40 / 57
第2章「籠の中の子供達」
十六話「オークション結果」
しおりを挟む
深夜、早瀬とルーシーはダイニングルームに居た。
「……」
「……」
テーブルの上には、タブレットPC。すぐそばの椅子に隣同士で座っている。
だが二人はPCから目を逸らし、暫しの間、黙り込んでいた。
「やっぱり…ダメだったわね」
ルーシーが「ハアァ~ッ」と、大きく溜め息を吐く。
「…はい」
小さく溜め息を漏らして、早瀬は返事する。
「今回はぁ…ちょっと、様子が違ってたじゃない?だからアタシもぉ、『もしかしたら』って思ったんだけど…。ハァ~。もぉ、ヤ~ねっ。期待しちゃったじゃなぁい」
ルーシーはグラスを取って「ゴクゴクゴクッ」と、フルーツカクテルを一気飲みする。
「……」
早瀬はテーブルの上で両手を組み、そこに自分の額を置いて項垂れている。
「ハァ~ッ。あの子達の時もそうだったけど…ホンッと、気が重いわぁ…」
ルーシーが、間仕切りを閉じたリビングルームの方へ顔を向ける。
消灯したリビングのベッドでは、『お仕事』が『お休み』の子供達と共に、会員達からプレゼントされたヌイグルミに囲まれ、琉詩も熟睡していた。
「そうですね…」
早瀬も同じ方を向いて答えた。
タブレットPCの暗い画面に、ルーシーが触れる。
画面が明るくなり、その一面には数字が羅列されていた。
一番上には、大きく表示された落札価格。
そして、『有り』勢の勝利が記されていた。
「でも…嫌々やってるとはいえ、こんなこと…。結局は、アタシも同罪よねぇ…」
坊主頭も顔も真っ赤なルーシーが顰めっ面で、ボンヤリと画面を見つめながら、鼻を啜る。
「それは、僕も同じです…」
早瀬も深刻な表情で呟く。
「琉詩ちゃん、どうなっちゃうかしら…」
ルーシーは再び、大きく溜め息を吐いた。
* * *
「あははっ。なんかぁ、いつものパジャマとちがうねっ」
お風呂に入って、自分でまだ上手く洗えない髪や背中を、陽に洗ってもらった琉詩。
風呂上がりに、白色のボクサーパンツを穿いた琉詩。その肌に、ルーシーがローションを塗り、ベビーパウダーを叩いた上に、シルクのパジャマを着せた。
「そうよぉ。これはねぇ絹、っていう高い生地で作ったパジャマなの。だからぁ、お肌にも優しいのよぉ」
「へぇ~、そうなんだぁ」
白い光沢のある滑らかな生地を、琉詩は「スリスリ」と触る。
「ちょっと…待っててね」
床に両膝を突いていたルーシーが立ち上がり、ダイニングルームの方へ歩いて行った。
少女を含め、ほとんどの子供達は『お仕事』をするため、出て行った。
「小父さんと、楽しい場所へ遊びに行く」と、「小父さんのお家にお泊まりして、勉強を教えてもらう」と聞かされていた琉詩は、自分より先に外出して行くお兄さんやお姉さん達を、いつものように「いってらっしゃい」と笑顔で見送った。
「お休み」の陽と菜々美が、そばで琉詩の準備が整ってゆく様子を見つめていた。
「るうた君、ねむくなぁい?」
おっとりとした口調で菜々美が、琉詩に尋ねる。
「うん。おひるねしたから、ねむくないよ」
「そう…」
菜々美が両膝を突いて、立っている琉詩の背中に「ソッ」と両腕を回す。
「るうた君、ぎゅー」
菜々美が琉詩を抱き締める。
「あはははっ。ななみおねえちゃん、ぎゅー」
無邪気に笑いながら琉詩も「ギュッ」と、菜々美に抱き付く。
ルーシーが戻って来た。菜々美は琉詩から身体を離す。
「はい、琉詩ちゃん」
床に片膝を突いて、ルーシーから琉詩へ、ラッピングされた一輪の薔薇が手渡される。
「わぁ…、まっくろだぁ。これ、なんていうお花?」
「このお花はねぇ、薔薇よ」
「バラぁ?これ、バラなの?まっくろだよ?クロの〈えのぐ〉でぬったの?」
「う~ん、そうね…。絵の具で塗るっていうよりぃ…特殊な方法でぇ、花弁が黒くなるように育ててるみたい」
