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ジン・ヴァリアンツ
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ジンは、ソファーで横になり気を失ったルドルフの様子を呆れながら眺めていた。
暫くすると、孵化する蛹のようにルドルフがもぞもぞと動き
「はっ、俺は一体なにを……」
と意識を戻して声をあげた。
「やっと起きましたか」
「なぜ俺はソファーで寝ているのだ……」
「覚えてないのですか?」
「……くそっ、また気を失うほどキレてしまったか。自分が情けないっ」
ルドルフが悔しそうにそうつぶやく。
執事のジェフも手のかかる子供を前にした表情で、仕える主人に憐れみのこもった視線を送る。
「ルドルフ様、そろそろ40歳です。いい加減落ち着いて頂かないと。まあ、そんなことをヴァリアンツの当主に言っても無駄なのかもしれませんね。この気性の荒さも血筋でしょう。はあ」
「おいやめろ! そんな目で俺を見るな。まるで俺が脳筋みたいじゃないか。俺はヴァリアンツの兵士達とは違うぞ!」
「本当にそう思ってらっしゃるのですか?」
ジンは素直に思ったことを口にすると、ルドルフは『何言ってんだお前』とでも言いたげに、周知の事実だと自信満々に語る。
「当たり前だ。俺はまともな方だ。だって、ウチの兵ときたら魔獣を見かけたら笑顔で飛び掛かっていくような奴等だぞ。流石に俺もあそこまで野蛮ではない」
恐ろしく客観性に欠けた発言であった。
それこそ何をいってるのか。
たしかに、ヴァリアンツ兵は血気盛んだ。そこは否定しないが、その先頭に立ち兵をまとめてるのは間違いなくルドルフであり、家臣や兵、いや、それどころか領民に聞いてもヴァリアンツで一番短気な男は誰だと聞けば、おそらく全員がルドルフ・ヴァリアンツであると答える。
だというのに、本人は自分が一番まともだと思ってるのだから手に負えない。
まあ、長男の自分が冷静にサポートしてあげればいいだけだが……とジンは考える。
「ハイネとリアはどこへ行った。姿が見えないが?」
「ハイネはリアが部屋まで運びました。今頃看病してる頃でしょう」
「……そうか」
ジンがそう教えると、ルドルフは深く考え込むように黙りうつ向いてしまう。
どうやら落ち込んでいるらしい。
どうも、最近父上の様子がおかしいとジンは思う。
祝福の儀での騒動から始まり、以前の父上なら絶対に言わないような発言ばかりだ。あの、なんだかんだ子煩悩の父上が、ハイネを追い出そうとするなんて想像も出来なかった。父の突然の変化にジンは不安を感じていた。
出来れば尊敬する父上の力になってあげたい。
「また考え事ですか?」
「ん、すまない。そういえば、なにか報告があるんだっけか」
「そうですが……」
色々報告するべきことがある。しかし、この状態の父上を放置するのも問題だ。
「父上は最近様子がおかしいです。ハイネのこともそうですが、いつにもましてピリピリしてる。なにかありました? 私でよければ相談してください」
「……なにも問題はない。すこし落ち着いた。報告を聞こう」
そう言って、ルドルフは勝手に話を終わらせてしまう。それが、ジンにとって不満であった。
自分が大人になってからは、困ったことがあれば父上は何事も相談してくれた。息子だから、子供だからと蔑ろにすることはなく、きちんと意見を聞いてくれる人だった。それが、ここ最近は話し合いもなく、全てを独断で決めてしまう。
もっと自分を頼って欲しいと言いたかったが、あくまで領主である父上に従うのが役目であると自分に言い聞かせて、ジンはその言葉をぐっと飲みこむ。
「では、まず一つ目です。魔剣士学園の学園長宛てに送った手紙の返事が届きました。要望通り、ミラ・アンバーソンが本日昼頃に屋敷を訪れるようです」
「おおー、そうかそうか。ついに会えるのか楽しみだ」
さっきまでハイネに怒っていた感情はどこへやら、父上は本当に嬉しそうに喜ぶ。二人の母上が亡くなって以来、女っけなど皆無だったルドルフがとても嬉しそうにするので、ジンは眉を顰める。
ま、まさか、今頃になってそっち方面で復活したのか!?
