束する為に、サラと..チュッ....えへへ、ほんとに約束!!」
呆気にとられていた壮馬の唇に軽くキスをした。
そんなサラに壮馬は、一瞬目を見開き
「...っ!??......サラ...。(おいおい、正気かよ!!...仮にも、お前とぶん太は、兄弟だろ???なのに...キスって...キス!??...うわぁ、ダメだ。頭が追いつかない......でも一つだけ言える。お前ら...兄弟揃って問題大ありだろ!!)」
と、内心声を荒らげていた。
そんな壮馬にサラは、壮馬のことをギュッと抱きしめ
「お兄ちゃん...好き。」
と、囁くと、そのまま壮馬の胸に顔を埋めた。
そんなサラの行動に壮馬は
「......(何だか...胸が痛いな...すごい罪悪感だ...。まぁ、でもここまでしたらシャーないわな...。)......あぁ、約束だ。永遠に共にだな!(もうどうにでもなれ!!!)」
とこう言うと、自身の中で何かを決意し、サラの事をギュッと抱きしめ返したのだった。
「あっ、起きた???...おはよう、ぶん太。寝顔も可愛かったよ。(笑)」
「って......あー!!!...俺たちって、やっちゃいました???...そんな...まさかですよね......やってなんて『やったよ???』...うぎゃ!!!!!...よりにもよって、恋さんと......ヤバい。...伏佐波先輩に、犯し殺される......。」
ぶん太の質問に何の悪気もなく、恋はこう答えた。
そんな恋の様子にぶん太は、伏佐波先輩に犯された何時ぞやの嫌な記憶思い出し、咄嗟に叫び声を上げた。
そんなぶん太の悲痛な声に恋は、
「何??...壮馬???...壮馬に何かされたの???」
と、ぶん太に顔をよせ、問いただした。
いつもよりも近くにある恋の顔が、恋の目があまりにも怖かったため、ぶん太は、観念したように伏佐波に犯された時の事を口にしたのだった。
そうして、数回ほど気持ち悪くなりながら、何とか説明を終えたぶん太の様子をみた恋の目からは光がなくなっていた。
恋の様子にぶん太は心配になり、咄嗟に声をかけようとしたが...
「はぁ!???壮馬、あいつマジで何やってるんだよ!!!!...大丈夫だからな???...ぶん太のことは、俺が守ってやる。というよりも、気持ちいことは俺以外の人と出来ないぐらい、俺でいっぱいに満たしてやるからな??安心しろ。(ニタァ)」
と言って、ぶん太に微笑みかけた。
そんな恋に対して内心...
いや、恋さん。
それ、絶対に安心できないやつだよ!!
何その不気味な笑顔...えっ...これって、フラグ???
あの有名な死亡フラグというやつなのか!???
つまりは、俺を殺す気か!???
なんて、盛大にツッコミを入れていることなど、ぶん太にスキスキアピールをしていた恋は、全く気づいてなかったのだった。
それどころか、無防備なぶん太にまたもや変なスイッチが入ってしまった恋は、ぶん太に近づきながら甘く囁き始めた。
「ん??どうした??ぶ~ん太!!『って、恋さん!!朝から盛るのやめてくださいよ!!!っ...て、わぁ!!!!』...かーわいっ!チュッ」
そうして恋に、朝から酷く愛されたぶん太なのであった。
その頃、伏佐波はと言うと......とあるひとつの病室へと足を運んでいた。
その理由は...
「おーい、さらちゃん???......??」
「っ...!!!おじさん誰!??...気持ち悪い!!!勝手に名前呼ばないでよ!!!」
「わっ...わー!!!!ちょっと待って!!!確かにいきなり話しかけたのは謝るけど、ナースコールに手をかけるのはやめて!!!!!」
壮馬は、風三谷の妹が入院している大きな都立病院を訪れていた。
なぜ彼が、ぶん太の妹であるサラの病室へ来ているのかというと...