「ふ~ん…」
透明フィルムに包まれた薔薇に顔を近付け、琉詩は「クンクン」と香りを嗅いでから、花弁に触る。
「あっ、琉詩ちゃん。触るのは、ちょっとだけよぉ。花弁が取れちゃうと、見た目が悪くなっちゃうから」
「あ」
ルーシーに言われて、琉詩は指を引っ込めた。
「これはぁ琉詩ちゃんから、木己島様に『どうぞ』って…プレゼントしてあげてくれる?」
「ジミーに?」
琉詩に聞かれて、ルーシーが頷く。
「うんっ、わかったぁ」
リボンで結んだ根元部分を、琉詩は優しく両手に持つ。
「琉詩君」
「あ、いっくん」
琉詩が振り向くと、伊勢谷が居た。
「迎えに来たよ。シルクのパジャマ、似合ってるね」
伊勢谷はしゃがんで、琉詩の目線に合わせる。
「今夜は…木己島様と一緒に、映画を観る約束だったね?」
「うん、そうだよ」
「だから今夜はね、二階の『面会室』じゃなくって…ほら。前に車で案内した、会員の小父さん達がお泊まりしてる保養所へ行くからね。そちらで木己島様が、琉詩君を待ってるよ」
「ほよーじょ…あ。いろんなお家がぁ、あるところだよね?」
「うん。プロジェクターって解るかな?スクリーンが、こう…天井から下りてきて…」
伊勢谷が両腕を上げて、ゆっくり下ろす動作をする。
「そこに映像を映して観るんだ。だから映画館で観るみたいに、迫力があって楽しいよ」
「わぁ~、早く見たいっ」
「そうだよね。よしっ。じゃあ早速、行こう」
言いながら伊勢谷が「スッ」と立ち上がる。
「ねぇ、いっくん」
「ん?何だい?」
「ハルおにいちゃんと、ナナミおねえちゃんと、ルーシーちゃんもぉ、いっしょに〈えいが〉、見てもいーい?」
「え?」
伊勢谷は太い眉を上げて聞き返してから、陽達を一瞥する。
「だって…みんなで見たほうが、たのしいでしょ?」
「琉詩ちゃん…、うぐっ」
ルーシーが両手で自分の口を抑え、泣きそうになるのを堪える。
「…そうだよね。楽しいことって、皆で共有したいものだよね?う~ん、でもなぁ…ルーシーや陽達の、これからの予定はどうなんだろう…?どうだい、ルーシー?」
伊勢谷が自分の顎を抓みながら、ルーシーに顔を向ける。
「えっ!?…あぁ~、アタシは…これから約束があってぇ、そうっ、出掛けなきゃいけないのよぉ~。ざ~んねんっ」
「約束?デートかな?」
伊勢谷が穏やかに笑いかけ、尋ねる。だが、ルーシーを見つめる視線に穏やかさは微塵も感じられない。
「もう…、伊勢谷ちゃんたら。野暮なこと、聞かないでちょうだいっ」
「ハハ、ゴメンゴメン。…陽と菜々美は、どうかな?」
「…オレは…今から、勉強しないといけないから…。菜々美もだよな?」
「うん…」
陽に促され、菜々美は頷く。
「この後、菜々美と勉強するんだ。今日までに終わらせたい宿題があって…。ほら、オレ達…普通の学校じゃなくって、通信制だからさ…。やれる時に、やっとかないといけないんだ…」
「そっかぁ…」
琉詩は残念そうに俯く。
「さそってくれたのに…ゴメン」
「ううん」
顔を上げて、琉詩は首を左右に振る。
「ハルおにいちゃん、ナナミおねえちゃん。おべんきょう、がんばってね」
「うん…」
陽と菜々美は頷く。
「ぼくも〈あした〉、おべんきょう、がんばるっ」
「琉詩。また明日…、な」
陽は開いた右手を上げる。
「うんっ。バイバーイ」
手を振る琉詩。
「さあ、行こう。琉詩君」
伊勢谷が大きな手を下に伸ばす。
「うん」
琉詩は素直に手を出して、繋ぐ。
琉詩と伊勢谷が背を向け、リビングの扉の方へ歩き出す。
途端、陽は「ギュッ」と右手を閉じた。
「……」
広いリビングを通り抜け、伊勢谷が扉を開けて二人は出て行った。
「ハアァ~ッ」
ルーシーが溜め込んでいた息を、大きく吐いた。
陽は右手を下ろし、開く。
その手の平には、四つの爪痕が「クッキリ」と残っていた。
