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29 地下洞窟へ
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「な、何事だッ!?」
突然ベヒーモスが血を噴き出して倒れたことで、逃げまどっていた兵士たちは足を止め、後方を振り向く。
先頭の集団は、俺が気づいた時にはもう町の入口のすぐ近くまで来ていた。
誰かがもう何歩か進むだけで地雷は爆発し、周囲の人間もまとめて爆風に巻き込む大惨事となっていただろう。
男たちが倒れたベヒーモスに気を取られている隙に時計塔から降りると一目散に駆け出し、入口に向かう。
「おい! これ以上町に近づくな! 危険だ!」
そう呼びかけると同時に、地雷と兵士たちの間を遮るように仁王立ちする。
「なんだ貴様は!?」
「安心しろ、人間だ。ベヒーモスは俺が倒した。もう危険はない」
俺はそう言いながら肩に担いだスナイパーライフルを見せる。
しかし、それが逆効果となった。
「なぜ敵の武器を持っている!?」
「それでベヒーモスを殺したとでも言うのか! 我々が使おうとしても引き金がびくともしなかったというのに!」
「それが扱えるということは貴様、魔王の手先ではないのか!」
兵士たちは口々に俺を怪しむ声を上げる。
【巨大生物に追われていた恐怖からか、彼らは少々興奮状態にあるようです。そこに敵の主力武器である銃を見せびらかすのは軽率でした。あなたがID登録されている銃器を使用できるのは私がハッキングしているからということをお忘れなく】
「別に忘れてたわけじゃない」
「おーいお前らー、急に走ってどこへ行くのだ! 我を置いていくな!」
マルが手を振りながらこっちへ駆けつけて来る。
ああ、まためんどくさくなりそうなタイミングでこいつは。
「あれは人型のドラゴンか!? しかもその機械の魔物はなんだ!」
「そんな連中と徒党を組んでいるとは、やはり魔王の手先だな!」
「ベヒーモスに比べればどうとでもなりそうだ! 貴様らを倒して町に入れてもらうぞ!」
弁解不能なまでに勘違いされてしまったらしく、男たちは手に持った剣や槍をこちらに向けて構えた。
こうなっては地雷のことを説明しても聞き入れてくれそうにない。
【仕方がありません。彼らに地雷を踏ませないことが最優先です。皆殺しにしてでもここを死守してください】
「目的と手段が入れ替わってるぞ」
「食らえッ!」
血気にはやった兵士の一人が剣を振りかぶり突進してくる。
俺はライフルの長い銃身で斬撃を受け流し、よろけた男の首の後ろを柄の部分で打ち据えた。
「うぐっ……」
「おっと」
男は白目を剥いて失神し、地雷の埋まっている地点に倒れこもうとする。
身体が地面に触れる前に俺は片腕で男の腹を受け止め、そのまま腕を振り抜き兵士たちのいる方向へ投げ飛ばした。
「や、やりやがったな! 全員かかれ!」
地雷を踏ませないための俺の一連の行動は、さらに兵士たちを激昂させたようだった。
リーダーと思わしき男が手に持った剣を高々と掲げて攻撃の合図を出し、兵士の集団は武器を構えたままジリジリと間合いを詰めてくる。
「どんどん状況が悪くなってないか? これ」
【一度炎上した案件は手を尽くせば尽くすほど逆効果になるものです】
このままではスリサズの言う通り――もちろん皆殺しは言い過ぎだが――全員気絶させるか足の一本でも切り落として物理的に動けなくするしかない。
特にいい作戦が思いつくわけでもなく、間合いに入った兵士たちは一斉に俺に向かって飛びかかり――
「“フレア・ウィップ”!」
横から長い火柱が走り、俺と兵士たちを分断した。
この魔法は……
