たんぽぽ 信一・維士

みー

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維士 おばあさんの家へ

2011年 5月 2週間後 維士

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2011年5月 維士

 朝早く、大ちゃんが、信ちゃんのおばあさんの家に、持って行くチューリップを届けてくれた。代金は、「明日の夕飯な」と、僕の返事も聞かないで帰った。

信ちゃんのおばあさんの家に
1人で行った(信ちゃんは、もう数日忙しいらしく、その後事務所と話し合うらしいが、何を言っているのか、短いメールだと、わからなかった)

 大ちゃんが、早起きして準備してくれたチューリップを、おばあさんにあげたら、とっても喜んでくれた。
 おばあさんの部屋で、母さんも入って3人で、東東大の安講堂のイスの話とか、卒業式の帽子の話、母さんの学生時代住んでいた場所が、僕の住んでいた場所に近かったのでご近所散策、東東大の図書館の凄さ、3人で1時間くらい笑って話した。
 おばあさんが、疲れないうちに、僕は帰る事にした。

 母さんが駅まで送ってくれた。
ゆっくり歩きながら僕が、

「信ちゃん、仕事忙しいらしく、今日これなくて残念がってました」母さんは、一瞬止まるような仕草だった。

「イシくん、気を使わないでね、3人でさっき話をしていて、一回も、信ちゃんの話し出ないで、違和感あったと思う、上手くいえないけど、話しに出す程、信ちゃんの事、私も、おばあちゃんも、知らないの、
家族なのに、可笑しいでしょう、、、この前言った、一生会えないと思っていた、くらいの関係に、何時の間にかなっていたの、、私が悪いんだろうなぁって、何時も思うの、」
僕は暫く考て、

「母さんは、悪くない、振り向かない信ちゃんを、心で守ってたと思います」と、盛岡のお母さんを思い出して言った。

「ありがとう、イシくんは、優しいね、優しい人に育てられたのね、、、この前信ちゃん見て、7年ぶりだから、はっきりわからないけど、どこか悪いのかしら、何か聞いてるかな、
顔色が悪くみえたの、あァでも私が聞いても、何もしてあげる事出来ないから、この話は聞き流してね」と、寂しそうに言った。

またの再会を、約束してわかれた。

 2週間前、あまりに母さんが可哀想で、思わず今日の来訪を言ったが、僕が行った事で、2週間かけて締めかけたドアを、また開けてしまった。

間違えた、信ちゃんの事、知らなすぎた、人生をくれると言う、あげると言った、子供同士の会話だ。

 盛岡のお母さんと話た、守る、何百人に真剣に言われた人生くれる、違う人種、全て初めて知った、大人になったつもりだけだった。23年間人から逃げていた、付けがこれからくる、
 
 たぶん、深く出会う人の数の喜怒哀楽が、積み重なり経験となる、あっ苦労は買ってでもしろ、そういことかァ、、、よくわからない。
僕は騙されて終わるのかなぁ。

逃げて、憎しみを心に溜め、絵だけ描いて
逃げないで、嫌な事言う
どうしていじめるのか聞く
同級生と話をする、逃げないで
逃げないでから、逃げないでまで紙に書いた。
僕が、しなかった事だ。

帰りの道中から、家で眠りにつくまで、ずっと考えた、答えのない考えは疲れた。

(寝る おやすみ)
このメール、信ちゃんに必要ないだろう、
明日から、辞めよう。


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