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第2章「籠の中の子供達」
六話「琉詩の写真撮影」
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琉詩が『倉庫』に来て一週間目ーーー。
今日は倶楽部『黒薔薇の遊宴』のHPに、琉詩を『お披露目』するための写真撮影の日。
「あははははっ」
撮影室に琉詩の笑い声と、カメラのシャッター音が響く。
「ハ~イ、琉詩ちゃ~ん。次、いくわよぉ~。ソ~レッ」
フレームに入らない位置から、ルーシーが風船を二つ、時間差で投入する。
「えいっ」
琉詩はピンクの風船をアタックして跳ね返した後、バウンドして壁際に流れて行く、イエローの風船を追いかける。
「あ~琉詩君。ソッチまで行くと写りが悪くなっちゃうから、コッチ戻っておいで~」
カメラマンの真仲が、明るい口調で手招きする。
「はぁい」
風船を拾い上げて、琉詩が間仲の近くへ行く。撮影室の床はパステルカラーの風船で、いっぱいだ。
「じゃあ…今度はその風船、こうやって上に…ポーン、ポーンって何回続けられるか、やってみよっか?」
真仲が手の平を上に向けて、上下に動かしてみせる。
「琉詩ちゃん、アタシが数えてあげる」
「失敗して落ちちゃっても良いから、お兄さんが『もう良いよー』って言うまで続けてねー」
「うん、わかったぁ」
「じゃあ琉詩ちゃん、いくわよぉ~。せ~の、い~ち、に~い…」
琉詩は風船を、自分の頭上に跳ねさせ始めた。
すでに一着目の衣装は撮影を終えて、今は二着目だ。
白いTシャツとスニーカー、ダメージ加工したインディゴブルーのデニムパンツ。
母親が最後に切り揃えて以来、何もせず伸びていた頭髪を、ルーシーに鋏でカットしてもらい、前髪も短くなった分より一層、笑顔で燥ぐ琉詩が輝いて見える。
* * *
「うん、顔はアッチで…目線だけ、コッチちょおだ~い。うん、そうそう。琉詩君、上手だよ~」
白いベンチに腰掛け、シャボン玉を吹く琉詩。
真仲が三脚で固定したカメラのファインダーを覗きながら、琉詩を褒めて指示を出す。
また衣装が変わって三着目は、オレンジ色の生地に茶色のチェックが入ったジャケットと半ズボン。白いシャツの首元に巻いた蝶ネクタイも、同じ柄。足に履くのは、チャコールグレイの靴下にキャメル色のフォーマルシューズ。
琉詩の周囲に転がってた沢山の風船は、全て間仲の背後に寄せられ、先ほどとは全く違った雰囲気だ。
「フゥ~フゥゥ~~ッ」
ルーシーも床に立て膝の格好で、横から休み無くシャボン玉を吹き続け、メルヘンチックな背景を作っている。
その間も琉詩に声掛けしながら、間仲がシャッターを連続で切ってゆく。
「は~い、オッケー!これで今日の撮影は、終りでーす。琉詩君、頑張ったねー。もう、楽にして大丈夫だよー」
「はぁい」
「ピョン」と琉詩が、ベンチから降りる。
「琉詩ちゃん、お疲れさまぁ~。と~っても、カッコ良かったわよぉ~」
ルーシーが両腕を真っ直ぐ前に出し、「パチパチパチ…」と琉詩に向けて拍手する。
「お疲れさまです」
撮影室のドアが開き、伊勢谷が入って来る。
「あっ、いっくん!こんにちはぁ」
シャボン玉液の容器を手に持ったまま、琉詩が伊勢谷に駆け寄って挨拶する。
「こんにちは、琉詩君。やあ、キマッてるじゃないか」
言いながら、伊勢谷が床に片膝を突く。
「真仲さん、どうでした?」
「ああ。結構、良い感じで撮れてるよ」
「そうですか」
少し上向きで真仲を見ていた顔を、正面の琉詩に戻す。
「琉詩君は笑顔が、とっても素敵だからね。写真を見せたら小父さん達も、きっと琉詩君を好きになってくれるよ」
伊勢谷は穏やかな口調で笑いかける。
「そうかなぁ?」
「ああ。だから今のうちに、プレゼントして欲しい物を考えておくと良い」
「プレゼント…?ぼく…まだ、たん生日じゃないよ?」
「うん、そうだね。琉詩君の誕生日はまだ、ずっと先だけど…これから、この施設で生活するのに必要な物も色々と増えていくだろう?例えば…歯ブラシとか、お洋服とか」
「うん」
