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第1章「0(ゼロ)」
二十話「早瀬 透②」
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「やあ、ごめんごめん。待たせてしまったね」
ドアがいきなり開いたと同時に、男性が明るい声で喋り出した。
応接室の中もそうだが、外の廊下も床はカーペット敷きになっていて、足音が聞こえず気配が全く感じられなかった。
早瀬は驚いた勢いも合わさって、瞬間的に立ち上がり気をつけの姿勢になる。そして反射的に上体を腰から曲げた。
にこやかな笑顔でやって来た男性は、早瀬の向かい側にある一人掛けソファーに、ゆったりと座った。
後から来たオールバックの男性が、その隣に座る。
「早瀬…透君、僕のこと知ってる?」
直接会うのは初めてだったが、今自分の目の前にいる男性のことを、早瀬は十分よく知っている。
「も、勿論です。『典厳社長』」
早瀬は、上体を起こして答える。
「しゃ、社長にお会いできて、光栄です!」
早瀬はそう言って、また上体を深く曲げた。
「そう、良かった。『会長やってる父さんのことは知ってるけど、社長やってる僕は知らない』なんて言われたら、どうしようかと思ったよ」
典厳は明るく話しながら、足を組んだ。
「ほらほら、君も座って」
「はい!失礼致します!」
早瀬は元気良く答え、頭を上げて腰を降ろした。
ノックの音がして、先ほどお茶と菓子皿を運んで来た女性が再びお盆を持って入室してきた。典厳と隣の男性の前に同じ物を並べている。
「あれ?甘い物苦手?」
早瀬の手つかずの菓子皿を見て、典厳が聞いた。
「あ、いえ…好きです」
「なら食べてごらんよ。そこらの物とは、ひと味違うよ。この店の和菓子はね、僕の家族も好物なんだ」
「はい、頂きます」
早瀬は最中の薄紙の包みをすぐさま開いて、パクっと食べた。
女性が早瀬の冷めたお茶を下げて、お盆に用意していた温かいお茶と差し替えた。
早瀬は、女性に会釈をする。
「…あ…本当ですね。…甘過ぎなくて、美味しいです」
緊張しながらも最中を味わい、早瀬が片手で口元を隠しながら感想を伝える。
「なかなかイケるだろう?中身も何種かあってね、僕の妻なんて一度に三つも食べてしまうほどだよ。早瀬君のご家族は甘い物とか、どうなの?」
「はい、母も弟も目がないです」
「そう、それは良いね。君、ちょっと」
典厳が、上司のお茶と菓子皿を片付けている女性を呼んだ。
「はい、社長」
女性が、典厳の横に来て屈んだ。典厳は何やら小声でボソボソと耳打ちする。
「承知しました」
女性は会釈をして、応接室を後にした。
「社長、そろそろ本題に」
ずっと黙って落ち着いた笑みを浮かべていた隣の男性が、初めて口を開いた。
「ああ、そうだったね。せっかく会えたんだし、早瀬君とゆっくり話したいところなんだけど、僕も次の予定があってね…あまり時間がないんだ」
典厳は組んでいた足を外し、寄り掛かっていた背もたれから背中を離して、居ずまいを正した。
「単刀直入に言うよ。早瀬君、うちの保養所で正式に社員として働いてみないかい?」
「…え」
「早瀬君もうちでアルバイトしてくれて、だいぶ経つだろう?君の勤務態度は、どの部署でも評判が良いんだよ。そろそろ就職活動の時期だし、早瀬君のような優秀な人材は他に奪われないように今のうちに確保しておきたくてね。勿論、返事は今この場でとは言わないよ。ああ、それとも…うちみたいに宿泊客のお世話ばかりする仕事より、もっと…別の業種での就職を考えてるのかな?」
「いえ!…御社で働かせて頂いて、サービス業に必要な事を沢山教えて頂きました。…僕が言うのもおこがましいですが、とてもやり甲斐のある仕事だと思っています!」
「そうかい!だったら、うちでの就職も考えてみてくれるね?」
「そんな、社長直々に…僕なんかに…願ってもないお話です」
「いや、実はね…うちも何人か新入社員の採用を検討する上で、早瀬君のことも少し調べさせてもらったんだが…お母様が、入院されてるとか…?」
「ええ…、そうです」
「それで…僕の友人には医者も結構いてね。差し出がましいとは思ったんだけれども、君のお母様に必要な治療のことを色々と聞いてみたんだよ。そしたら効果の高い治療になると、かなりの費用がかかってしまうそうじゃないか」
「はい…」
早瀬は家に弟が一人で待っているので、普段は仕事終わりに飲み歩いたりはしなかった。
でも弟が友達の家に泊まる時もあり、そんな日は社員の人達が飲みに誘ってくれてご馳走してくれた。
その時に母親の話題になり、社員の一人から自分にも闘病中の家族がいると聞かされ、お互いの病状や治療内容を詳しく話したことがあったのを、早瀬は思い出していた。
「うん。そこで相談なんだが…やっぱりこうゆうご家族の大切な話っていうのは、部下を通すよりも直接本人と顔を合わせて話し合うべきだと僕は常日頃、考えていてね。だから、早瀬君にもこうやって時間を作ってもらったわけなんだ…、で。もし君がうちの社員になってくれた暁には、お母様の治療費用を全額立て替えさせてもらいたいのだが…、どうかな?」
「…え?いえ、そんな…とんでもないです!先日も、教習所の費用を負担して頂いたばかりなのに…」
「ああ、それはうちとしても車を運転できる人間が多いに越したことはないから。必要経費みたいなもんだよ」
「でも免許を取得した後も車をお借りして練習できたので、今は運転も慣れて病院に通うのも楽になりました。体調の良い日は母を乗せてドライブもできます。社員の皆さんにも良くして頂いて…本当に、感謝しています」
「うんうん。そんな風に言ってくれると僕も嬉しいよ。ただ、誤解しないで欲しいのは…治療費用の援助は早瀬君だけ特別に、というわけではないんだ。うちのグループで働いてる社員達の中には君みたいな事情で、うちが費用を立て替えてる人間も結構いるよ。最初に必要な分を一括で立て替えて、毎月のお給料から返済してもらうという形で。ああ、だからと言ってどっかのブラック企業みたいにタダ働き同然で、長時間労働を強制したりはしないからね。返済は少しずつで構わないし、利子も無いよ。うちとしては変な金融会社から借金して、返済と利子に追われて肝心の仕事に支障をきたされる方がよっぽど困るんだ。金に目が眩んで、大事な顧客情報を社員に持ち出されたりでもしたら、それこそ大損失だしね」
姿勢良く話していた典厳の上体が、早瀬に向かって前のめりになっていく。
「うちはサービス業だからね。お客様に満足のいくサービスを提供するためには、先ずはうちで働く人間の余計な心配事を減らして、仕事に集中してもらうのが一番だろう?別に僕だってそこまでお人好しじゃあない。その人間の人となりを見た上で、援助の話をさせてもらっているつもりだよ。君は今まで通り、会員の皆様には誠実に応対して表からは見えない裏の仕事も、手を抜かずにやってくれれば。だから…早瀬君もあんまり重く受け止めずに、僕の好意を素直に受け取ってはもらえないだろうか?」
「…何と言っていいか…」
早瀬の眼から涙が溢れ、一筋頬に伝う。
「おいおい、どうしたんだい?何か…早瀬君の気に障ることでも言ってしまったかな?」
「いいえ!…なんだか、夢のようなお話で…。僕のような者でも社員として働かせて頂けるのなら、御社に誠心誠意尽くしたいと思っています!」
「そうかいそうかい、それなら話は早いね!僕もわざわざ時間を空けて、早瀬君に会いに来た甲斐があったよ!では早速、社員として迎える手続きをとらせてもらうことにするよ、いいだろう?」
「はい!宜しくお願い致します!」
早瀬は立ち上がって、深々とお辞儀をした。
そこにノックの音がして、先ほどお茶を運んできた女性が幅のある大きな紙袋を持って入室してきた。
「社長、こちらで宜しいでしょうか?」
女性が典厳の横まで行って、紙袋の中を見せる。
「うん、良いんじゃない。じゃ、これを早瀬君にお渡しして」
「はい」
立ったままの早瀬の方へ、女性が近づく。
「どうぞ」
女性は上司が座っていた場所に紙袋を置いて、退室した。
早瀬が、典厳の顔を見る。
「ああ。これはね、さっき君が食べた最中の詰め合わせだよ。いやあ、以前ある会社のパーティーに妻と参加した時にね、この店の和菓子が好物だって話をしたんだよ。そうしたら、ここの物ばかりが我が家に贈られてくるようになってしまってね…」
典厳が自分の菓子皿にある未開封の最中を手に取り、溜め息を吐いた。
「まあ有難いことではあるんだけど、いくら好物といっても流石に毎日続けてとなるとね…。秘書達の休憩室にも置いてもらったんだがダイエットしてる子もいてね、なかなか片づかなくて困ってるんだ。長く日持ちする物でもないし、君も少し持って帰ってくれないかな?」
「あ…そうゆうことでしたら…」
「うん、この店以外の物もいくつか入れてもらったからね。どうせ全部頂き物だし、我が家では食べきれない物ばかりだから。協力してくれると助かるよ」
「ありがとうございます。僕の家族も喜びます」
* * *
ーー今にして思えば「何て上手すぎる話だろう」と、早瀬は苦笑する。
(続)
ドアがいきなり開いたと同時に、男性が明るい声で喋り出した。
応接室の中もそうだが、外の廊下も床はカーペット敷きになっていて、足音が聞こえず気配が全く感じられなかった。
早瀬は驚いた勢いも合わさって、瞬間的に立ち上がり気をつけの姿勢になる。そして反射的に上体を腰から曲げた。
にこやかな笑顔でやって来た男性は、早瀬の向かい側にある一人掛けソファーに、ゆったりと座った。
後から来たオールバックの男性が、その隣に座る。
「早瀬…透君、僕のこと知ってる?」
直接会うのは初めてだったが、今自分の目の前にいる男性のことを、早瀬は十分よく知っている。
「も、勿論です。『典厳社長』」
早瀬は、上体を起こして答える。
「しゃ、社長にお会いできて、光栄です!」
早瀬はそう言って、また上体を深く曲げた。
「そう、良かった。『会長やってる父さんのことは知ってるけど、社長やってる僕は知らない』なんて言われたら、どうしようかと思ったよ」
典厳は明るく話しながら、足を組んだ。
「ほらほら、君も座って」
「はい!失礼致します!」
早瀬は元気良く答え、頭を上げて腰を降ろした。
ノックの音がして、先ほどお茶と菓子皿を運んで来た女性が再びお盆を持って入室してきた。典厳と隣の男性の前に同じ物を並べている。
「あれ?甘い物苦手?」
早瀬の手つかずの菓子皿を見て、典厳が聞いた。
「あ、いえ…好きです」
「なら食べてごらんよ。そこらの物とは、ひと味違うよ。この店の和菓子はね、僕の家族も好物なんだ」
「はい、頂きます」
早瀬は最中の薄紙の包みをすぐさま開いて、パクっと食べた。
女性が早瀬の冷めたお茶を下げて、お盆に用意していた温かいお茶と差し替えた。
早瀬は、女性に会釈をする。
「…あ…本当ですね。…甘過ぎなくて、美味しいです」
緊張しながらも最中を味わい、早瀬が片手で口元を隠しながら感想を伝える。
「なかなかイケるだろう?中身も何種かあってね、僕の妻なんて一度に三つも食べてしまうほどだよ。早瀬君のご家族は甘い物とか、どうなの?」
「はい、母も弟も目がないです」
「そう、それは良いね。君、ちょっと」
典厳が、上司のお茶と菓子皿を片付けている女性を呼んだ。
「はい、社長」
女性が、典厳の横に来て屈んだ。典厳は何やら小声でボソボソと耳打ちする。
「承知しました」
女性は会釈をして、応接室を後にした。
「社長、そろそろ本題に」
ずっと黙って落ち着いた笑みを浮かべていた隣の男性が、初めて口を開いた。
「ああ、そうだったね。せっかく会えたんだし、早瀬君とゆっくり話したいところなんだけど、僕も次の予定があってね…あまり時間がないんだ」
典厳は組んでいた足を外し、寄り掛かっていた背もたれから背中を離して、居ずまいを正した。
「単刀直入に言うよ。早瀬君、うちの保養所で正式に社員として働いてみないかい?」
「…え」
「早瀬君もうちでアルバイトしてくれて、だいぶ経つだろう?君の勤務態度は、どの部署でも評判が良いんだよ。そろそろ就職活動の時期だし、早瀬君のような優秀な人材は他に奪われないように今のうちに確保しておきたくてね。勿論、返事は今この場でとは言わないよ。ああ、それとも…うちみたいに宿泊客のお世話ばかりする仕事より、もっと…別の業種での就職を考えてるのかな?」
「いえ!…御社で働かせて頂いて、サービス業に必要な事を沢山教えて頂きました。…僕が言うのもおこがましいですが、とてもやり甲斐のある仕事だと思っています!」
「そうかい!だったら、うちでの就職も考えてみてくれるね?」
「そんな、社長直々に…僕なんかに…願ってもないお話です」
「いや、実はね…うちも何人か新入社員の採用を検討する上で、早瀬君のことも少し調べさせてもらったんだが…お母様が、入院されてるとか…?」
「ええ…、そうです」
「それで…僕の友人には医者も結構いてね。差し出がましいとは思ったんだけれども、君のお母様に必要な治療のことを色々と聞いてみたんだよ。そしたら効果の高い治療になると、かなりの費用がかかってしまうそうじゃないか」
「はい…」
早瀬は家に弟が一人で待っているので、普段は仕事終わりに飲み歩いたりはしなかった。
でも弟が友達の家に泊まる時もあり、そんな日は社員の人達が飲みに誘ってくれてご馳走してくれた。
その時に母親の話題になり、社員の一人から自分にも闘病中の家族がいると聞かされ、お互いの病状や治療内容を詳しく話したことがあったのを、早瀬は思い出していた。
「うん。そこで相談なんだが…やっぱりこうゆうご家族の大切な話っていうのは、部下を通すよりも直接本人と顔を合わせて話し合うべきだと僕は常日頃、考えていてね。だから、早瀬君にもこうやって時間を作ってもらったわけなんだ…、で。もし君がうちの社員になってくれた暁には、お母様の治療費用を全額立て替えさせてもらいたいのだが…、どうかな?」
「…え?いえ、そんな…とんでもないです!先日も、教習所の費用を負担して頂いたばかりなのに…」
「ああ、それはうちとしても車を運転できる人間が多いに越したことはないから。必要経費みたいなもんだよ」
「でも免許を取得した後も車をお借りして練習できたので、今は運転も慣れて病院に通うのも楽になりました。体調の良い日は母を乗せてドライブもできます。社員の皆さんにも良くして頂いて…本当に、感謝しています」
「うんうん。そんな風に言ってくれると僕も嬉しいよ。ただ、誤解しないで欲しいのは…治療費用の援助は早瀬君だけ特別に、というわけではないんだ。うちのグループで働いてる社員達の中には君みたいな事情で、うちが費用を立て替えてる人間も結構いるよ。最初に必要な分を一括で立て替えて、毎月のお給料から返済してもらうという形で。ああ、だからと言ってどっかのブラック企業みたいにタダ働き同然で、長時間労働を強制したりはしないからね。返済は少しずつで構わないし、利子も無いよ。うちとしては変な金融会社から借金して、返済と利子に追われて肝心の仕事に支障をきたされる方がよっぽど困るんだ。金に目が眩んで、大事な顧客情報を社員に持ち出されたりでもしたら、それこそ大損失だしね」
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「うちはサービス業だからね。お客様に満足のいくサービスを提供するためには、先ずはうちで働く人間の余計な心配事を減らして、仕事に集中してもらうのが一番だろう?別に僕だってそこまでお人好しじゃあない。その人間の人となりを見た上で、援助の話をさせてもらっているつもりだよ。君は今まで通り、会員の皆様には誠実に応対して表からは見えない裏の仕事も、手を抜かずにやってくれれば。だから…早瀬君もあんまり重く受け止めずに、僕の好意を素直に受け取ってはもらえないだろうか?」
「…何と言っていいか…」
早瀬の眼から涙が溢れ、一筋頬に伝う。
「おいおい、どうしたんだい?何か…早瀬君の気に障ることでも言ってしまったかな?」
「いいえ!…なんだか、夢のようなお話で…。僕のような者でも社員として働かせて頂けるのなら、御社に誠心誠意尽くしたいと思っています!」
「そうかいそうかい、それなら話は早いね!僕もわざわざ時間を空けて、早瀬君に会いに来た甲斐があったよ!では早速、社員として迎える手続きをとらせてもらうことにするよ、いいだろう?」
「はい!宜しくお願い致します!」
早瀬は立ち上がって、深々とお辞儀をした。
そこにノックの音がして、先ほどお茶を運んできた女性が幅のある大きな紙袋を持って入室してきた。
「社長、こちらで宜しいでしょうか?」
女性が典厳の横まで行って、紙袋の中を見せる。
「うん、良いんじゃない。じゃ、これを早瀬君にお渡しして」
「はい」
立ったままの早瀬の方へ、女性が近づく。
「どうぞ」
女性は上司が座っていた場所に紙袋を置いて、退室した。
早瀬が、典厳の顔を見る。
「ああ。これはね、さっき君が食べた最中の詰め合わせだよ。いやあ、以前ある会社のパーティーに妻と参加した時にね、この店の和菓子が好物だって話をしたんだよ。そうしたら、ここの物ばかりが我が家に贈られてくるようになってしまってね…」
典厳が自分の菓子皿にある未開封の最中を手に取り、溜め息を吐いた。
「まあ有難いことではあるんだけど、いくら好物といっても流石に毎日続けてとなるとね…。秘書達の休憩室にも置いてもらったんだがダイエットしてる子もいてね、なかなか片づかなくて困ってるんだ。長く日持ちする物でもないし、君も少し持って帰ってくれないかな?」
「あ…そうゆうことでしたら…」
「うん、この店以外の物もいくつか入れてもらったからね。どうせ全部頂き物だし、我が家では食べきれない物ばかりだから。協力してくれると助かるよ」
「ありがとうございます。僕の家族も喜びます」
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