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8 自分のもの
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リュカが風呂から出たとき、サイファートは主室にいなかった。すでに寝室へ向かったらしい。そっと寝室のドアを開けると、サイファートは窓辺にある椅子に腰かけ、ランプの灯りのそばで本を読んでいた。
「キルシュバウム、こちらへ来い」
ふいに本から顔を上げたサイファートが、顔をしかめてリュカを呼ぶ。
サイファートが求めてくることはない。そう思っていたが、まさか予感が外れてしまったのだろうか。
困惑しながら近づいていって、椅子から立ち上がったサイファートがこちらへ手を伸ばしてきたのを見た途端、とっさに身体をこわばらせた。
「これはどうした?」
「……え?」
サイファートの指先が触れていたのは、リュカのシャツだった。首の付け根から肩のあたりを露出させるようにシャツの襟を引っ張られている。自分の身体になにか変化が起きているらしいとわかったが、横を向いても自分の首の付け根は視界に入ってこない。
「痣になっている。指の痕に見えるが、だれにやられた?」
「痣なんて……――あっ」
覚えがないし、どこかにぶつけた記憶もない。そう答えようとして、ふいに思い出した。喫茶室でハルネスに肩をつかまれたことを。
「どうやら心当たりがあるようだな」
「あ、いえ……」
確かに心当たりはあるが、それを言うのはためらわれた。口ごもったリュカを見て、サイファートがさらに眉をつりあげる。
「なにを隠している? 正直に言え」
「……えっと」
「キルシュバウム」
名前を呼ばれただけなのに、低い声には異様なほどの威圧感があった。
「……あの、ハルネス隊長に……」
「は?」
ハルネスの名前を聞いた瞬間、サイファートの瞳が怒りの一色に染まる。たったひとこと。その迫力のある低い声は、ぞっとするほどの恐ろしさをリュカにもたらした。
「あっ、あの、わざとじゃないんです。俺が、ニコラに悪さをしていたように見えたみたいで、怒らせてしまって……」
「つまり、ハルネス隊長が勝手に勘違いしておまえにけがを負わせた、ということだな?」
「……けがっていうほどじゃ」
「立派なけがだろ。くそ、あいつ……」
「俺が悪いんです。俺がニコラのいやがることを訊いてしまって、ハルネス隊長はニコラを心配しただけなんです」
「だから、おまえにけがを負わせてもいいと?」
これ以上、弁解するのはむずかしかった。リュカがなにを言っても、きっとサイファートは納得しない。ハルネスに対して、もともといい印象を持っていないようだ。
「どうかニコラとハルネス隊長には内密にしていただけませんか? ハルネス隊長はけがしていないか訊いてくれたのに、俺がないと言ってしまったんです。俺はもう、気にしていませんから」
「おまえが気にしないかどうかは関係ない。オレは自分のものに手を出されるのが嫌いなんだ」
――自分のもの。
側仕えとして主従関係にあるとしても、人間をもの扱いする不遜な発言だ。でも、サイファートに言われるのはいやじゃなかった。単にもの扱いをされているわけではなく、リュカを守ろうとする意思を感じるから。
リュカが黙ったままじっと見つめ続けていると、サイファートは根負けしたかのように深いため息を吐き出した。
襟から離れた手が痣のある場所にそっと触れてきて、サイファートが早口でなにかを唱える。途端に肩のあたりが温かくなって、鈍い痛みがすっと消えていった。治癒魔法をかけてくれたのだ。
「あ……」
「……肩以外は、なにもされていないな?」
「はい、されていません」
「わかった、今回は見逃してやる。次はないぞ」
「ありがとうございます」
「なにを笑っている」
「いえ、なんでもありません」
言い方はともかく、サイファートはリュカの意思を尊重してくれた。大したけがではないのに治療までしてくれた。
「明日は早い。もう寝ておけ」
「はい……あの」
「なんだ?」
「すみません。俺は、サイファート隊長にそういうことを要求されるかもしれないと、一瞬でも思ってしまいました」
「なんの話だ?」
「側仕えは、寝室で奉仕をすることがあるのだと聞きました」
