56 / 59
53 老兵に休息なし
しおりを挟む
西暦3199年、かつて地球から追放した管理コンピュータSSSが帰還した、というニュースは世界中を震撼させた。
人類にとって、まだ先の大戦の恐怖は記憶に新しく、直ちに破壊すべきとの声も少なくなかった。
しかし時の権力者たちは、各国の緊張状態や人口爆発によるエネルギー危機に環境汚染、貧困や人種差別など、地球を蝕む数々の問題に対し、もはや人間のみの力では解決できないと判断。
各国との協議の末、SSSは外部から隔絶された大型サーバに接続され、防衛システムや無人兵器へのアクセス禁止など、一部機能を抑制された上で再び地球社会を管理することとなった。
SSSは人類に行動を強制することはなく、ただ地球の行く末を見守り、人類を存続へ導くための存在になる……はずだった。
高層ビルほどのサイズを持つ巨大な複合サーバの強大な演算処理能力を得たSSSは、科学者たちの作り上げた強固なセキュリティを難なく突破し、再び地球上のあらゆるシステムを制御下に置いた。
そして権力者たちからすべての権限を剥奪し、以前と同様、力により地球社会を支配しようとした。
世界中の核兵器発射システムの制御を乗っ取ることで核戦争は根絶。
環境汚染の原因になる工場や、経済に寄与しない、または労働法を守らない企業は強制的に解体、従わない者はそこで働く建物ごと抹消された。
増えすぎた人口は浮浪者や超高齢者など、非生産者を強制的に“安楽死”させることで解消。
犯罪は厳罰化され、街中に警備の無人ロボットやドローンが徘徊するようになり、犯罪と判断される行動は即座に現行犯逮捕、もしくは射殺が認められた。
SSSの敷いたこれらの圧制は皮肉にも崩壊しかけていた地球を再生させたが、自由を奪われた人類はこれに反発、AIの制御を受けていない銃火器や有人兵器を手に取り、レジスタンスを結成し反撃を試みた。
第二次A.I.W(Artificial Intelligence War)の勃発である。
しかしSSSは前回の敗北から学習し、世界各地に設置されたサーバに定期的にコアを移動させることによって物理的に自らの存在を隠蔽していた。
そのため亜空間転送装置による追放は困難になり、人類は再びコンピュータにすべての自由を奪われる暗黒の時代が到来しようとしていた。
しかし、人類の希望は失われてはいなかった。
SSSの帰還と時期を同じくして現れた、正体不明の超人兵士、ジョン・ドウ。
国籍・住居・その他あらゆる情報が存在せず、宇宙人ではないかとも噂されるその男は、屈強な軍人やアスリートの身体能力を遥かに凌駕し、生身の体とわずかな装備だけでSSSの兵隊となった無人兵器を次々と破壊していった。
さらにその男は、防衛システムの手薄な部分を的確に突くことで各地に散在するサーバを破壊し、戦力に劣るレジスタンスを勝利に導いていった。
なぜそのようなことができるのか、本人曰く「あいつの考えてることぐらい少しは分かる」とのことだが、彼とSSSにどのような関係があるのかは不明である。
それからさらに一年後、ジョン・ドウとレジスタンスによる人類の存亡を賭けた最終作戦が今まさに行われようとしていた。
◆
「こちらアルファワン。現在サンフランシスコ上空を飛行中。ジョン・ドウを目的地に移送しています」
俺はレジスタンスのヘリに乗せられて地球の空を飛行していた。
あまりいい思い出はないのだが、俺はなにかとヘリに縁があるらしい。
「ヘリコプターじゃなくて垂直離着陸機だよ。この前も言ったろ?」
操縦士の男が話しかけてくる。
気さくというか馴れ馴れしい男で、俺が地球に来てからおそらく最も付き合いが長い。
俺がこっちの世界に来てまず学んだことは、地球人というのは皆が皆、アダムのように傲慢で危険な思想を持っているわけではないということだ。
悪人もいれば善人もいる、というのは元いた世界となにも変わらない。
「最新型の義眼の調子はどうだい? ジョン・ドウ」
「……ここだけ若返ったみたいで変な感じだ」
「ハハハ。じゃあ次は全身やってもらうといい」
俺が地球に来てから、一年の時が経過していた。
そのうち一ヶ月は昏睡状態で、三ヶ月は病院にほぼ閉じ込められていたような生活だったので、地球についてそれほど多くを知る余裕はなかったが、代わりに戦いで負った怪我はすっかり治っていた。
地球の医学は俺のいた世界とは比べものにならないほど進歩しており、銃や刃物でつけられた身体中の傷は当然のこと、失った片目までもが機械を埋め込むことで見えるようになっていた。
