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最近の[この体に生まれ育った世界にて]の出来事。
「介護から解放されたって言ってたのに、生き辛そうな雰囲気がして心配してるのよ」と話し掛けて来ていた同じ自治会員である近所の人達の言葉が「ここ最近、とっても生き生きしてるね?」「生き甲斐でも見つけたの?」に変わって来た。
更に今日は一歩踏み込んで「恋人でもできた?」「あら?動物の毛が付いてるわよ?ペットでも飼い始めたの?」である。私は「ウチのアパートって、ペット禁止だよ」と苦笑いしつつ思い出す。この時、脳裏に浮かんのは、異世界で世話している獣人の事だった。自称25歳のワンコ。私が20歳で子を産み、その子も20歳で子を産んでいたら、年齢的にワンコは孫である。
近所の人達が詐欺にでも遭ってるんじゃないかって心配して「絶対何か心境の変化があったんでしょ?」と詰め寄って来るので「そうだね、そう言えば最近、楽しみが増えたんだよ」と答える事にした。
「私の直接の孫ではないけど…」孫(みたいなワンコ)の世話をさせられてる事。それが「駄目って言われても、言われた事を無視して怪我したり、失敗しては謝りを繰り返すアホの子…」である事を大澗かに、異世界である事での差異を出さないように気を付け乍ら説明して「その子がね、今はまだ無理だけど、自分自身の力だけで頑張って、良い肉を食わしてくれるって言ってくれてるんだよ」と話したら、周囲は勝手に親戚関係の孫と勘違いしてくれて「それって当てにならないんじゃない?ウチの姉の孫なんて…」御年玉を貰う時だけ愛想が良いと言う話をしてくれた。「あぁ~そう言う話って良くあるよね」と井戸端会議のメンツがそれぞれ納得し、私も納得しながら「それでも良いんよ、その気持ちが嬉しい訳だし…」と言う話をする。
因みに、私が最近、長期で家を留守にしていると気付いた近所の人には、人里離れた(異世界)で独り暮らししてる孫(みたいなの)に、(奥深い森の中だから)簡単に手に入らない生活必需品を現物支給で届けている事を話しておいた。
そこで心配された分には、人里離れすぎてて御金を渡しても無駄に成るので(本当は異世界で、こっちの御金を渡しても意味がないからなのだが)金銭の授受は無しと言う事と、孫(みたいなの)は(家庭菜園みたいなモノだが)野菜を育ている事、後「(こちらの世界では)何て言ったら良いんだろうね?森の中で動物(魔物だけど)を間引き?って言ったら良いのか?をする(家事的な)仕事を手伝っているよ」と伝えたら色々と都合良く勘違いしてくれて「若い人が農業?最近、TVでも見掛けたわ、心配ねぇ~」とか「あぁ~マタギ?で良かったかしら?」「猟師さんじゃない?まぁ、それも心配になる職業ねぇ」と納得してくれた。
多少(?)の誤解は有れど、概ね周囲は納得してくれて御近所関係は問題無し。
実はワンコの世話をしている異世界の方でも、設置した[迷子に成った獣人の人を預かってます]看板が功を奏して、ワンコが生まれ育った獣人の村では無いが、獣人も住んでいると言う違う村との交流が出来ろように成った。但し、看板を見掛け訪問してくれた獣人の人は、出会った頃に「足手纏いを連れて森の中を移動する事は難しい」と言っていた。その日からワンコは[自力で移動できる程に強くなるまで我が家に滞在する]と言う設定で我が家に居る。
それから暫くすると商隊が近所を通るように成り、その獣人達の恩恵で、森の恵みから生み出された生薬や狩った獲物を解体して得た毛皮・干し肉・薬等の行先が出来て、あっちの世界の砂糖・塩・香辛料や生活必需品を調達できるように成って、今世の私が生まれ育った異世界からの持ち出しが、醤油・味噌・焼き肉のタレ類以外は、殆ど無く成っていった。最近では米や麦の栽培も成功し、最初の目的通りの節約生活が可能と成っているのだ。
私的には順風満帆だ。但し、この先20年~30年は死なない可能性が高い人種に生まれた今世。少しだけ、ワンコの将来の事が心配ではある。が、私が何時ポックリ逝っても大丈夫に成ったと言えるだろう今、私は満足気に、相応の得物を狩るように成ったワンコを見守る。
「オバちゃん?まだ、俺の事、まだまだだなぁ~とか思ってたりする?」
「いや、頑張ってるなぁ~って思って見てただけだよ?」
私が見ているのに気付いてワンコが声を掛けて来た。
