悪役令嬢に転生した“元”狂人は普通に暮らしたい

幸見大福

文字の大きさ
6 / 63
幼少期編

変わる関係

しおりを挟む
「遂に…来てしまった…。」



ゴクリと息を飲む。

ガタガタと、馬車の音だけが響くこの空間。私は嫌いじゃない。だって一人で考える時間が与えられるのだから。



今現在、私たちは王城へ進行中だ。

馬車内には、家族全員が揃っている。家族団欒のとっても和やかな──



「「「「………。」」」」



雰囲気ではないです。正直にいって、とても息苦しい状況です。



お母様とお兄様がいると、途端に空気が重くなるのは何故でしょう?

しかもお父様もお母様がいるので、ちらちらと気にするように見て、とても会話できる状態じゃない。

初恋で戸惑っている少年か、お父様。



お兄様は相変わらず冷たい目をしていますね。ご令嬢様が逃げちゃうぞ☆



「……」



すいませんでした!



からかいを少し、ほんの少し含んだ目で見たら絶対零度の瞳が返ってき、慌てて目をそらす。

その流れで『何でもないですよ?』と、居心地の悪さを誤魔化すように窓を見た。



見えた先には立派な城が見えている。



まるでシ○デレラ城のようだ。一度は行ってみたかったなーなんて思っていると、似たようなものを見た覚えがあった。多分、前世で最後に見たもの。もしくは印象深いもの。



思い出さない方がいいと思いつつも、外観の特徴から記憶を探る。



白い壁に、大きい建物。



それだけで十分だった。



大雑把な情報だけで脳裏に前世の記憶がよぎり、同時に処刑の光景がフラッシュバックした。

人々のざわめく声、信じられないという目、冷たい視線。



白い城壁があの処刑場に似ていて。あの忌まわしき台が奥にあるような気がしてきて。



まるで前世に戻って来たかのような感覚に、指先から冷たくなっていく。



私は殺される?今から、悪いことを、人を殺したから?

私は悪いことなんてしていない。

私はただ正しいことを行っただけ。何も間違ってなんていない。

私を愛さなかった貴方達が悪いの。

私をないがしろにし続けた貴方達が悪いの。

私は何も間違ってはいない。

間違っているのは、私を無視し続けた、お前ら――





――お前らって、誰までだ?――



冷や水を頭から被さったかのように、一つの言葉を境に急速に頭が冷静になる。

かつて、一人の上司に言われた言葉だったはずだ。その時も今のように、言葉にできなかった。



だって、お前らというのは対象なんて限られてなく、無視して蔑ろにする者すべてに当てられた言葉だったから。

だから、言葉にできなかった。



誰まで、なんてないから。



私は、誰かといないとダメだから。



全てを否定することは、私は独りにさせるから。



だからこそ、この問いは冷静にさせる。



矛盾からの思考。

ほぼノータイムで至るため、私を取り戻す。

半ば条件反射。しかし、それに気づいたのは治す余地もなくなってから。



まさか今世でもついてくると思わなかった。



軽くため息を吐きかけるが、そんな場合ではない。



自分でもコントロールできなくなった感情の手綱を握ったのを感じ、城から視線を無理やり外す。



──違う!それは幻だ!いつまでも前世にとらわれるな!変な妄想をするな!今、目の前にあるものを見ろ!



洗脳をするように自身に言い聞かせる。



それでもまだ不安で、頰を叩くと、同乗していたお父様が驚いた顔をする。この音にもお母様は反応せず目を伏せており、お兄様は一度視線をくれたが、すぐ窓に戻した。



「マ、マリー?」

「…大丈夫、今回は大丈夫。」



お父様の声がどこか遠くに聞こえる。

深呼吸をすると、五感が元に戻る。視界の端に移る景色は、この世界の物。間違っても処刑場ではない。



…狂う原因は無い。私は何もしてない。大丈夫。だから、落ち着け。



「マリー?具合が悪かったら帰るかい?」

「!」



本気でうんと言いたかった。だって行きたくないし。王太子に会いたくないし。

……ヒロインもいるし。

だけど、私は行かなければいけない。せめて挨拶だけでも。



「いえ、大丈夫です。それよりもお父様、私の格好は変ではありませんか?」

「変なわけがないさ!パーティの全員が見惚れてしまうほど美しい。…あれ?そうしたらマリーを連れて行かないほうがいいのか?」



え、この人何言ってるの?

最近思ったことなのだが、あの日以来お父様の溺愛が加速した気がする。何で?

心の中でぼやいていると、お父様が真剣な表情で見てきた。



…いや、その表情をお母様に向けたれ。お母様、今私のことを睨んでるんだからな?お父様が私たちにばっかり構っているから擬音がつきそうなぐらいの勢いで睨んできてるからな?



「──マリー、今からでも帰らないか?」

「それはダメでしょう」



思わずツッコンじゃったよ。

しかし、誰も気づいた様子がない。あれ、もしかしてスルースキルカンストしてます?



カンストしているに違いない。だってお父様は聞いてもいないかのように、振舞うのだから。…大丈夫か、この当主?



「お父様、それではヒルディア家の名が立ちません。参加はさせてもらいます」

「…それは長居はしないということでいいかい?」

「……」



無言を突き通した。それぐらい分かるだろう。

止めるか?いいだろう、仮病してでも突き通すからな!(謎)



「いいよ!喜んで送るよ!」

「いいのですか!?」



ヤバい。この人、人脈を作っておけとか、世情を知っておけとか、今のうちに慣れておけとか、社会に大事なことを娘に教えない。いや、私的には嬉しいよ?社会的にどうかとは思うけど。

そう思っていると、お父様がとてもいい笑顔を向けてくれた。…だからお母様に向けたれ。



「だって、よからぬ輩が寄らないで済むんだ。むしろ全て欠席しよう!」

「最低限は参加致します」

「そうかい?そうと決まれば、私も協力しよう」

「…お父様は挨拶があるのでは?」

「……あ」



うん、そんな捨てられた犬みたいな顔しないで。無理やり忘れていたところを私が呼び起こしたことぐらい分かっているよ。……義務を果たさないことだけは勘弁してくれ。



「あの、従者に待ってくれるよう頼みますので、私は大丈夫です」

「……俺が待っていよう」

「え?」



突然横に座っていたお兄様がこちらを向いた。話聞いてたのか。意外だと思うのは私だけでないはずだ。

四つ上の兄は、怠そうに足を組み替えた。



「に、兄様も挨拶が──」

「それはマリーベルも同じだろう。俺も今日はさっさと帰りたいしな。こんなかったるい場などやってられるか」



……兄様ってこんなキャラだったっけ?



私の記憶では、冷たい印象だったのだが、今見ている兄様は怠慢野郎だ。

もしかしたら“マリーベル”がそう思っただけで、違うのだろうか?それとも気まぐれ?



いや、でもなぁ…

…早く帰れるに越したことは無いか。



「お兄様が良いのでしたら、ご一緒させてもらっても良いでしょうか?」

「……ああ。」



ほっと息をついた。うん、緊張した。お兄様怖い。



「………」



お兄様が何か言いたげにこちらを見ている。もしかして、私の変化に疑問でも持った?

というか、それよりもお母様の視線が痛い。「お前誰だよ」って言いたげなのが凄い刺さってくる。

再び無言の時間になる。私は更に居心地が悪くなった。



しかし丁度従者が「着きました」と言い、どうにか沈黙を避ける。ナイスタイミング!



「…おぉ。」



流石は王城。かなり大きいと思っていた私たちの屋敷が小さく思えてしまう。…末期だな。



「エリィ、行こうか」

「…ふん」



エリィとはお母様のことだ。本名はエリーナ。ツンドラなような女…だと思っていたが、どうにも違うらしい。

最近分かったことだが、お母様はツンデレだ。本当はお父様に構ってもらいたいくせに、ツンツンしている。だから私をさっきも睨んでいたのだが…中々にお父様は鈍感だ。

今も頰を薄ら染めているのに、お父様が気づいた様子はない。気付いてあげて!



「ではマリー、エリオル、私たちに付いてきて。」

「分かりました。」

「……。」



兄様は黙っていた。怠慢野郎というのは、どうやら私の勘違いのようだ。相変わらず青い目には、冷え切るような冷たさが備わっている。

お父様とお母様に連れられ、私は初の登城をした。



***



さて、今私は何をしているでしょう?



チクタクチクタク…



はい、正解は、王太子とダンスをしているところでした。そして口説かれてます。…何で!?



「…輝く瞳はまるで宝石のよう。いや、それ以上に綺麗だ!つり目だが、それがマリーベルの美しさを醸し出していて──」



いや、六歳に世辞を教え込んだヤツ誰だよ。ぶっ飛ばすぞ。…社会的に。



でも本当に殴りたい。六歳がこんな臭いセリフを言うと思うか?居たんだよ。驚きすぎて、何も言えない。

あと私のことをさらっと呼び捨てで呼んでいる。ねぇ、私たちさ、まだ数回しか会ってないよね?