「琉詩君は成長期だからね、今着ているお洋服も…ほら、靴だって。すぐに小さくなっちゃうだろう?」
「…うん」
琉詩は考えながら頷く。
「だから誕生日とは関係無しで、『琉詩君。この施設に来てくれて、ありがとう』って…歓迎の意味も込めて、小父さん達がお祝いでプレゼントしてくれるんだ。琉詩君はね、『生活するのに、こんな物が必要だな。こんなオモチャやゲームが欲しいな』って思った物、小父さん達にお願いしてごらん。何でも、プレゼントしてくれるはずだよ。琉詩君は今…何か、欲しい物あるかな?」
「ぼく…どうぶつ、かいたいな…」
「動物?そうか、動物かあ…。ごめん、琉詩君。此処はね、ペット禁止なんだ…。寄付してくれる小父さん達の中にね、動物アレルギーを持ってる人もいてね…。直接、小父さん達が動物を触ったりしなくても…ほら、琉詩君と会った時に…例えば犬や猫の毛が琉詩君の髪やお洋服に付いてたりすると、それだけでクシャミが止まんなくなっちゃうんだ…。症状が酷い人だとねぇ、息も苦しくなってきちゃってね…ほら、見てごらん。こんな風に…」
伊勢谷が自分の胸に右手を当てると、「ゼェゼェ…」と口から舌を出して呼吸も荒げ、苦しそうな演技をし始めた。
琉詩の表情が、見る見ると心配そうに変化してゆく。
「…そうなの?」
「ああ…、そうなんだよ…」
わざと苦しそうに掠れた声を出して琉詩に返事した後、伊勢谷は手を下ろして真顔に戻る。
「だからね、琉詩君」
伊勢谷が「ポンッ」と、琉詩の両肩に手を置く。
「本当に、申し訳無いんだけど…ペットは我慢してくれるかな?ごめんね…。此処に来る前に、先に言っとけば良かったね…」
伊勢谷は下がり気味の太い眉を更に下げて、悲しそうな表情をして俯く。
「ううん」
琉詩が首を左右に振る。
「ぼく、へいきだよ。…ワガママいっちゃって、ごめんなさい」
「えっ!?」
驚いたように、伊勢谷は顔を上げる。
「我が儘なんて、とんでもない!そうだよね。琉詩君…初めて会った時も、動物が好きだって言ってたもんね。そうだな、生き物を飼うのは無理だけど…ヌイグルミとか…ほら、オモチャのロボットとかだったら全然、構わないし。そうゆうのプレゼントでお願いしてみたら、どうかな?それに勿論、動物が大好きな小父さん達もいるからね、動物園とか水族館にだって連れてってくれるよ。ああ、そうだ。ペットを飼ってる小父さん達に…此処に連れて来てもらえるか、僕からも聞いてみるよ。それなら…犬も猫も人に馴れてるだろうから、安心して琉詩君にも触らせてあげられるしね」
「…ほんとう?」
「ああ、本当だよ。『琉詩君は、とっても動物が好きな子です』って、ちゃんと小父さん達に伝えておくから。楽しみにして待っててね」
「うんっ!」
琉詩の表情が、笑顔に戻った。
「琉詩ちゃん。もう写真撮るの終わったから、楽な格好にお着替えしましょ~ね。そのシャボン玉、まだ開けてないヤツも残ってるけど…どうしようかしら?琉詩ちゃん、使う?」
「あ、うん。ボク、シャボン玉ほしいです。ルーシーちゃん、もらってもイイですか?」
「あん、ヤダァ。琉詩ちゃん、もぉ~敬語なんてイイってばぁ。ホンッと、ちゃんとしてるわねぇ」
「ママから敬語の使い方、教わったのかな?」
伊勢谷が尋ねる。
「うんっ。ママがね、『じぶんより年上の人と〈おはなし〉するときはぁ、ていねいにぃ、おはなししなさい』って…、こーやってね、〈かみ〉にかいてぇ、いろんな〈けいご〉、おしえてくれたんだぁ」
琉詩は空中に右手を動かして、文字を書く真似をする。
「そうか。ママがしっかり、琉詩君に敬語を教えてくれたおかげで、僕も小父さん達に胸を張って紹介できるよ。同じ歳の子位で、琉詩君みたいにお行儀良くできる子なんて、なかなかいないからね」
「ホ~ント、そうよねぇ。アタシも電車ん中で、五月蝿く走り回ってる子供見ると、怒りたくなっちゃう。そーゆー子に限って、親がそばに居るのに注意しないんだもの。やんなっちゃうわぁ。琉詩君なんて今日、ず~っと笑顔で撮影頑張ってたのよぉ。はい。シャボン玉ぜ~んぶ、あげちゃうっ」
ルーシーは数本ある未開封の容器を両手に持ち上げ、琉詩に見せる。
「わぁ…。ルーシーちゃん、ありがとうございまぁす」
「どういたしましてっ。さぁさ、ジャケット脱ぎ脱ぎしましょうねぇ~」
「はぁい」
琉詩は明るく返事して、ルーシーの傍に走り寄った。
(続)
今日は倶楽部『黒薔薇の遊宴』のHPに、琉詩を『お披露目』するための写真撮影の日。
「あははははっ」
撮影室に琉詩の笑い声と、カメラのシャッター音が響く。
「ハ~イ、琉詩ちゃ~ん。次、いくわよぉ~。ソ~レッ」
フレームに入らない位置から、ルーシーが風船を二つ、時間差で投入する。
「えいっ」
琉詩はピンクの風船をアタックして跳ね返した後、バウンドして壁際に流れて行く、イエローの風船を追いかける。
「あ~琉詩君。ソッチまで行くと写りが悪くなっちゃうから、コッチ戻っておいで~」
カメラマンの真仲が、明るい口調で手招きする。
「はぁい」
風船を拾い上げて、琉詩が間仲の近くへ行く。撮影室の床はパステルカラーの風船で、いっぱいだ。
「じゃあ…今度はその風船、こうやって上に…ポーン、ポーンって何回続けられるか、やってみよっか?」
真仲が手の平を上に向けて、上下に動かしてみせる。
「琉詩ちゃん、アタシが数えてあげる」
「失敗して落ちちゃっても良いから、お兄さんが『もう良いよー』って言うまで続けてねー」
「うん、わかったぁ」
「じゃあ琉詩ちゃん、いくわよぉ~。せ~の、い~ち、に~い…」
琉詩は風船を、自分の頭上に跳ねさせ始めた。
すでに一着目の衣装は撮影を終えて、今は二着目だ。
白いTシャツとスニーカー、ダメージ加工したインディゴブルーのデニムパンツ。
母親が最後に切り揃えて以来、何もせず伸びていた頭髪を、ルーシーに鋏でカットしてもらい、前髪も短くなった分より一層、笑顔で燥ぐ琉詩が輝いて見える。
* * *
「うん、顔はアッチで…目線だけ、コッチちょおだ~い。うん、そうそう。琉詩君、上手だよ~」
白いベンチに腰掛け、シャボン玉を吹く琉詩。
真仲が三脚で固定したカメラのファインダーを覗きながら、琉詩を褒めて指示を出す。
また衣装が変わって三着目は、オレンジ色の生地に茶色のチェックが入ったジャケットと半ズボン。白いシャツの首元に巻いた蝶ネクタイも、同じ柄。足に履くのは、チャコールグレイの靴下にキャメル色のフォーマルシューズ。
琉詩の周囲に転がってた沢山の風船は、全て間仲の背後に寄せられ、先ほどとは全く違った雰囲気だ。
「フゥ~フゥゥ~~ッ」
ルーシーも床に立て膝の格好で、横から休み無くシャボン玉を吹き続け、メルヘンチックな背景を作っている。
その間も琉詩に声掛けしながら、間仲がシャッターを連続で切ってゆく。
「は~い、オッケー!これで今日の撮影は、終りでーす。琉詩君、頑張ったねー。もう、楽にして大丈夫だよー」
「はぁい」
「ピョン」と琉詩が、ベンチから降りる。
「琉詩ちゃん、お疲れさまぁ~。と~っても、カッコ良かったわよぉ~」
ルーシーが両腕を真っ直ぐ前に出し、「パチパチパチ…」と琉詩に向けて拍手する。
「お疲れさまです」
撮影室のドアが開き、伊勢谷が入って来る。
「あっ、いっくん!こんにちはぁ」
シャボン玉液の容器を手に持ったまま、琉詩が伊勢谷に駆け寄って挨拶する。
「こんにちは、琉詩君。やあ、キマッてるじゃないか」
言いながら、伊勢谷が床に片膝を突く。
「真仲さん、どうでした?」
「ああ。結構、良い感じで撮れてるよ」
「そうですか」
少し上向きで真仲を見ていた顔を、正面の琉詩に戻す。
「琉詩君は笑顔が、とっても素敵だからね。写真を見せたら小父さん達も、きっと琉詩君を好きになってくれるよ」
伊勢谷は穏やかな口調で笑いかける。
「そうかなぁ?」
「ああ。だから今のうちに、プレゼントして欲しい物を考えておくと良い」
「プレゼント…?ぼく…まだ、たん生日じゃないよ?」
「うん、そうだね。琉詩君の誕生日はまだ、ずっと先だけど…これから、この施設で生活するのに必要な物も色々と増えていくだろう?例えば…歯ブラシとか、お洋服とか」
「うん」
「琉詩君は成長期だからね、今着ているお洋服も…ほら、靴だって。すぐに小さくなっちゃうだろう?」
「…うん」
琉詩は考えながら頷く。
