たんぽぽ 信一・維士

みー

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維士 35歳

2023年 夏 信一

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2023年 夏 信一
 
 日中はまだ良い、イシと会える。

 イシと、ついこの前まで一緒に暮らした、イシの気配が濃厚なこの家は、おれにはきつい。

 寂しい、寂しくて気が狂いそうだ。

 ひとりぼっちの夜、毎日回想している。
 初めて会ったマック、あの時恋に堕ちた。
 恐怖を感じていたイシ、気づけなかった。
 高校生のイシに何度か会って、断られた、卒業式後は眩しかった。大学受かった自信だろう。
 あの海の地平線は忘れない、ばあちゃんにも助けれた。

 その後3年会えない、仕事もマンネリ、アル中。

 やっと会えて、また1年会えない。
チューリップかぁ、、、。

 せっかくまた会え、繋いだ手をおれが、、離した。

 また1年後、会えた。
 全て奇跡だ、、おれに奇跡が起きていた、夢の音楽の仕事でもスターだった。

 大きいな光に、大きな陰って、これの事だ。おれの病気ぐらいだと、まだバランスが悪かった。

 これの最後はどうなるのか、、、治って欲しい、。

 寂しい、寂しくて、頭の中がおかしくなる。

 生まれ変わったら、同じ町に生まれ、ずっと手を繋いでいきたい。
 
 大きな光なんかいらない。

 手は絶対に離さない。

「笑って生きようぜェ、」と、独り言を呟いた。
 涙っていつまでもでるんだな。

 あと何日かしたら、イシに会えなくなる。寂しい、生きていけない、寂しい。

 外が明るくなってきた。
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