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第十二話「第二都アーディー」
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目的地の街、アーディーに到着した。昔の魔人との戦いの名残であろうか、二メートル程のレンガ造りの城壁が建ち、分厚い門は開かれたままで、今は自由に人が行き来している。
「少し休んで行こうか」
四人はテラス席のある酒場に入り紅茶を注文して地図を広げた。この街も中央に広場が有り、碁盤の目のように道路が走っている。
「まずは戦士組合の事務所に行こう、ここも中央広場の近くにあるね、ポイントも有るし、出来れば部屋を借りたいんだ」
「賛成です。狭くても自分たちの部屋が有れば落着けますし」
レイチェルの発言にエミリーとリリィも同意した。
第二都と呼ばれるほどの大きな街らしく、戦士組合は五階建ての立派な石造りの建物で、一行は中に入った。
シンジは三人に待合の長椅子に座って待つように伝え、女性が座っている受付カウンター向かった。
「初めてこの街に来たのだけれど」
「登録ですね、どうぞお座りになって下さい」
「はい、あの三人も含めて、俺が代表で」
シンジはチームでの登録を申し出て三人を指差し、今まで手に入れたポイントの小切手を差し出した。
「メンヒスでのお仕事の経験が有るのですね、組合のシステムはご存じですか」
「だいたいは、この街に落着いて、仕事をするつもりです」
「歓迎します。それではここにサインをお願いします」
受付嬢は一冊のノートを差し出した。シンジは指差された場所にサインをする。下にチームメンバーの欄が目に着いた。
「チームか……、皆、ちょっと来てくれ」
シンジは席を譲り三人は交代で座ってサインをする。続けてシンジは小さな身分証のようなカードを渡されサインをした。ナンバーと剣士ランクCと書かれていた。
「最近は皇都に戦士や剣士が引き抜かれてしまって、人出不足なのです。仕事は色々とありますから、この登録証とナンバーを無くしたり、忘れたりしないで下さいね」
受付嬢はカードに書かれていたナンバーをノートの表紙に記入した。
「早速で申し訳ないのだけれど、四人で住む部屋を借りたいんだ、狭い一部屋でボロでも良いんだけど、頼めるかな?」
「大丈夫ですよ、ポイントは充分です。とりあえず安い部屋ですが、お気に召さない場合は変更も可能です」
受付嬢は地図と鍵を差し出し、今までのポイントの合計と部屋で消費したポイントが記入されたノートを提示する。
シンジたちは礼を言って、帰りがけ掲示板を見た。魔人退治の依頼はない、魔雑魚の処理が数件あるだけだ。他には領地に警備としての常駐、森の中への強行偵察のメンバー、女性としては酒場や店の店員、現実のハローワークとたいして変わらない感じだ。
「危ない仕事はご指名で決まる事が多いの、魔人退治とか、危険な場所の調査とかは」
カウンターから出てきた受付嬢が、後ろから気さくに声をかけて来た。
「この強行偵察ってのは、何なんだ?」
「これは森の中の奥にある昔の屋敷の調査ね、目撃情報があって、魔人と遭遇する可能性が高いの、やってみる?」
「いや、他の人間とは組みたくないな、一人でも大概の仕事は出来るよ、俺は強いから」
受付嬢は笑いながら答える。
「メンヒスで振り出された小切手のポイントを見れば、強いのは分かるわ、でも最初は魔雑魚退治ぐらいから始めるのね、あれはあれで奥が深いのよ」
「奥が深いねえ……」
レイチェルが真剣な表情で掲示板を見ている。
「酒場や店の店員でも私は働きたいです。楽しそうよ」
「まあ、レイチェル、ゆっくり考えればいいよ、部屋に行こうか」
部屋は組合事務所の近くにあった。石造りの二階建てで、シンジたちの部屋は二階だ。中央のエントランスから入り、階段を上がって二階の廊下に出る。左右に三戸、計六個の扉があった。鍵を使い左の端の扉を開けた。
シャワールームに小さなキッチン、十二畳ほどのワンルームにローテーブル、二人掛けのソファーが二脚、ダブルサイズのローベット、床はなんと畳だった。靴を脱ぎ中に入る。
クローゼットを開けると、折りたたみ式のベッドが入っていた。
「なかなか良い部屋じゃないか、ここを創造した人間は日本人なのかな?」
「はい、ソファーも人数分ありますし、充分です」
ワンルームなのに四人分の家具が揃っている。
「あの受付嬢はなかなか優秀らしいな、気が利いている」
夕方になって四人は近所で見かけた酒場に行ってみる事にした。御近所への挨拶と言う訳ではないが、この街の情報収集も兼ねようと考えた。
店は表の通りから路地を少し入った所に有り、シンジ達の部屋から歩いて五分とかからない場所にある。
間口は狭くこぢんまりとした、現実世界なら地域密着でやっているお店と言った感じだ。
扉を開けると、店主のいらっしゃいませ、の声に続いてカウンターの客数人がこちらを見る。店の中に入ると、中はこの世界でよく見かける西洋風で、数人が座れるカウンターに、四人掛けのテーブルが幾つか有るだけだった。
四人はテーブル席に座ると、店員の女性が人数分の突出しを運んできた。シンジは四人分のビールを注文する。
「ここは日本の居酒屋みたいなシステムなんだね、この世界では珍しいよ」
「居酒屋ですか?」
レイチェルが不思議そうに尋ねる。
「うん、酒場はテーブルの客もカウンターまで自分の飲み物を取りに行く場合が多いだろ? 居酒屋は店員さんが注文を聞いて運んでくれるんだ」
三人は頷いた。
「お客さん達は最近こちらに来たばかりだね、違うかい?」
店主、マスター自らがビールジョッキを運んで来た。四人は顔を見合わせ、シンジとレイチェルの目と目が合った時、シンジは少し微笑んだ。
「はい、最近この世界に来て、今日この街に着きました。戦士組合で部屋を紹介してもらって、この近くに住みます」
レイチェルが少々緊張ぎみに説明したのでマスターと他の客も笑顔になった。
「そうかい、そうかい、御近所様か、よろしくな」
シンジは幾つかの料理を注文する。和風の料理もあった。
「あんたも最近来たのかい、立派な剣を下げているけど……」
来たばかりの人間が、戦士用の剣を下げている事に違和感があったのか、マスターはシンジに声を掛けた。
「ええ、俺は三年前に一度来ていた事があって今回は二回目なんです」
店の客たちがどよめいた。シンジはてっきり二度目に反応していたと思ったが、違うようだ。
「三年前に一度死んだって事か? 皇都の戦いに参加していたのか、まだ子供だったのだろう」
「いえいえ、マスター、子供の戦士が活躍したって話は有名ですよ」
カウンター客の一人がシンジも知っている話をする。確かに子供と呼べる年ごろの戦士が魔人と戦っていた。
「そうなのか?」
客たちの視線がシンジに注がれる。
「期待を裏切るようで悪いけど、俺は小さな街で魔雑魚を退治していましたよ、そこで魔人にやられたんです」
「そうかぁ……」
予想が外れてマスターと客たちはため息をついた。
「しかし、組合で部屋を借りられたって事は、剣士として登録できたんだろ、がんばりな、最初は皆、戦士補助、剣士ランクCから始めるんだ」
「はい」
四人は顔を見合わせてクスリと笑った。
暫らく他の客と共に会話を楽しんで店を出た。
「シンジは強いのに、弱い人になっちゃったね、私、強いって言ってやろうかと思ったわ」
「いやいや、本当は強いのに、普段は新米の剣士、ドジっ子の見習い聖女が三人ってのが、いいんだよ」
「えーーっ、私たちドジっ子なの~~?」
リリィが頬を膨らます。
「ふふっ、ドジっ子が三人は合っているかも、でも……、やはり何か仕事はやりたいです」
レイチェルの言葉に、エミリーとリリィも顔を見合わせて頷く。
「俺は明日、組合に行って仕事があればやってみるよ」
「私たちは三人で街を歩いてみます、ねえ皆」
「どんな仕事があるが、街を見れば分かるしね」
