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可哀そうなトゥフタ
快楽へと
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「いや、……口にするのは恥ずかしいが――彼女は潤滑剤代わりに蜜を使い、その……穴へ入れるんだ。そのまま中を刺激すると、精子が出るんだよ」
「……それで終わりか?」
「それ以外何をするんだ?」
「……本気か?……分かった、俺が責任もって、もっと良くしてやるよ」
「まだするのか……?」
「止まれないって言っただろ」
ゆっくりとトゥフタをシーツの上に横たわらすと、衣服を全て取り去った。眼下の美しい男が、いつの間にか差し込んできた月明りでぼんやりと発光しているようにも見える。
まだ収まらない荒い息遣いで上下する肩のまま股間を隠すように片膝を立てる様は誘っているようにしか見えない。
内心、男相手で自身が奮い立つか不安な面が無いわけでは無かったが、そんなものは杞憂だったと安堵して、トゥフタの横に肘を付き横たわり、月の光で煌めく髪を撫でた。
「蜜で穴に入れると言ったが、痛みは無いのか?」
「始めは苦痛だったが、直に慣れた。彼女の指は細いしな」
「――……えーっと…」
「どうした?何が言いたい?」
「俺が穴に入れようと思ってるの、これなんだけど――」
目線の先には、布地越しにも分かるほどしっかりといきり立った立派な陰茎の膨らみ。小さく「ひっ」と息を飲んだトゥフタを見て、申し訳なさそうに眉を下げた。
「無理そうならやめるから」
「いや無理だろう」
「なんでも挑戦するのは大事だろ?」
「いや、しかしそれは大きさ的に――」
「まあまあ、とりあえず続きしようぜ」
頬を引き寄せ額をくっ付ける。鼻をぶつけそうになる。
「ほら、ちょっと顔を横に」
「こ、こうか?」
顎の位置をずらしたトゥフタへと再び唇を合わせる。
「――ん、ぁっ」
唇をくっつけたまま、胸の突起を弄ると、隙間から甘い声が漏れてくる。再びトゥフタの体が脱力し、目元がとろりと溶けてきたのを見て、ベッドの近くの小壺に手を伸ばした。中身は蜂蜜だ。
指で掬い取ると、前を全てはだけさせたトゥフタの陰茎へと塗り付けた。
「あぁっ、な、何を……?」
「手淫もされた事無いのか?」
「それは自慰の時にすると言わなかったか?」
「言ったけど、気持ち良いだろ?セックスってのは気持ち良い事は何をしても良いんだよ」
「そ、そういうものなのか……っこんな、あ、あっ」
しっかりと勃起したトゥフタの陰茎が蜂蜜をまとい、ぬらぬらと光っている。高級品をこんな使い方するなんて勿体ない気もするが、高いものをこうやっつ道具として使う事に背徳感も感じた。
ぬるついた指をそのまま穴へと降ろいていく。きゅっと締まったそこに蜜を塗り付けるように優しく解していった 。
「何を……?」
「いきなり入れたらキツイだろ?」
「そ、それはそうだが――んっ、な、何を舐めて?!」
「良く考えたら蜂蜜勿体ないよなって。初めてだけどしゃぶってやるよ」
「ま、待てっ、そんな、色んなところをっ、く、ぅぁっ」
甘い蜂蜜ごとトゥフタの陰茎を口に含む。嫌悪感を感じなかったのは、相手がトゥフタだからか、元々男もいけたからなのかはわからないけれど。
とにかく男のモノをしゃぶっても萎えるどころか、口を押さえ快楽に耐えるトゥフタの姿に逆に元気になってきたのだ。
「……それで終わりか?」
「それ以外何をするんだ?」
「……本気か?……分かった、俺が責任もって、もっと良くしてやるよ」
「まだするのか……?」
「止まれないって言っただろ」
ゆっくりとトゥフタをシーツの上に横たわらすと、衣服を全て取り去った。眼下の美しい男が、いつの間にか差し込んできた月明りでぼんやりと発光しているようにも見える。
まだ収まらない荒い息遣いで上下する肩のまま股間を隠すように片膝を立てる様は誘っているようにしか見えない。
内心、男相手で自身が奮い立つか不安な面が無いわけでは無かったが、そんなものは杞憂だったと安堵して、トゥフタの横に肘を付き横たわり、月の光で煌めく髪を撫でた。
「蜜で穴に入れると言ったが、痛みは無いのか?」
「始めは苦痛だったが、直に慣れた。彼女の指は細いしな」
「――……えーっと…」
「どうした?何が言いたい?」
「俺が穴に入れようと思ってるの、これなんだけど――」
目線の先には、布地越しにも分かるほどしっかりといきり立った立派な陰茎の膨らみ。小さく「ひっ」と息を飲んだトゥフタを見て、申し訳なさそうに眉を下げた。
「無理そうならやめるから」
「いや無理だろう」
「なんでも挑戦するのは大事だろ?」
「いや、しかしそれは大きさ的に――」
「まあまあ、とりあえず続きしようぜ」
頬を引き寄せ額をくっ付ける。鼻をぶつけそうになる。
「ほら、ちょっと顔を横に」
「こ、こうか?」
顎の位置をずらしたトゥフタへと再び唇を合わせる。
「――ん、ぁっ」
唇をくっつけたまま、胸の突起を弄ると、隙間から甘い声が漏れてくる。再びトゥフタの体が脱力し、目元がとろりと溶けてきたのを見て、ベッドの近くの小壺に手を伸ばした。中身は蜂蜜だ。
指で掬い取ると、前を全てはだけさせたトゥフタの陰茎へと塗り付けた。
「あぁっ、な、何を……?」
「手淫もされた事無いのか?」
「それは自慰の時にすると言わなかったか?」
「言ったけど、気持ち良いだろ?セックスってのは気持ち良い事は何をしても良いんだよ」
「そ、そういうものなのか……っこんな、あ、あっ」
しっかりと勃起したトゥフタの陰茎が蜂蜜をまとい、ぬらぬらと光っている。高級品をこんな使い方するなんて勿体ない気もするが、高いものをこうやっつ道具として使う事に背徳感も感じた。
ぬるついた指をそのまま穴へと降ろいていく。きゅっと締まったそこに蜜を塗り付けるように優しく解していった 。
「何を……?」
「いきなり入れたらキツイだろ?」
「そ、それはそうだが――んっ、な、何を舐めて?!」
「良く考えたら蜂蜜勿体ないよなって。初めてだけどしゃぶってやるよ」
「ま、待てっ、そんな、色んなところをっ、く、ぅぁっ」
甘い蜂蜜ごとトゥフタの陰茎を口に含む。嫌悪感を感じなかったのは、相手がトゥフタだからか、元々男もいけたからなのかはわからないけれど。
とにかく男のモノをしゃぶっても萎えるどころか、口を押さえ快楽に耐えるトゥフタの姿に逆に元気になってきたのだ。
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