(続)
「……」
「……」
テーブルの上には、タブレットPC。すぐそばの椅子に隣同士で座っている。
だが二人はPCから目を逸らし、暫しの間、黙り込んでいた。
「やっぱり…ダメだったわね」
ルーシーが「ハアァ~ッ」と、大きく溜め息を吐く。
「…はい」
小さく溜め息を漏らして、早瀬は返事する。
「今回はぁ…ちょっと、様子が違ってたじゃない?だからアタシもぉ、『もしかしたら』って思ったんだけど…。ハァ~。もぉ、ヤ~ねっ。期待しちゃったじゃなぁい」
ルーシーはグラスを取って「ゴクゴクゴクッ」と、フルーツカクテルを一気飲みする。
「……」
早瀬はテーブルの上で両手を組み、そこに自分の額を置いて項垂れている。
「ハァ~ッ。あの子達の時もそうだったけど…ホンッと、気が重いわぁ…」
ルーシーが、間仕切りを閉じたリビングルームの方へ顔を向ける。
消灯したリビングのベッドでは、『お仕事』が『お休み』の子供達と共に、会員達からプレゼントされたヌイグルミに囲まれ、琉詩も熟睡していた。
「そうですね…」
早瀬も同じ方を向いて答えた。
タブレットPCの暗い画面に、ルーシーが触れる。
画面が明るくなり、その一面には数字が羅列されていた。
一番上には、大きく表示された落札価格。
そして、『有り』勢の勝利が記されていた。
「でも…嫌々やってるとはいえ、こんなこと…。結局は、アタシも同罪よねぇ…」
坊主頭も顔も真っ赤なルーシーが顰めっ面で、ボンヤリと画面を見つめながら、鼻を啜る。
「それは、僕も同じです…」
早瀬も深刻な表情で呟く。
「琉詩ちゃん、どうなっちゃうかしら…」
ルーシーは再び、大きく溜め息を吐いた。
* * *
「あははっ。なんかぁ、いつものパジャマとちがうねっ」
お風呂に入って、自分でまだ上手く洗えない髪や背中を、陽に洗ってもらった琉詩。
風呂上がりに、白色のボクサーパンツを穿いた琉詩。その肌に、ルーシーがローションを塗り、ベビーパウダーを叩いた上に、シルクのパジャマを着せた。
「そうよぉ。これはねぇ絹、っていう高い生地で作ったパジャマなの。だからぁ、お肌にも優しいのよぉ」
「へぇ~、そうなんだぁ」
白い光沢のある滑らかな生地を、琉詩は「スリスリ」と触る。
「ちょっと…待っててね」
床に両膝を突いていたルーシーが立ち上がり、ダイニングルームの方へ歩いて行った。
少女を含め、ほとんどの子供達は『お仕事』をするため、出て行った。
「小父さんと、楽しい場所へ遊びに行く」と、「小父さんのお家にお泊まりして、勉強を教えてもらう」と聞かされていた琉詩は、自分より先に外出して行くお兄さんやお姉さん達を、いつものように「いってらっしゃい」と笑顔で見送った。
「お休み」の陽と菜々美が、そばで琉詩の準備が整ってゆく様子を見つめていた。
「るうた君、ねむくなぁい?」
おっとりとした口調で菜々美が、琉詩に尋ねる。
「うん。おひるねしたから、ねむくないよ」
「そう…」
菜々美が両膝を突いて、立っている琉詩の背中に「ソッ」と両腕を回す。
「るうた君、ぎゅー」
菜々美が琉詩を抱き締める。
「あはははっ。ななみおねえちゃん、ぎゅー」
無邪気に笑いながら琉詩も「ギュッ」と、菜々美に抱き付く。
ルーシーが戻って来た。菜々美は琉詩から身体を離す。
「はい、琉詩ちゃん」
床に片膝を突いて、ルーシーから琉詩へ、ラッピングされた一輪の薔薇が手渡される。
「わぁ…、まっくろだぁ。これ、なんていうお花?」
「このお花はねぇ、薔薇よ」
「バラぁ?これ、バラなの?まっくろだよ?クロの〈えのぐ〉でぬったの?」
「う~ん、そうね…。絵の具で塗るっていうよりぃ…特殊な方法でぇ、花弁が黒くなるように育ててるみたい」
「ふ~ん…」
透明フィルムに包まれた薔薇に顔を近付け、琉詩は「クンクン」と香りを嗅いでから、花弁に触る。
