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24 共鳴反応 ※
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暑かったのか、アレックスもガウンを脱ぎ捨て、たくましい上半身をさらけ出す。ベッドの上で立ち上がり、さらにズボンと下着も脱ぎ捨てた。
均整の取れたうつくしい肉体に見惚れていたリュカは、ふとそれに気づいた。
「なん、で……」
リュカの視線は、アレックスの脚の付け根で反り返っているものに釘づけだった。さきほどリュカの性器を服の上から擦っていたものの正体に、ようやく気づく。
目を見開くリュカを見て、アレックスは怪訝そうに眉をゆがませた。
「なんだ、オレが反応していることに驚いているのか? 魔力欠乏体質のおまえに触れているのだから、当然こうなる」
髪を掻き上げながら吐き出すアレックスの息は、やたらとなまめかしい。美術品のようにうつくしい身体には滴り落ちるほどの汗が浮き、白い肌は紅潮していた。リュカの視線を平然と受け止めながら、アレックスがベッドへ腰を下ろす。
「いわゆる共鳴反応というものだ。魔力欠乏体質者との性行為は死ぬほど気持ちいい。おまえも、その噂を聞いたことくらいあるだろう。あれは、魔力欠乏体質者の体液に相手を催淫する作用が入っているからだ。そして、注がれた魔力は魔力欠乏体質者にとっての快感となる。おまえだって、いま身体が熱いはずだ」
「そんな、こと……」
だれも教えてくれなかった。
「オレも、これほどまでとは思っていなかったが……おまえは知らなかったのか?」
「はじめて、なので……」
魔力をこんなにたくさん供給されたのも、だれかと触れ合うのもはじめてだった。だからリュカは知らなかった。魔力をたくさん供給されると身体が熱くなって、触れられたくてたまらなくなることを。
「慣れているかのように誘っておいて、まさか未経験とはな。すっかり騙された」
皮肉を言って、アレックスが歪な顔で笑う。
性行為に不慣れであることを、アレックスに知られてしまった。リュカは娼館にいた経験があるが、まともに客を取った経験がない。アレックスが通っていた娼館の娼婦のようにはふるまえない。
「……やっぱり、慣れているほうが、よかったですか?」
「いや……慣れた様子を見せられていたら、怒り狂っておまえを抱き潰していたかもしれんな」
「え?」
経験がないほうが、一般的に好ましいのだろうか。娼館でリュカが高値をつけられていたのは魔力欠乏体質であるからだと思っていたが、リュカが清い身体であったことも一因になっていたようだ。
「……っ、ん」
性器にずっしりとした重みを感じて自分の身体を見下ろすと、アレックスの性器がリュカの性器の上に乗っていた。アレックスがわずかに腰を揺らしただけで、互いの性器の裏側が擦れ合い、甘い感覚が腰に走る。ゆったりと腰を前後させながら、水色の瞳が観察するようにリュカを見つめてきた。
「あ……っ、あ……んう……っ」
大きな手がまとめてふたつの性器を握り込み、性器がぴったりと密着する。ぬるぬるとしているのが自分の吐き出した精液なのだと思うと、アレックスを汚しているようでいたたまれなくなってくる。ふたつの性器を手で扱きながら、覆いかぶさってきたアレックスにふたたび唇を塞がれた。
「……んッ、う……んンっ……は」
口内を掻き回されるだけでも気持ちよくてたまらないのに、性器に触れられたらひとたまりもなかった。達したばかりの性器はたちまち硬くなり、はしたなく先走りをこぼす。リュカの限界をわかっているかのように、手と舌の動きが激しくなり、くちっ、くちゅ、と聞こえてくる水音に耳からも責められる。
「――……ッ、んぐッ!」
