優しい君に恋をする~この関係、気にしないではいられない、だけど、それでも

芙月みひろ

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11.ご褒美の日

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 理玖との約束の日がやって来た。
 弟はすでに出かけていて留守のため、私は一人分の昼食を早めに済ませる。
 その後自室に戻り、クローゼットの扉を開けた。昨夜のうちに選んでおいた洋服を取り出す。手持ちの中で最も大人しいデザインのワンピースだ。理玖と一緒にいても恥ずかしくないように、またその逆も然りで、私といることを理玖が恥ずかしく思わないようにと、迷いに迷って選んだ一着だ。その上には紫外線と冷房対策用に、お気に入りのレースの羽織ものを重ねる。
 アクセサリーはどうしようかと考えているところに、スマホが鳴った。急いで画面を見れば、理玖からメッセージが入っている。これから待ち合わせ場所に向かうと書かれていた。
 互いの連絡先は、家庭教師を始めて割とすぐに交換していた。しかしこれまでは、連絡を取り合わなければならない状況になったことはない。まさかこんな形でメッセージのやり取りをすることになろうとは、思いもよらなかった。

「とりあえず、私も行かなきゃ」

 これにしようと小さなピアスを耳に飾り、バッグを手にして階下に降りた。
 電車に揺られ、降りるべき駅が近づくにつれて、そわそわし始めた。今日は理玖の付き添いのようなものだと心の中で何度も言い聞かせて、やっと落ち着いてくる。同時にどきどきしていた鼓動も静かになった。
 約束の時間よりやや早く、待ち合わせ場所のビルの前に到着した。もう着いているだろうかと辺りを見渡してすぐ、ある一点に目が吸い寄せられた。
 正面に広場があるのだが、そこに置かれたベンチの一つに理玖は腰かけていた。少し距離がある場所から見ても分かる程、そこだけきらきらして見えたのはきっと目の錯覚ではない。彼の前を通る、あるいは少し離れた所に立つ女の子たちの目も、理玖の姿に引き寄せられていたのが何よりの証拠だ。
 私は急に怖気づいた。彼と並んでもあまり違和感がないようにと考えて、それなりの格好をしてきたつもりだが、ここに来て理玖に声をかけるのを躊躇う。

 やっぱり私なんかが理玖君と遊ぶ約束をしてしまって、本当に良かったのかな――。

 彼はまだ私に気がついていない。人待ち顔で時折周囲に視線を走らせている。
 今なら引き返すことだってできると、黒い考えが頭をよぎった。しかし、理玖が今日という日を楽しみにしていたことをとてもよく知っている。ドタキャンなどできない。
 意を決して彼の方へ向かおうとした時、彼と目が合った。
 私に気がついた途端、彼はぱっと明るい笑顔になって勢いよく立ち上がった。そのまま私の方へ足早に向かってくる。私の前で足を止めてまぶし気な目をした。

「良かった。来てくれた」

 いつもとは違うカジュアルな私服姿が新鮮で、どきっとした。直視するのが恥ずかしくて、伏し目がちに答える。

「約束したから」

 理玖の嬉しそうな声が降って来る。

「今日はスカートなんだね。そういう格好って初めて見る」
「そうだった?」
「そうだよ。うちに来る時って、いつもカジュアルな感じのパンツスタイルでしょ?だから、こういう可愛い恰好もするんだなぁ、って改めて思ったよ」
「可愛いって……。お願いだから、あんまりからかわないで」

 真っ赤になって口ごもる私に、理玖は真面目な口調で言う。

「からかっていないよ。可愛いって思ったから素直にそう言っただけ。そもそも俺はいつだって、本当のことしか言わないよ」
「本当のことって……」

 理玖の言葉の一つ一つを真に受けて、私はいちいち反応した。ところが一方の理玖は、余裕の表情で微笑んでいる。これではいったいどちらが年上なのか分からないと悶々とする。

「店なんだけど、席だけ予約しておいたんだ。週末だから、その方がすんなり入れるかと思って」
「そこまで気が回らなかったわ。ありがとう」
「どういたしまして」
「あ、それでね。今日は『まど香さん』って呼ぶからそのつもりでいてね」
「えっ……!」

 困惑して二の句を継げないでいる私に、理玖はにっと笑い畳みかける。

「だって今日はプライベートでの外出だよ?外で『先生』呼びするのは、やっぱり目立つと思うんだよね」

 理玖は戸惑う私の様子を可笑しそうに眺めていたが、ちらりと腕時計に目をやる。

「そろそろ行った方がいいかな」

 理玖は私の隣に立ち、駅とは反対側の飲食店が集まる一角に足を向ける。

「あっちの方なんだ」
「う、うん」

 理玖の後に続こうと足を踏み出した。それとほぼ同時に、彼の手に肩をぐいっと引っ張られ、反動で彼の体にぶつかってしまう。謝ろうとした時、小さな子どもたちが走り抜けて行く様子が目に入った。その後すぐに、母親らしき女性が子どもたちを追いかけてパタパタと駆けて行った。
 理玖の手が私の肩から離れたのは、彼らの姿が遠くなってからだった。

「急にごめんね。ぶつかったらいけないと思ったから」

 単なる彼の気配りだと分かっていても、私を守るかのような行動にどきどきした。私は急いで彼から離れ、礼を言う。

「ありがとう」
「お礼を言われるほどのことじゃないよ」

 理玖は照れたように笑い、私を促した。

「行こうか」

 彼が行きたがっていたカフェはそう遠くなかった。
 木製のドアを開けて入ったそこは、ウッディな内装と観葉植物の緑が目に優しい店だった。理玖が名を告げると早速席に案内される。
 腰を落ち着けてすぐ、私は理玖に言った。

「別に男の子同士でも大丈夫だったんじゃない?」

 私の疑問に答えることなく理玖はただ笑い、店員が置いて行ったメニューを私の前に広げた。

「俺はパフェって決めてきたけど、まど香さんは何にする?」
「そ、そうねぇ……」
 
 私はどぎまぎしながらメニューに目を落とした。いつもの呼び方からただ「先生」という単語を取っ払っただけなのに、どうしてこんなに甘い緊張を感じるのだろう。理玖にこう呼ばれることにただ慣れないだけだとしても、この呼び方は、ぜひ今日一日だけにしておいてほしいと思う。

「まど香さん、決まった?」
「あっ、えっと……」

 理玖に呼ばれてはっとしたのと赤面したのは同時だった。メニューを眺めてはいたものの、頭の中は他のことでいっぱいだったため、何を注文するかまだ決めていない。

「ごめん、すぐに決めるわ」
「急かしたわけじゃないから、ゆっくり決めて」

 理玖はにこにこしながら私を見ている。

「えっと、理玖君はもう決まってるんだよね。私は……」

 改めてメニューを見て、ぱっと目に飛び込んできたシフォンケーキに決める。
 店員に注文を伝えてからたいして時間がかからずに、スイーツたちが運ばれてきた。
 理玖は満足そうな顔で、早速パフェを口に運んでいる。
 その様子を微笑ましく思いながら、私は自分の前に置かれたシフォンケーキを見た。ファンシーなデコレーションが綺麗に施されている。崩すのがもったいないわと思いながら、ふわふわのケーキにフォークを入れた。

「美味しい……」

 口に入れて味わい、しみじみとつぶやいた。

「良かった。ここ、シフォンケーキもオススメって書いてあったんだ」
「そうなんだ」
 
 セットドリンクのコーヒーで口を湿らせてから、理玖に訊ねる。

「ここのパフェ、念願だったんでしょ?美味しい?」
「うん。美味しい」
「ふふっ、良かったね」
「何なら味見する?」

 理玖はにっと笑って自分のスプーンを私の方へ向けた。
 とんでもないと思いながら、私は即答する。

「い、いえっ、大丈夫よ」

 理玖は苦笑した。

「何もそんなに強い言い方しなくてもいいのに」
「だ、だって、そういうのは、恋人同士とか友人同士でするようなことでしょ」
「だったらこの際……」

 その後も何か言葉が続いたようだったが、ちょうど賑やかな一団が入ってきて、私の耳に届かなかった。

「ごめん、聞こえなかった。何て言ったの?」
「な、なんでもないよ」

 理玖は顔を真っ赤にして、私の視線から逃げるようにぷいっと横を向いた。
 
「そう?」

 そんな理玖の様子を不思議に思いながら、私はシフォンケーキを口に運ぶ。
 カフェでは一時間ほど過ごしただろうか。そのひとときを十分に満喫して、私たちは店を出た。
 上機嫌な様子で私の隣を歩く理玖に言う。

「とっても美味しかったわ。クマのクッキーやお花が乗ってたりして、見た目も可愛かったし。また来たいって思ったわ。スイーツメニューに関しては、確かに男の子同士で注文してっていうのは、ちょっと気恥しいかもね」
「俺の気持ち、分かってくれた?」
「まぁね。それで、理玖君は?行きたかったお店の、食べてみたかったパフェ、どうだった?」
「大満足だよ。今日は付き合ってくれてありがとう」
「いいえ、私の方こそ、素敵なお店を教えてくれてありがとう。でも、本当にご褒美になった?」
「何が?」
「だって、私が払うっていうのに、理玖君が全部払ってくれたよね。あれじゃあ、本当の意味でのご褒美にならなかったでしょ」
「そんなことないよ。ちゃんとご褒美だった。だけど、どうしても気になるんなら、今度またさっきの店につき合ってよ」
「え?」

 首を傾げて聞き返す私に、理玖はにっと笑う。

「なんなら、二学期のテストのご褒美ってことで」
「二学期……」

 彼と外出することは二度とないだろうと思いつつ、心の片隅ではその機会を期待していることに気づく。しかし自分たちの関係性と年齢差を思い出し、その期待を慌てて打ち消す。

「……考えておくわ」

 もっと軽い感じで返せばよかったと悔やみながら歩いているうちに、駅が見えてきた。
 理玖の歩調が緩む。

「もう帰る?」

 私の気のせいでなければ、理玖の声はどこか寂しそうだった。それを感じ取ってしまい、ためらいがちに返答してしまう。

「えぇと、電車の時間まではまだ余裕があるから、本屋さんにちょっと寄ろうかと思っていて……」
「本屋に行くの、今日じゃなくても大丈夫?」
「え?えぇ、まぁ……」
「じゃあさ、映画でも見に行かない?もう少し、まど香さんと一緒にいたい」

 そこに特別な意味はないと分かっているのに、理玖の言葉に心が大きく揺れた。ドキドキしながら返した言葉は、不自然なほど明るい。

「ま、また数日後に会えるでしょ」
「でもそれは、家庭教師としてだから」

 理玖は低い声で言うと、それまで私に合わせて歩いてくれていた歩調を突然早めた。
 私は困惑した。

「理玖君、もう少し、ゆっくり歩いてよ」

 小走りで理玖を追いかけ、コンビニの前でようやく彼に追いついた時には軽く息が弾んでいた。

「急にどうしたの?歩くのが早すぎるよ」
「ごめんなさい」

 理玖は片手で額を抑えて私から顔を隠す。

「なんだかすっごく恥ずかしくなっちゃって。まど香さんに顔を見られたくなかったから」

 それは先ほどの、私を動揺させた台詞のことを言っているのだろうか。思い出したら、一度落ち着いたはずの胸の鼓動が再び騒ぎ出す。どんな言葉を口にすべきか迷う私の耳に、理玖の大きなため息が聞こえた。
 私たちの間に流れた気まずい空気を払拭するかのように、理玖が明るく言う。

「とりあえず。まだ時間が大丈夫なら、映画につき合ってください。今からの回だとちょうどいいのがあるんだよ」

 その笑顔につられたように頷いた時だった。近くで聞きおぼえのある声が私の名前を呼んだ。

「まど香じゃん」

 背筋が強張り、私の表情は固まった。
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