目の前で、サイファートの瞳にふたたび怒りが灯る。眼光で焼き尽くせそうなほどに強い怒りを感じて、身がすくんだ。
「ふざけたことを吹き込んだのは、あいつらだな」
「いえ、あの……すみません」
「……おまえに怒ったわけじゃない」
「でも、そう思ってしまったのは俺も同じです」
サイファートはリュカを気遣ってくれた。守ってくれようとしてくれた。それなのに、サイファートから欲望を向けられるかもしれないと一度でも思ってしまった自分が許せなかった。最低な人間に思えた。
「思ったからといって、なぜわざわざオレに話した? あのまま黙っていればよかったものを」
「サイファート隊長は絶対そんなことを言うはずがないのに、思ってしまった自分が許せませんでした。俺にやさしくしてくれたあなたに謝りたかった。ただの自己満足かもしれません。結局は、あなたを怒らせてしまった」
水色の瞳がこちらをじっと見つめてくる。そこにもう怒りは見当たらなかった。ランプの灯りを反射してゆらゆらと揺れる瞳は、明るい場所で見るよりもずっと深い色をしている。そのうつくしい瞳に、しばらくのあいだ黙って見入っていた。
「なぜ、絶対だと言える?」
「えっ?」
「オレがおまえを抱きたいと言ったらどうする?」
リュカが無言で固まったのを見て、サイファーはぞっとするほど艶やかな微笑を浮かべた。リュカの頬に触れた指先が肌の上をゆっくりと滑り下り、顎の下に辿り着くなり指先だけで顔を持ち上げる。
宝石のような瞳から、一秒たりとも視線が離せなかった。いつの間にか、互いの距離は鼻先が掠めるほどに近づいている。
「――……っ」
唇に吹きかけられた吐息でリュカが我に返ったのと、笑い声が聞こえてきたのは同時だった。
「本気にするな、冗談だ」
そう言ったきりサイファートが身体を離し、自分のベッドへ向かって行く。
「さっさと寝ろ」
茫然と立ち尽くしていたリュカの耳に、不機嫌そうな声が聞こえてきた。早足でベッドへ向かい、急いで毛布の中に潜ると、サイファートも魔法で部屋の灯りを消してベッドへ横になった。
「おやすみなさい」
静かな暗闇の中、リュカのことばに「おやすみ」とちいさな声が返ってくる。
長いあいだ昼と夜が逆転した生活を送っていたせいで、なかなか寝つけないだろうと思っていたが、意外と疲れていたらしい。
サイファートの声が耳に残っているあいだに、リュカの意識はゆっくりと遠ざかっていった。
「キルシュバウム、こちらへ来い」
ふいに本から顔を上げたサイファートが、顔をしかめてリュカを呼ぶ。
サイファートが求めてくることはない。そう思っていたが、まさか予感が外れてしまったのだろうか。
困惑しながら近づいていって、椅子から立ち上がったサイファートがこちらへ手を伸ばしてきたのを見た途端、とっさに身体をこわばらせた。
「これはどうした?」
「……え?」
サイファートの指先が触れていたのは、リュカのシャツだった。首の付け根から肩のあたりを露出させるようにシャツの襟を引っ張られている。自分の身体になにか変化が起きているらしいとわかったが、横を向いても自分の首の付け根は視界に入ってこない。
「痣になっている。指の痕に見えるが、だれにやられた?」
「痣なんて……――あっ」
覚えがないし、どこかにぶつけた記憶もない。そう答えようとして、ふいに思い出した。喫茶室でハルネスに肩をつかまれたことを。
「どうやら心当たりがあるようだな」
「あ、いえ……」
確かに心当たりはあるが、それを言うのはためらわれた。口ごもったリュカを見て、サイファートがさらに眉をつりあげる。
「なにを隠している? 正直に言え」
「……えっと」
「キルシュバウム」
名前を呼ばれただけなのに、低い声には異様なほどの威圧感があった。
「……あの、ハルネス隊長に……」
「は?」
ハルネスの名前を聞いた瞬間、サイファートの瞳が怒りの一色に染まる。たったひとこと。その迫力のある低い声は、ぞっとするほどの恐ろしさをリュカにもたらした。
「あっ、あの、わざとじゃないんです。俺が、ニコラに悪さをしていたように見えたみたいで、怒らせてしまって……」
「つまり、ハルネス隊長が勝手に勘違いしておまえにけがを負わせた、ということだな?」
「……けがっていうほどじゃ」
「立派なけがだろ。くそ、あいつ……」
「俺が悪いんです。俺がニコラのいやがることを訊いてしまって、ハルネス隊長はニコラを心配しただけなんです」
