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2-1 静かな邸宅と無愛想な夫
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第2章 干渉しないはずの同居生活
2-1 静かな邸宅と無愛想な夫
ルーヴァン辺境領――。
王都から遠く離れた北の果て、雪をいただく山々に囲まれた地。
冬には外に出れば鼻が凍り、夏でも涼風が頬を撫でる。
けれどその厳しさの中に、どこか清らかな静寂があった。
その静寂を一層引き立てるように、辺境伯邸は佇んでいた。
無駄のない石造りの外観。
広いが華美ではなく、落ち着いた灰色の壁に蔦が絡まり、
庭の白薔薇が風に揺れている。
カチュアは玄関ホールを一歩踏みしめて思った。
「……とても静かですわね。音が、吸い込まれていくようです」
隣に立つ執事の老紳士が、穏やかに微笑む。
「奥様、当邸は辺境の地ゆえ、客人が少のうございます。
静けさこそが、この屋敷の誇りでございます」
「まぁ、それは素晴らしいですわ! 私の理想ですのよ。
うるさい音より、静寂のほうがずっと美しいものですわ」
「……そう仰っていただけるなら、旦那様もお喜びでしょう」
そう――旦那様。
ルーヴァン辺境伯、ライナルト・フォン・クレメンス。
“干渉しない結婚”を提案した本人であり、
今のカチュアにとって、最も興味深い(そして珍しく魅力的な)存在だった。
案内された部屋は南向きで、広い窓から陽光が降り注いでいる。
カーテンは淡いクリーム色、壁は白。
どこか女性の好みを感じさせる上品な空間だった。
「まぁ……最初からここまで用意してくださるなんて。
“干渉しない”どころか、心配りが行き届いていますわね」
ミリーは控えめに笑って言う。
「旦那様、口数は少ないですが、奥様の生活環境には気を遣っておられるようです」
「まるで……静かな優しさの塊みたいな人ですわね」
「お嬢様、それを世間では“無愛想”と申します」
その時、ノックの音がした。
カチュアが扉を開けると、そこには当の本人――ライナルトが立っていた。
黒髪に銀灰の瞳。
凍てついた冬の湖を思わせるような冷ややかさ。
それでいて、視線の奥に燃えるような誠実さが宿っていた。
「部屋は気に入ったか?」
「ええ、とても。まるで私の好みを熟知しているかのようですわ」
「そうか。それなら良い」
短い会話。
だが、その短さこそが彼の“無愛想”を象徴していた。
「……それで、これからの生活について少しだけ伝えておきたい」
「まぁ、私の自由を奪わない範囲でならどうぞ」
「朝は自由に。食事の時間も強制しない。
ただし、体調を崩した時は必ず報告を」
「了解しましたわ。さすが“干渉しない旦那様”ですわね」
「……その呼び方は、少し気になる」
「え? お気に召しませんの?」
「いや……別に構わん」
その返答がどこか照れているように聞こえて、カチュアは思わず笑った。
無愛想だが、不器用に気遣う――そんな印象。
(この人、本当に“干渉しない”つもりなのかしら?)
ライナルトは淡々と続けた。
「当面は屋敷の南棟をあなたの居住区とする。使用人も最低限しか配置しない。
必要があれば書面で依頼を。私は北棟にいる」
「……北と南ですの? ずいぶんと距離がありますわね」
「望んでいたのは“距離”ではなかったのか?」
「ええ、でもこうも徹底されると、少し寂しくなりますわね」
ライナルトは一瞬、目を細めた。
その瞳がわずかに柔らいだのを、カチュアは見逃さなかった。
「……あなたは、予想以上に掴みどころがない方だな」
「褒め言葉として受け取っておきますわ」
夕暮れ。
初めての食卓を囲む二人の間には、沈黙が流れていた。
使用人は退室し、静まり返る広間。
銀のカトラリーが皿に触れる音だけが響く。
「……美味しいですわ」
「それは良かった」
「辺境では食材の入手が大変だと聞きますのに、味付けがとても繊細ですわね」
「厨房長は王都出身だ。だが、料理は私も手を入れた」
「まぁ……旦那様が?」
「趣味だ。自分の領民が口にするものは、自分でも確かめる」
「……なんて真面目な方」
「君は?」
「私は、寝ることが趣味ですわ」
「……そうか。健全だな」
思わず吹き出しそうになった。
真顔で褒められると、逆に恥ずかしい。
こんな会話、婚約者だった頃には考えられなかった。
(殿下と話す時は、いつも“理想の令嬢”を演じていたのに……)
今の自分は、心のままに笑い、言葉を選ばず話せる。
その自由が、何より心地よかった。
食後、ライナルトが立ち上がり、軽く頭を下げた。
「それでは、私は執務室へ。今後、何かあればこのベルで呼ぶといい」
そう言って小さな銀のベルを差し出す。
「まるで魔法の道具のようですわね」
「君が退屈しないようにと思ってな。呼べば誰かがすぐ来る」
「……気を遣いすぎですわよ?」
「それが“干渉”になるなら、今後は気をつけよう」
彼の言葉に、カチュアは思わず微笑んだ。
「いいえ。そういう“優しい干渉”なら、歓迎ですわ」
ライナルトは何も言わずに去っていった。
扉が静かに閉じられ、広間には再び静寂が戻る。
――けれどその静けさは、不思議と心地よかった。
まるで、互いに何かを言葉で確かめなくても、
“干渉しない優しさ”で繋がっているような気がした。
その夜。
寝室のカーテン越しに月光が差し込む。
カチュアはベッドに沈みながら、ふと呟いた。
「……不思議ですわね。干渉されないはずなのに、なんだか守られている気がしますわ」
ミリーがそっと微笑む。
「旦那様、優しさを隠すのが下手な方のようですよ」
「それ、素敵な欠点ですわね」
そのままカチュアは、静かな夜の中で目を閉じた。
辺境の風が窓を揺らし、
彼女の新しい日々――“干渉しないはずの夫婦生活”が、静かに始まりを告げた。
だがこのときの彼女はまだ知らなかった。
この“干渉しない旦那様”が、
後に――誰よりも彼女の紅茶の量と寝坊時間を把握している“最強の干渉者”になることを。
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2-1 静かな邸宅と無愛想な夫
ルーヴァン辺境領――。
王都から遠く離れた北の果て、雪をいただく山々に囲まれた地。
冬には外に出れば鼻が凍り、夏でも涼風が頬を撫でる。
けれどその厳しさの中に、どこか清らかな静寂があった。
その静寂を一層引き立てるように、辺境伯邸は佇んでいた。
無駄のない石造りの外観。
広いが華美ではなく、落ち着いた灰色の壁に蔦が絡まり、
庭の白薔薇が風に揺れている。
カチュアは玄関ホールを一歩踏みしめて思った。
「……とても静かですわね。音が、吸い込まれていくようです」
隣に立つ執事の老紳士が、穏やかに微笑む。
「奥様、当邸は辺境の地ゆえ、客人が少のうございます。
静けさこそが、この屋敷の誇りでございます」
「まぁ、それは素晴らしいですわ! 私の理想ですのよ。
うるさい音より、静寂のほうがずっと美しいものですわ」
「……そう仰っていただけるなら、旦那様もお喜びでしょう」
そう――旦那様。
ルーヴァン辺境伯、ライナルト・フォン・クレメンス。
“干渉しない結婚”を提案した本人であり、
今のカチュアにとって、最も興味深い(そして珍しく魅力的な)存在だった。
案内された部屋は南向きで、広い窓から陽光が降り注いでいる。
カーテンは淡いクリーム色、壁は白。
どこか女性の好みを感じさせる上品な空間だった。
「まぁ……最初からここまで用意してくださるなんて。
“干渉しない”どころか、心配りが行き届いていますわね」
ミリーは控えめに笑って言う。
「旦那様、口数は少ないですが、奥様の生活環境には気を遣っておられるようです」
「まるで……静かな優しさの塊みたいな人ですわね」
「お嬢様、それを世間では“無愛想”と申します」
その時、ノックの音がした。
カチュアが扉を開けると、そこには当の本人――ライナルトが立っていた。
黒髪に銀灰の瞳。
凍てついた冬の湖を思わせるような冷ややかさ。
それでいて、視線の奥に燃えるような誠実さが宿っていた。
「部屋は気に入ったか?」
「ええ、とても。まるで私の好みを熟知しているかのようですわ」
「そうか。それなら良い」
短い会話。
だが、その短さこそが彼の“無愛想”を象徴していた。
「……それで、これからの生活について少しだけ伝えておきたい」
「まぁ、私の自由を奪わない範囲でならどうぞ」
「朝は自由に。食事の時間も強制しない。
ただし、体調を崩した時は必ず報告を」
「了解しましたわ。さすが“干渉しない旦那様”ですわね」
「……その呼び方は、少し気になる」
「え? お気に召しませんの?」
「いや……別に構わん」
その返答がどこか照れているように聞こえて、カチュアは思わず笑った。
無愛想だが、不器用に気遣う――そんな印象。
(この人、本当に“干渉しない”つもりなのかしら?)
ライナルトは淡々と続けた。
「当面は屋敷の南棟をあなたの居住区とする。使用人も最低限しか配置しない。
必要があれば書面で依頼を。私は北棟にいる」
「……北と南ですの? ずいぶんと距離がありますわね」
「望んでいたのは“距離”ではなかったのか?」
「ええ、でもこうも徹底されると、少し寂しくなりますわね」
ライナルトは一瞬、目を細めた。
その瞳がわずかに柔らいだのを、カチュアは見逃さなかった。
「……あなたは、予想以上に掴みどころがない方だな」
「褒め言葉として受け取っておきますわ」
夕暮れ。
初めての食卓を囲む二人の間には、沈黙が流れていた。
使用人は退室し、静まり返る広間。
銀のカトラリーが皿に触れる音だけが響く。
「……美味しいですわ」
「それは良かった」
「辺境では食材の入手が大変だと聞きますのに、味付けがとても繊細ですわね」
「厨房長は王都出身だ。だが、料理は私も手を入れた」
「まぁ……旦那様が?」
「趣味だ。自分の領民が口にするものは、自分でも確かめる」
「……なんて真面目な方」
「君は?」
「私は、寝ることが趣味ですわ」
「……そうか。健全だな」
思わず吹き出しそうになった。
真顔で褒められると、逆に恥ずかしい。
こんな会話、婚約者だった頃には考えられなかった。
(殿下と話す時は、いつも“理想の令嬢”を演じていたのに……)
今の自分は、心のままに笑い、言葉を選ばず話せる。
その自由が、何より心地よかった。
食後、ライナルトが立ち上がり、軽く頭を下げた。
「それでは、私は執務室へ。今後、何かあればこのベルで呼ぶといい」
そう言って小さな銀のベルを差し出す。
「まるで魔法の道具のようですわね」
「君が退屈しないようにと思ってな。呼べば誰かがすぐ来る」
「……気を遣いすぎですわよ?」
「それが“干渉”になるなら、今後は気をつけよう」
彼の言葉に、カチュアは思わず微笑んだ。
「いいえ。そういう“優しい干渉”なら、歓迎ですわ」
ライナルトは何も言わずに去っていった。
扉が静かに閉じられ、広間には再び静寂が戻る。
――けれどその静けさは、不思議と心地よかった。
まるで、互いに何かを言葉で確かめなくても、
“干渉しない優しさ”で繋がっているような気がした。
その夜。
寝室のカーテン越しに月光が差し込む。
カチュアはベッドに沈みながら、ふと呟いた。
「……不思議ですわね。干渉されないはずなのに、なんだか守られている気がしますわ」
ミリーがそっと微笑む。
「旦那様、優しさを隠すのが下手な方のようですよ」
「それ、素敵な欠点ですわね」
そのままカチュアは、静かな夜の中で目を閉じた。
辺境の風が窓を揺らし、
彼女の新しい日々――“干渉しないはずの夫婦生活”が、静かに始まりを告げた。
だがこのときの彼女はまだ知らなかった。
この“干渉しない旦那様”が、
後に――誰よりも彼女の紅茶の量と寝坊時間を把握している“最強の干渉者”になることを。
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