「だから誕生日とは関係無しで、『琉詩君。この施設に来てくれて、ありがとう』って…歓迎の意味も込めて、小父さん達がお祝いでプレゼントしてくれるんだ。琉詩君はね、『生活するのに、こんな物が必要だな。こんなオモチャやゲームが欲しいな』って思った物、小父さん達にお願いしてごらん。何でも、プレゼントしてくれるはずだよ。琉詩君は今…何か、欲しい物あるかな?」
「ぼく…どうぶつ、かいたいな…」
「動物?そうか、動物かあ…。ごめん、琉詩君。此処はね、ペット禁止なんだ…。寄付してくれる小父さん達の中にね、動物アレルギーを持ってる人もいてね…。直接、小父さん達が動物を触ったりしなくても…ほら、琉詩君と会った時に…例えば犬や猫の毛が琉詩君の髪やお洋服に付いてたりすると、それだけでクシャミが止まんなくなっちゃうんだ…。症状が酷い人だとねぇ、息も苦しくなってきちゃってね…ほら、見てごらん。こんな風に…」
伊勢谷が自分の胸に右手を当てると、「ゼェゼェ…」と口から舌を出して呼吸も荒げ、苦しそうな演技をし始めた。
琉詩の表情が、見る見ると心配そうに変化してゆく。
「…そうなの?」
「ああ…、そうなんだよ…」
わざと苦しそうに掠れた声を出して琉詩に返事した後、伊勢谷は手を下ろして真顔に戻る。
「だからね、琉詩君」
伊勢谷が「ポンッ」と、琉詩の両肩に手を置く。
「本当に、申し訳無いんだけど…ペットは我慢してくれるかな?ごめんね…。此処に来る前に、先に言っとけば良かったね…」
伊勢谷は下がり気味の太い眉を更に下げて、悲しそうな表情をして俯く。
「ううん」
琉詩が首を左右に振る。
「ぼく、へいきだよ。…ワガママいっちゃって、ごめんなさい」
「えっ!?」
驚いたように、伊勢谷は顔を上げる。
「我が儘なんて、とんでもない!そうだよね。琉詩君…初めて会った時も、動物が好きだって言ってたもんね。そうだな、生き物を飼うのは無理だけど…ヌイグルミとか…ほら、オモチャのロボットとかだったら全然、構わないし。そうゆうのプレゼントでお願いしてみたら、どうかな?それに勿論、動物が大好きな小父さん達もいるからね、動物園とか水族館にだって連れてってくれるよ。ああ、そうだ。ペットを飼ってる小父さん達に…此処に連れて来てもらえるか、僕からも聞いてみるよ。それなら…犬も猫も人に馴れてるだろうから、安心して琉詩君にも触らせてあげられるしね」
「…ほんとう?」
「ああ、本当だよ。『琉詩君は、とっても動物が好きな子です』って、ちゃんと小父さん達に伝えておくから。楽しみにして待っててね」
「うんっ!」
琉詩の表情が、笑顔に戻った。
「琉詩ちゃん。もう写真撮るの終わったから、楽な格好にお着替えしましょ~ね。そのシャボン玉、まだ開けてないヤツも残ってるけど…どうしようかしら?琉詩ちゃん、使う?」
「あ、うん。ボク、シャボン玉ほしいです。ルーシーちゃん、もらってもイイですか?」
「あん、ヤダァ。琉詩ちゃん、もぉ~敬語なんてイイってばぁ。ホンッと、ちゃんとしてるわねぇ」
「ママから敬語の使い方、教わったのかな?」
伊勢谷が尋ねる。
「うんっ。ママがね、『じぶんより年上の人と〈おはなし〉するときはぁ、ていねいにぃ、おはなししなさい』って…、こーやってね、〈かみ〉にかいてぇ、いろんな〈けいご〉、おしえてくれたんだぁ」
琉詩は空中に右手を動かして、文字を書く真似をする。
「そうか。ママがしっかり、琉詩君に敬語を教えてくれたおかげで、僕も小父さん達に胸を張って紹介できるよ。同じ歳の子位で、琉詩君みたいにお行儀良くできる子なんて、なかなかいないからね」
「ホ~ント、そうよねぇ。アタシも電車ん中で、五月蝿く走り回ってる子供見ると、怒りたくなっちゃう。そーゆー子に限って、親がそばに居るのに注意しないんだもの。やんなっちゃうわぁ。琉詩君なんて今日、ず~っと笑顔で撮影頑張ってたのよぉ。はい。シャボン玉ぜ~んぶ、あげちゃうっ」
ルーシーは数本ある未開封の容器を両手に持ち上げ、琉詩に見せる。
「わぁ…。ルーシーちゃん、ありがとうございまぁす」
「どういたしましてっ。さぁさ、ジャケット脱ぎ脱ぎしましょうねぇ~」
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