流されるままに踊っていると、やっと曲が終わった。

自然な流れで私はすっと抜けようとした。

しかし、それは叶わなかった。



「…何をするのですか?」



青の澄んだ目が見返してくる。

その腕は私の右手を掴んでおり、離さないという意思表示をしている。

溜息をつきたくなるのをこらえ、必死に無表情を保つ。



「ねぇ、もう一度僕と踊ってくれないかい?」

「……分かりました。あと一回ですよ。」



王太子の要望には逆らえない。なんて悲しい世界だろう。

げんなりした気分のまま、もう一曲踊る。

音が途切れると、私は挨拶もろくにせずに去った。



馬車の所まで早足で歩いていたが、段々と面倒になり、廊下は走り出した。



「もうっ…!兄様が行っちゃったらどうするのよ…!」



愚痴を呟きながら全力疾走。え?廊下は走っちゃいけません?…しーらない。

しかし小さい身体は体力もなく、直ぐに立ち止まってしまった。



「はぁ、はぁ…この身体体力なさ過ぎ…。」



体力をつけようと決意した瞬間だった。

突然、傍から人影が飛び出た。



ドスンッ



「っ…!」



運悪く私は衝突してしまい、尻餅をついた。

文句を言おうと目線を上げたが、絶句する。



「いたた…って、マリーベル様!?」

「り、リオン!何でこんな所にいるの!?」



なんと、ぶつかった相手はリオンだった。

しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

目指せ、婚約破棄!〜庭師モブ子は推しの悪役令嬢のためハーブで援護します〜

森 湖春
恋愛
島国ヴィヴァルディには存在しないはずのサクラを見た瞬間、ペリーウィンクルは気付いてしまった。 この世界は、前世の自分がどハマりしていた箱庭系乙女ゲームで、自分がただのモブ子だということに。 しかし、前世は社畜、今世は望み通りのまったりライフをエンジョイしていた彼女は、ただ神に感謝しただけだった。 ところが、ひょんなことから同じく前世社畜の転生者である悪役令嬢と知り合ってしまう。 転生して尚、まったりできないでいる彼女がかわいそうで、つい手を貸すことにしたけれど──。 保護者みたいな妖精に甘やかされつつ、庭師モブ子はハーブを駆使してお嬢様の婚約破棄を目指します! ※感想を頂けるとすごく喜びます。執筆の励みになりますので、気楽にどうぞ。 ※『小説家になろう』様にて先行して公開しています。

転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎

水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。 もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。 振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!! え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!? でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!? と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう! 前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい! だからこっちに熱い眼差しを送らないで! 答えられないんです! これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。 または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。 小説家になろうでも投稿してます。 こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~

夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」  弟のその言葉は、晴天の霹靂。  アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。  しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。  醤油が欲しい、うにが食べたい。  レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。  既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・? 小説家になろうにも掲載しています。

【完結】溺愛?執着?転生悪役令嬢は皇太子から逃げ出したい~絶世の美女の悪役令嬢はオカメを被るが、独占しやすくて皇太子にとって好都合な模様~

うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
 平安のお姫様が悪役令嬢イザベルへと転生した。平安の記憶を思い出したとき、彼女は絶望することになる。  絶世の美女と言われた切れ長の細い目、ふっくらとした頬、豊かな黒髪……いわゆるオカメ顔ではなくなり、目鼻立ちがハッキリとし、ふくよかな頬はなくなり、金の髪がうねるというオニのような見た目(西洋美女)になっていたからだ。  今世での絶世の美女でも、美意識は平安。どうにか、この顔を見られない方法をイザベルは考え……、それは『オカメ』を装備することだった。  オカメ狂の悪役令嬢イザベルと、  婚約解消をしたくない溺愛・執着・イザベル至上主義の皇太子ルイスのオカメラブコメディー。 ※執着溺愛皇太子と平安乙女のオカメな悪役令嬢とのラブコメです。 ※主人公のイザベルの思考と話す言葉の口調が違います。分かりにくかったら、すみません。 ※途中からダブルヒロインになります。 イラストはMasquer様に描いて頂きました。

兄様達の愛が止まりません!

恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。 そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。 屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。 やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。 無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。 叔父の家には二人の兄がいた。 そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…

完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい

咲桜りおな
恋愛
 オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。 見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!  殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。 ※糖度甘め。イチャコラしております。  第一章は完結しております。只今第二章を更新中。 本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。 本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。 「小説家になろう」でも公開しています。

悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます

久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。 その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。 1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。 しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか? 自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと! 自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ? ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ! 他サイトにて別名義で掲載していた作品です。

処理中です...