「あっ、琉詩ちゃん。触るのは、ちょっとだけよぉ。花弁が取れちゃうと、見た目が悪くなっちゃうから」
「あ」
ルーシーに言われて、琉詩は指を引っ込めた。
「これはぁ琉詩ちゃんから、木己島様に『どうぞ』って…プレゼントしてあげてくれる?」
「ジミーに?」
琉詩に聞かれて、ルーシーが頷く。
「うんっ、わかったぁ」
リボンで結んだ根元部分を、琉詩は優しく両手に持つ。
「琉詩君」
「あ、いっくん」
琉詩が振り向くと、伊勢谷が居た。
「迎えに来たよ。シルクのパジャマ、似合ってるね」
伊勢谷はしゃがんで、琉詩の目線に合わせる。
「今夜は…木己島様と一緒に、映画を観る約束だったね?」
「うん、そうだよ」
「だから今夜はね、二階の『面会室』じゃなくって…ほら。前に車で案内した、会員の小父さん達がお泊まりしてる保養所へ行くからね。そちらで木己島様が、琉詩君を待ってるよ」
「ほよーじょ…あ。いろんなお家がぁ、あるところだよね?」
「うん。プロジェクターって解るかな?スクリーンが、こう…天井から下りてきて…」
伊勢谷が両腕を上げて、ゆっくり下ろす動作をする。
「そこに映像を映して観るんだ。だから映画館で観るみたいに、迫力があって楽しいよ」
「わぁ~、早く見たいっ」
「そうだよね。よしっ。じゃあ早速、行こう」
言いながら伊勢谷が「スッ」と立ち上がる。
「ねぇ、いっくん」
「ん?何だい?」
「ハルおにいちゃんと、ナナミおねえちゃんと、ルーシーちゃんもぉ、いっしょに〈えいが〉、見てもいーい?」
「え?」
伊勢谷は太い眉を上げて聞き返してから、陽達を一瞥する。
「だって…みんなで見たほうが、たのしいでしょ?」
「琉詩ちゃん…、うぐっ」
ルーシーが両手で自分の口を抑え、泣きそうになるのを堪える。
「…そうだよね。楽しいことって、皆で共有したいものだよね?う~ん、でもなぁ…ルーシーや陽達の、これからの予定はどうなんだろう…?どうだい、ルーシー?」
伊勢谷が自分の顎を抓みながら、ルーシーに顔を向ける。
「えっ!?…あぁ~、アタシは…これから約束があってぇ、そうっ、出掛けなきゃいけないのよぉ~。ざ~んねんっ」
「約束?デートかな?」
伊勢谷が穏やかに笑いかけ、尋ねる。だが、ルーシーを見つめる視線に穏やかさは微塵も感じられない。
「もう…、伊勢谷ちゃんたら。野暮なこと、聞かないでちょうだいっ」
「ハハ、ゴメンゴメン。…陽と菜々美は、どうかな?」
「…オレは…今から、勉強しないといけないから…。菜々美もだよな?」
「うん…」
陽に促され、菜々美は頷く。
「この後、菜々美と勉強するんだ。今日までに終わらせたい宿題があって…。ほら、オレ達…普通の学校じゃなくって、通信制だからさ…。やれる時に、やっとかないといけないんだ…」
「そっかぁ…」
琉詩は残念そうに俯く。
「さそってくれたのに…ゴメン」
「ううん」
顔を上げて、琉詩は首を左右に振る。
「ハルおにいちゃん、ナナミおねえちゃん。おべんきょう、がんばってね」
「うん…」
陽と菜々美は頷く。
「ぼくも〈あした〉、おべんきょう、がんばるっ」
「琉詩。また明日…、な」
陽は開いた右手を上げる。
「うんっ。バイバーイ」
手を振る琉詩。
「さあ、行こう。琉詩君」
伊勢谷が大きな手を下に伸ばす。
「うん」
琉詩は素直に手を出して、繋ぐ。
琉詩と伊勢谷が背を向け、リビングの扉の方へ歩き出す。
途端、陽は「ギュッ」と右手を閉じた。
「……」
広いリビングを通り抜け、伊勢谷が扉を開けて二人は出て行った。
「ハアァ~ッ」
ルーシーが溜め込んでいた息を、大きく吐いた。
陽は右手を下ろし、開く。
その手の平には、四つの爪痕が「クッキリ」と残っていた。
(続)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる