素早さ極振りの槍使い 〜思っていたのとは違いましたがこのまま極振ります〜

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14.宿敵との再会

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「よしっ、これで3個目。ノルマ達成!」

どうも、現在私は『ウサギの森』にて、アルミラージ狩りを行なってます。
何?今日は『始まりの草原』東か北に行くんじゃなかったのかって?

そのつもり・・・だったんだけど、事情があってあそこに行くのやめたんだよね。 で、じゃあどこに行くかって事で『ウサギの森』にしたわけ。本当は『ボアの森』か『ウルフの森』に行きたかったんだけど———



「今日は始まりの草原に行くか。っとその前に・・・ステータスの確認しとこ。」




名前: ソーヤ
種族: 人
性別: 男(変更不可)
職業: 槍使い

Lv:  8

ステータス
HP  170 up
MP  170 up

STR    10 +2
VIT     10 +3
DEX    10
INT     10
MND   10 +2
AGI     50 

SP: 30

スキル
【刺突】【なぎ払いLv2】up
【クイックスピアLv2】up

称号
【下克上】【逃げ続ける者】

装備
布の服(VIT + 2)  布のパンツ(VIT + 1 MND + 1)
布の靴(MND +1) 初心者の槍(STR + 2※)



【なぎ払いLv2】消費MP 15  CT 50秒

長物系武器を使用しなぎ払う



【クイックスピアLv2】CT9秒 消費MP5
槍を速く突き出し攻撃する
※威力・早さ依存


「おっ、レベル3つも上がってたのか。しかもスキルもレベル上がってる。」

どうやらスキルはレベルアップでアナウンスは流れないらしい。

「【クイックスピア】イイね!CTさらに短くなった。それに【なぎは払い】もまだ使いづらいけど、結構いい感じになったな。」

これはスキルのレベルアップはかなり重要だな。使うことで熟練度?みたいなのが溜まってレベルアップするみたいだし、これからもジャンジャン使って行こう!


「問題はステータスを今振るかどうかだな。」


考えとしては振った方がいいと思う。アルミラージとの戦闘の苦戦。 あれは俺が意地を張ってAGIに降らなかったから、あれだけ苦戦してしまった。あそこで意地を張らず、AGIに振って移動速度を上げていたら、そこまでの苦戦はなかった筈だ。

「でもなぁ・・・」

しかしだ。あのレベル5まで貯めたSPを一気に極振りした事によるスピードアップ。あの爽快感は病みつきになるんだよなぁ。

「決めた!また貯めよう!」

そして今度速度が原因で苦戦するようなら、その時は意地を張らずにAGIに降る事にしよう。

「そうと決まればさっそく、草原でレベルアップだ。」


到着しました東の草原。人が大量です。

「よしっ、東はやめて北にしよう!」



到着しました北の草原。人が大量です。・・・

「どっちも多すぎるだろー!!!」

いや、何?なんでこんなにプレイヤーがいんの?人多すぎてモンスターの取り合い起こってるんですけど⁉︎
おかしくない?いくらプレイヤーの総数が多くても初めのフィールドにこんなに人がいるのはおかしい。

だって昨日親切に教えてくれたプレイヤーさん曰くここはレベル5に達してない人たちが狩をする場所で、それも2~3時間人が多くても5~6時間で出ることができるって話だった。で今リリースから4日目だよ?それなのにこんなに人がいるのは変だ。近くの親切そうな人に理由聞いてこよう。


「すみません、お聞きしたいことが——」

どうやらここにいるプレイヤーのほとんどはレベル5に達しているそうだ。ではなぜ『ウサギの森』に行かないのか聞くと、草原・東や北にいるプレイヤーのほとんどは『ボアの森』に行くんだそうだ。そこの適正レベルは7のためここでレベリングをしているのだとか。レベル5から7まで行くには今の状況だと2日以上かかるらしい。

「——・・・マジか。」


———っと、こんなことがあって草原はプレイヤーが多すぎてレベリングどころじゃないのと、そもそもいつのまにか『ボアの森』の適正レベルに達していたのでここでレベリングをする必要がなかったんだよね。

でせっかくだから『ボアの森』に行こうと思ったんだけど、よく考えたらもうすぐレベル10になって俺の初心者の槍は壊れてしまう。その前に新しい槍を入手する必要があった。

「とりあえず、武器屋に行こう。」

武器は完成品はもちろん、素材を持ち込み新たな武器を作ることもできる。
武器屋にはNPCと生産職のプレイヤーがやってるところがあって、どっちでも素材があれば武器が作れる。
が、生産職プレイヤーだと武器の見た目をほんの少し変えたり、武器の能力を通常より強くできたり、交渉次第で料金が安くなったりと融通が利きやすい。なので俺も生産職の人に素材を持ち込み、武器を製作を頼む事にした。

「でもまさか素材が足りないとは思わなかった・・・」


武器製作は素材を消費して新たな武器を作る。だが素材になる角兎の角が1個では槍は作れないと言われたのだ。なんでも槍を作るには角兎の角が最低でも3個、強くしたいなら5個は必要らしい。素材の消費量で完成時の能力が違うんだって。

「角2個しかない・・・ウサギ狩りするか。」


そして冒頭に戻る





「これで角兎の角は合計5個。多分そろそろ、レベル10になりそう・・・ギリギリだった。」


薄々気づいてたけど・・・角兎の角はレアドロップらしい。レベル10になる前に素材集まってよかった。

「あとは街に戻るだけだな!」

ん?昨日ウサギに襲われたから帰りは気を付けろって?ハハハもうその心配は必要ない!
昨日のことで気づいたことがあった。昨日俺は静かに森を出ようとした。結果何度も襲撃された。
逆に必死に走り回って探した時は一向に見つからなかった。つまり、アルミラージは音に敏感と言う事だ。

それを『ウサギの森』に入ろうとしてた他のプレイヤーに自慢げに教えてあげたら、コイツ何そんな当たり前のことを言ってんだって顔で見られたよ。親切は心を削るね。あの時の親切なプレイヤーさんも削ってたのかもしれない。ありがとう親切なプレイヤーさん。

まぁそんなわけで、ようは走って帰れば襲われずに済むって事だ。






・・・そのはずだったんだけど。

ドスンッドスンッ


「なんでっ、その図体でアルミラージより速いんだよー!!!」

「ギュー!!」

現在ギガントラビットことデカうさぎに追われています。





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