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受け取れぇぇぇぇ!
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ダンジョンで想定外な出来事はあったものの当初の目的は達成できた。
俺は手に入れたチート武器を片手に屋敷に帰ってきた。
「ハイネ! ハイネはいるか!」
勢いよく広間の扉を開けると、ハイネ、ジン、リア、ジェフが話し合いをしていた。俺を見るなり長男のジンが声をあげる。
「父上、数日も家を空けてどこへいってたのですか?」
「すまん、すこし野暮用を処理していた」
「屋敷を出る前に事前に報告をしてください。いきなり消えたので、心配しましたよ」
「執務室にしばらく空けると置手紙をしていただろうに」
「そんな大雑把な報告では困ります。おかげでこちらは大変でした。父上が魔剣士学園に出した手紙の件を含め、諸々報告したいことがあります。話を聞いてください」
「そうか、分かった。しかし、今はハイネと話すのが優先だ」
「父上が私に!? ど、どんな話でしょう。ま、まさかついに文官となった我が覇道の背中を押してくれるおつもりで!?」
「いや、違うよ」
もう俺には、お前が何を目指してるのかすら分からないよ。
しかし、これは見れば、必ずや心変わりするだろう。
俺はハイネに、手に持っていた破滅の剣を渡した。
「これは? 随分見事な剣ですが……」
「驚いただろう? ほら鞘から抜いてみなさい」
言われるがままに、ハイネが剣を抜くと感嘆の声が上がる。それは、ハイネだけではなく、剣を眺めた全員が同じような反応を示す。その様子に、俺は数度頷き、誇らしい気持ちになる。頑張って入手した甲斐があったというものだ。
ハイネは剣に魅入られるように、その鋭利な刃を見つめる。
「父上、これほどの剣いったいどこで? とても美しいですね」
「そうだろう。気に入ったか?」
「はい! このような一品みたこともございません」
「それは良かった。実はこれはお前に渡すために急遽用意したのだ」
「えっ、私にですか!?」
瞼を限界まで開いたハイネが、驚いた表情のまま固まる。まさかこのような剣を貰えるとは想像していなかったのか、続く言葉がでないようだ。
代わりにジンとリアが、破滅の剣をまじまじと眺める。
「よかったなハイネ。まるでおとぎ話に出てくる名剣の如き美しさだ。こんな物を渡すとは、父上もお人が悪い。あれだけハイネに厳しくあたっていたので、てっきりハイネを嫌っているのかと疑いましたよ」
「ほんとよ、リアも心配したんだからね。良かったねハイネお兄ちゃん。お父さんに嫌われてなくて」
「……ああ、うん」
ジンとリアが嬉しそうに笑う。
そうか、子供達には俺がハイネを嫌ってるように見えてたか。まあ、実際追放するために、色々と動いている訳だから、そう思われても仕方ない。
ずっと屋敷から追い出されるのを嫌がってきたハイネだが、この剣を装備して戦えば少しは自分の強さに自信を持つだろう。
問題があるとすれば、まだ勇者として覚醒していないハイネに、破滅の剣の能力を引き出せないことか。けれど、凄まじい切れ味と、耐久性は健在だ。
この剣さえあれば、文官になるという戯言を吐かずに、戦闘訓練に興味を持つだろう。
最悪、追放が叶わなくてもハイネが自らの意思で魔剣士学園に通い、真剣に授業に打ち込めば本来のシナリオに軌道修正出来る可能性は大いにある。ゲームイベントのほとんどは学園内から始まる。ハイネがその全てのイベントに参加するのが、世界を救うための鍵だ。すこし変わった息子だが、やる時はやる男。俺は息子の可能性を信じている。
「どうだハイネ。新しい剣だ。戦士の血が騒ぐだろ? 一度修練場で振ってきたらどうだ?」
剣を握るハイネにそう提案する。
しかし、ハイネは浮かない顔のまま、刃を鞘に納めて
「申し訳ございません。これは私には過ぎた物です」
と破滅の剣を返してきた。
「なっ、なぜだ!? これほどの剣だぞ!? お前だって気にってたじゃないか!」
「はい。本音で言えば喉から手が出る程欲しいです。私だって男ですからね、魅力的な剣には目がないですよ」
「では、なぜ!?」
「それは……私がまだなにも成し遂げていないからです。信賞必罰 は言葉の通り厳格に行われるからこそ価値がある。父上の息子という理由だけで受け取れば、家臣や兵士に示しが付きません。なので、その剣を受け取ることは出来ません」
――――
――――――――――
――――――――――――――――――――
「……この頑固者めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
頭が真っ白になった。
息子の言ってる言葉の意味が理解できなかった。
どうして素直に受け取ってくれないんだ。
お前は世界を救う勇者だ。
お前が戦わないと、大勢が死ぬんだぞ。
次第に視界が赤く染まるような感覚に陥る。
気が付けば、俺は破滅の剣を放り投げて、ハイネの頬をぶん殴っていた。
「ふばあぁぁぁ!」
吹っ飛んだハイネの鼻から鮮血が噴き出る。
「なぜだハイネ! どうしてお前は俺の気持ちを受け取ってくれないッ!」
「落ち着いてください!」
「うるさーい! お前らは離れてろ!」
ハイネを庇おうとジンとリアが纏わりついてくる。
俺だって心の奥底では分かっているさ。
ハイネはなにも悪くない。
しかし、息子が勇者の素質を知っているからこそ、我慢ならない。世界を救える唯一の男だぞ。なにを腑抜けたことばかり言っている。
「貴様にはヴァリアンツの誇りと魂が宿っているのかッ!」
「父上、やめてください。それ以上やるとハイネが死んでしまいます」
「お父さんなんて大嫌いっ。ハイネお兄ちゃんを虐めないでよ!」
「うるさい! 俺がどんな気持ちでその剣を手に入れたと思っている。許せん! 離せお前達っ、俺はいまから馬鹿息子にヴァリアンツ魂を叩きこんでやるのだ!」
身体を押さえつけてくるジンとリアを振り払うために腕を振り回して抵抗する。
「ジェフっ、こうなった父上は手が付けられないっ。後ろから鈍器でなぐってくれ」
「し、しかし……」
「このままだとハイネお兄ちゃんが死んじゃうでしょ! ジェフ早くして!」
「ハア……では失礼して」
ドンっ。
そこで俺の意識は途絶えた。
俺は手に入れたチート武器を片手に屋敷に帰ってきた。
「ハイネ! ハイネはいるか!」
勢いよく広間の扉を開けると、ハイネ、ジン、リア、ジェフが話し合いをしていた。俺を見るなり長男のジンが声をあげる。
「父上、数日も家を空けてどこへいってたのですか?」
「すまん、すこし野暮用を処理していた」
「屋敷を出る前に事前に報告をしてください。いきなり消えたので、心配しましたよ」
「執務室にしばらく空けると置手紙をしていただろうに」
「そんな大雑把な報告では困ります。おかげでこちらは大変でした。父上が魔剣士学園に出した手紙の件を含め、諸々報告したいことがあります。話を聞いてください」
「そうか、分かった。しかし、今はハイネと話すのが優先だ」
「父上が私に!? ど、どんな話でしょう。ま、まさかついに文官となった我が覇道の背中を押してくれるおつもりで!?」
「いや、違うよ」
もう俺には、お前が何を目指してるのかすら分からないよ。
しかし、これは見れば、必ずや心変わりするだろう。
俺はハイネに、手に持っていた破滅の剣を渡した。
「これは? 随分見事な剣ですが……」
「驚いただろう? ほら鞘から抜いてみなさい」
言われるがままに、ハイネが剣を抜くと感嘆の声が上がる。それは、ハイネだけではなく、剣を眺めた全員が同じような反応を示す。その様子に、俺は数度頷き、誇らしい気持ちになる。頑張って入手した甲斐があったというものだ。
ハイネは剣に魅入られるように、その鋭利な刃を見つめる。
「父上、これほどの剣いったいどこで? とても美しいですね」
「そうだろう。気に入ったか?」
「はい! このような一品みたこともございません」
「それは良かった。実はこれはお前に渡すために急遽用意したのだ」
「えっ、私にですか!?」
瞼を限界まで開いたハイネが、驚いた表情のまま固まる。まさかこのような剣を貰えるとは想像していなかったのか、続く言葉がでないようだ。
代わりにジンとリアが、破滅の剣をまじまじと眺める。
「よかったなハイネ。まるでおとぎ話に出てくる名剣の如き美しさだ。こんな物を渡すとは、父上もお人が悪い。あれだけハイネに厳しくあたっていたので、てっきりハイネを嫌っているのかと疑いましたよ」
「ほんとよ、リアも心配したんだからね。良かったねハイネお兄ちゃん。お父さんに嫌われてなくて」
「……ああ、うん」
ジンとリアが嬉しそうに笑う。
そうか、子供達には俺がハイネを嫌ってるように見えてたか。まあ、実際追放するために、色々と動いている訳だから、そう思われても仕方ない。
ずっと屋敷から追い出されるのを嫌がってきたハイネだが、この剣を装備して戦えば少しは自分の強さに自信を持つだろう。
問題があるとすれば、まだ勇者として覚醒していないハイネに、破滅の剣の能力を引き出せないことか。けれど、凄まじい切れ味と、耐久性は健在だ。
この剣さえあれば、文官になるという戯言を吐かずに、戦闘訓練に興味を持つだろう。
最悪、追放が叶わなくてもハイネが自らの意思で魔剣士学園に通い、真剣に授業に打ち込めば本来のシナリオに軌道修正出来る可能性は大いにある。ゲームイベントのほとんどは学園内から始まる。ハイネがその全てのイベントに参加するのが、世界を救うための鍵だ。すこし変わった息子だが、やる時はやる男。俺は息子の可能性を信じている。
「どうだハイネ。新しい剣だ。戦士の血が騒ぐだろ? 一度修練場で振ってきたらどうだ?」
剣を握るハイネにそう提案する。
しかし、ハイネは浮かない顔のまま、刃を鞘に納めて
「申し訳ございません。これは私には過ぎた物です」
と破滅の剣を返してきた。
「なっ、なぜだ!? これほどの剣だぞ!? お前だって気にってたじゃないか!」
「はい。本音で言えば喉から手が出る程欲しいです。私だって男ですからね、魅力的な剣には目がないですよ」
「では、なぜ!?」
「それは……私がまだなにも成し遂げていないからです。信賞必罰 は言葉の通り厳格に行われるからこそ価値がある。父上の息子という理由だけで受け取れば、家臣や兵士に示しが付きません。なので、その剣を受け取ることは出来ません」
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「……この頑固者めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
頭が真っ白になった。
息子の言ってる言葉の意味が理解できなかった。
どうして素直に受け取ってくれないんだ。
お前は世界を救う勇者だ。
お前が戦わないと、大勢が死ぬんだぞ。
次第に視界が赤く染まるような感覚に陥る。
気が付けば、俺は破滅の剣を放り投げて、ハイネの頬をぶん殴っていた。
「ふばあぁぁぁ!」
吹っ飛んだハイネの鼻から鮮血が噴き出る。
「なぜだハイネ! どうしてお前は俺の気持ちを受け取ってくれないッ!」
「落ち着いてください!」
「うるさーい! お前らは離れてろ!」
ハイネを庇おうとジンとリアが纏わりついてくる。
俺だって心の奥底では分かっているさ。
ハイネはなにも悪くない。
しかし、息子が勇者の素質を知っているからこそ、我慢ならない。世界を救える唯一の男だぞ。なにを腑抜けたことばかり言っている。
「貴様にはヴァリアンツの誇りと魂が宿っているのかッ!」
「父上、やめてください。それ以上やるとハイネが死んでしまいます」
「お父さんなんて大嫌いっ。ハイネお兄ちゃんを虐めないでよ!」
「うるさい! 俺がどんな気持ちでその剣を手に入れたと思っている。許せん! 離せお前達っ、俺はいまから馬鹿息子にヴァリアンツ魂を叩きこんでやるのだ!」
身体を押さえつけてくるジンとリアを振り払うために腕を振り回して抵抗する。
「ジェフっ、こうなった父上は手が付けられないっ。後ろから鈍器でなぐってくれ」
「し、しかし……」
「このままだとハイネお兄ちゃんが死んじゃうでしょ! ジェフ早くして!」
「ハア……では失礼して」
ドンっ。
そこで俺の意識は途絶えた。
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