「フィノ!」
「戦闘をやめろ! この者の言う通りにするんだ!」
馬に乗って駆けつけたフィノが声を張り上げる。
地雷のことは知らないはずだが、町の外から走ってきたため踏まずに済んだようだ。
「我が軍の者か!? なぜそいつを庇う!」
「私は第6分隊兼第5分隊指揮官のフィノだ! 双方とも剣を収めろ!」
「第5分隊?」
なんだか肩書が増えている。
よく見たらフィノの胸に勲章のようなバッジがあるが、あれが隊長の証なのだろうか。
「ここに来るまでに前隊長の死体を見つけた。なぜか上半身だけだったがね。バッジは無事だったので回収して役目も引き継いできたというわけだ」
おそらくゴブリンの襲撃から逃げようとして地雷を踏んだのだろう。
町の外から来たフィノがそれを見つけたということは、爆風でそこまで飛ばされたのか。
「この戦士殿は私の客人だ。事情は分からないがこの町に入れないのはなにか理由があってのことだろう」
「……まあ、上官のあんたがそう言うなら……」
攻撃的だった兵士たちも落ち着いたらしく、大人しく武器を収める。
俺に対する視線はいまだ怪しいが、とりあえず話を聞く姿勢にはなってくれたようだ。
◆
「……地面に埋まった爆弾とはね。やはり魔王軍はなにを使ってくるか分からないな。知能の低いモンスターが使うものとは思えない」
「分かってくれてなによりだ」
俺たちは事情を説明すると、地雷を避けながら町の中央に戻り、元は役場だったらしい比較的大きな建物に入った。
町全体の地図があったので、スリサズの探知した地雷が埋まっている位置に〇印をつけておく。
「想像以上に多く埋まってたんだな。撤去するのは大変な作業だぞ」
地図に描かれた〇印の多さに、俺は呆れながら言った。
俺はスリサズの案内があったから地雷を避けてゴブリンの軍団を倒すことができたが、知らない者はまともに町を出歩けないだろう。
「そうだな……遠距離から魔法で爆破していけば撤去できるかもしれないが、今は埋まったままにしておこう。次に攻め込まれた時に防衛に使えるかもしれない」
フィノが地図を見ながら顎に手を当てて言う。
「いいのか?」
「ここにいる以上、敵はまた攻めて来るだろう。今の戦力だけでは心もとないからね。それに、これはチャンスでもある」
一拍置いて、フィノは地図上のある一点を指さした。
「この町には地下道が通っている。この場所にそこへ降りる階段があったはずだ」
「我が時計塔に行く時に見つけた地下道だな」
「そこは長い洞窟に繋がっていて、地上への出口から今の本隊がいる最前線に行くことができる。我々も以前、この道を使って最前線に物資を運んでいた」
「地下への抜け道か……」
俺は話を聞きながら少し考える。
戦況は不利だと聞いているが、それでも戦線を維持できているのもそれが理由だろう。
「我々は地上の敵をできるだけおびき寄せ、地雷を使って籠城する。その隙に戦士殿は地下を通って最前線に合流してもらいたい」
「だがゴブリンに占領されてたってことは、その道もバレてるんじゃないか? 地雷を埋めたのも奴らなんだろ?」
「その可能性は高い。モンスターが地下を通って最前線に戻っているとしたら、本隊は挟み撃ちに遭うだろう。そいつらの討伐も含めて、戦士殿にはすぐにでも地下に向かってもらいたい」
「俺が断るとは思わないのか?」
不躾な注文を聞き、俺は肩をすくめる。
「断らないさ。最前線へ行けば、あなたたちの目指す南の大陸にも大幅に近づける。ドラゴンの子を仲間の元に返すんだろう?」
「そうだぞ! 我をさっさと南へ連れていけ! こんな島からは一刻も早く出たい!」
マルが割り込んで口を挟む。
こいつ、これから最も危険な所に行くってことが分かってるのか?
