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やれやれ。
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「ステータスカードをお渡ししますので血を一滴カードの裏にある魔方陣に付けてください。
魔方陣に血を付けたら、表に自分の名前が出てくるはずです。そしてステータスオープンと言ってください。
そしたら自分のステータスが確認できます。あ、他には身分証明書などにもなりますから必ず無くさないでくださいね」
俺は大臣の説明通り、渡されたナイフで指を切る。
鋭い痛みが走るのとほぼ同時、指先から赤い血が吹き出した。
思ったより深く切ってしまったことに若干焦りつつ、滝のように流れる血をカードに落とす。
カードに刻まれた魔法陣に血が吸い込まれ、やがて淡い光を放ち始めた。
カードをひっくりかえすと大臣の言った通り、うっすらと自分の名前が浮かび上がった。
「ステータスオープン!」
叫び声に少し遅れて、カードの上にホログラムのように俺の能力が投影される。
いったいどういう理屈なのだろう。
少し疑問に思いつつ、
こころなし朦朧としてきた意識に気付かないふりをして、
上から順に能力を確認していく。
アンナヴェルデン・TY・虎徹ハイソナール
16歳 レベル1
職業:破壊勇者
HP:1/57275840084543373
MP:2884226992/2884226993
攻撃力:2478321875180010767331973
防御力:2045424645373488497673435
素早さ:bxbdjksi%%##%0@#64-
命中率:2階から目薬
魔法攻撃力:ゴジラ
バッドステータス:失血
……失血だと?
やれやれ。
俺は死んだ。
魔方陣に血を付けたら、表に自分の名前が出てくるはずです。そしてステータスオープンと言ってください。
そしたら自分のステータスが確認できます。あ、他には身分証明書などにもなりますから必ず無くさないでくださいね」
俺は大臣の説明通り、渡されたナイフで指を切る。
鋭い痛みが走るのとほぼ同時、指先から赤い血が吹き出した。
思ったより深く切ってしまったことに若干焦りつつ、滝のように流れる血をカードに落とす。
カードに刻まれた魔法陣に血が吸い込まれ、やがて淡い光を放ち始めた。
カードをひっくりかえすと大臣の言った通り、うっすらと自分の名前が浮かび上がった。
「ステータスオープン!」
叫び声に少し遅れて、カードの上にホログラムのように俺の能力が投影される。
いったいどういう理屈なのだろう。
少し疑問に思いつつ、
こころなし朦朧としてきた意識に気付かないふりをして、
上から順に能力を確認していく。
アンナヴェルデン・TY・虎徹ハイソナール
16歳 レベル1
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HP:1/57275840084543373
MP:2884226992/2884226993
攻撃力:2478321875180010767331973
防御力:2045424645373488497673435
素早さ:bxbdjksi%%##%0@#64-
命中率:2階から目薬
魔法攻撃力:ゴジラ
バッドステータス:失血
……失血だと?
やれやれ。
俺は死んだ。
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