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第4話 運命の出会い、銀髪の公爵
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雪がすっかりやんだ翌朝、リリアナは静かな陽光に包まれて目を覚ました。客間の窓辺から差し込む光は柔らかく、昨夜とは違う温もりに満ちていた。寝台の横には侍女クラリスが控えており、すでに朝食の準備を済ませている。
「おはようございます、リリアナ様。公爵閣下がお呼びです。朝食を一緒に、と。」
「……一緒に、ですか?」
「はい。いつもはひとりで召し上がるお方ですが、今日は特別のようですよ。」
その言葉に胸が少し高鳴った。支度を整えて食堂へ向かう途中、館の大理石の床を踏む音が響くたび、自分が寝る場所と呼べる屋根があるという現実が不思議に思えた。
広い食堂では、ユリウスがすでに席に着いていた。銀の髪が朝日を受けて淡く輝き、冷たくも穏やかな雰囲気を纏っている。食卓には果物、温かなスープ、焼きたてのパンと、香り高い紅茶が並んでいた。
「おはようございます、リリアナ嬢。」
「おはようございます、公爵様。」
「ユリウスで構いません。婚約者ですから、他人行儀はやめましょう。」
「……は、はい。」
彼の言葉を聞いた瞬間、まだ“偽り”の関係であることを思い出しながらも、どこか胸がくすぐったくなる。不器用に頷くと、ユリウスは軽く笑ってカップを手に取った。
「今日、少し外を案内したいのです。屋敷の周辺と、私の領事館。それから……この街でのあなたの立場について、正式に発表しようと思います。」
「正式に……?」
「ええ。明日の新聞に、私の婚約者としてあなたの名を載せます。」
熱い紅茶を飲もうとした手が止まった。あまりに突然だった。
「そんなことを……すれば、きっと噂になります。」
「なるでしょうね。だが、必要なことです。あなたを公的に守ることにもなる。王国から逃げた令嬢ではなく、ルーヴェン公爵の伴侶として。」
ユリウスの眼差しに、迷いはひとつもなかった。彼には確固たる目的があるのだと、その瞬間に理解した。
「分かりました……。ただ、私にできることは少ないかと。」
「できることは一つでいい。“ここにいる”ことです。」
その一言が胸に深く残った。背筋を伸ばして食事を終えたあと、リリアナは新しい外套に袖を通し、再び馬車に乗り込んだ。
街は前夜の雪を残し、道の端に陽光で溶けかけた白い層をまとっていた。ルーヴェンの建築は王国のものより直線的で、光を反射する窓が多い。道行く人々も、飾らず生き生きとしているように見える。
「ここが、私の領事館です。政治上、王国とやり取りをするための場ですね。」
ユリウスは馬車を降りながら説明した。建物の前に並ぶ衛兵たちは、彼がリリアナを伴っているのを見ると、驚きと敬意を入り交ぜた表情で一礼する。
「噂が流れる前に、自分の目で見る人々を信じることです。人の言葉に惑わされないように。」
「あなたが、そうしてきたのですか?」
ユリウスは一瞬だけ目を細めた。その瞳には、どこか痛みのような光が宿っていた。
「私も昔、同じように追われたことがあるのです。国家の裏切り者だと囁かれ、友を失い、孤独の中で生きた時期がありました。今のあなたの痛みは、決して他人事ではありません。」
「……そうだったのですか。」
「だから、あなたを放っておけなかった。それに……あなたを利用するだけの人間には、なりたくない。」
静かな声に、リリアナの喉が熱くなった。言葉を失い、ただ頷くしかできなかった。
その後、領事館を見学し、午後には館へ戻った。玄関をくぐると、執事が報告のように言った。
「閣下、先ほど王国の使者がお見えになりました。」
ユリウスの眉がわずかに動く。「詳細を。」
「“前王子殿下”の命により、公爵閣下が一時帰国すべきとの命令を認める書簡を……。」
「はやいな。噂の広がりは予想以上だ。」
リリアナは背筋が凍る思いがした。まさか、ここまで早く自分の存在が知られてしまうとは。
「……私のせいでしょうか。」
「違います。」ユリウスが即座に言った。「あなたを守るために公にしたことで、あちらの神経を刺激しただけ。むしろこれは良い反応です。」
「良い……?」
「国は、私の動きに関心を持っている。それは交渉の余地があるということ。」
彼の冷静さに圧倒される。リリアナが戸惑っている間に、ユリウスは軽く手をあげ、視線を向けた。
「これから二、三日は屋敷で静かにしていてください。来客がある。この件について話を通す必要があるので。」
「……わかりました。」
午後の光が傾き始めるころ、リリアナは自室に戻った。鏡の前に座りながら、少し乱れた髪を梳かす。目元に残る疲れを誤魔化しながらも、心の奥では確かに何かが変わり始めていた。
彼の中に触れた記憶。失われた立場でもなお、誰かを守ろうとするその強さが、魅力として心に刻まれている。偽りの婚約――そのはずなのに、彼の言葉ひとつが胸の奥を温めた。
夕食の時間、再び招かれて食堂に向かうと、ユリウスはすでに席についていた。机の上には赤いバラが一輪、花瓶に挿されている。
「ルーヴェンでは、婚約者にバラを贈る習慣があるんです。」
差し出された花に、リリアナは目を見張った。
「そんな……仮の婚約なのに。」
「形式でも、習わしを軽んじるのは失礼ですから。」
彼の声は柔らかいが、どこか照れのような響きがあった。リリアナはそっと花を受け取り、胸元に抱えた。赤い花弁が彼の瞳の銀色を反射し、二人の間をかすかに染める。
「……ユリウス様。こうしていると、本当に婚約者のように思えてしまいます。」
「偽りでも、今はそうです。ここでは“形”が現実を作ることもありますから。」
「形が現実を……?」
「誰もが信じ続ければ、それは真実になる。世の中は、そうやって成り立っている。」
リリアナはその言葉を反芻した。自分の名誉が崩れたのも、誰かが悪意を“信じた”からだ。ならば、自分を受け入れる人が信じてくれる世界を築けば、もう一度やり直せるのだろうか。
食事の終わり、ユリウスはグラスのワインを口にしたあと、静かに言った。
「明日は正式な会見を行います。王国の貴族たちの中には、あなたを知る者もいるでしょう。誰がどんな視線を向けても、堂々と笑うこと。それが今のあなたの最大の武器です。」
「……はい。やってみます。」
「もし不安なら、私の隣を離れないでください。」
「……わかりました。」
その夜、リリアナの眠りは浅かった。窓の外では風が木々を揺らし、時折枝先の雪がしずくとなって落ちる。その音が静寂を裂くたび、彼の穏やかな声と瞳が頭に浮かぶ。
仮の婚約。始まりは救いだった。けれど今は、それが少しずつ形を変えて心に浸透している。
――もしも、この手をずっと離さなかったら?
そんなことを考えた瞬間、焦るように目を閉じた。けれど、胸の奥で高鳴る鼓動は、もう止められなかった。
(続く)
「おはようございます、リリアナ様。公爵閣下がお呼びです。朝食を一緒に、と。」
「……一緒に、ですか?」
「はい。いつもはひとりで召し上がるお方ですが、今日は特別のようですよ。」
その言葉に胸が少し高鳴った。支度を整えて食堂へ向かう途中、館の大理石の床を踏む音が響くたび、自分が寝る場所と呼べる屋根があるという現実が不思議に思えた。
広い食堂では、ユリウスがすでに席に着いていた。銀の髪が朝日を受けて淡く輝き、冷たくも穏やかな雰囲気を纏っている。食卓には果物、温かなスープ、焼きたてのパンと、香り高い紅茶が並んでいた。
「おはようございます、リリアナ嬢。」
「おはようございます、公爵様。」
「ユリウスで構いません。婚約者ですから、他人行儀はやめましょう。」
「……は、はい。」
彼の言葉を聞いた瞬間、まだ“偽り”の関係であることを思い出しながらも、どこか胸がくすぐったくなる。不器用に頷くと、ユリウスは軽く笑ってカップを手に取った。
「今日、少し外を案内したいのです。屋敷の周辺と、私の領事館。それから……この街でのあなたの立場について、正式に発表しようと思います。」
「正式に……?」
「ええ。明日の新聞に、私の婚約者としてあなたの名を載せます。」
熱い紅茶を飲もうとした手が止まった。あまりに突然だった。
「そんなことを……すれば、きっと噂になります。」
「なるでしょうね。だが、必要なことです。あなたを公的に守ることにもなる。王国から逃げた令嬢ではなく、ルーヴェン公爵の伴侶として。」
ユリウスの眼差しに、迷いはひとつもなかった。彼には確固たる目的があるのだと、その瞬間に理解した。
「分かりました……。ただ、私にできることは少ないかと。」
「できることは一つでいい。“ここにいる”ことです。」
その一言が胸に深く残った。背筋を伸ばして食事を終えたあと、リリアナは新しい外套に袖を通し、再び馬車に乗り込んだ。
街は前夜の雪を残し、道の端に陽光で溶けかけた白い層をまとっていた。ルーヴェンの建築は王国のものより直線的で、光を反射する窓が多い。道行く人々も、飾らず生き生きとしているように見える。
「ここが、私の領事館です。政治上、王国とやり取りをするための場ですね。」
ユリウスは馬車を降りながら説明した。建物の前に並ぶ衛兵たちは、彼がリリアナを伴っているのを見ると、驚きと敬意を入り交ぜた表情で一礼する。
「噂が流れる前に、自分の目で見る人々を信じることです。人の言葉に惑わされないように。」
「あなたが、そうしてきたのですか?」
ユリウスは一瞬だけ目を細めた。その瞳には、どこか痛みのような光が宿っていた。
「私も昔、同じように追われたことがあるのです。国家の裏切り者だと囁かれ、友を失い、孤独の中で生きた時期がありました。今のあなたの痛みは、決して他人事ではありません。」
「……そうだったのですか。」
「だから、あなたを放っておけなかった。それに……あなたを利用するだけの人間には、なりたくない。」
静かな声に、リリアナの喉が熱くなった。言葉を失い、ただ頷くしかできなかった。
その後、領事館を見学し、午後には館へ戻った。玄関をくぐると、執事が報告のように言った。
「閣下、先ほど王国の使者がお見えになりました。」
ユリウスの眉がわずかに動く。「詳細を。」
「“前王子殿下”の命により、公爵閣下が一時帰国すべきとの命令を認める書簡を……。」
「はやいな。噂の広がりは予想以上だ。」
リリアナは背筋が凍る思いがした。まさか、ここまで早く自分の存在が知られてしまうとは。
「……私のせいでしょうか。」
「違います。」ユリウスが即座に言った。「あなたを守るために公にしたことで、あちらの神経を刺激しただけ。むしろこれは良い反応です。」
「良い……?」
「国は、私の動きに関心を持っている。それは交渉の余地があるということ。」
彼の冷静さに圧倒される。リリアナが戸惑っている間に、ユリウスは軽く手をあげ、視線を向けた。
「これから二、三日は屋敷で静かにしていてください。来客がある。この件について話を通す必要があるので。」
「……わかりました。」
午後の光が傾き始めるころ、リリアナは自室に戻った。鏡の前に座りながら、少し乱れた髪を梳かす。目元に残る疲れを誤魔化しながらも、心の奥では確かに何かが変わり始めていた。
彼の中に触れた記憶。失われた立場でもなお、誰かを守ろうとするその強さが、魅力として心に刻まれている。偽りの婚約――そのはずなのに、彼の言葉ひとつが胸の奥を温めた。
夕食の時間、再び招かれて食堂に向かうと、ユリウスはすでに席についていた。机の上には赤いバラが一輪、花瓶に挿されている。
「ルーヴェンでは、婚約者にバラを贈る習慣があるんです。」
差し出された花に、リリアナは目を見張った。
「そんな……仮の婚約なのに。」
「形式でも、習わしを軽んじるのは失礼ですから。」
彼の声は柔らかいが、どこか照れのような響きがあった。リリアナはそっと花を受け取り、胸元に抱えた。赤い花弁が彼の瞳の銀色を反射し、二人の間をかすかに染める。
「……ユリウス様。こうしていると、本当に婚約者のように思えてしまいます。」
「偽りでも、今はそうです。ここでは“形”が現実を作ることもありますから。」
「形が現実を……?」
「誰もが信じ続ければ、それは真実になる。世の中は、そうやって成り立っている。」
リリアナはその言葉を反芻した。自分の名誉が崩れたのも、誰かが悪意を“信じた”からだ。ならば、自分を受け入れる人が信じてくれる世界を築けば、もう一度やり直せるのだろうか。
食事の終わり、ユリウスはグラスのワインを口にしたあと、静かに言った。
「明日は正式な会見を行います。王国の貴族たちの中には、あなたを知る者もいるでしょう。誰がどんな視線を向けても、堂々と笑うこと。それが今のあなたの最大の武器です。」
「……はい。やってみます。」
「もし不安なら、私の隣を離れないでください。」
「……わかりました。」
その夜、リリアナの眠りは浅かった。窓の外では風が木々を揺らし、時折枝先の雪がしずくとなって落ちる。その音が静寂を裂くたび、彼の穏やかな声と瞳が頭に浮かぶ。
仮の婚約。始まりは救いだった。けれど今は、それが少しずつ形を変えて心に浸透している。
――もしも、この手をずっと離さなかったら?
そんなことを考えた瞬間、焦るように目を閉じた。けれど、胸の奥で高鳴る鼓動は、もう止められなかった。
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