しばらく旅をして分かっていたが、フィノはなかなかにしたたかな女だ。
上手いこと俺たちを誘導して魔王軍と戦わせようとしている。
たまに見せるふざけた態度も計算の内なのだろうか。
「それに戦士殿、あなたは他人の危機を決して放っておかない。なんと言うべきか……人の好さからそうしているわけでもない、なにかそれが当たり前のように行動して見えるんだ。戦士として染みついた生き方とでも言うのかな」
「……思い違いだ。俺だって出来るなら危険には近づきたくない」
「そうかな? まあ最前線に行ったとしても、魔王を倒してくれとまでは言わないさ。南への道が開けたら好きにするといい」
言われなくても好きにさせてもらう。
それを言葉には出さずに俺はきびすを返し、地図に描かれていた地下道に繋がる建物に向かった。
突然ベヒーモスが血を噴き出して倒れたことで、逃げまどっていた兵士たちは足を止め、後方を振り向く。
先頭の集団は、俺が気づいた時にはもう町の入口のすぐ近くまで来ていた。
誰かがもう何歩か進むだけで地雷は爆発し、周囲の人間もまとめて爆風に巻き込む大惨事となっていただろう。
男たちが倒れたベヒーモスに気を取られている隙に時計塔から降りると一目散に駆け出し、入口に向かう。
「おい! これ以上町に近づくな! 危険だ!」
そう呼びかけると同時に、地雷と兵士たちの間を遮るように仁王立ちする。
「なんだ貴様は!?」
「安心しろ、人間だ。ベヒーモスは俺が倒した。もう危険はない」
俺はそう言いながら肩に担いだスナイパーライフルを見せる。
しかし、それが逆効果となった。
「なぜ敵の武器を持っている!?」
「それでベヒーモスを殺したとでも言うのか! 我々が使おうとしても引き金がびくともしなかったというのに!」
「それが扱えるということは貴様、魔王の手先ではないのか!」
兵士たちは口々に俺を怪しむ声を上げる。
【巨大生物に追われていた恐怖からか、彼らは少々興奮状態にあるようです。そこに敵の主力武器である銃を見せびらかすのは軽率でした。あなたがID登録されている銃器を使用できるのは私がハッキングしているからということをお忘れなく】
「別に忘れてたわけじゃない」
「おーいお前らー、急に走ってどこへ行くのだ! 我を置いていくな!」
マルが手を振りながらこっちへ駆けつけて来る。
ああ、まためんどくさくなりそうなタイミングでこいつは。
「あれは人型のドラゴンか!? しかもその機械の魔物はなんだ!」
「そんな連中と徒党を組んでいるとは、やはり魔王の手先だな!」
「ベヒーモスに比べればどうとでもなりそうだ! 貴様らを倒して町に入れてもらうぞ!」
弁解不能なまでに勘違いされてしまったらしく、男たちは手に持った剣や槍をこちらに向けて構えた。
こうなっては地雷のことを説明しても聞き入れてくれそうにない。
【仕方がありません。彼らに地雷を踏ませないことが最優先です。皆殺しにしてでもここを死守してください】
「目的と手段が入れ替わってるぞ」
「食らえッ!」
血気にはやった兵士の一人が剣を振りかぶり突進してくる。
俺はライフルの長い銃身で斬撃を受け流し、よろけた男の首の後ろを柄の部分で打ち据えた。
「うぐっ……」
「おっと」
男は白目を剥いて失神し、地雷の埋まっている地点に倒れこもうとする。
身体が地面に触れる前に俺は片腕で男の腹を受け止め、そのまま腕を振り抜き兵士たちのいる方向へ投げ飛ばした。
「や、やりやがったな! 全員かかれ!」
地雷を踏ませないための俺の一連の行動は、さらに兵士たちを激昂させたようだった。
リーダーと思わしき男が手に持った剣を高々と掲げて攻撃の合図を出し、兵士の集団は武器を構えたままジリジリと間合いを詰めてくる。
「どんどん状況が悪くなってないか? これ」
【一度炎上した案件は手を尽くせば尽くすほど逆効果になるものです】
このままではスリサズの言う通り――もちろん皆殺しは言い過ぎだが――全員気絶させるか足の一本でも切り落として物理的に動けなくするしかない。
特にいい作戦が思いつくわけでもなく、間合いに入った兵士たちは一斉に俺に向かって飛びかかり――
「“フレア・ウィップ”!」
横から長い火柱が走り、俺と兵士たちを分断した。
この魔法は……
「フィノ!」
「戦闘をやめろ! この者の言う通りにするんだ!」