いやいや、それにしたって相手が若すぎる。父上が再婚したいと言うなら拒否はしないがいくらなんでもな……。
けれど、噂ではミラ・アンバーソンは相当な美人らしいし……
「あ、あの、かなり優秀な子みたいですね。どうしてわざわざ呼び寄せたので? 面識があるのですか?」
「いや面識はない。歴代最高成績で魔剣士学園に入学するらしいから、ハイネに会わせれば良い刺激になるとおもっただけだ」
「……またハイネですか」
なぜここでハイネがでてくるのだろう?
同年代の優秀な才能に刺激されるのは悪いことではない。だが、入学予定すらないハイネに会わせるためという、まるで、とってつけたような言い訳だ。
まさか父上、本当に?
「コホン。ま、まあ、いいでしょう。ミラに関しては既に歓迎の準備をメイド長のマーヤに依頼してるので大丈夫です。それより問題は次の件です。ジェフあれを」
ジンは書類の束をジェフから受け取り本題に入る。
ヴァリアンツ領に住む民からの陳述書と、街の警備を担当している衛兵からの報告書だ。
「最近、街に怪しい集団が出没してるみたいです。見知らぬ顔の住人も増えているとか。それだけならまだいいですが、地元の商人の商売を邪魔したり、如何わしい商品は売りさばいているみたいでして」
「その商品とはなんだ?」
「質の悪い薬物ですよ。それを裏で売りさばいて荒稼ぎしてるみたいです」
「なるほど」
ルドルフが資料を見ている間に、ジンは新しい資料を手に取りそれを広げる。
「これほど短期間に、大規模な行動です。裏で何者かが糸を引いていると睨んで、調べておきました。そして、同様の件が他領の街でも行われているみたいでして、その度に街に姿みせている人物を炙り出しました」
「おお、流石だジン。やはり、頼りになる男だ。お前が領を引き継げばヴァリアンツは安泰だな」
「そういって頂ければ、私も報われるというものですね。フフフ」
大好きな父上にそんなことを言われてしまい、思わずジンの頬が緩んでしまう。
「それで、その人物は誰なんだ?」
「ディズモン伯爵です」
数日前に無礼な使者を送りつけてきた伯爵だ。
そして、その名前を口にした途端、なぜか父上は時が止まったように固まってしまった。
暫くすると、孵化する蛹のようにルドルフがもぞもぞと動き
「はっ、俺は一体なにを……」
と意識を戻して声をあげた。
「やっと起きましたか」
「なぜ俺はソファーで寝ているのだ……」
「覚えてないのですか?」
「……くそっ、また気を失うほどキレてしまったか。自分が情けないっ」
ルドルフが悔しそうにそうつぶやく。
執事のジェフも手のかかる子供を前にした表情で、仕える主人に憐れみのこもった視線を送る。
「ルドルフ様、そろそろ40歳です。いい加減落ち着いて頂かないと。まあ、そんなことをヴァリアンツの当主に言っても無駄なのかもしれませんね。この気性の荒さも血筋でしょう。はあ」
「おいやめろ! そんな目で俺を見るな。まるで俺が脳筋みたいじゃないか。俺はヴァリアンツの兵士達とは違うぞ!」
「本当にそう思ってらっしゃるのですか?」
ジンは素直に思ったことを口にすると、ルドルフは『何言ってんだお前』とでも言いたげに、周知の事実だと自信満々に語る。
「当たり前だ。俺はまともな方だ。だって、ウチの兵ときたら魔獣を見かけたら笑顔で飛び掛かっていくような奴等だぞ。流石に俺もあそこまで野蛮ではない」
恐ろしく客観性に欠けた発言であった。
それこそ何をいってるのか。
たしかに、ヴァリアンツ兵は血気盛んだ。そこは否定しないが、その先頭に立ち兵をまとめてるのは間違いなくルドルフであり、家臣や兵、いや、それどころか領民に聞いてもヴァリアンツで一番短気な男は誰だと聞けば、おそらく全員がルドルフ・ヴァリアンツであると答える。
だというのに、本人は自分が一番まともだと思ってるのだから手に負えない。
まあ、長男の自分が冷静にサポートしてあげればいいだけだが……とジンは考える。
「ハイネとリアはどこへ行った。姿が見えないが?」
「ハイネはリアが部屋まで運びました。今頃看病してる頃でしょう」
「……そうか」
ジンがそう教えると、ルドルフは深く考え込むように黙りうつ向いてしまう。
どうやら落ち込んでいるらしい。
どうも、最近父上の様子がおかしいとジンは思う。
祝福の儀での騒動から始まり、以前の父上なら絶対に言わないような発言ばかりだ。あの、なんだかんだ子煩悩の父上が、ハイネを追い出そうとするなんて想像も出来なかった。父の突然の変化にジンは不安を感じていた。
出来れば尊敬する父上の力になってあげたい。
「また考え事ですか?」
「ん、すまない。そういえば、なにか報告があるんだっけか」
「そうですが……」
色々報告するべきことがある。しかし、この状態の父上を放置するのも問題だ。
「父上は最近様子がおかしいです。ハイネのこともそうですが、いつにもましてピリピリしてる。なにかありました? 私でよければ相談してください」
「……なにも問題はない。すこし落ち着いた。報告を聞こう」
そう言って、ルドルフは勝手に話を終わらせてしまう。それが、ジンにとって不満であった。
自分が大人になってからは、困ったことがあれば父上は何事も相談してくれた。息子だから、子供だからと蔑ろにすることはなく、きちんと意見を聞いてくれる人だった。それが、ここ最近は話し合いもなく、全てを独断で決めてしまう。
もっと自分を頼って欲しいと言いたかったが、あくまで領主である父上に従うのが役目であると自分に言い聞かせて、ジンはその言葉をぐっと飲みこむ。
「では、まず一つ目です。魔剣士学園の学園長宛てに送った手紙の返事が届きました。要望通り、ミラ・アンバーソンが本日昼頃に屋敷を訪れるようです」
「おおー、そうかそうか。ついに会えるのか楽しみだ」
さっきまでハイネに怒っていた感情はどこへやら、父上は本当に嬉しそうに喜ぶ。二人の母上が亡くなって以来、女っけなど皆無だったルドルフがとても嬉しそうにするので、ジンは眉を顰める。
ま、まさか、今頃になってそっち方面で復活したのか!?
いやいや、それにしたって相手が若すぎる。父上が再婚したいと言うなら拒否はしないがいくらなんでもな……。
けれど、噂ではミラ・アンバーソンは相当な美人らしいし……
「あ、あの、かなり優秀な子みたいですね。どうしてわざわざ呼び寄せたので? 面識があるのですか?」
「いや面識はない。歴代最高成績で魔剣士学園に入学するらしいから、ハイネに会わせれば良い刺激になるとおもっただけだ」
「……またハイネですか」
なぜここでハイネがでてくるのだろう?
同年代の優秀な才能に刺激されるのは悪いことではない。だが、入学予定すらないハイネに会わせるためという、まるで、とってつけたような言い訳だ。
まさか父上、本当に?
「コホン。ま、まあ、いいでしょう。ミラに関しては既に歓迎の準備をメイド長のマーヤに依頼してるので大丈夫です。それより問題は次の件です。ジェフあれを」
ジンは書類の束をジェフから受け取り本題に入る。
ヴァリアンツ領に住む民からの陳述書と、街の警備を担当している衛兵からの報告書だ。
「最近、街に怪しい集団が出没してるみたいです。見知らぬ顔の住人も増えているとか。それだけならまだいいですが、地元の商人の商売を邪魔したり、如何わしい商品は売りさばいているみたいでして」
「その商品とはなんだ?」
「質の悪い薬物ですよ。それを裏で売りさばいて荒稼ぎしてるみたいです」
「なるほど」
ルドルフが資料を見ている間に、ジンは新しい資料を手に取りそれを広げる。
「これほど短期間に、大規模な行動です。裏で何者かが糸を引いていると睨んで、調べておきました。そして、同様の件が他領の街でも行われているみたいでして、その度に街に姿みせている人物を炙り出しました」
「おお、流石だジン。やはり、頼りになる男だ。お前が領を引き継げばヴァリアンツは安泰だな」
「そういって頂ければ、私も報われるというものですね。フフフ」
大好きな父上にそんなことを言われてしまい、思わずジンの頬が緩んでしまう。
「それで、その人物は誰なんだ?」
「ディズモン伯爵です」
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そして、その名前を口にした途端、なぜか父上は時が止まったように固まってしまった。
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