びくんと身体を跳ねさせ、また限界を迎えたリュカを見て、アレックスが動きを止め、顔を離す。リュカの口の端から垂れた唾液を舌先で舐め取り、愉快そうに笑みを浮かべた。
「そう何度も出してしまっては、魔力の供給が追いつかんぞ」
「あ……俺ばっかり……すみま、せ……」
言っているそばから、跳ねる性器が粘液を吐き出し、リュカ自身の腹を汚す。リュカの呼吸と射精が治まると、アレックスはリュカの身体を横向きにし、自身もベッドへ横たわった。
「触り方くらい、わかるな?」
リュカの手をつかみ、自分の脚の付け根に導きながらアレックスが艶めいた声でささやく。
「……っ」
正直なところ、性器の触り方なんてよくわかっていない。自分で慰めることさえ、たまにしかしていないのだから。それでも、同じ男の性器だ。
無言でこくりと頷き、アレックスに触れられたときのことを思い出しながら手を動かした。緩く握り込んで上下に動かし、張り出した部分を引っかけるようにして指で擦る。ときおり親指で先端の部分を撫で、くびれを刺激する。
「そう、上手だ」
甘い声に褒められて、顔に熱が集まってくる。アレックスがさらに身体を寄せてきて、長い指がリュカの唇をなぞってから頬を掠める。
「ん……っ、あ……」
ぶわりと背筋が粟立ち、耳まで移動した指が耳朶を摘まんで、耳の輪郭をなぞり、内側を撫でる。ため息を漏らして開いた唇のあいだへ、舌を差し入れられた。
うつくしい顔を間近で見ることに耐えられず、くちづけられるたびに思わず目を閉じてしまうが、それではアレックスの反応が見られない。頻繁にまばたきをしながらも懸命に目を開いていると、唇を合わせたままアレックスが笑ったのがわかった。
「ふ、あ……う、あ……ッ、ん」
目の前で青い瞳が湾曲して、ランプの灯りを受けて鈍く光るさまに見惚れてしまう。興奮して色の濃くなったその瞳に見られているだけで、ぞくぞくと身体の震えが止まらなくなるのに、一秒たりとも視線を逸らせない。
「んん……ッ! は、う……ん、あ……」
アレックスの舌の動きにつられて、リュカの手の動きも速くなる。じゅっと音を立てて舌先を吸われた瞬間、手の中でアレックスの性器が膨らみ、跳ね上がった。
「……く……ッ!」
「――……ン、んッ!」
アレックスが達したのだと思ったらどうしようもなく興奮してしまい、自分の手が熱い粘液で濡れるのを感じながら、リュカもびくびくと身体を跳ねさせた。
「……くちづけだけで気をやるとは……すごいな」
「す、みませ……――っ」
謝罪のことばを言い切る前に、口を塞がれた。唇を触れ合わせるだけのくちづけは、流れ込んでくる魔力がゆるやかだった。
「いまにオレの魔力が馴染めば、共鳴反応も落ち着くだろう」
そう言って、精液で汚れたリュカの手をアレックスが布で拭ってくれた。
「あ、あの、自分でやります。アレックス隊長は……」
「オレはいい。シャワーを浴びる」
「え、あの……終わり、ですか?」
「ああ。まだ魔力が馴染んでいないうちに魔力を大量に注ぎ込むのは、身体への負担が大きいからな」
「……わかりました。では、シーツを――」
アレックスがシャワーを浴びているあいだに汚れたシーツを替えなければ。そう思って起き上がろうとしたが、肩を押されてシーツに逆戻りした。アレックスがもう片方の手をシーツにかざして呪文を唱えると、濡れていたシーツがたちまち乾いてしまう。
「すごい……」
「シーツを替えるのは明日でいい。そのまま寝ていろ」
肩に触れていた手が移動してきて、やさしく頭を撫でてくる。大きな手に触れられるのが気持ちよくて、だんだんと瞼が重くなってきた。
「――おやすみ、リュカ」
意識を失う直前、アレックスに名前を呼ばれた気がした。それは聞いたこともないようなやわらかな声音だった。きっと、もうここは夢の中なのだ。
なんて自分に都合のいい夢なんだろうかと笑いながら、リュカも舌足らずな声で返事を口にした。
「……おやすみ、なさい」
均整の取れたうつくしい肉体に見惚れていたリュカは、ふとそれに気づいた。
「なん、で……」
リュカの視線は、アレックスの脚の付け根で反り返っているものに釘づけだった。さきほどリュカの性器を服の上から擦っていたものの正体に、ようやく気づく。
目を見開くリュカを見て、アレックスは怪訝そうに眉をゆがませた。
「なんだ、オレが反応していることに驚いているのか? 魔力欠乏体質のおまえに触れているのだから、当然こうなる」
髪を掻き上げながら吐き出すアレックスの息は、やたらとなまめかしい。美術品のようにうつくしい身体には滴り落ちるほどの汗が浮き、白い肌は紅潮していた。リュカの視線を平然と受け止めながら、アレックスがベッドへ腰を下ろす。
「いわゆる共鳴反応というものだ。魔力欠乏体質者との性行為は死ぬほど気持ちいい。おまえも、その噂を聞いたことくらいあるだろう。あれは、魔力欠乏体質者の体液に相手を催淫する作用が入っているからだ。そして、注がれた魔力は魔力欠乏体質者にとっての快感となる。おまえだって、いま身体が熱いはずだ」
「そんな、こと……」
だれも教えてくれなかった。
「オレも、これほどまでとは思っていなかったが……おまえは知らなかったのか?」
「はじめて、なので……」
魔力をこんなにたくさん供給されたのも、だれかと触れ合うのもはじめてだった。だからリュカは知らなかった。魔力をたくさん供給されると身体が熱くなって、触れられたくてたまらなくなることを。
「慣れているかのように誘っておいて、まさか未経験とはな。すっかり騙された」
皮肉を言って、アレックスが歪な顔で笑う。
性行為に不慣れであることを、アレックスに知られてしまった。リュカは娼館にいた経験があるが、まともに客を取った経験がない。アレックスが通っていた娼館の娼婦のようにはふるまえない。
「……やっぱり、慣れているほうが、よかったですか?」
「いや……慣れた様子を見せられていたら、怒り狂っておまえを抱き潰していたかもしれんな」
「え?」
経験がないほうが、一般的に好ましいのだろうか。娼館でリュカが高値をつけられていたのは魔力欠乏体質であるからだと思っていたが、リュカが清い身体であったことも一因になっていたようだ。
「……っ、ん」
性器にずっしりとした重みを感じて自分の身体を見下ろすと、アレックスの性器がリュカの性器の上に乗っていた。アレックスがわずかに腰を揺らしただけで、互いの性器の裏側が擦れ合い、甘い感覚が腰に走る。ゆったりと腰を前後させながら、水色の瞳が観察するようにリュカを見つめてきた。
「あ……っ、あ……んう……っ」
大きな手がまとめてふたつの性器を握り込み、性器がぴったりと密着する。ぬるぬるとしているのが自分の吐き出した精液なのだと思うと、アレックスを汚しているようでいたたまれなくなってくる。ふたつの性器を手で扱きながら、覆いかぶさってきたアレックスにふたたび唇を塞がれた。
「……んッ、う……んンっ……は」
口内を掻き回されるだけでも気持ちよくてたまらないのに、性器に触れられたらひとたまりもなかった。達したばかりの性器はたちまち硬くなり、はしたなく先走りをこぼす。リュカの限界をわかっているかのように、手と舌の動きが激しくなり、くちっ、くちゅ、と聞こえてくる水音に耳からも責められる。
「――……ッ、んぐッ!」
びくんと身体を跳ねさせ、また限界を迎えたリュカを見て、アレックスが動きを止め、顔を離す。リュカの口の端から垂れた唾液を舌先で舐め取り、愉快そうに笑みを浮かべた。
「そう何度も出してしまっては、魔力の供給が追いつかんぞ」
「あ……俺ばっかり……すみま、せ……」
言っているそばから、跳ねる性器が粘液を吐き出し、リュカ自身の腹を汚す。リュカの呼吸と射精が治まると、アレックスはリュカの身体を横向きにし、自身もベッドへ横たわった。
「触り方くらい、わかるな?」
リュカの手をつかみ、自分の脚の付け根に導きながらアレックスが艶めいた声でささやく。
「……っ」
正直なところ、性器の触り方なんてよくわかっていない。自分で慰めることさえ、たまにしかしていないのだから。それでも、同じ男の性器だ。
無言でこくりと頷き、アレックスに触れられたときのことを思い出しながら手を動かした。緩く握り込んで上下に動かし、張り出した部分を引っかけるようにして指で擦る。ときおり親指で先端の部分を撫で、くびれを刺激する。
「そう、上手だ」
甘い声に褒められて、顔に熱が集まってくる。アレックスがさらに身体を寄せてきて、長い指がリュカの唇をなぞってから頬を掠める。
「ん……っ、あ……」
ぶわりと背筋が粟立ち、耳まで移動した指が耳朶を摘まんで、耳の輪郭をなぞり、内側を撫でる。ため息を漏らして開いた唇のあいだへ、舌を差し入れられた。
うつくしい顔を間近で見ることに耐えられず、くちづけられるたびに思わず目を閉じてしまうが、それではアレックスの反応が見られない。頻繁にまばたきをしながらも懸命に目を開いていると、唇を合わせたままアレックスが笑ったのがわかった。
「ふ、あ……う、あ……ッ、ん」
目の前で青い瞳が湾曲して、ランプの灯りを受けて鈍く光るさまに見惚れてしまう。興奮して色の濃くなったその瞳に見られているだけで、ぞくぞくと身体の震えが止まらなくなるのに、一秒たりとも視線を逸らせない。
「んん……ッ! は、う……ん、あ……」
アレックスの舌の動きにつられて、リュカの手の動きも速くなる。じゅっと音を立てて舌先を吸われた瞬間、手の中でアレックスの性器が膨らみ、跳ね上がった。
「……く……ッ!」
「――……ン、んッ!」
アレックスが達したのだと思ったらどうしようもなく興奮してしまい、自分の手が熱い粘液で濡れるのを感じながら、リュカもびくびくと身体を跳ねさせた。
「……くちづけだけで気をやるとは……すごいな」
「す、みませ……――っ」
謝罪のことばを言い切る前に、口を塞がれた。唇を触れ合わせるだけのくちづけは、流れ込んでくる魔力がゆるやかだった。
「いまにオレの魔力が馴染めば、共鳴反応も落ち着くだろう」
そう言って、精液で汚れたリュカの手をアレックスが布で拭ってくれた。
「あ、あの、自分でやります。アレックス隊長は……」
「オレはいい。シャワーを浴びる」
「え、あの……終わり、ですか?」
「ああ。まだ魔力が馴染んでいないうちに魔力を大量に注ぎ込むのは、身体への負担が大きいからな」
「……わかりました。では、シーツを――」
アレックスがシャワーを浴びているあいだに汚れたシーツを替えなければ。そう思って起き上がろうとしたが、肩を押されてシーツに逆戻りした。アレックスがもう片方の手をシーツにかざして呪文を唱えると、濡れていたシーツがたちまち乾いてしまう。
「すごい……」
「シーツを替えるのは明日でいい。そのまま寝ていろ」
肩に触れていた手が移動してきて、やさしく頭を撫でてくる。大きな手に触れられるのが気持ちよくて、だんだんと瞼が重くなってきた。
「――おやすみ、リュカ」
意識を失う直前、アレックスに名前を呼ばれた気がした。それは聞いたこともないようなやわらかな声音だった。きっと、もうここは夢の中なのだ。
なんて自分に都合のいい夢なんだろうかと笑いながら、リュカも舌足らずな声で返事を口にした。
「……おやすみ、なさい」
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