馬に乗って駆けつけたフィノが声を張り上げる。
地雷のことは知らないはずだが、町の外から走ってきたため踏まずに済んだようだ。
「我が軍の者か!? なぜそいつを庇う!」
「私は第6分隊兼第5分隊指揮官のフィノだ! 双方とも剣を収めろ!」
「第5分隊?」
なんだか肩書が増えている。
よく見たらフィノの胸に勲章のようなバッジがあるが、あれが隊長の証なのだろうか。
「ここに来るまでに前隊長の死体を見つけた。なぜか上半身だけだったがね。バッジは無事だったので回収して役目も引き継いできたというわけだ」
おそらくゴブリンの襲撃から逃げようとして地雷を踏んだのだろう。
町の外から来たフィノがそれを見つけたということは、爆風でそこまで飛ばされたのか。
「この戦士殿は私の客人だ。事情は分からないがこの町に入れないのはなにか理由があってのことだろう」
「……まあ、上官のあんたがそう言うなら……」
攻撃的だった兵士たちも落ち着いたらしく、大人しく武器を収める。
俺に対する視線はいまだ怪しいが、とりあえず話を聞く姿勢にはなってくれたようだ。
◆
「……地面に埋まった爆弾とはね。やはり魔王軍はなにを使ってくるか分からないな。知能の低いモンスターが使うものとは思えない」
「分かってくれてなによりだ」
俺たちは事情を説明すると、地雷を避けながら町の中央に戻り、元は役場だったらしい比較的大きな建物に入った。
町全体の地図があったので、スリサズの探知した地雷が埋まっている位置に〇印をつけておく。
「想像以上に多く埋まってたんだな。撤去するのは大変な作業だぞ」
地図に描かれた〇印の多さに、俺は呆れながら言った。
俺はスリサズの案内があったから地雷を避けてゴブリンの軍団を倒すことができたが、知らない者はまともに町を出歩けないだろう。
「そうだな……遠距離から魔法で爆破していけば撤去できるかもしれないが、今は埋まったままにしておこう。次に攻め込まれた時に防衛に使えるかもしれない」
フィノが地図を見ながら顎に手を当てて言う。
「いいのか?」
「ここにいる以上、敵はまた攻めて来るだろう。今の戦力だけでは心もとないからね。それに、これはチャンスでもある」
一拍置いて、フィノは地図上のある一点を指さした。
「この町には地下道が通っている。この場所にそこへ降りる階段があったはずだ」
「我が時計塔に行く時に見つけた地下道だな」
「そこは長い洞窟に繋がっていて、地上への出口から今の本隊がいる最前線に行くことができる。我々も以前、この道を使って最前線に物資を運んでいた」
「地下への抜け道か……」
俺は話を聞きながら少し考える。
戦況は不利だと聞いているが、それでも戦線を維持できているのもそれが理由だろう。
「我々は地上の敵をできるだけおびき寄せ、地雷を使って籠城する。その隙に戦士殿は地下を通って最前線に合流してもらいたい」
「だがゴブリンに占領されてたってことは、その道もバレてるんじゃないか? 地雷を埋めたのも奴らなんだろ?」
「その可能性は高い。モンスターが地下を通って最前線に戻っているとしたら、本隊は挟み撃ちに遭うだろう。そいつらの討伐も含めて、戦士殿にはすぐにでも地下に向かってもらいたい」
「俺が断るとは思わないのか?」
不躾な注文を聞き、俺は肩をすくめる。
「断らないさ。最前線へ行けば、あなたたちの目指す南の大陸にも大幅に近づける。ドラゴンの子を仲間の元に返すんだろう?」
「そうだぞ! 我をさっさと南へ連れていけ! こんな島からは一刻も早く出たい!」
マルが割り込んで口を挟む。
こいつ、これから最も危険な所に行くってことが分かってるのか?
しばらく旅をして分かっていたが、フィノはなかなかにしたたかな女だ。
上手いこと俺たちを誘導して魔王軍と戦わせようとしている。
たまに見せるふざけた態度も計算の内なのだろうか。
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「……思い違いだ。俺だって出来るなら危険には近づきたくない」
「そうかな? まあ最前線に行ったとしても、魔王を倒してくれとまでは言わないさ。南への道が開けたら好きにするといい」
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