優しい君に恋をする~この関係、気にしないではいられない、だけど、それでも

芙月みひろ

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15.フライングゲット

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 理玖を慕う女子高生と遭遇し、ひと悶着があった日から数日が経つ。
 あの日から心穏やかではない日が続いている。決定的な何かがあったわけではないのに、また、できることなら認めたくはなかったが、理玖に会いたいと思っている自分がいた。そして目下の心配は、理玖を前にした時、挙動不審な態度を取ってしまわないかということだった。
 そしてやって来た水曜日。私は気持ちを切り替える努力をして、土屋家に向かった。玄関前に着いてインターホンを押す。理玖の母が今日もにこやかな笑顔で現れた。
 
「まど香先生、今日もよろしくお願いします」

 玄関を上がった後は、いつもであれば友恵か、あるいは部屋から降りてきた理玖本人のどちらかと一緒に二階に向かうのが常だった。しかし、この日の友恵は階段の下で足を止めた。

「理玖はもう机に向かっているみたいなんです。このまま二階に上がって頂いて構わないので」
「そうですか。では、失礼します」

 私は友恵に会釈して、階段に足を乗せた。一人で理玖の部屋へ向かうのは初めてのことで、少しだけ緊張する。ノックして間もなくドアがガチャリと開く。

「こんばんは。待ってました。どうぞ入って」

 理玖の笑顔も態度もいつもと大して変わらないはずなのに、彼を前にした途端、胸がどきどきし始める。

「お邪魔します」

 心配していたことは現実となり、緊張で動きも表情もぎこちなくなってしまう。せめてもの対策として、定位置の椅子に腰を下ろす前に、わずかだがその位置をずらした。今日はある程度彼と距離を取らないと、心臓が持たないような気がした。
 私の心の内など知らない理玖はにこにこしている。

「宿題、結構やっつけたよ。分からない所、教えて?まずは英語から」
「う、うん。分かった」

 平常心平常心と心の中で呪文のように繰り返しながら、筆記用具を取り出した。縋るようにシャープペンをきゅっと握り込む。
 少しだけ身を乗り出すようにして、理玖がとある箇所を指で差し示した。

「ここなんだけど」

 やや体を後ろに引き気味にしたせいで、少し見えにくい。私は目の焦点を合わせようと目を細め、理玖の手元を見た。手元のノートに英語の構文を書き出して解説する。
 その説明で理解したらしく、理玖は問題に取り掛かる。そんなことを何問分か繰り返して、彼は英語の課題を終わらせた。

「ありがとう。これで英語は終わりだ」

 課題をやり切ったという達成感か、彼の笑顔がまぶしい。

「じゃあ、次は数学ね」

 理玖は積み重ねてあった中から一冊の問題集を取り出し、自分と私の間に広げた。その時ドアをノックする音がした。

「お茶でも持って来たのかな。休憩には早いんだけど……」

 理玖は首を傾げつつドアの所まで立って行く。
 ドアの向こうには友恵が立っていた。

「勉強中、邪魔してごめんなさいね」
「いいけど、どうかしたの?」
「これからちょっと、出かけて来るわね。早智子姉さんから今連絡があったのよ」
「早智子伯母さん?何かあったの?」

 友恵は苦笑した。

「フォーマルバッグを貸してほしいんだって。知り合いに不幸があったらしくてね。久しぶりにバッグを引っ張り出してみたら、傷んでたんですって。明日には使いたいっていうから、これから届けてくるわ」
「分かった」

 友恵は私に向かって申し訳ないという顔をして見せた。

「先生、そういう訳ですみませんが、少し出かけてきます。理玖のこと、よろしくお願いします」
「はい、分かりました」
「先生が帰る頃までには戻って来られると思うんですけど……」
「車で行くんだよね?急がなくていいから、気を付けて行って来て。事故なんか起こしたら、大変だから」
「それもそうね。あぁ、そうだ。先生に食べて頂こうと思って、クッキーを用意してあるのよ。キッチンのテーブルの上に置いておくから、休憩の時に、先生にお出ししてね」
「分かった」
「それじゃあ先生。すみませんが、行ってきます。あ、クッキーは私が焼いたんですけど、ぜひ味見してくださいね」
「はい。お気をつけて」
「玄関の鍵はちゃんとかけてってよ。セールスとか来たら面倒だから」
「分かってるわよ。じゃあ、留守番頼んだからね」
「了解」

 友恵はもう一度私に向かって頭を下げて、ドアの向こうに消えた。
 理玖は友恵の背中をしばらく見送っていたが、階段を降りる軽い足音が聞こえなくなってから、ドアを閉めて席に戻ってきた。

「今の話の方は、お母様のご姉妹?」
「母さんの姉さん。美和ちゃんのお母さんだよ」
「美和の?ここ数年は会ってないけど、中学生の頃はよく遊びに行っていたから、私も知っているわ」
「そっか。まど香さんと美和ちゃんは、中学からの友達だったもんね」
「えぇ。遊びに行くたびに、手作りおやつをよく出してもらったわ」
「早智子伯母さんも、お客さんをもてなすのが好きだからね。その辺は姉妹で似てるのかな。ところで先生、少し早いけど休憩にしない?麦茶飲む?それともアイスコーヒーにする?アイスティーもできるけど」
「気を遣わないで。飲み物持参だから大丈夫よ」

 私は微笑み、机の上に置いたマイボトルを目で示した。

「じゃあ、俺が飲みたい物、適当に持ってこよう。ちょっと待っててね」

 理玖はさっと立ち上がり、部屋を出て行った。
 私はほっと息をついた。ずっと平常心を保ち続けるのは、けっこうな精神力が必要となるらしい。
 窓の外で、車のドアがバタンと開く音が聞こえた。立ち上がって窓の外を見ると、友恵が出かける所だった。車に乗り込んだ彼女がドアを閉めて間もなくエンジン音がして、車が走り走って行く。
 車が見えなくなってから席に戻り、机の本棚から参考書を適当に抜き出してぱらぱらとめくる。家中が急にしんとしたように感じられて、何かしら手を動かしていないと落ち着かなかったのだ。それだけではなく、しばらくは理玖と二人きりになってしまうと思ったら、緊張で胸が苦しくなった。
 参考書を戻してから、緊張で乾いた唇を湿らせようとお茶を入れたボトルに手を伸ばす。蓋を開けようとしたところに、理玖が戻って来た。トレイの上にはグラスが二つ乗っている。

「お待たせ。アイスコーヒーにしたよ」

 私はボトルを元に戻して笑顔を浮かべた。

「ありがとう」
「こっちで休憩しよう」

 理玖はにっこりと笑う。
 その笑顔に引っ張られるようにして、私はおずおずと立ち上がった。ぎこちなく足を動かしてテーブルに近づく。理玖が置いたクッションの上にぎくしゃくと腰を下ろした。
 
「クッキー、さっき一枚食べてみたけど、なかなかうまかったよ」

 言いながら、理玖は私の前にグラスとクッキーを乗せた小皿を置く。

「どうぞ」
「頂きます」

 まずはグラスに手を伸ばし、アイスコーヒーに口をつける。続いて小皿のクッキーをつまみ上げ、口に中に入れた。アーモンドスライスが入った小ぶりなクッキーだ。美味しい。

「どう?」
「えぇ、サクサクして美味しい。お母様の手作りなんだよね」
「そう。最近焼き菓子にはまり出したみたいでさ」
「理玖君のお母様って、料理も上手だし、お菓子作りも上手だし、素敵よね」

 理玖はくすっと笑う。

「言っておくよ。絶対喜ぶ。……あ」

 理玖にじっと見つめられてどきりとした。
 彼は無言で軽く身を乗り出し、私の口元についっと指を伸ばした。
 驚いた私が体を後ろに引くよりも早く、私の唇に届いた彼の指先が表面をすうっと滑った。

「な、何っ……」

 私は手のひらで口元を覆った。彼の指先の感触が残っているせいで、鼓動がうるさいくらいに鳴り響き、顔まで熱くなる。
 しかし、理玖はきょとんとした顔をして私を見ている。

「何って、クッキーの粉がついていたから」
「え?あ、ありがとう……」

 もごもごと理玖に礼を言う。私が自意識過剰だっただけかと恥ずかしくなる。しかし、今のがただの善意による行動だったとしても、いきなりあんな風に触れられたら心臓に悪すぎる。

「そ、そういう時は、言葉で教えてくれればいいのよ。急に今みたいなことをされたら、びっくりしちゃうでしょ」
「ごめん。つい手が先に動いちゃった」

 素直に謝る理玖に私は仕方なく表情を緩めた。

「まぁいいわ。さ、勉強やろう。コーヒーとクッキー、ご馳走さまでした」

 自分が使ったグラスと小皿をトレイの上に戻して立ちあがる。ところが、座っていたクッションの上で足がずるりと滑り、バランスを崩してしまった。テーブルに手を着いた弾みでグラスがガチャンと音を立てて倒れ、トレイの上に飴色の小さな水たまりができてしまう。

「ごめんなさいっ」

 慌ててグラスを元に戻し、ポケットからハンカチを取り出す。こぼれたコーヒーを拭こうとして理玖に止められた。
 
「ハンカチ汚さなくて大丈夫だから」

 理玖はすっと立ち上がり、ベッドサイドからティッシュボックスを箱ごと持って来た。

「雑巾持ってこなかったのは失敗だったな」

 言いながらティッシュを数枚取り、トレイの上を拭く。

「よし、これでいい」
「ごめんね、ありがとう」

 私はふうっとため息をついた。

「私、ここ最近、理玖君の前ではそそっかしい所ばかり見せてるわね……」
「そうだっけ?」
「そうよ。この前は転びそうになったし、今はこんなだし」
「あぁ、あの時ね」

 その時の様子を思い出したらしく、理玖はくすっと笑う。

「気にしなくていいのに。俺はそういうまど香さんも可愛いと思ってるよ」
「ま、またそんなこと言って」

 本当は嬉しいのに、緩みそうになる顔を引き締めようと眉間に力を入れる。

「理玖君ってホント、口がうまいよね。」
「口がうまいって、何それ」
「だって、私なんかを褒めてくれるんだもの」

 彼はため息をついて、テーブルの上で頬杖をつく。

「本当にそう思うから言ってるだけなんだけどな」

 理玖の言葉にどきりとする。彼の目は笑っていない。だからこそ私はあえて明るい声で言う。

「そういう嬉しがらせは簡単に言わない方がいいよ。あぁ、勉強しようって言ったのに、休憩が長くなっちゃうわ。初めよう」

 私はテーブルの上に手を着いて立ち上がろうとした。しかし、立てなかった。理玖の手が私の手の上に重ねられたのだ。

「ど、どうしたの?」
「まど香さんは本当に可愛いよ」

 真顔で言われて動揺する。
  
「もう、ほんとに、からかうのはいい加減にしてほしいんだけど……」

 理玖の口元がふっと緩む。
 同時に私の手は自由になった。そそくさと立ち上がろうとして、その傍でふっと空気が揺れたことに気づく。手元に影が落ちたと思った次の瞬間、私は理玖の腕の中にいた。優しく抱かれて心臓が破裂しそうなほどどきどきした。しかしすぐさまはっとして、彼の腕の中で身じろぎしする。その動きに反応するように、理玖の腕にきゅっと力が込められた。
 かと思ったその直後、私は彼の腕から解放された。
 ぎくしゃくとして彼を見上げる私に、彼は悪戯っぽい目をして笑う。

「中間テスト用のご褒美は今のハグってことで、先にもらっといたよ」
「えっ、先にって……」
「言葉通りだよ。ってことで、これでますます勉強頑張れそう。さて、再開しよっと」

 理玖はさっと立ち上がり机に向かいながら、平然とした声で私を呼ぶ。

「ほらまど香先生、始めるよ」

 今しがた自分が取った行動のことなどもう忘れたかのような彼に、私は呆気にとられた。しかし、彼の耳の辺りが赤く染まっていることに気づく。自分で取った行動を、まさか今になって恥ずかしく思っているのかしらと、苦々しさと微笑ましさが入り混じった思いで彼の心中を想像した。
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