27歳、処女の夜 〜まだ誰にも触れられたことのないカラダ〜 【R18完結】番外編

月村 未来(つきむら みらい)

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まだ誰のものでもない夜

🩷5話 22歳・はじめての、素肌

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彼の手が、ふっと止まった。

ほんの数秒だったのに、その“間”に込められたものが大きすぎて、わたしは、自分の身体に起きた変化すら、追いつけなかった。


そのまま──
彼の指先が、柔らかな編み目のセーターの裾をゆっくりとたぐり寄せていく。


「……あや、ちょっとだけ……脱がせてもいい?」


その声に、うなずいたかどうかも自分ではわからないまま、彼の手がそっと服の裾に触れて、静かに、静かに持ち上げていく。


肌に空気が触れるたびに、寒さじゃない、内側からのぞくぞくが広がって、ブラが露わになると……
自然に背筋がぴくりと反応してしまった。

「……かわいい」

囁かれながら、そっとブラの上から撫でられる。
その薄い布越しの優しい動きが、くすぐったいようで、でもやっぱり甘くて。

「んっ……」

声をこらえようとしても、胸の先に指がそっと触れた瞬間、震えるように身体が跳ねた。

ホックが外された時、指先がそっと布のあいだから入りこんできて、それを包むように、なぞるように撫でられたとき、

「ぅ……やっ……」

声が漏れて、顔が熱くなる。

でも彼の指は、ためらわずに、胸の先を優しく、でも執拗にいじるようにすべらせて──

親指が、そこを軽くすりすり……とこすってくる。

感じてないふりなんて、できない。
だって、息がかすれて、もう太ももが勝手にぎゅっと閉じてしまっていた。

「……かわいすぎる」

彼の低い声が、喉の奥で熱を孕んでいて。
そしてまた、そっと指先が胸を離れて、今度はお腹のあたりへ──。


おへそのすぐ下をなぞられたとき、脚の奥がきゅんってなって、びくっと跳ねる。


気づけば、先ほどからスカートのすそがめくられていて、彼の手がそっと、太ももにかかっていた。

そのタイツ越しに撫でられる感触は、布の薄さのせいか、かえって熱を封じ込めるみたいで──
その分、じわじわと、内側の疼きが広がっていく。


「……脱がすね?」


彼がそう言った瞬間、ふいに緊張で息が止まりそうになる。
タイツのウエスト部分に手をかけられたとき、
お腹のあたりがぴくって跳ねて、思わず太ももがすこしだけ閉じる。

「ゆっくりでいいよ……」

その声にうなずくように、力が少し抜けた瞬間、彼の指がタイツをするすると下げはじめた。

太もも、膝、ふくらはぎへと降りていくたび、
肌が空気に晒されていくひんやりした感触が、
余計に身体の熱を浮き彫りにしていく。


タイツが足元まで降ろされ、彼がそれをそっと脱がせるようにして片足ずつ持ち上げたとき、
わたしの身体の奥から、くすぐったくて甘い緊張が走った。


──全部、見られてる。


そう思った瞬間、胸がきゅっと締めつけられるような羞恥で、顔から火が出そうになる。


でも同時に、そんなわたしを優しく見つめてくる彼の目に、なぜか、どこか安心も感じてしまって。


彼の手が、もう一度太ももに触れて──
今度は、直接、素肌の上をなぞりはじめた。


熱くて、やさしくて、でももう、逃げ場がないくらいに、身体が反応してしまう。




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