絆の君 側に参りたいです

黄蝶

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絆 ホワイティ

絆感知 貴方はだれ?

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母の待つ部屋に通され、絆感知を行いますよ。

何故か白のお姉さんに膝抱っこされました。
「何故に?」
「この方が感覚共有し易いのですよ」

何か違う。妖力暴走の警戒だよねぇ。
信用ないなぁ。
と思いつつ早くしたい私は黙って居ました。
「早速、絆感知始めを始めようか」
母に促され、術を展開しました。
ワクワクです。


??何か気配が薄い??
様子がおかしいよねぇ。

「お姉さん、絆薄いですよね」
「確かに、様子がおかしいわね  隠蔽工作?かしら」
「妨害は無い様子だからもう少し探りましょか」

私は気配をたどってどんどん妖力を伸ばします。
国境を越えてもまだ続きます。
「お母様、国境越えてしまいました」
母は険しい顔をされて居ました。
白の私を国外へ出す事を思われた様です。
難しい問題ですよぉ。
「兎に角、探れる所までやりなさい」

止められ無くて良かった。
念のため気配を消しておきましょう。
探ってる内に隣国の王城に辿り着きました。
まさかねぇ。
どんどん奥へ導かれます。
防御結界に阻まれ進めなくなってしましました。
「お母様防御結界です。まさか、王族なんでしょうか」
防御結界も種類がいくつか有りますが、王族が好みそうな結界が展開していたので、確認してみました。
「可能性は高い様だ。白、結界突破は出来るか?相手を知っておかなけば不味い事になるやもしれぬ」
お母様が訪れた事のある国の様で、記憶と擦り合わせしている様です。
「相手にばれぬ様、突破しましょう。サポートします。」
たどり着くまで頑張らなきゃ。

私は、感知を再開しました。
今度は、気配がはっきりとわかり、喜びで胸が踊ります。
ここに彼がいるの。
導かれる様に彼へ辿りつけましたよ。


彼の魔力に触れた途端に、彼が弾きました。


「来てはいけない。まだ早い」


私はビックリしてしまい判断が遅れてしまいましたが、白のお姉さんが 感知を止めれる様に誘導してくれました。
この国の方に知られてはいけない事だけは分かりましたから気配を残さない様に迅速に撤退です。
「やはり、身なりを見るに王族で間違いない様です」
「お母様この方誰だか分かりますか。」
私は念写して母に見せて見ました。
「やはりそうか。彼国の王太子だろう。何度か顔を見た事が有るから間違いない」
「王太子、ですか?」

「まずは、ホワイティ。其方の気持ちを聞こう」
「私は…。絆の君様のお側に行きたいです」
「初めて姿を拝見しましたが、とても好ましく、共に居たいと思いました。」
「噂通りなら、私が必要なはずですもの」
「でも、まだ早い、来てはいけないと聞こえました。」

「ならば、答えは1つだな」
「彼国は継承問題を抱えている」
「ホワイティ、最も己れを高め極めなさい」
「必要な教育は私が施そう、白として堂々と対峙できる力と教養を身につけなさい」

「彼の周りは敵だらけの様だ、騎士よりも強くおなり。暗殺具の暗器や毒、薬学なども知っておいても良いだろう」
「将軍や軍師が勤まる様な戦略、帝王学も必要だろう。王妃教育もハードルを上げよう。」
「魔法も守る者が有れば、広域を使えねば意味が無かろう」
「後は難問だな、白を国外に出す事を了承させねばな。家臣はホワイティの気持ちをどう受け取るか・・・。
暗部を使うか。動向を探らせよう」

「これだけの事をなしても行きたいか?」

「はい!行きたいです」
「私が白で有る限り、全部必要でしょうし、やる事は変わりません」
「私が絆の君の元へ行ける様お力添えをお願い致します」

「次の接触は姫の成人16歳だな 即結婚出来る年齢なら守りも固め易いだろう?」
「お母様 それでは脅迫して居るのと変わらないでは無いですか!」

「まだ早いと、王子は言って居たのでしょう?
彼方も姫の成人を待って居るのではないかしら?
今の姫が行っても懐で守れず、共倒れする事が分かっていらっしゃるからじゃないかしら。
姫が近づけぬ様に妨害して居るのが良い証拠。
でも、姫を諦め切れずに存在は主張する。
今回、辿り着けたのはそのせいでしょうね。
成人後、直ぐに懐で守り婚儀まで駆け足で行くおつもりなのでしょう」

「白のお姉さままで同意なのですか」
「複雑な気持ちですが、望みを叶える為には、迅速に事を運ばなければならないのですね」

私は真っ赤になって、これからの事に想いをはせるのでした。
やるべき事が多過ぎます。彼の元に辿り着けるのでしょうか?



『絆の君、早く逢いたいです』

月夜に向かって泣くしか無いのでした。
ケーン!
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