「うん、大きな街で色々なお店もあるし」
レイチェルの提案にエミリー、リリィも同意した。
「知らない街でどうなるかと思ったがなんとかなりそうだね」
娘たちが明るく、前向きなのでシンジはホッとした。
「少し休んで行こうか」
四人はテラス席のある酒場に入り紅茶を注文して地図を広げた。この街も中央に広場が有り、碁盤の目のように道路が走っている。
「まずは戦士組合の事務所に行こう、ここも中央広場の近くにあるね、ポイントも有るし、出来れば部屋を借りたいんだ」
「賛成です。狭くても自分たちの部屋が有れば落着けますし」
レイチェルの発言にエミリーとリリィも同意した。
第二都と呼ばれるほどの大きな街らしく、戦士組合は五階建ての立派な石造りの建物で、一行は中に入った。
シンジは三人に待合の長椅子に座って待つように伝え、女性が座っている受付カウンター向かった。
「初めてこの街に来たのだけれど」
「登録ですね、どうぞお座りになって下さい」
「はい、あの三人も含めて、俺が代表で」
シンジはチームでの登録を申し出て三人を指差し、今まで手に入れたポイントの小切手を差し出した。
「メンヒスでのお仕事の経験が有るのですね、組合のシステムはご存じですか」
「だいたいは、この街に落着いて、仕事をするつもりです」
「歓迎します。それではここにサインをお願いします」
受付嬢は一冊のノートを差し出した。シンジは指差された場所にサインをする。下にチームメンバーの欄が目に着いた。
「チームか……、皆、ちょっと来てくれ」
シンジは席を譲り三人は交代で座ってサインをする。続けてシンジは小さな身分証のようなカードを渡されサインをした。ナンバーと剣士ランクCと書かれていた。
「最近は皇都に戦士や剣士が引き抜かれてしまって、人出不足なのです。仕事は色々とありますから、この登録証とナンバーを無くしたり、忘れたりしないで下さいね」
受付嬢はカードに書かれていたナンバーをノートの表紙に記入した。
「早速で申し訳ないのだけれど、四人で住む部屋を借りたいんだ、狭い一部屋でボロでも良いんだけど、頼めるかな?」
「大丈夫ですよ、ポイントは充分です。とりあえず安い部屋ですが、お気に召さない場合は変更も可能です」
受付嬢は地図と鍵を差し出し、今までのポイントの合計と部屋で消費したポイントが記入されたノートを提示する。
シンジたちは礼を言って、帰りがけ掲示板を見た。魔人退治の依頼はない、魔雑魚の処理が数件あるだけだ。他には領地に警備としての常駐、森の中への強行偵察のメンバー、女性としては酒場や店の店員、現実のハローワークとたいして変わらない感じだ。
「危ない仕事はご指名で決まる事が多いの、魔人退治とか、危険な場所の調査とかは」
カウンターから出てきた受付嬢が、後ろから気さくに声をかけて来た。
「この強行偵察ってのは、何なんだ?」
「これは森の中の奥にある昔の屋敷の調査ね、目撃情報があって、魔人と遭遇する可能性が高いの、やってみる?」
「いや、他の人間とは組みたくないな、一人でも大概の仕事は出来るよ、俺は強いから」
受付嬢は笑いながら答える。
「メンヒスで振り出された小切手のポイントを見れば、強いのは分かるわ、でも最初は魔雑魚退治ぐらいから始めるのね、あれはあれで奥が深いのよ」
「奥が深いねえ……」
レイチェルが真剣な表情で掲示板を見ている。
「酒場や店の店員でも私は働きたいです。楽しそうよ」
「まあ、レイチェル、ゆっくり考えればいいよ、部屋に行こうか」
部屋は組合事務所の近くにあった。石造りの二階建てで、シンジたちの部屋は二階だ。中央のエントランスから入り、階段を上がって二階の廊下に出る。左右に三戸、計六個の扉があった。鍵を使い左の端の扉を開けた。
シャワールームに小さなキッチン、十二畳ほどのワンルームにローテーブル、二人掛けのソファーが二脚、ダブルサイズのローベット、床はなんと畳だった。靴を脱ぎ中に入る。
クローゼットを開けると、折りたたみ式のベッドが入っていた。
「なかなか良い部屋じゃないか、ここを創造した人間は日本人なのかな?」
「はい、ソファーも人数分ありますし、充分です」
ワンルームなのに四人分の家具が揃っている。
「あの受付嬢はなかなか優秀らしいな、気が利いている」
夕方になって四人は近所で見かけた酒場に行ってみる事にした。御近所への挨拶と言う訳ではないが、この街の情報収集も兼ねようと考えた。
店は表の通りから路地を少し入った所に有り、シンジ達の部屋から歩いて五分とかからない場所にある。
間口は狭くこぢんまりとした、現実世界なら地域密着でやっているお店と言った感じだ。
扉を開けると、店主のいらっしゃいませ、の声に続いてカウンターの客数人がこちらを見る。店の中に入ると、中はこの世界でよく見かける西洋風で、数人が座れるカウンターに、四人掛けのテーブルが幾つか有るだけだった。
四人はテーブル席に座ると、店員の女性が人数分の突出しを運んできた。シンジは四人分のビールを注文する。
「ここは日本の居酒屋みたいなシステムなんだね、この世界では珍しいよ」
「居酒屋ですか?」
レイチェルが不思議そうに尋ねる。
「うん、酒場はテーブルの客もカウンターまで自分の飲み物を取りに行く場合が多いだろ? 居酒屋は店員さんが注文を聞いて運んでくれるんだ」
三人は頷いた。
「お客さん達は最近こちらに来たばかりだね、違うかい?」
店主、マスター自らがビールジョッキを運んで来た。四人は顔を見合わせ、シンジとレイチェルの目と目が合った時、シンジは少し微笑んだ。
「はい、最近この世界に来て、今日この街に着きました。戦士組合で部屋を紹介してもらって、この近くに住みます」
レイチェルが少々緊張ぎみに説明したのでマスターと他の客も笑顔になった。
「そうかい、そうかい、御近所様か、よろしくな」
シンジは幾つかの料理を注文する。和風の料理もあった。
「あんたも最近来たのかい、立派な剣を下げているけど……」
来たばかりの人間が、戦士用の剣を下げている事に違和感があったのか、マスターはシンジに声を掛けた。
「ええ、俺は三年前に一度来ていた事があって今回は二回目なんです」
店の客たちがどよめいた。シンジはてっきり二度目に反応していたと思ったが、違うようだ。
「三年前に一度死んだって事か? 皇都の戦いに参加していたのか、まだ子供だったのだろう」
「いえいえ、マスター、子供の戦士が活躍したって話は有名ですよ」
カウンター客の一人がシンジも知っている話をする。確かに子供と呼べる年ごろの戦士が魔人と戦っていた。
「そうなのか?」
客たちの視線がシンジに注がれる。
「期待を裏切るようで悪いけど、俺は小さな街で魔雑魚を退治していましたよ、そこで魔人にやられたんです」
「そうかぁ……」
予想が外れてマスターと客たちはため息をついた。
「しかし、組合で部屋を借りられたって事は、剣士として登録できたんだろ、がんばりな、最初は皆、戦士補助、剣士ランクCから始めるんだ」
「はい」
四人は顔を見合わせてクスリと笑った。
暫らく他の客と共に会話を楽しんで店を出た。
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「いやいや、本当は強いのに、普段は新米の剣士、ドジっ子の見習い聖女が三人ってのが、いいんだよ」
「えーーっ、私たちドジっ子なの~~?」
リリィが頬を膨らます。
「ふふっ、ドジっ子が三人は合っているかも、でも……、やはり何か仕事はやりたいです」
レイチェルの言葉に、エミリーとリリィも顔を見合わせて頷く。
「俺は明日、組合に行って仕事があればやってみるよ」
「私たちは三人で街を歩いてみます、ねえ皆」
「どんな仕事があるが、街を見れば分かるしね」
「うん、大きな街で色々なお店もあるし」
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