「オバちゃん的にはマダマダかもしれないけど俺、心労掛けない程度には強く成ってるからね!」
時々、自信過剰な部分が出て来る事はあるが、確かにワンコは出会った頃より強くなっている。又は、賢く成っている。と、言って良いだろう。私は今日もワンコの背中に[アルジズ]を描き足し、背中を軽く叩いて送り出す。
「うん、わかってるよ!良い肉を期待してるからね」
「了解!期待してて♪」
「期待はするけど、無謀な事だけはするんじゃないよ?」
「わかってるって!」
本当かなぁ~?何時も通りの心配な部分はあるが、最近はワンコが心配する様に心労と成る程には心配をしていない。そして本当は、ワンコがもう、この場所に滞在するしか無い事が無い事を私は理解している。
ワンコは私が死ぬ準備をしている事に気付き、看板を見付けて訪ねて来るように成った獣人に頼み込んで、私が気軽に死ねない環境を整えている。と、私に対してコッソリと、行商に来てくれている口の軽い獣人の人が教えてくれた。泣けちゃうくらい、ウチのワンコが健気で辛い。
自死の準備をしている訳じゃないのに「ほんま、アホの子」だよ、私がしているのは[私が何時不慮の事故か何かで死んでしまっても、周囲に極力迷惑を掛けてしまわない準備]である。
節約生活が可能と成った時点で、あちらの転移陣以外のエルダールーンを撤去して。あっちの世界で使っていた家電は、仕事用の携帯電話と、対外的な見た目の為のエアコン以外を処分。家電以外のキッチン用品は、ワンコに使わせる為に全部持って来てしまっているので、あちらでは生活が出来ない。遵って、風呂と着替え以外の生活基盤が移動。
最近では、あちらの世界の部屋は、前よりもっと空っぽで、自分専用の洗濯・室内洗濯物干し場であり、仕事に行く時に通るのと、休日も、日に一度、風呂に入る序に携帯電話の着信を確認しに行くだけの場所と成っている。
でも何時か、雇って貰える仕事が無く成り、携帯電話料金と家賃や風呂用の光熱費が支払えなく成ったら、完全に[今世で生まれ育った世界]を捨てるしかなくなるだろう。けど、何時の間にか私に取っての[その世界]が、その程度のモノに成っていた事に驚かされる。私の世界の中心がワンコを見守る事に成ってしまったからだろう。ワンコに出会う前に思っていたのとは違う幸せが今は辛い。
「私は駄目だな…、本当は、手放してやらなきゃいけないのに……。」
手放せない自分が嫌に成る。手放したら絶対に後悔する自分に嫌気がさす。異世界で最期の自由を楽しむのも、ストレスフリーとは行かないらしい。
だが、両親が私を老後の生贄にしたように、ワンコを私の老後の生贄にするのは不本意だ。私の望みは人知れずの幕引きである。だから[何時、自由と孤独を手に入れようか?]これが目下の御悩みと成っている。如何やったら、ワンコを悲しませず。別れを抵抗無くワンコに受け入れさせられる事ができるだろうか?
それでも、今日の所は、ワンコの喜ぶ顔を見たいから米を土鍋で炊き、ワンコが持ち帰って来る肉を楽しみにしながら、ワンコの健康の為に野菜スープでも作って、ワンコの帰りを待つとしよう。ワンコの幸せを願う私の苦悩は、まだ暫く続くのだから。
そう言ってみれば、これもある意味老後の楽しみの一つだ。運が良ければワンコに嫁を貰って…このままの生活が…、続けば良いのだけど……。
・・・END・・・
因みに、丸洗いが原因でワンコのワンコ部分がエラーを起こし、種族は勿論、性別も年齢も関係無く成った恋愛感情を発動させている事が発覚するのは数日後の事、他の獣人達の手を借りて念願の牛肉を狩って帰ってきた日の事である。
そう言えば昔…、ジャガーとかとも戯れられる●ツゴロウさんだったかが犬とかで実証してたな…、和鶴に恋される飼育員のおっさんとか確かに居たな…、鯱や海豚に恋された調教師が溺死させられるって話も何十年か毎にあったな……。後は、逃げられなくなるまで現実逃避しようと思う。時を経て、ワンコが正気に戻るかもしれないからだ。
「取り敢えず、今は牛肉を食べ尽くそう!」
たんシチュー・もつ煮込み・テールスープ・骨は須らく出汁を取り、最後には骨ビスケット、焼き肉にステーキは勿論、骨からこそげた剝き身で牛丼、特別に私が異世界からコンニャクや卵を買って来て、スジコン・すき焼きも楽しみました。それぞれを丼にしても楽しみました。美味しかったです。
…この先の御話は…同じように…、又は…思う様には…続かない…だろう……。
「介護から解放されたって言ってたのに、生き辛そうな雰囲気がして心配してるのよ」と話し掛けて来ていた同じ自治会員である近所の人達の言葉が「ここ最近、とっても生き生きしてるね?」「生き甲斐でも見つけたの?」に変わって来た。
更に今日は一歩踏み込んで「恋人でもできた?」「あら?動物の毛が付いてるわよ?ペットでも飼い始めたの?」である。私は「ウチのアパートって、ペット禁止だよ」と苦笑いしつつ思い出す。この時、脳裏に浮かんのは、異世界で世話している獣人の事だった。自称25歳のワンコ。私が20歳で子を産み、その子も20歳で子を産んでいたら、年齢的にワンコは孫である。
近所の人達が詐欺にでも遭ってるんじゃないかって心配して「絶対何か心境の変化があったんでしょ?」と詰め寄って来るので「そうだね、そう言えば最近、楽しみが増えたんだよ」と答える事にした。
「私の直接の孫ではないけど…」孫(みたいなワンコ)の世話をさせられてる事。それが「駄目って言われても、言われた事を無視して怪我したり、失敗しては謝りを繰り返すアホの子…」である事を大澗かに、異世界である事での差異を出さないように気を付け乍ら説明して「その子がね、今はまだ無理だけど、自分自身の力だけで頑張って、良い肉を食わしてくれるって言ってくれてるんだよ」と話したら、周囲は勝手に親戚関係の孫と勘違いしてくれて「それって当てにならないんじゃない?ウチの姉の孫なんて…」御年玉を貰う時だけ愛想が良いと言う話をしてくれた。「あぁ~そう言う話って良くあるよね」と井戸端会議のメンツがそれぞれ納得し、私も納得しながら「それでも良いんよ、その気持ちが嬉しい訳だし…」と言う話をする。
因みに、私が最近、長期で家を留守にしていると気付いた近所の人には、人里離れた(異世界)で独り暮らししてる孫(みたいなの)に、(奥深い森の中だから)簡単に手に入らない生活必需品を現物支給で届けている事を話しておいた。
そこで心配された分には、人里離れすぎてて御金を渡しても無駄に成るので(本当は異世界で、こっちの御金を渡しても意味がないからなのだが)金銭の授受は無しと言う事と、孫(みたいなの)は(家庭菜園みたいなモノだが)野菜を育ている事、後「(こちらの世界では)何て言ったら良いんだろうね?森の中で動物(魔物だけど)を間引き?って言ったら良いのか?をする(家事的な)仕事を手伝っているよ」と伝えたら色々と都合良く勘違いしてくれて「若い人が農業?最近、TVでも見掛けたわ、心配ねぇ~」とか「あぁ~マタギ?で良かったかしら?」「猟師さんじゃない?まぁ、それも心配になる職業ねぇ」と納得してくれた。
多少(?)の誤解は有れど、概ね周囲は納得してくれて御近所関係は問題無し。
実はワンコの世話をしている異世界の方でも、設置した[迷子に成った獣人の人を預かってます]看板が功を奏して、ワンコが生まれ育った獣人の村では無いが、獣人も住んでいると言う違う村との交流が出来ろように成った。但し、看板を見掛け訪問してくれた獣人の人は、出会った頃に「足手纏いを連れて森の中を移動する事は難しい」と言っていた。その日からワンコは[自力で移動できる程に強くなるまで我が家に滞在する]と言う設定で我が家に居る。
それから暫くすると商隊が近所を通るように成り、その獣人達の恩恵で、森の恵みから生み出された生薬や狩った獲物を解体して得た毛皮・干し肉・薬等の行先が出来て、あっちの世界の砂糖・塩・香辛料や生活必需品を調達できるように成って、今世の私が生まれ育った異世界からの持ち出しが、醤油・味噌・焼き肉のタレ類以外は、殆ど無く成っていった。最近では米や麦の栽培も成功し、最初の目的通りの節約生活が可能と成っているのだ。
私的には順風満帆だ。但し、この先20年~30年は死なない可能性が高い人種に生まれた今世。少しだけ、ワンコの将来の事が心配ではある。が、私が何時ポックリ逝っても大丈夫に成ったと言えるだろう今、私は満足気に、相応の得物を狩るように成ったワンコを見守る。
「オバちゃん?まだ、俺の事、まだまだだなぁ~とか思ってたりする?」
「いや、頑張ってるなぁ~って思って見てただけだよ?」
私が見ているのに気付いてワンコが声を掛けて来た。
「オバちゃん的にはマダマダかもしれないけど俺、心労掛けない程度には強く成ってるからね!」
時々、自信過剰な部分が出て来る事はあるが、確かにワンコは出会った頃より強くなっている。又は、賢く成っている。と、言って良いだろう。私は今日もワンコの背中に[アルジズ]を描き足し、背中を軽く叩いて送り出す。
「うん、わかってるよ!良い肉を期待してるからね」
「了解!期待してて♪」
「期待はするけど、無謀な事だけはするんじゃないよ?」
「わかってるって!」
本当かなぁ~?何時も通りの心配な部分はあるが、最近はワンコが心配する様に心労と成る程には心配をしていない。そして本当は、ワンコがもう、この場所に滞在するしか無い事が無い事を私は理解している。
ワンコは私が死ぬ準備をしている事に気付き、看板を見付けて訪ねて来るように成った獣人に頼み込んで、私が気軽に死ねない環境を整えている。と、私に対してコッソリと、行商に来てくれている口の軽い獣人の人が教えてくれた。泣けちゃうくらい、ウチのワンコが健気で辛い。
自死の準備をしている訳じゃないのに「ほんま、アホの子」だよ、私がしているのは[私が何時不慮の事故か何かで死んでしまっても、周囲に極力迷惑を掛けてしまわない準備]である。
節約生活が可能と成った時点で、あちらの転移陣以外のエルダールーンを撤去して。あっちの世界で使っていた家電は、仕事用の携帯電話と、対外的な見た目の為のエアコン以外を処分。家電以外のキッチン用品は、ワンコに使わせる為に全部持って来てしまっているので、あちらでは生活が出来ない。遵って、風呂と着替え以外の生活基盤が移動。
最近では、あちらの世界の部屋は、前よりもっと空っぽで、自分専用の洗濯・室内洗濯物干し場であり、仕事に行く時に通るのと、休日も、日に一度、風呂に入る序に携帯電話の着信を確認しに行くだけの場所と成っている。
でも何時か、雇って貰える仕事が無く成り、携帯電話料金と家賃や風呂用の光熱費が支払えなく成ったら、完全に[今世で生まれ育った世界]を捨てるしかなくなるだろう。けど、何時の間にか私に取っての[その世界]が、その程度のモノに成っていた事に驚かされる。私の世界の中心がワンコを見守る事に成ってしまったからだろう。ワンコに出会う前に思っていたのとは違う幸せが今は辛い。
「私は駄目だな…、本当は、手放してやらなきゃいけないのに……。」
手放せない自分が嫌に成る。手放したら絶対に後悔する自分に嫌気がさす。異世界で最期の自由を楽しむのも、ストレスフリーとは行かないらしい。
だが、両親が私を老後の生贄にしたように、ワンコを私の老後の生贄にするのは不本意だ。私の望みは人知れずの幕引きである。だから[何時、自由と孤独を手に入れようか?]これが目下の御悩みと成っている。如何やったら、ワンコを悲しませず。別れを抵抗無くワンコに受け入れさせられる事ができるだろうか?
それでも、今日の所は、ワンコの喜ぶ顔を見たいから米を土鍋で炊き、ワンコが持ち帰って来る肉を楽しみにしながら、ワンコの健康の為に野菜スープでも作って、ワンコの帰りを待つとしよう。ワンコの幸せを願う私の苦悩は、まだ暫く続くのだから。
そう言ってみれば、これもある意味老後の楽しみの一つだ。運が良ければワンコに嫁を貰って…このままの生活が…、続けば良いのだけど……。
・・・END・・・
因みに、丸洗いが原因でワンコのワンコ部分がエラーを起こし、種族は勿論、性別も年齢も関係無く成った恋愛感情を発動させている事が発覚するのは数日後の事、他の獣人達の手を借りて念願の牛肉を狩って帰ってきた日の事である。
そう言えば昔…、ジャガーとかとも戯れられる●ツゴロウさんだったかが犬とかで実証してたな…、和鶴に恋される飼育員のおっさんとか確かに居たな…、鯱や海豚に恋された調教師が溺死させられるって話も何十年か毎にあったな……。後は、逃げられなくなるまで現実逃避しようと思う。時を経て、ワンコが正気に戻るかもしれないからだ。
「取り敢えず、今は牛肉を食べ尽くそう!」
たんシチュー・もつ煮込み・テールスープ・骨は須らく出汁を取り、最後には骨ビスケット、焼き肉にステーキは勿論、骨からこそげた剝き身で牛丼、特別に私が異世界からコンニャクや卵を買って来て、スジコン・すき焼きも楽しみました。それぞれを丼にしても楽しみました。美味しかったです。
…この先の御話は…同じように…、又は…思う様には…続かない…だろう……。
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