45 / 55
No04 次期君主も飼ってるからには山猫に愛されたい
045 城下にて、再度4兄弟が揃う 4
しおりを挟む
シャンマオは、ジアンとゴンが[生まれて初めて]「だ」とか「です」と言うのを耳にし、今まで2人が[温かい食べ物を食べた事が無い事]を知って、そこでやっと(毒味役が口にした物しか食べられないなら、食べ掛けでも気にしないのは当たり前の事なのか…)と納得した。
ジエンの方は、その話を聞き、何故か「コレを切っ掛けに、惚れるなよ」とジアンとゴンに言いながらシャンマオの肩を抱く。
シャンマオは怪訝そうな顔をして「…買って来た温かい食べ物を食べさせたら、惚れるとか…、流石にソレは、なかろうて…」と苦笑いを浮かべたが…、ジエンは「買ってきた物ではないけど…、俺は、その場で焼いた物を貰って食べて、更にマオに惚れたよ?」と満面の笑みを浮かべた。
「更に?(身に覚えない…)…って、(でも、焼いた物と言えば…最初に出会った日の昼に何か焼き直して一緒に食べた様な気が…)あれ?それって、初めて出会った頃の事か?」
「そうだよw」
「更にって何だ?ジエンは、あの頃、私を男と思っていたよな?」
「それを覚えてたかwでも、人気の無い場所で出会って殺そうとせず、何の理由もなく助けて貰ったのは初めてだったから、性別関係なく、マオの事を欲しいと思ったんだww」
「…?…ん?!(もしや、後継者争いとかの所為で、暗殺が絶えなかったとかがあったのか?)えぇ~っと(それで、救助しないで、ロープ渡しただけで惚れたとか?)…、何て言うか…、それって刷り込み的なアレっぽいヤツ?己は生まれたての雛かよw」
「何とでも言えw何を言っても俺はシャンマオを手放す気は無いからなww」
ジエンとシャンマオの会話を見聞きする3人は、2人が買ってきた物を食べながら溜息を吐く。その中で、最初にゴンが「何となく、腹立たしいですねw」と呟いた。
「同感、宦官擬きの何処が良いのかが理解出来ないけどなw」
「そうか?2人は見る目がないな…、父上の飼い猫の代理で舞台に立った度胸と舞の完成度…、宦官の警備兵だけでなく、俺の部隊の兵士にも引けを取らない武術と力量…、最近では、後宮の医局長の右腕と呼ばれる程の知識は貴重だ……。俺はシャンマオを妾に持てるなら、持ちたいぞ!」
「…本気ですか?制御も出来ずに妾にしたら、寝首を搔かれそうですよw後、僕はジエン兄さんの猫に魅力が無いとは言ってませんwwジアン兄さんと一緒にしないで下さいね♪」
「は?ゴンは、宦官擬きが魅力的だとでも言うのか?」
「飼えるモノならねw」
何時の間にか内緒話から普通の会話になっていた3人の会話にジエンが「御前等…、シャンマオは俺のだがら譲らないぞ!」と乱入する。
そこでドウンが「あぁ~、今は欲しがりませんよwだから将来、シャンマオを下賜する時が来たら俺に引き取らせて貰えませんか?」と言い、ジエンが3人+1人にとって想定外な事を口にした。
「将来にでも、シャンマオを下賜など…、誰かに払い下げ等をする積もりは無いぞ!シャンマオは妾でなく妻にするからな!」
「は?マジでか!言っとけよ!私、了承してねぇ~ぞ!」
「ジエン兄さん、コレを貴妃の位に置く御積もりですか?」
「コレって言うなしw」
「宦官擬きを貴妃の位に置いたら、本物の宦官と今の領主の婕妤に領地を乗っ取られるぞ!」
「乗っ取りとか、しねぇ~よ!面倒臭い!そもそも、アソコと現在、未来に掛けて、仲良く出来る気がしねぇ~しw」
シャンマオはジエンの弟達に突っ込みを入れながら、最後に「ジエン、身分差ってもんがあるから、私はオマエの妻には成れねぇ~ぞw私がジエンの側に居るのは、ジエンに、他に女が出来るまでだ。」と言い切った。
そのシャンマオの発言に驚き、放心状態になるジエンを余所に、ゴンが「ジエン兄さんに他に女が出来たら、君は如何する積もりなんだい?」とシャンマオに質問する。
シャンマオは、今まで誰にも見せた事の無い様な妖艶な笑みを浮かべ「そりゃ、今の立場を捨てて他を見付けるさw私が欲しいのは、私を唯一とする居場所だw他に同じ立場の者が居る場所なんて願い下げなんだよ!私は、この先どんな目に遭うとしても、その場に留まる事はしない。その覚悟を持ってジエンを心から愛し、姉の罪を償い、時が近付けば去る事を決めている。」と宣言した。領主の息子達、4人の兄弟達は本当の所、仲良しなのか?「「「「何故そう成る!」」」」と一斉に声を合わせ、口々に[何故・如何して]を繰り返した。彼等は、金と地位と権力を求める女ばかりを見て来たのだろう。
シャンマオは取り敢えず、憤るジエンの唇を自分の口で塞ぎ、黙らせてから「そろそろ帰ろ?」と言った。
ジエンの方は、その話を聞き、何故か「コレを切っ掛けに、惚れるなよ」とジアンとゴンに言いながらシャンマオの肩を抱く。
シャンマオは怪訝そうな顔をして「…買って来た温かい食べ物を食べさせたら、惚れるとか…、流石にソレは、なかろうて…」と苦笑いを浮かべたが…、ジエンは「買ってきた物ではないけど…、俺は、その場で焼いた物を貰って食べて、更にマオに惚れたよ?」と満面の笑みを浮かべた。
「更に?(身に覚えない…)…って、(でも、焼いた物と言えば…最初に出会った日の昼に何か焼き直して一緒に食べた様な気が…)あれ?それって、初めて出会った頃の事か?」
「そうだよw」
「更にって何だ?ジエンは、あの頃、私を男と思っていたよな?」
「それを覚えてたかwでも、人気の無い場所で出会って殺そうとせず、何の理由もなく助けて貰ったのは初めてだったから、性別関係なく、マオの事を欲しいと思ったんだww」
「…?…ん?!(もしや、後継者争いとかの所為で、暗殺が絶えなかったとかがあったのか?)えぇ~っと(それで、救助しないで、ロープ渡しただけで惚れたとか?)…、何て言うか…、それって刷り込み的なアレっぽいヤツ?己は生まれたての雛かよw」
「何とでも言えw何を言っても俺はシャンマオを手放す気は無いからなww」
ジエンとシャンマオの会話を見聞きする3人は、2人が買ってきた物を食べながら溜息を吐く。その中で、最初にゴンが「何となく、腹立たしいですねw」と呟いた。
「同感、宦官擬きの何処が良いのかが理解出来ないけどなw」
「そうか?2人は見る目がないな…、父上の飼い猫の代理で舞台に立った度胸と舞の完成度…、宦官の警備兵だけでなく、俺の部隊の兵士にも引けを取らない武術と力量…、最近では、後宮の医局長の右腕と呼ばれる程の知識は貴重だ……。俺はシャンマオを妾に持てるなら、持ちたいぞ!」
「…本気ですか?制御も出来ずに妾にしたら、寝首を搔かれそうですよw後、僕はジエン兄さんの猫に魅力が無いとは言ってませんwwジアン兄さんと一緒にしないで下さいね♪」
「は?ゴンは、宦官擬きが魅力的だとでも言うのか?」
「飼えるモノならねw」
何時の間にか内緒話から普通の会話になっていた3人の会話にジエンが「御前等…、シャンマオは俺のだがら譲らないぞ!」と乱入する。
そこでドウンが「あぁ~、今は欲しがりませんよwだから将来、シャンマオを下賜する時が来たら俺に引き取らせて貰えませんか?」と言い、ジエンが3人+1人にとって想定外な事を口にした。
「将来にでも、シャンマオを下賜など…、誰かに払い下げ等をする積もりは無いぞ!シャンマオは妾でなく妻にするからな!」
「は?マジでか!言っとけよ!私、了承してねぇ~ぞ!」
「ジエン兄さん、コレを貴妃の位に置く御積もりですか?」
「コレって言うなしw」
「宦官擬きを貴妃の位に置いたら、本物の宦官と今の領主の婕妤に領地を乗っ取られるぞ!」
「乗っ取りとか、しねぇ~よ!面倒臭い!そもそも、アソコと現在、未来に掛けて、仲良く出来る気がしねぇ~しw」
シャンマオはジエンの弟達に突っ込みを入れながら、最後に「ジエン、身分差ってもんがあるから、私はオマエの妻には成れねぇ~ぞw私がジエンの側に居るのは、ジエンに、他に女が出来るまでだ。」と言い切った。
そのシャンマオの発言に驚き、放心状態になるジエンを余所に、ゴンが「ジエン兄さんに他に女が出来たら、君は如何する積もりなんだい?」とシャンマオに質問する。
シャンマオは、今まで誰にも見せた事の無い様な妖艶な笑みを浮かべ「そりゃ、今の立場を捨てて他を見付けるさw私が欲しいのは、私を唯一とする居場所だw他に同じ立場の者が居る場所なんて願い下げなんだよ!私は、この先どんな目に遭うとしても、その場に留まる事はしない。その覚悟を持ってジエンを心から愛し、姉の罪を償い、時が近付けば去る事を決めている。」と宣言した。領主の息子達、4人の兄弟達は本当の所、仲良しなのか?「「「「何故そう成る!」」」」と一斉に声を合わせ、口々に[何故・如何して]を繰り返した。彼等は、金と地位と権力を求める女ばかりを見て来たのだろう。
シャンマオは取り敢えず、憤るジエンの唇を自分の口で塞ぎ、黙らせてから「そろそろ帰ろ?」と言った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる