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マリアナ沖海戦
第45話 第一機動艦隊
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マリアナ方面の防衛を担当する第一航空艦隊司令部より「太平洋艦隊来寇セリ」との急報を受けた連合艦隊の各部隊は抜錨、その舳先を南東へと向けた。
総指揮は第一遊撃部隊の旗艦「信濃」に座乗する小沢中将がこれを執る。
六個機動部隊それに三個水上打撃部隊からなるこれら戦力は第一機動艦隊と呼称されている。
空母が二七隻に戦艦が四隻、それに巡洋艦が二五隻に駆逐艦が七四隻という、帝国海軍始まって以来の大戦力だった。
第一機動艦隊
第一遊撃部隊
「信濃」(零戦四八、彩雲二四)
「龍驤」(零戦二四、九七艦攻三)
「日進」(零戦二四、九七艦攻三)
戦艦「大和」「武蔵」
重巡「愛宕」「高雄」「摩耶」「鳥海」
軽巡「矢矧」
駆逐艦「沖波」「岸波」「長波」「巻波」「高波」「大波」「清波」「玉波」「涼波」「藤波」
第二遊撃部隊
「瑞鳳」(零戦二四、九七艦攻三)
「祥鳳」(零戦二四、九七艦攻三)
「龍鳳」(零戦二四、九七艦攻三)
重巡「熊野」「鈴谷」「最上」「三隈」
軽巡「能代」
駆逐艦「雪風」「初風」「天津風」「時津風」「浦風」「磯風」「浜風」「谷風」
第三遊撃部隊
「千歳」(零戦二四、九七艦攻三)
「千代田」(零戦二四、九七艦攻三)
「瑞穂」(零戦二四、九七艦攻三)
重巡「妙高」「羽黒」「足柄」「那智」
軽巡「阿賀野」
駆逐艦「巻雲」「風雲」「秋雲」「夕雲」「野分」「嵐」「萩風」「舞風」
第三艦隊
「飛龍」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「蒼龍」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「雲龍」(零戦三六、彗星三、天山一八)
軽巡「那珂」「神通」
駆逐艦「霜月」「冬月」「朝霜」「早霜」「秋霜」「清霜」「早波」「浜波」
第四艦隊
「天城」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「葛城」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「笠置」(零戦三六、彗星三、天山一八)
軽巡「川内」「阿武隈」
駆逐艦「新月」「若月」「黒潮」「親潮」「朝潮」「大潮」「満潮」「荒潮」
第五艦隊
「赤城」(零戦四八、天山一八)
「金剛」(零戦三六、天山一八)
「比叡」(零戦三六、天山一八)
重巡「利根」
軽巡「五十鈴」
駆逐艦「涼月」「初月」「陽炎」「不知火」「霞」「朝雲」「山雲」「峯雲」
第六艦隊
「加賀」(零戦四八、彗星九、天山一八)
「榛名」(零戦三六、天山一八)
「霧島」(零戦三六、天山一八)
重巡「筑摩」
軽巡「鬼怒」
駆逐艦「秋月」「照月」「時雨」「村雨」「春雨」「五月雨」「早潮」「夕暮」
第七艦隊
「伊勢」(零戦三六、天山一八)
「日向」(零戦三六、天山一八)
「隼鷹」(零戦三六、天山一二)
戦艦「長門」
軽巡「名取」
駆逐艦「海風」「江風」「涼風」「白露」「桑」「桐」「杉」「槇」
第八艦隊
「山城」(零戦三六、天山一八)
「扶桑」(零戦三六、天山一八)
「飛鷹」(零戦三六、天山一二)
戦艦「陸奥」
軽巡「長良」
駆逐艦「初春」「若葉」「初霜」「有明」「松」「竹」「梅」「桃」
第一機動艦隊は前衛に三個遊撃部隊、その後方に六個機動部隊を配置する形となっている。
これらの中で新たに戦力に加わったのは空母「信濃」と同じく四隻の「雲龍」型空母、それに八隻の「松」型駆逐艦だった。
このうち、「信濃」は「大和」型三番艦として建造される予定だった戦艦を空母へと改造したものだ。
その「信濃」の運命を変えたのはマーシャル沖海戦だった。
同海戦で当時の母艦航空隊は四隻の米戦艦をあっさりと撃沈した。
そのことで、艦上機が持つ威力を再認識した帝国海軍上層部は、当時船体工事中だった「信濃」を戦艦ではなく空母として完成させるよう、方針を大転換した。
艦型が巨大なゆえに、多数の艦上機を運用できる「信濃」の工事は最優先とされ、昭和一九年春にその完成を見たのだった。
その「信濃」は格納庫だけで五〇機近くを収容でき、さらに飛行甲板露天繋止を実施すれば八〇機以上の搭載が可能だと見積もられていた。
しかし、目一杯搭載した場合は当然のこととして飛行甲板の運用が窮屈なものとなる。
そのことで、定数については余裕を見てこれを七二機としていた。
また、同空母は飛行甲板に装甲を施しており、急降下爆撃機が投じる五〇〇キロ爆弾にも耐えられる構造になっている。
「雲龍」と「天城」それに「葛城」と「笠置」は戦時急造空母として計画、建造が進められた艦だった。
もともと、帝国海軍は空母についてはこれを改造艦で数を揃えることとしていた。
一から空母を建造するよりも、既存艦を改造したほうが安上がりだからだ。
ただ、いかに帝国海軍といえども、空母に改造できるような大型艦はそう多くは保有していない。
それでも「大和」や「武蔵」それに「長門」や「陸奥」といった戦艦は残っている。
しかし、これら艦は手間や資材、あるいは国民に対する知名度などの問題もあって、空母に改造するのは憚られた。
そうなると、空母を増勢するためには一から建造するしかない。
そして、帝国海軍で最初から空母として建造された艦の中で、最も新しいものは「飛龍」だった。
そのことで「雲龍」型空母は「飛龍」の図面を流用してその計画が進められた。
ただ、建造において最大のネックとなるエンジンについては、こちらは比較的製造が容易な駆逐艦用の主機と主缶を搭載している。
その影響で、「雲龍」型空母はオリジナルの「飛龍」よりも五〇〇〇〇馬力近く出力が低下した。
このため、「雲龍」型空母の最高速力は三二ノット弱にとどまっている。
「松」型駆逐艦もまた「雲龍」型空母と同様に、戦時急造艦と言っていいものだった。
こちらは数を必要としていたことから、「雲龍」型空母以上にエンジン出力を妥協している。
「鴻」型水雷艇の機関を流用したそれは、一九〇〇〇馬力しか発揮することが出来ず、このため最高速力は二七ノット台と駆逐艦としては著しく劣速だった。
ただ、「松」型駆逐艦が配備された第七艦隊と第八艦隊の空母はそのいずれもが最高速力が二五ノット程度だったこともあり、二七ノットという速力は大きな問題とはされていない。
むしろ、主砲に高角砲を採用したうえにさらに対潜装備も充実していることから、「松」型駆逐艦の配備については歓迎されていた。
さらに、艦上機もニューフェイスが登場している。
このうち彩雲は三座の偵察機で、その最高速度は六〇〇キロを超える。
ただ、速度性能に特化した機体形状ゆえに発艦に長い距離を要し、加えて着艦速度は従来機に比べて相当に速いものだった。
このため、彩雲の運用は広大な飛行甲板を持つ「信濃」のみに限定されている。
制空権獲得の要となる戦闘機だが、こちらは零戦のままだった。
しかし、その零戦は従来の四三型から五四型へと切り替わっている。
両者の最も大きな違いは搭載しているエンジンだった。
四三型が五〇系統の金星発動機なのに対し、五四型のほうは誉発動機をその心臓としている。
誉は金星に比べて排気量が大きい一方で、空気抵抗となる直径はむしろ小さい。
そのうえ、信頼性確保のための出力制限をかけてなお金星より四割も大きい一八五〇馬力を発揮する。
これは二一型の二倍近い出力だ。
このことで、五四型は大幅な重量増にもかかわらず、しかしこれまでの零戦とは段違いの機動性をその身に宿した。
また、胴体や翼の肉厚を増し、機体強度も大きく向上している。
この結果、降下制限速度も大幅に緩和された。
また、武装も強化され、両翼にそれぞれ二号機銃を二丁装備している。
さらに、これら二号機銃はベルト給弾機構の開発によって装弾数が増し、従来の一〇〇発から二〇〇発へと倍増した。
それと、二〇ミリ機銃は発射の反動が大きいが、しかし胴体と翼を強化したことによって、その衝撃を十分に受け止めることが可能となっている。
そして、新戦力を加えた第一機動艦隊はマリアナ沖で太平洋艦隊に決戦を挑む。
双方に戦いを避ける意志は無い。
激突は必至だった。
総指揮は第一遊撃部隊の旗艦「信濃」に座乗する小沢中将がこれを執る。
六個機動部隊それに三個水上打撃部隊からなるこれら戦力は第一機動艦隊と呼称されている。
空母が二七隻に戦艦が四隻、それに巡洋艦が二五隻に駆逐艦が七四隻という、帝国海軍始まって以来の大戦力だった。
第一機動艦隊
第一遊撃部隊
「信濃」(零戦四八、彩雲二四)
「龍驤」(零戦二四、九七艦攻三)
「日進」(零戦二四、九七艦攻三)
戦艦「大和」「武蔵」
重巡「愛宕」「高雄」「摩耶」「鳥海」
軽巡「矢矧」
駆逐艦「沖波」「岸波」「長波」「巻波」「高波」「大波」「清波」「玉波」「涼波」「藤波」
第二遊撃部隊
「瑞鳳」(零戦二四、九七艦攻三)
「祥鳳」(零戦二四、九七艦攻三)
「龍鳳」(零戦二四、九七艦攻三)
重巡「熊野」「鈴谷」「最上」「三隈」
軽巡「能代」
駆逐艦「雪風」「初風」「天津風」「時津風」「浦風」「磯風」「浜風」「谷風」
第三遊撃部隊
「千歳」(零戦二四、九七艦攻三)
「千代田」(零戦二四、九七艦攻三)
「瑞穂」(零戦二四、九七艦攻三)
重巡「妙高」「羽黒」「足柄」「那智」
軽巡「阿賀野」
駆逐艦「巻雲」「風雲」「秋雲」「夕雲」「野分」「嵐」「萩風」「舞風」
第三艦隊
「飛龍」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「蒼龍」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「雲龍」(零戦三六、彗星三、天山一八)
軽巡「那珂」「神通」
駆逐艦「霜月」「冬月」「朝霜」「早霜」「秋霜」「清霜」「早波」「浜波」
第四艦隊
「天城」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「葛城」(零戦三六、彗星三、天山一八)
「笠置」(零戦三六、彗星三、天山一八)
軽巡「川内」「阿武隈」
駆逐艦「新月」「若月」「黒潮」「親潮」「朝潮」「大潮」「満潮」「荒潮」
第五艦隊
「赤城」(零戦四八、天山一八)
「金剛」(零戦三六、天山一八)
「比叡」(零戦三六、天山一八)
重巡「利根」
軽巡「五十鈴」
駆逐艦「涼月」「初月」「陽炎」「不知火」「霞」「朝雲」「山雲」「峯雲」
第六艦隊
「加賀」(零戦四八、彗星九、天山一八)
「榛名」(零戦三六、天山一八)
「霧島」(零戦三六、天山一八)
重巡「筑摩」
軽巡「鬼怒」
駆逐艦「秋月」「照月」「時雨」「村雨」「春雨」「五月雨」「早潮」「夕暮」
第七艦隊
「伊勢」(零戦三六、天山一八)
「日向」(零戦三六、天山一八)
「隼鷹」(零戦三六、天山一二)
戦艦「長門」
軽巡「名取」
駆逐艦「海風」「江風」「涼風」「白露」「桑」「桐」「杉」「槇」
第八艦隊
「山城」(零戦三六、天山一八)
「扶桑」(零戦三六、天山一八)
「飛鷹」(零戦三六、天山一二)
戦艦「陸奥」
軽巡「長良」
駆逐艦「初春」「若葉」「初霜」「有明」「松」「竹」「梅」「桃」
第一機動艦隊は前衛に三個遊撃部隊、その後方に六個機動部隊を配置する形となっている。
これらの中で新たに戦力に加わったのは空母「信濃」と同じく四隻の「雲龍」型空母、それに八隻の「松」型駆逐艦だった。
このうち、「信濃」は「大和」型三番艦として建造される予定だった戦艦を空母へと改造したものだ。
その「信濃」の運命を変えたのはマーシャル沖海戦だった。
同海戦で当時の母艦航空隊は四隻の米戦艦をあっさりと撃沈した。
そのことで、艦上機が持つ威力を再認識した帝国海軍上層部は、当時船体工事中だった「信濃」を戦艦ではなく空母として完成させるよう、方針を大転換した。
艦型が巨大なゆえに、多数の艦上機を運用できる「信濃」の工事は最優先とされ、昭和一九年春にその完成を見たのだった。
その「信濃」は格納庫だけで五〇機近くを収容でき、さらに飛行甲板露天繋止を実施すれば八〇機以上の搭載が可能だと見積もられていた。
しかし、目一杯搭載した場合は当然のこととして飛行甲板の運用が窮屈なものとなる。
そのことで、定数については余裕を見てこれを七二機としていた。
また、同空母は飛行甲板に装甲を施しており、急降下爆撃機が投じる五〇〇キロ爆弾にも耐えられる構造になっている。
「雲龍」と「天城」それに「葛城」と「笠置」は戦時急造空母として計画、建造が進められた艦だった。
もともと、帝国海軍は空母についてはこれを改造艦で数を揃えることとしていた。
一から空母を建造するよりも、既存艦を改造したほうが安上がりだからだ。
ただ、いかに帝国海軍といえども、空母に改造できるような大型艦はそう多くは保有していない。
それでも「大和」や「武蔵」それに「長門」や「陸奥」といった戦艦は残っている。
しかし、これら艦は手間や資材、あるいは国民に対する知名度などの問題もあって、空母に改造するのは憚られた。
そうなると、空母を増勢するためには一から建造するしかない。
そして、帝国海軍で最初から空母として建造された艦の中で、最も新しいものは「飛龍」だった。
そのことで「雲龍」型空母は「飛龍」の図面を流用してその計画が進められた。
ただ、建造において最大のネックとなるエンジンについては、こちらは比較的製造が容易な駆逐艦用の主機と主缶を搭載している。
その影響で、「雲龍」型空母はオリジナルの「飛龍」よりも五〇〇〇〇馬力近く出力が低下した。
このため、「雲龍」型空母の最高速力は三二ノット弱にとどまっている。
「松」型駆逐艦もまた「雲龍」型空母と同様に、戦時急造艦と言っていいものだった。
こちらは数を必要としていたことから、「雲龍」型空母以上にエンジン出力を妥協している。
「鴻」型水雷艇の機関を流用したそれは、一九〇〇〇馬力しか発揮することが出来ず、このため最高速力は二七ノット台と駆逐艦としては著しく劣速だった。
ただ、「松」型駆逐艦が配備された第七艦隊と第八艦隊の空母はそのいずれもが最高速力が二五ノット程度だったこともあり、二七ノットという速力は大きな問題とはされていない。
むしろ、主砲に高角砲を採用したうえにさらに対潜装備も充実していることから、「松」型駆逐艦の配備については歓迎されていた。
さらに、艦上機もニューフェイスが登場している。
このうち彩雲は三座の偵察機で、その最高速度は六〇〇キロを超える。
ただ、速度性能に特化した機体形状ゆえに発艦に長い距離を要し、加えて着艦速度は従来機に比べて相当に速いものだった。
このため、彩雲の運用は広大な飛行甲板を持つ「信濃」のみに限定されている。
制空権獲得の要となる戦闘機だが、こちらは零戦のままだった。
しかし、その零戦は従来の四三型から五四型へと切り替わっている。
両者の最も大きな違いは搭載しているエンジンだった。
四三型が五〇系統の金星発動機なのに対し、五四型のほうは誉発動機をその心臓としている。
誉は金星に比べて排気量が大きい一方で、空気抵抗となる直径はむしろ小さい。
そのうえ、信頼性確保のための出力制限をかけてなお金星より四割も大きい一八五〇馬力を発揮する。
これは二一型の二倍近い出力だ。
このことで、五四型は大幅な重量増にもかかわらず、しかしこれまでの零戦とは段違いの機動性をその身に宿した。
また、胴体や翼の肉厚を増し、機体強度も大きく向上している。
この結果、降下制限速度も大幅に緩和された。
また、武装も強化され、両翼にそれぞれ二号機銃を二丁装備している。
さらに、これら二号機銃はベルト給弾機構の開発によって装弾数が増し、従来の一〇〇発から二〇〇発へと倍増した。
それと、二〇ミリ機銃は発射の反動が大きいが、しかし胴体と翼を強化したことによって、その衝撃を十分に受け止めることが可能となっている。
そして、新戦力を加えた第一機動艦隊はマリアナ沖で太平洋艦隊に決戦を挑む。
双方に戦いを避ける意志は無い。
激突は必至だった。
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