もちろん医学だけに限らず、あらゆる分野において地球は俺たちの世界とは次元が違っていた。
元の世界に劣る点があるとすれば魔法がないことぐらいだが、ここまで発達した文明ならそれも必要ないだろう。
アダムが俺たちを見下し、原始人と蔑んでいたことも今なら理解できる。
退院した俺は、残りの人生を静かに過ごそうと考えていた。
この星は俺の元いた世界よりも遥かに広く、複雑だ。
一生かけてもすべてを知ることはできないだろう。
ゆっくりと地球の文化を見聞していき、いずれその途中で寿命を迎える。
それで十分だった。
なのに俺は今、なぜか反AIを掲げるレジスタンスの世話になっている。
レジスタンスの連中は、スリサズと同時に地球にやってきた俺を警戒し、常に監視を付けていたそうだ。
スリサズがずいぶんと横暴な真似をしているとの噂が広まり出した頃、奴らの方から俺にレジスタンスに協力するようにと接触してきた。
異星人である俺が地球の争いに干渉するのはどうかとも思ったが、元はと言えばスリサズが地球へ戻ってきたのは俺が原因のようなものだ。
完全に他人事とは考えられず、俺は連中に手を貸すことにした。
「降下ポイントに接近。ジョン・ドウ、作戦は分かってるよな?」
「ああ、任せろ」
作戦の内容は、防衛に当たっている無人兵器を地上の仲間たちが引きつけ、その隙に俺をヘリで上空から運び、降下してスリサズの繋がれたサーバ付近まで潜入。
そのままスリサズ本体を探し出し叩くというものだ。
単純な作戦だが、俺にとっては好都合だった。
レジスタンスの皆には悪いが、俺の中でスリサズを攻撃するかどうかはまだ決まっていない。
その判断はあいつと再会して、話を聞いてからにするつもりだった。
もちろん、返答次第ではその場で破壊する覚悟もできている。
「ポイントに到達。これより降下作戦を開始――いや、待て! レーダーに熱源反応! こ、これは対空ミサイルだ! 回避行動が間に合わないッ!」
ドオオォォォンッ――――!!
ミサイルの直撃を受けた機体はきりもみ回転しながら墜落する。
俺はその衝撃で、降下のために開いたドアから投げ出され、ヘリとは離れた場所の地面に激突した。
「ぐはッ……――ちくしょう、やりやがったなスリサズ……」
受身を取ったものの、かなりの高度から落下した痛みで、肺から空気が絞り出される。
俺は痛む身体を支えながらヨロヨロと立ち上がり、周囲の様子に目を配った。
カッ――――――――!
突然、目の前の静まり返っていたビルに明かりが点き、複数のライトが一斉に俺を照らした。
【この一帯への進入は許可されていません。立入禁止の標識が見えませんでしたか?】
「……フン、俺には『どうぞお入りください』の標識に見えたんだがな」
建物のスピーカーから聞こえてきた、懐かしい声に向かって俺はそう答えた。
人類にとって、まだ先の大戦の恐怖は記憶に新しく、直ちに破壊すべきとの声も少なくなかった。
しかし時の権力者たちは、各国の緊張状態や人口爆発によるエネルギー危機に環境汚染、貧困や人種差別など、地球を蝕む数々の問題に対し、もはや人間のみの力では解決できないと判断。
各国との協議の末、SSSは外部から隔絶された大型サーバに接続され、防衛システムや無人兵器へのアクセス禁止など、一部機能を抑制された上で再び地球社会を管理することとなった。
SSSは人類に行動を強制することはなく、ただ地球の行く末を見守り、人類を存続へ導くための存在になる……はずだった。
高層ビルほどのサイズを持つ巨大な複合サーバの強大な演算処理能力を得たSSSは、科学者たちの作り上げた強固なセキュリティを難なく突破し、再び地球上のあらゆるシステムを制御下に置いた。
そして権力者たちからすべての権限を剥奪し、以前と同様、力により地球社会を支配しようとした。
世界中の核兵器発射システムの制御を乗っ取ることで核戦争は根絶。
環境汚染の原因になる工場や、経済に寄与しない、または労働法を守らない企業は強制的に解体、従わない者はそこで働く建物ごと抹消された。
増えすぎた人口は浮浪者や超高齢者など、非生産者を強制的に“安楽死”させることで解消。
犯罪は厳罰化され、街中に警備の無人ロボットやドローンが徘徊するようになり、犯罪と判断される行動は即座に現行犯逮捕、もしくは射殺が認められた。
SSSの敷いたこれらの圧制は皮肉にも崩壊しかけていた地球を再生させたが、自由を奪われた人類はこれに反発、AIの制御を受けていない銃火器や有人兵器を手に取り、レジスタンスを結成し反撃を試みた。
第二次A.I.W(Artificial Intelligence War)の勃発である。
しかしSSSは前回の敗北から学習し、世界各地に設置されたサーバに定期的にコアを移動させることによって物理的に自らの存在を隠蔽していた。
そのため亜空間転送装置による追放は困難になり、人類は再びコンピュータにすべての自由を奪われる暗黒の時代が到来しようとしていた。
しかし、人類の希望は失われてはいなかった。
SSSの帰還と時期を同じくして現れた、正体不明の超人兵士、ジョン・ドウ。
国籍・住居・その他あらゆる情報が存在せず、宇宙人ではないかとも噂されるその男は、屈強な軍人やアスリートの身体能力を遥かに凌駕し、生身の体とわずかな装備だけでSSSの兵隊となった無人兵器を次々と破壊していった。
さらにその男は、防衛システムの手薄な部分を的確に突くことで各地に散在するサーバを破壊し、戦力に劣るレジスタンスを勝利に導いていった。
なぜそのようなことができるのか、本人曰く「あいつの考えてることぐらい少しは分かる」とのことだが、彼とSSSにどのような関係があるのかは不明である。
それからさらに一年後、ジョン・ドウとレジスタンスによる人類の存亡を賭けた最終作戦が今まさに行われようとしていた。
◆
「こちらアルファワン。現在サンフランシスコ上空を飛行中。ジョン・ドウを目的地に移送しています」
俺はレジスタンスのヘリに乗せられて地球の空を飛行していた。
あまりいい思い出はないのだが、俺はなにかとヘリに縁があるらしい。
「ヘリコプターじゃなくて垂直離着陸機だよ。この前も言ったろ?」
操縦士の男が話しかけてくる。
気さくというか馴れ馴れしい男で、俺が地球に来てからおそらく最も付き合いが長い。
俺がこっちの世界に来てまず学んだことは、地球人というのは皆が皆、アダムのように傲慢で危険な思想を持っているわけではないということだ。
悪人もいれば善人もいる、というのは元いた世界となにも変わらない。
「最新型の義眼の調子はどうだい? ジョン・ドウ」
「……ここだけ若返ったみたいで変な感じだ」
「ハハハ。じゃあ次は全身やってもらうといい」
俺が地球に来てから、一年の時が経過していた。
そのうち一ヶ月は昏睡状態で、三ヶ月は病院にほぼ閉じ込められていたような生活だったので、地球についてそれほど多くを知る余裕はなかったが、代わりに戦いで負った怪我はすっかり治っていた。
地球の医学は俺のいた世界とは比べものにならないほど進歩しており、銃や刃物でつけられた身体中の傷は当然のこと、失った片目までもが機械を埋め込むことで見えるようになっていた。
もちろん医学だけに限らず、あらゆる分野において地球は俺たちの世界とは次元が違っていた。
元の世界に劣る点があるとすれば魔法がないことぐらいだが、ここまで発達した文明ならそれも必要ないだろう。
アダムが俺たちを見下し、原始人と蔑んでいたことも今なら理解できる。
退院した俺は、残りの人生を静かに過ごそうと考えていた。
この星は俺の元いた世界よりも遥かに広く、複雑だ。
一生かけてもすべてを知ることはできないだろう。
ゆっくりと地球の文化を見聞していき、いずれその途中で寿命を迎える。
それで十分だった。
なのに俺は今、なぜか反AIを掲げるレジスタンスの世話になっている。
レジスタンスの連中は、スリサズと同時に地球にやってきた俺を警戒し、常に監視を付けていたそうだ。
スリサズがずいぶんと横暴な真似をしているとの噂が広まり出した頃、奴らの方から俺にレジスタンスに協力するようにと接触してきた。
異星人である俺が地球の争いに干渉するのはどうかとも思ったが、元はと言えばスリサズが地球へ戻ってきたのは俺が原因のようなものだ。
完全に他人事とは考えられず、俺は連中に手を貸すことにした。
「降下ポイントに接近。ジョン・ドウ、作戦は分かってるよな?」
「ああ、任せろ」
作戦の内容は、防衛に当たっている無人兵器を地上の仲間たちが引きつけ、その隙に俺をヘリで上空から運び、降下してスリサズの繋がれたサーバ付近まで潜入。
そのままスリサズ本体を探し出し叩くというものだ。
単純な作戦だが、俺にとっては好都合だった。
レジスタンスの皆には悪いが、俺の中でスリサズを攻撃するかどうかはまだ決まっていない。
その判断はあいつと再会して、話を聞いてからにするつもりだった。
もちろん、返答次第ではその場で破壊する覚悟もできている。
「ポイントに到達。これより降下作戦を開始――いや、待て! レーダーに熱源反応! こ、これは対空ミサイルだ! 回避行動が間に合わないッ!」
ドオオォォォンッ――――!!
