素早さ極振りの槍使い 〜思っていたのとは違いましたがこのまま極振ります〜

ain

文字の大きさ
7 / 29

7.リベンジⅠ

しおりを挟む
え?『始まりの草原・東』に行くんじゃないのかって?いやあれだけアイツにコケにされたらリベンジするまで他のエリアになんか行けません!

それに適性レベルが分かってさえいればあの強さもまあ納得できないこともないし、対処のしようはある。


「また会ったな、愛しのウサギちゃん。お前に殺られてからもう5回目のリベンジだ!この胸の内にある高ぶりを!そう愛を今回こそ君の胸に届けて見せる!」


はいまたまた会いました憎きウサギちゃん。ただのウサギと侮るなかれ。彼、いや彼女は攻撃のレパートリーが多い。モブモンスターのはずなのに!

彼女は目にも止まらぬ速さでツノを飛ばし敵の脳天を貫き(1回目の死)、時に高速できりもみ回転しながら突撃し的に風穴を開け(回転中は攻撃が弾かれるようだ。2回目の死)、後ろに回ればバックステップからの強靭な脚力による蹴りで頭を割る(3回目の死)そして何よりこれらの攻撃を巧みに組み合わせて襲ってくるのだ。(4回目の死)


だがっ!俺の今回のゲームスタイルであれば勝てるはずだ!流石にもう新しい攻撃はないだろう。新しい攻撃がないのであれば最早俺が攻撃を受ける事はない!・・・と信じている!実際問題流石にこれ以上があったらダメだと思うんですよ?まだまだ序盤ですからね?運営さんなんでこんな高性能っぽいAIをウサギに積んでるんですか?初心者さん辞めちゃいますよ?


「いくぞ!走りながらの【なぎ払い】!」


ようやく戦闘開始。最初は敵に突っ込むと思わせてからの【なぎ払い】まぁ敵さん余裕で避けてますけどね。そしてスキル後の硬直で動けない俺に向かってキックをお見舞いしてくるウサギ

「ッ‼︎・・っぶない」

ギリギリ硬直が解け回避成功だレベル差が大きいからどんな攻撃もまともに当たれば、こっちには致死ダメージだ。

一応4回も殺されたから攻撃パターンはある程度わかってはいる。ツノ飛ばしは遠距離で使用し、きりもみ突撃は近~中距離、蹴りは近距離で使用するみたいだ。ただ敵が攻撃を躱す事が判明したからここからはスキルは使わずに、確実に当たる場合だけスキルを使おう。消費MPもクールタイムも大きから・・・

「キュッ」

ピョン グッ ビュルビュル‼︎

「【刺突】ッチ!躱されたっ!って、ちょっ!」


スキル発動後の硬直時にウサギが回転しながら飛んできた!硬直が解けてすぐに緊急回避!横に向かって転がったが掠ってしまい吹き飛ばされる。


ドサッ

「いってー、HPはどうなってんだ?」

ステータス
HP  30/110 
MP  100/110 

「ウソだろっ!、掠っただけでHP7割以上持ってかれるのかよ!?」

このままじゃ攻撃後の隙を突かれてコッチが先に死ぬな。スキル発動の硬直はどうしようもないが、いや、あの方法ならもしかしていけるか?

「一応考えはある・・・ぶっつけ本番になるけど、どうせこのままじゃジリ貧。やるだけやってみるかっ」


俺の考えは簡単。敵に向かって走り、跳びながらスキル発動。こうする事でスキル硬直時も進行方向に進んで着地する頃には硬直が解ける・・・はず。そのまま敵を通り抜け森の木を蹴って方向転換し再度突撃。これを繰り返す。これで敵のきりもみ突進を躱しながら攻撃できる・・・と思う。


「ここでジャンプっからの【なぎ払い】そんで着地・・・成功!よしっ!これならいける!」


因みにこのゲームには所謂スタミナのようなものはなく、延々に走り続けることができる。その昔VRMMOでスタミナや空腹度・満腹度があるゲームにてプレイヤーの中に現実との区別がつかなくなった人がそれなりの数出てしまいそれ以降、スタミナなどの機能は搭載されなくなった。

グサッ

「よし!当たった」


走りながら攻撃を繰り返していくうちに攻撃当てるタイミングが掴めた。それからはほとんど攻撃が当たるようになった。

ウサギも攻撃してくるがツノを飛ばすには力を溜める必要があるらしく、その間に中距離に近づくと技をキャンセルして突進に切り替えるようだ。なのでツノ飛ばしに関しては考えなくてもいい。突進が厄介で突進中はこちらの攻撃が効かないでおまけに擦れば大ダメージをくらう。だが走りながらだと案外避けやすく、蹴りだけに気を付ければいい。

敵の攻撃にもスキルのクールタイムや硬直があるらしく、連発はしてこない。突進を使った後が攻撃の狙い目だ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜

きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。 遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。 作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓―― 今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!? ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。 癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!

親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します

miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。 そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。 軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。 誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。 毎日22時投稿します。

【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。 ──────── 自筆です。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー

びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。 理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。 今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。 ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』 計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る! この物語はフィクションです。 ※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。

「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。

夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。 もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。 純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく! 最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!

処理中です...