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生き返りました
疑問
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可愛いリス(?)さんに話終えたら、急にさっきまであんなに元気だったのになにかに考え始めたのか黙り込んでしまった。
「・・・」
「キュー・・・」
(ん~~・・・)
「ワゥン?」
空気を読めず首を傾げてるオオカミがかわいい・・・。尊い・・・。
とりあえず撫でておこう。
可愛いは正義だよね。うん。
「キュキュキュ。」
(お前、確証はないけど多分トリップしてきたか、召喚されたな。)
「はい!リス先生!」
私は勢いよく手をあげる。
「キュッ!」
(はいそこの君!)
リス(?)さんも先生ごっこに乗ってくれる。
「トリップと召喚の違いは何でしょうか!」
「キューキュキュキュ。」
(簡単に言うとトリップが意図せずこの世界に来たやつ。召喚がこの世界の誰かに呼ばれて来たやつだな。)
「なるほどぉ・・・。それ以外はやっぱり王道の転生?」
「キューッ!キュキューキュ」
(正解!ちなみに俺も転生者だ。)
「あ、そこはなんとなく察してました。日本語なんて知ってる時点でなんとなくだったけど。(汗)」
「キュ~~!キュキュー。キュキュキューキュ。」
(おぉ~~!すげぇな。この世界に来るやつはだいたい前世の記憶を無くすもんだが俺は無くしてなかったんだな~。(ドヤァ))
「へぇ~。世界ってどこかで繋がってますね~(しみじみ。)」
「キュキュ!」
(現実逃避すんな!)
おっと。バレていらっしゃる。
これは手強いぞ。
「ところで先生、このオオカミ(?)ってどこの子なんですか?妙に私に懐いてしまって・・・。」
「キュキュ~、キュ。」
(こいつはこの森のヌシの跡取り息子だ。お前に懐いてるのは多分・・・お前の持っている加護の影響だと思うぞ。)
「はて?加護?」
「キュッ。」
(お前の体にほのかにだけど創造神の力が入ってる。)
「創造神?」
「キュー。」
(この世界を作りし偉大な神様だ。)
「んんんんんん??何故そんな大層な神様の力が私の体に・・・?」
頭をフル回転で使う。
神様になにかしてもらう理由なんてない・・・よね・・・?
「キューキュキュキュ?」
(お前の死に際に助けた少女。どんな姿だった?)
「えーと、あの時目が霞んでてよく見えなかったんですよね~。あ、でも髪の毛は綺麗な漆黒で瞳の色が硝子の色だったような・・・?」
「キューキュー、キュキューキュ。」
(それ、この世界の創造神の姿絵の色彩と同じだ。たぶん、お前の〔運命の書〕にはまだ死ぬことは記載されてなかったんだろうな。)
「運命の書?」
「キューキュッ。」
(その者の運命が大まかに書かれている本だ。人生の転機や結婚、重い病気、没年とかな。まぁ、俺たち今を生きてるものには見れないけど。)
「私にはまだ先があったと?」
「キュー」
(あぁ。普通、運命の書にそって死んだ場合は即座に天界へと導かれ転生や生前の罪の精算となる。お前のように幽霊やら妖怪やらになるのはだいたい寿命があるのに死んでしまったものだけだ。)
「へ~。実感が無いな~。てゆーか詳しいですね?どこで知ったんです?」
「キューキュ。」
(ここに転生する前、女神の眷族に聞いた。)
「・・・なるほどぉ。」
・・・説得力ありすぎだろ!
あれ?でもリス先生は眷族様にあったのに私は誰かにあった記憶はない。
どゆこと?
「キュー?」
(お前が誰にもあった覚えがないのは多分、女神が眷族に通さず直接ここに体ごと移したからだと思うぞ?)
「・・・・・・。」
・・・何それ!?女神様チートすぎだろ!?
と、心で叫んだのは誰にも言えない私の秘密。
「・・・」
「キュー・・・」
(ん~~・・・)
「ワゥン?」
空気を読めず首を傾げてるオオカミがかわいい・・・。尊い・・・。
とりあえず撫でておこう。
可愛いは正義だよね。うん。
「キュキュキュ。」
(お前、確証はないけど多分トリップしてきたか、召喚されたな。)
「はい!リス先生!」
私は勢いよく手をあげる。
「キュッ!」
(はいそこの君!)
リス(?)さんも先生ごっこに乗ってくれる。
「トリップと召喚の違いは何でしょうか!」
「キューキュキュキュ。」
(簡単に言うとトリップが意図せずこの世界に来たやつ。召喚がこの世界の誰かに呼ばれて来たやつだな。)
「なるほどぉ・・・。それ以外はやっぱり王道の転生?」
「キューッ!キュキューキュ」
(正解!ちなみに俺も転生者だ。)
「あ、そこはなんとなく察してました。日本語なんて知ってる時点でなんとなくだったけど。(汗)」
「キュ~~!キュキュー。キュキュキューキュ。」
(おぉ~~!すげぇな。この世界に来るやつはだいたい前世の記憶を無くすもんだが俺は無くしてなかったんだな~。(ドヤァ))
「へぇ~。世界ってどこかで繋がってますね~(しみじみ。)」
「キュキュ!」
(現実逃避すんな!)
おっと。バレていらっしゃる。
これは手強いぞ。
「ところで先生、このオオカミ(?)ってどこの子なんですか?妙に私に懐いてしまって・・・。」
「キュキュ~、キュ。」
(こいつはこの森のヌシの跡取り息子だ。お前に懐いてるのは多分・・・お前の持っている加護の影響だと思うぞ。)
「はて?加護?」
「キュッ。」
(お前の体にほのかにだけど創造神の力が入ってる。)
「創造神?」
「キュー。」
(この世界を作りし偉大な神様だ。)
「んんんんんん??何故そんな大層な神様の力が私の体に・・・?」
頭をフル回転で使う。
神様になにかしてもらう理由なんてない・・・よね・・・?
「キューキュキュキュ?」
(お前の死に際に助けた少女。どんな姿だった?)
「えーと、あの時目が霞んでてよく見えなかったんですよね~。あ、でも髪の毛は綺麗な漆黒で瞳の色が硝子の色だったような・・・?」
「キューキュー、キュキューキュ。」
(それ、この世界の創造神の姿絵の色彩と同じだ。たぶん、お前の〔運命の書〕にはまだ死ぬことは記載されてなかったんだろうな。)
「運命の書?」
「キューキュッ。」
(その者の運命が大まかに書かれている本だ。人生の転機や結婚、重い病気、没年とかな。まぁ、俺たち今を生きてるものには見れないけど。)
「私にはまだ先があったと?」
「キュー」
(あぁ。普通、運命の書にそって死んだ場合は即座に天界へと導かれ転生や生前の罪の精算となる。お前のように幽霊やら妖怪やらになるのはだいたい寿命があるのに死んでしまったものだけだ。)
「へ~。実感が無いな~。てゆーか詳しいですね?どこで知ったんです?」
「キューキュ。」
(ここに転生する前、女神の眷族に聞いた。)
「・・・なるほどぉ。」
・・・説得力ありすぎだろ!
あれ?でもリス先生は眷族様にあったのに私は誰かにあった記憶はない。
どゆこと?
「キュー?」
(お前が誰にもあった覚えがないのは多分、女神が眷族に通さず直接ここに体ごと移したからだと思うぞ?)
「・・・・・・。」
・・・何それ!?女神様チートすぎだろ!?
と、心で叫んだのは誰にも言えない私の秘密。
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