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結実
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ヴォルスバーゲニーへと向かう道中俺たちはとあるキャラバンと遭遇し荷馬車に乗せて貰っていた。
「-助かります。ノレスさん荷馬車にも乗せて貰ってなんてお礼を言ったらいいか」
このキャラバンのリーダーのノレスさんは行商人として各地を回り行った先で仕入れた珍しい品を売っている。
サンプトランドからヴォルスバーゲニーまでは結構道のりがあるので徒歩で行こうとしたら6日くらいはかかる。
そのためまた俺がすっ飛ばして向かう方法も考えたのだがマリーカにあれだけはやめて欲しいと懇願されたので
大人しく正規の方法で進んでいる
そんなときにたまたま通りかかったのがノレスさんたちのキャラバンというわけだ
「いやあ、いいんですよ、こちらとしても冒険者を一緒に連れている事で十分メリットにはなってますんで。
実際先ほども魔物に襲われましたがあなた達のおかげで何の問題も無く進めてますしね!」
それならば今後とも護衛を兼ねることでお礼とさせてもらおう。
「わ....私は何もしてないので頑張らないとですね....結局シロヤさん一人に戦わせてしまってます....」
マリーカは依然魔力コントロールがうまくいかず先ほども猪型の魔物。レッド・ブルファンの群れに襲われた時暴発した魔力で危うく自分自身を傷つけてしまうところだったからな。
本人も頑張ってはいるんだけど成果が出ないせいでどんどん落ち込んでいってるし何とかしてやりたいものだけど....
そんな矢先
先頭を進む隊の人からノレスさんに報告が入る。
「何かあったんですか?」
何やら困った表情をしていたので聞いてみるとどうやら道のすぐ先で女の子が一人倒れているとの事。
幸い魔物や盗賊に襲われた訳ではないそうだがどういった経緯でそこに倒れていたのかが分からないためこのま保護しても良い物なのか判断に迷っていたようだ
「なら俺が見ておきますよ。一応今は護衛としていさせてもらってますしもし問題がありそうならすぐにノレスさんにご報告しますね」
そう言ったらすみませんと謝られつつもお願いされたので快く引き受けた。
-実際に倒れた女の子を見つけるとその子は紫がかった髪色の子で年はマリーカと同じくらい。いかにも魔法使いですって格好だったから【魔導師】系の職業なんだろうと予想する。
見た感じ外傷はなく規則正しい寝息を立てているためただ寝ているだけのようだったので一安心しつつ起きるのを待って万が一敵意のある者だったことを考えて緊張は抜かないようにしておこう
---「わたし、ポップル。.....お腹がすいた」
起きた途端その一言で盛大にお腹のなる音がしてきたため一気に毒気を抜かれた俺たちは丁度いいので今日の進行はここまでにしてここで野営をしようという話になった。
「はむっ!むむ!?これはおいしい...!こっちも!!私超感謝感激。お礼に何でもする!!」
久しぶりの食事だったようでひとしきり食べた後元気になったポップルという少女は改めて自己紹介をしてきた。
「改めて私を拾ってくれて超超感謝。さっきも名乗ったけど....改めて私はポップル【古代魔導師】そこの銀髪の子と同じ」
古代魔導師?言葉的に魔導師とはニュアンスが違うようだが気になるのはその後のマリーカと同じという言葉
どういう事だろうと思っていると当のマリーカでさえも困惑している。
「あの....同じとはどういう事ですか?私は【魔導師】ですよ?古代魔導師とは聞いたことがない職業ですけど....」
「?あなたも古代魔法を使うんじゃないの?魔力の性質が私と同じだったからてっきり勘違い。」
魔力の性質が同じ?
「え1?どういう事ですか!?魔力の性質が同じって、それに古代魔法というのも初耳です!」
詳しく聞いたらどうやらポップルが使う魔法とマリーカの知っている魔法と種類が違う事が分かった。
マリーカの知る魔法を現代魔法と言うならば
現代魔法=読む魔法
古代魔法=書く魔法
であり、明確な違いが現代魔法は詠唱によって発動するが古代魔法は魔法陣を用いて発動するところにある。
「-古代魔法の使い手が現代魔法を使っても上手く発動しないと思うんだけどなんで誰も教えてくれなかったの?」
こんなの当たり前のことだよ?と頭をこてんと倒すポップル
試しにポップルから簡単な古代魔法を教えて貰い実際にマリーカが使ってみると今までが嘘のように正確に、なんの乱れも無く魔法を発動する事に成功した。
「こんな....こんな簡単なことだったなんて....なら今までの私の努力は無駄だったんでしょうか....」
あまりにもあっさり積年の問題が解決してしまったことに喜びよりも落胆の色が浮かんでしまうマリーカ
「よくわからないけどふつうは古代魔術師が現代魔法を使っても発動すらしないもの。それをあなたは不完全とはいえ発動させられるんでしょ?毎日使ったおかげで魔力量は凄く上がってるし簡単な魔法陣とはいえあなたはすらすら書いてたし、それって今までのあなたがあったからって事じゃないの?」
ポップルの言葉は淡々と告げられたものだった
「--------!!」
「無駄じゃ、なかったんだな。」
この日マリーカは一日中泣いた。どこか嬉しそうに、晴れやかに。
「-助かります。ノレスさん荷馬車にも乗せて貰ってなんてお礼を言ったらいいか」
このキャラバンのリーダーのノレスさんは行商人として各地を回り行った先で仕入れた珍しい品を売っている。
サンプトランドからヴォルスバーゲニーまでは結構道のりがあるので徒歩で行こうとしたら6日くらいはかかる。
そのためまた俺がすっ飛ばして向かう方法も考えたのだがマリーカにあれだけはやめて欲しいと懇願されたので
大人しく正規の方法で進んでいる
そんなときにたまたま通りかかったのがノレスさんたちのキャラバンというわけだ
「いやあ、いいんですよ、こちらとしても冒険者を一緒に連れている事で十分メリットにはなってますんで。
実際先ほども魔物に襲われましたがあなた達のおかげで何の問題も無く進めてますしね!」
それならば今後とも護衛を兼ねることでお礼とさせてもらおう。
「わ....私は何もしてないので頑張らないとですね....結局シロヤさん一人に戦わせてしまってます....」
マリーカは依然魔力コントロールがうまくいかず先ほども猪型の魔物。レッド・ブルファンの群れに襲われた時暴発した魔力で危うく自分自身を傷つけてしまうところだったからな。
本人も頑張ってはいるんだけど成果が出ないせいでどんどん落ち込んでいってるし何とかしてやりたいものだけど....
そんな矢先
先頭を進む隊の人からノレスさんに報告が入る。
「何かあったんですか?」
何やら困った表情をしていたので聞いてみるとどうやら道のすぐ先で女の子が一人倒れているとの事。
幸い魔物や盗賊に襲われた訳ではないそうだがどういった経緯でそこに倒れていたのかが分からないためこのま保護しても良い物なのか判断に迷っていたようだ
「なら俺が見ておきますよ。一応今は護衛としていさせてもらってますしもし問題がありそうならすぐにノレスさんにご報告しますね」
そう言ったらすみませんと謝られつつもお願いされたので快く引き受けた。
-実際に倒れた女の子を見つけるとその子は紫がかった髪色の子で年はマリーカと同じくらい。いかにも魔法使いですって格好だったから【魔導師】系の職業なんだろうと予想する。
見た感じ外傷はなく規則正しい寝息を立てているためただ寝ているだけのようだったので一安心しつつ起きるのを待って万が一敵意のある者だったことを考えて緊張は抜かないようにしておこう
---「わたし、ポップル。.....お腹がすいた」
起きた途端その一言で盛大にお腹のなる音がしてきたため一気に毒気を抜かれた俺たちは丁度いいので今日の進行はここまでにしてここで野営をしようという話になった。
「はむっ!むむ!?これはおいしい...!こっちも!!私超感謝感激。お礼に何でもする!!」
久しぶりの食事だったようでひとしきり食べた後元気になったポップルという少女は改めて自己紹介をしてきた。
「改めて私を拾ってくれて超超感謝。さっきも名乗ったけど....改めて私はポップル【古代魔導師】そこの銀髪の子と同じ」
古代魔導師?言葉的に魔導師とはニュアンスが違うようだが気になるのはその後のマリーカと同じという言葉
どういう事だろうと思っていると当のマリーカでさえも困惑している。
「あの....同じとはどういう事ですか?私は【魔導師】ですよ?古代魔導師とは聞いたことがない職業ですけど....」
「?あなたも古代魔法を使うんじゃないの?魔力の性質が私と同じだったからてっきり勘違い。」
魔力の性質が同じ?
「え1?どういう事ですか!?魔力の性質が同じって、それに古代魔法というのも初耳です!」
詳しく聞いたらどうやらポップルが使う魔法とマリーカの知っている魔法と種類が違う事が分かった。
マリーカの知る魔法を現代魔法と言うならば
現代魔法=読む魔法
古代魔法=書く魔法
であり、明確な違いが現代魔法は詠唱によって発動するが古代魔法は魔法陣を用いて発動するところにある。
「-古代魔法の使い手が現代魔法を使っても上手く発動しないと思うんだけどなんで誰も教えてくれなかったの?」
こんなの当たり前のことだよ?と頭をこてんと倒すポップル
試しにポップルから簡単な古代魔法を教えて貰い実際にマリーカが使ってみると今までが嘘のように正確に、なんの乱れも無く魔法を発動する事に成功した。
「こんな....こんな簡単なことだったなんて....なら今までの私の努力は無駄だったんでしょうか....」
あまりにもあっさり積年の問題が解決してしまったことに喜びよりも落胆の色が浮かんでしまうマリーカ
「よくわからないけどふつうは古代魔術師が現代魔法を使っても発動すらしないもの。それをあなたは不完全とはいえ発動させられるんでしょ?毎日使ったおかげで魔力量は凄く上がってるし簡単な魔法陣とはいえあなたはすらすら書いてたし、それって今までのあなたがあったからって事じゃないの?」
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「--------!!」
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