「だから、おまえにけがを負わせてもいいと?」
これ以上、弁解するのはむずかしかった。リュカがなにを言っても、きっとサイファートは納得しない。ハルネスに対して、もともといい印象を持っていないようだ。
「どうかニコラとハルネス隊長には内密にしていただけませんか? ハルネス隊長はけがしていないか訊いてくれたのに、俺がないと言ってしまったんです。俺はもう、気にしていませんから」
「おまえが気にしないかどうかは関係ない。オレは自分のものに手を出されるのが嫌いなんだ」
――自分のもの。
側仕えとして主従関係にあるとしても、人間をもの扱いする不遜な発言だ。でも、サイファートに言われるのはいやじゃなかった。単にもの扱いをされているわけではなく、リュカを守ろうとする意思を感じるから。
リュカが黙ったままじっと見つめ続けていると、サイファートは根負けしたかのように深いため息を吐き出した。
襟から離れた手が痣のある場所にそっと触れてきて、サイファートが早口でなにかを唱える。途端に肩のあたりが温かくなって、鈍い痛みがすっと消えていった。治癒魔法をかけてくれたのだ。
「あ……」
「……肩以外は、なにもされていないな?」
「はい、されていません」
「わかった、今回は見逃してやる。次はないぞ」
「ありがとうございます」
「なにを笑っている」
「いえ、なんでもありません」
言い方はともかく、サイファートはリュカの意思を尊重してくれた。大したけがではないのに治療までしてくれた。
「明日は早い。もう寝ておけ」
「はい……あの」
「なんだ?」
「すみません。俺は、サイファート隊長にそういうことを要求されるかもしれないと、一瞬でも思ってしまいました」
「なんの話だ?」
「側仕えは、寝室で奉仕をすることがあるのだと聞きました」
目の前で、サイファートの瞳にふたたび怒りが灯る。眼光で焼き尽くせそうなほどに強い怒りを感じて、身がすくんだ。
「ふざけたことを吹き込んだのは、あいつらだな」
「いえ、あの……すみません」
「……おまえに怒ったわけじゃない」
「でも、そう思ってしまったのは俺も同じです」
サイファートはリュカを気遣ってくれた。守ってくれようとしてくれた。それなのに、サイファートから欲望を向けられるかもしれないと一度でも思ってしまった自分が許せなかった。最低な人間に思えた。
「思ったからといって、なぜわざわざオレに話した? あのまま黙っていればよかったものを」
「サイファート隊長は絶対そんなことを言うはずがないのに、思ってしまった自分が許せませんでした。俺にやさしくしてくれたあなたに謝りたかった。ただの自己満足かもしれません。結局は、あなたを怒らせてしまった」
水色の瞳がこちらをじっと見つめてくる。そこにもう怒りは見当たらなかった。ランプの灯りを反射してゆらゆらと揺れる瞳は、明るい場所で見るよりもずっと深い色をしている。そのうつくしい瞳に、しばらくのあいだ黙って見入っていた。
「なぜ、絶対だと言える?」
「えっ?」
「オレがおまえを抱きたいと言ったらどうする?」
リュカが無言で固まったのを見て、サイファーはぞっとするほど艶やかな微笑を浮かべた。リュカの頬に触れた指先が肌の上をゆっくりと滑り下り、顎の下に辿り着くなり指先だけで顔を持ち上げる。
宝石のような瞳から、一秒たりとも視線が離せなかった。いつの間にか、互いの距離は鼻先が掠めるほどに近づいている。
「――……っ」
唇に吹きかけられた吐息でリュカが我に返ったのと、笑い声が聞こえてきたのは同時だった。
「本気にするな、冗談だ」
そう言ったきりサイファートが身体を離し、自分のベッドへ向かって行く。
「さっさと寝ろ」
茫然と立ち尽くしていたリュカの耳に、不機嫌そうな声が聞こえてきた。早足でベッドへ向かい、急いで毛布の中に潜ると、サイファートも魔法で部屋の灯りを消してベッドへ横になった。
「おやすみなさい」
静かな暗闇の中、リュカのことばに「おやすみ」とちいさな声が返ってくる。
長いあいだ昼と夜が逆転した生活を送っていたせいで、なかなか寝つけないだろうと思っていたが、意外と疲れていたらしい。
サイファートの声が耳に残っているあいだに、リュカの意識はゆっくりと遠ざかっていった。
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