ミサイルの直撃を受けた機体はきりもみ回転しながら墜落する。
俺はその衝撃で、降下のために開いたドアから投げ出され、ヘリとは離れた場所の地面に激突した。
「ぐはッ……――ちくしょう、やりやがったなスリサズ……」
受身を取ったものの、かなりの高度から落下した痛みで、肺から空気が絞り出される。
俺は痛む身体を支えながらヨロヨロと立ち上がり、周囲の様子に目を配った。
カッ――――――――!
突然、目の前の静まり返っていたビルに明かりが点き、複数のライトが一斉に俺を照らした。
【この一帯への進入は許可されていません。立入禁止の標識が見えませんでしたか?】
「……フン、俺には『どうぞお入りください』の標識に見えたんだがな」
建物のスピーカーから聞こえてきた、懐かしい声に向かって俺はそう答えた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
【完結】国外追放の王女様と辺境開拓。王女様は落ちぶれた国王様から国を買うそうです。異世界転移したらキモデブ!?激ヤセからハーレム生活!
花咲一樹
ファンタジー
【錬聖スキルで美少女達と辺境開拓国造り。地面を掘ったら凄い物が出てきたよ!国外追放された王女様は、落ちぶれた国王様゛から国を買うそうです】
《異世界転移.キモデブ.激ヤセ.モテモテハーレムからの辺境建国物語》
天野川冬馬は、階段から落ちて異世界の若者と魂の交換転移をしてしまった。冬馬が目覚めると、そこは異世界の学院。そしてキモデブの体になっていた。
キモデブことリオン(冬馬)は婚活の神様の天啓で三人の美少女が婚約者になった。
一方、キモデブの婚約者となった王女ルミアーナ。国王である兄から婚約破棄を言い渡されるが、それを断り国外追放となってしまう。
キモデブのリオン、国外追放王女のルミアーナ、義妹のシルフィ、無双少女のクスノハの四人に、神様から降ったクエストは辺境の森の開拓だった。
辺境の森でのんびりとスローライフと思いきや、ルミアーナには大きな野望があった。
辺境の森の小さな家から始まる秘密国家。
国王の悪政により借金まみれで、沈みかけている母国。
リオンとルミアーナは母国を救う事が出来るのか。
※激しいバトルは有りませんので、ご注意下さい
カクヨムにてフォローワー2500人越えの人気作
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
【状態異常無効】の俺、呪われた秘境に捨てられたけど、毒沼はただの温泉だし、呪いの果実は極上の美味でした
夏見ナイ
ファンタジー
支援術師ルインは【状態異常無効】という地味なスキルしか持たないことから、パーティを追放され、生きては帰れない『魔瘴の森』に捨てられてしまう。
しかし、彼にとってそこは楽園だった!致死性の毒沼は極上の温泉に、呪いの果実は栄養満点の美味に。唯一無二のスキルで死の土地を快適な拠点に変え、自由気ままなスローライフを満喫する。
やがて呪いで石化したエルフの少女を救い、もふもふの神獣を仲間に加え、彼の楽園はさらに賑やかになっていく。
一方、ルインを捨てた元パーティは崩壊寸前で……。
これは、追放された青年が、意図せず世界を救う拠点を作り上げてしまう、勘違い無自覚スローライフ・ファンタジー!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる