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17歳
715 怪しい行動
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「僕、ちょっと出掛けてくるので」
「うん。俺も一緒に行く」
「ダメですよ」
きっぱり拒否してきたティアンは、「僕ひとりで行ってきます」と念押しする。
就寝前。
湖で魚を確保できなかった俺は、悔しい気持ちを胸に綿毛ちゃんを撫でまわしていた。ついでにエリスちゃんも。エリスちゃんは気難しい猫なので、あまり触らせてくれない。でもおやつやご飯の時間になると、途端に擦り寄ってくる。可愛いからいいけど。
部屋でもふもふを手にごろごろしていた俺。そこへ突然ティアンが言い放った言葉に、ふむふむ頷く。ジャンはすでに引き上げているので、部屋には俺とティアン、それに犬猫しかいない。
「じゃあ明日はティアンいないの?」
「いますけど。出かけるのは今からです」
「今から?」
「はい」
見れば、寝巻き姿の俺とは異なり、ティアンはお出かけ用の私服に身を包んでいる。シンプルなシャツ姿ではあるが、どこか張り切った格好だ。
……すごく怪しい。
「もう夜だよ。どこに行くの」
「ちょっと。その」
頬を掻くだけで明確な答えを寄越さないティアンは「そういうわけなので」と話を終わらせようとしてくる。
「留守にするので。変なことしないでくださいね」
「どこ行くの?」
「……街に」
「街」
こんな時間に?
夜中に街へ出かける用事ってなんだろう。綿毛ちゃんをぎゅっと抱えて、考える。レナルドやニックは、時折街へ遊びに行く。大抵は夜だ。酒を飲みに行っているらしいが、多分あいつらはちょっとエッチなお店に行っているに違いない。グリシャは賭け事をしに行く。ティアンが賭け事をするようには見えない。となれば、エッチな店か。
眉間に皺を寄せて、ティアンを見上げる。鏡で髪型をチェックしていたティアンは、俺の視線に気がついてわざとらしい咳払いをしてみせた。
すごく怪しい。え、絶対に女の子じゃん。女の子に会いに行く感じじゃん。信じられない!
むすっと頬を膨らませれば、ティアンが怪訝な顔になる。
「なんで夜なの? 街に行きたいなら昼間に行けばいいじゃん」
「夜更かししたらダメですよ」
俺の問いかけを無視して、ティアンは上着を羽織る。黒色の上着だが、いつもの騎士服ではない。なんだか苛々した俺は、綿毛ちゃんをティアンの背中に押しつけてやる。
「ちょっと! なにするんですか」
「毛だらけにしてやる!」
『やめてぇ』
ぐいぐい毛玉を押し付けるが、綿毛ちゃんは抜け毛が少ない。これではダメだ。綿毛ちゃんを床に置いて、エリスちゃんを抱っこする。
「行け! エリスちゃん! 毛だらけにしてやれ!」
「やめてください」
けれども今度は、エリスちゃんを押し付ける前に素早く避けられてしまう。それどころか、上手いこと俺の背後を陣取ったティアンは、「おとなしくしていてくださいよ」とぐいぐい背中を押してくる。
「街のどこに行くの!」
「ちょっと知り合いに会ってきます」
「俺の知ってる人?」
「いえ。ルイス様の知らない人ですよ」
すらすら答えるティアンが、嘘を言っているようには見えない。
相手は女の子? と、訊きたいような訊きたくないような。迷っている間に、ティアンは出て行ってしまう。「夜更かししたらダメですよ」と、ドアを閉める直前に念押しされた。今から夜遊びに行くような奴に言われたくない。
ティアンのいなくなった室内にて。
「行くぞ! 綿毛ちゃん」
『どこにぃ?』
エリスちゃんには部屋での留守番をお願いして、綿毛ちゃんと共に廊下に出る。
『ティアンさんを追いかけるの? 坊ちゃん、寝巻きじゃん』
うるさい毛玉の相手をしている暇はない。先に出て行ったティアンに見つからないように、二階へと向かう。
『なんで二階なの? 外行かないの?』
寝巻き姿で外に行くわけないだろう。急いで階段を駆け上がった俺は、お目当ての部屋をノックした。
「アロン!」
「……はい?」
「なんでニックが出てくるの?」
この時間、アロンは自室にいるはずである。けれども、顔を覗かせたのはアロンではなかった。
なぜかアロンの部屋から出てきたニックは、俺の姿を確認するなり「もう寝る時間では?」と眉をひそめる。
「アロンは?」
「アロンなら酒をとりに、厨房に」
「まだそんなことしてんの?」
アロンは昔から厨房に忍び込んで酒やつまみをくすねていた。まだやっているのか。すぐ戻るということなので、俺は室内で待たせてもらうことにする。
「おや、ルイス様」
ニックの横を通って入室すれば、ソファに腰掛けるグリシャと目が合った。え、グリシャ?
なんでグリシャがアロンの部屋に。いまいち表情の動かないグリシャは、俺に向けて小さく頭を下げる。
真面目なグリシャが、どうしてニックなんかと。思わずニックを睨めば、「こいつが勝手にやって来たんですよ!」とちょっと怒ったような言葉が返ってきた。そうなの?
相変わらずアロンの部屋は散らかっている。もしかして、こいつらのたまり場になっているのが原因だろうか。たまにアリアが文句を言いながら片付けているのを目撃する。
『オレにもお酒わけてくださぁい』
へらへら笑う毛玉の口を塞いで、とりあえずグリシャの隣に腰を下ろしておく。犬はお酒飲まない。グリシャは真面目だが、仕事の時間が終われば割と緩いのだと知った。俺が隣に座っても、特になにも言わない。
「ニック! アロン呼んできて」
「すぐ戻ってきますよ」
「いいから呼んできて!」
「もう戻ってきますよ」
面倒くさいと肩をすくめるニックは、ソファに腰を落ち着けてしまう。
「それで? こんなところに来て、ティアンに怒られますよ」
呆れたようなニックの言葉に、むっと眉を寄せておく。そのティアンがいないから、俺はここまで来たのだ。
テーブルを見る限り、まだお酒は飲んでいないらしい。酔ってしまう前に、お願いしたいことがある。悶々と綿毛ちゃんを抱きしめる俺に、ニックとグリシャが不思議そうに首を傾げていた。
「うん。俺も一緒に行く」
「ダメですよ」
きっぱり拒否してきたティアンは、「僕ひとりで行ってきます」と念押しする。
就寝前。
湖で魚を確保できなかった俺は、悔しい気持ちを胸に綿毛ちゃんを撫でまわしていた。ついでにエリスちゃんも。エリスちゃんは気難しい猫なので、あまり触らせてくれない。でもおやつやご飯の時間になると、途端に擦り寄ってくる。可愛いからいいけど。
部屋でもふもふを手にごろごろしていた俺。そこへ突然ティアンが言い放った言葉に、ふむふむ頷く。ジャンはすでに引き上げているので、部屋には俺とティアン、それに犬猫しかいない。
「じゃあ明日はティアンいないの?」
「いますけど。出かけるのは今からです」
「今から?」
「はい」
見れば、寝巻き姿の俺とは異なり、ティアンはお出かけ用の私服に身を包んでいる。シンプルなシャツ姿ではあるが、どこか張り切った格好だ。
……すごく怪しい。
「もう夜だよ。どこに行くの」
「ちょっと。その」
頬を掻くだけで明確な答えを寄越さないティアンは「そういうわけなので」と話を終わらせようとしてくる。
「留守にするので。変なことしないでくださいね」
「どこ行くの?」
「……街に」
「街」
こんな時間に?
夜中に街へ出かける用事ってなんだろう。綿毛ちゃんをぎゅっと抱えて、考える。レナルドやニックは、時折街へ遊びに行く。大抵は夜だ。酒を飲みに行っているらしいが、多分あいつらはちょっとエッチなお店に行っているに違いない。グリシャは賭け事をしに行く。ティアンが賭け事をするようには見えない。となれば、エッチな店か。
眉間に皺を寄せて、ティアンを見上げる。鏡で髪型をチェックしていたティアンは、俺の視線に気がついてわざとらしい咳払いをしてみせた。
すごく怪しい。え、絶対に女の子じゃん。女の子に会いに行く感じじゃん。信じられない!
むすっと頬を膨らませれば、ティアンが怪訝な顔になる。
「なんで夜なの? 街に行きたいなら昼間に行けばいいじゃん」
「夜更かししたらダメですよ」
俺の問いかけを無視して、ティアンは上着を羽織る。黒色の上着だが、いつもの騎士服ではない。なんだか苛々した俺は、綿毛ちゃんをティアンの背中に押しつけてやる。
「ちょっと! なにするんですか」
「毛だらけにしてやる!」
『やめてぇ』
ぐいぐい毛玉を押し付けるが、綿毛ちゃんは抜け毛が少ない。これではダメだ。綿毛ちゃんを床に置いて、エリスちゃんを抱っこする。
「行け! エリスちゃん! 毛だらけにしてやれ!」
「やめてください」
けれども今度は、エリスちゃんを押し付ける前に素早く避けられてしまう。それどころか、上手いこと俺の背後を陣取ったティアンは、「おとなしくしていてくださいよ」とぐいぐい背中を押してくる。
「街のどこに行くの!」
「ちょっと知り合いに会ってきます」
「俺の知ってる人?」
「いえ。ルイス様の知らない人ですよ」
すらすら答えるティアンが、嘘を言っているようには見えない。
相手は女の子? と、訊きたいような訊きたくないような。迷っている間に、ティアンは出て行ってしまう。「夜更かししたらダメですよ」と、ドアを閉める直前に念押しされた。今から夜遊びに行くような奴に言われたくない。
ティアンのいなくなった室内にて。
「行くぞ! 綿毛ちゃん」
『どこにぃ?』
エリスちゃんには部屋での留守番をお願いして、綿毛ちゃんと共に廊下に出る。
『ティアンさんを追いかけるの? 坊ちゃん、寝巻きじゃん』
うるさい毛玉の相手をしている暇はない。先に出て行ったティアンに見つからないように、二階へと向かう。
『なんで二階なの? 外行かないの?』
寝巻き姿で外に行くわけないだろう。急いで階段を駆け上がった俺は、お目当ての部屋をノックした。
「アロン!」
「……はい?」
「なんでニックが出てくるの?」
この時間、アロンは自室にいるはずである。けれども、顔を覗かせたのはアロンではなかった。
なぜかアロンの部屋から出てきたニックは、俺の姿を確認するなり「もう寝る時間では?」と眉をひそめる。
「アロンは?」
「アロンなら酒をとりに、厨房に」
「まだそんなことしてんの?」
アロンは昔から厨房に忍び込んで酒やつまみをくすねていた。まだやっているのか。すぐ戻るということなので、俺は室内で待たせてもらうことにする。
「おや、ルイス様」
ニックの横を通って入室すれば、ソファに腰掛けるグリシャと目が合った。え、グリシャ?
なんでグリシャがアロンの部屋に。いまいち表情の動かないグリシャは、俺に向けて小さく頭を下げる。
真面目なグリシャが、どうしてニックなんかと。思わずニックを睨めば、「こいつが勝手にやって来たんですよ!」とちょっと怒ったような言葉が返ってきた。そうなの?
相変わらずアロンの部屋は散らかっている。もしかして、こいつらのたまり場になっているのが原因だろうか。たまにアリアが文句を言いながら片付けているのを目撃する。
『オレにもお酒わけてくださぁい』
へらへら笑う毛玉の口を塞いで、とりあえずグリシャの隣に腰を下ろしておく。犬はお酒飲まない。グリシャは真面目だが、仕事の時間が終われば割と緩いのだと知った。俺が隣に座っても、特になにも言わない。
「ニック! アロン呼んできて」
「すぐ戻ってきますよ」
「いいから呼んできて!」
「もう戻ってきますよ」
面倒くさいと肩をすくめるニックは、ソファに腰を落ち着けてしまう。
「それで? こんなところに来て、ティアンに怒られますよ」
呆れたようなニックの言葉に、むっと眉を寄せておく。そのティアンがいないから、俺はここまで来たのだ。
テーブルを見る限り、まだお酒は飲んでいないらしい。酔ってしまう前に、お願いしたいことがある。悶々と綿毛ちゃんを抱きしめる俺に、ニックとグリシャが不思議そうに首を傾げていた。
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