「......おじさん......じゃなくて...もしかして、ぶん太兄ちゃん??」
「えっ......えぇっと...(うーん、もしかしなくても、さらちゃんは、俺のことをぶん太と勘違いしてるよな...まぁ、でも、勘違いされてる方が、これからの暮らしもスムーズにいけるし...よし!)...あー、バレちゃったかぁー!!...そうだよ!!サラのこと驚かそうと思ってさ!!(笑)」
壮馬は、サラの勘違いした様子に、内心いろいろ考えた結果、サラの事を騙し通すことに決めた。
そんな壮馬の様子にサラは、プクッと頬をふくらませて
「もう!!!お兄ちゃんたら!!今までどこに行っていたのよ!!なんで、すぐに私の所に来てくれなかったのよ!!!!私はお兄ちゃんをずっと待っていたのよ!?......ううん、こんなことが言いたかったんじゃないの...。お兄ちゃん、大好き。...お兄ちゃん......サラの気持ちわかってくれたんだよね??...お兄ちゃん......結婚しよ??」
と言うと、壮馬を本当にぶん太と思っているのか、なんの躊躇もなく、壮馬の腕をギュッと抱きしめたのだった。
壮馬は、困った顔をしていたが、サラの頭を優しく撫でると、サラのおでこにそっと口付けたのだった。
壮馬の行動にサラは、心底嬉しそうな顔で壮馬に笑顔を向けていた。
そんなサラの様子に壮馬は、
「...サラ??...分かった。サラが元気になったら、兄ちゃんと結婚しような!(笑)だからサラ??...早く良くなるように、手術頑張って受けよう???兄ちゃん、応援しているから。」
と言って、サラのことをぎゅっと抱きしめたのだった。
壮馬の優しい言葉にサラは、次第に不安そうな表情を浮かべて
「......お兄ちゃん...私怖いよ...。お兄ちゃんが、また消えちゃうんじゃないのかなって思って...。不安で不安で堪らないの!!」
と言って、壮馬に涙目で訴えかけた。
そんなサラの様子に壮馬は、サラの涙をそっと自身の親指で拭うと
「サラ。...兄ちゃんは、居なくならないよ。サラがどんなに俺のことを拒んだとしても、兄ちゃんは、ずっとずっとサラについていく。片時も離れたりしないよ。ずっと......永遠に一緒にいよう。約束するから。ね??」
とこう声を掛けると、サラに優しい微笑みを向けて、首を傾げてみせたのだった。
壮馬のフワッとした様子に、コクリと頷いたサラは、壮馬に感謝の言葉を告げると...
「兄ちゃん...約束だよ??......約束する為に、サラと..チュッ....えへへ、ほんとに約束!!」
呆気にとられていた壮馬の唇に軽くキスをした。
そんなサラに壮馬は、一瞬目を見開き
「...っ!??......サラ...。(おいおい、正気かよ!!...仮にも、お前とぶん太は、兄弟だろ???なのに...キスって...キス!??...うわぁ、ダメだ。頭が追いつかない......でも一つだけ言える。お前ら...兄弟揃って問題大ありだろ!!)」
と、内心声を荒らげていた。
そんな壮馬にサラは、壮馬のことをギュッと抱きしめ
「お兄ちゃん...好き。」
と、囁くと、そのまま壮馬の胸に顔を埋めた。
そんなサラの行動に壮馬は
「......(何だか...胸が痛いな...すごい罪悪感だ...。まぁ、でもここまでしたらシャーないわな...。)......あぁ、約束だ。永遠に共にだな!(もうどうにでもなれ!!!)」
とこう言うと、自身の中で何かを決意し、サラの事をギュッと抱きしめ返したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
陛下の前で婚約破棄!………でも実は……(笑)
ミクリ21
BL
陛下を祝う誕生パーティーにて。
僕の婚約者のセレンが、僕に婚約破棄だと言い出した。
隣には、婚約者の僕ではなく元平民少女のアイルがいる。
僕を断罪するセレンに、僕は涙を流す。
でも、実はこれには訳がある。
知らないのは、アイルだけ………。
さぁ、楽しい楽しい劇の始まりさ〜♪
偽物勇者は愛を乞う
きっせつ
BL
ある日。異世界から本物の勇者が召喚された。
六年間、左目を失いながらも勇者として戦い続けたニルは偽物の烙印を押され、勇者パーティから追い出されてしまう。
偽物勇者として逃げるように人里離れた森の奥の小屋で隠遁生活をし始めたニル。悲嘆に暮れる…事はなく、勇者の重圧から解放された彼は没落人生を楽しもうとして居た矢先、何故か勇者パーティとして今も戦っている筈の騎士が彼の前に現れて……。
【完結】第三王子、ただいま輸送中。理由は多分、大臣です
ナポ
BL
ラクス王子、目覚めたら馬車の中。
理由は不明、手紙一通とパン一個。
どうやら「王宮の空気を乱したため、左遷」だそうです。
そんな理由でいいのか!?
でもなぜか辺境での暮らしが思いのほか快適!
自由だし、食事は美味しいし、うるさい兄たちもいない!
……と思いきや、襲撃事件に巻き込まれたり、何かの教祖にされたり、ドタバタと騒がしい!!
悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する
スノウマン(ユッキー)
BL
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。
そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由
スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。
これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。
無自覚両片想いの勇者×親友。
読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる